麺匠 喜楽々
川口・鳩ヶ谷 | ラーメン
ゆず塩ラーメン:鶏白湯発祥と名乗る店の限定メニュー。そのスープは無化調でシャバ系で鶏油のコクもない潔さ。柚子の苦味がやや気になる。デフォの鶏白湯は細麺と太麺が選べるが、こちらは太麺という名の加水率高めの自家製中太平打ち麺。小麦の旨みが伝わる
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川口・鳩ヶ谷 | ラーメン
ゆず塩ラーメン:鶏白湯発祥と名乗る店の限定メニュー。そのスープは無化調でシャバ系で鶏油のコクもない潔さ。柚子の苦味がやや気になる。デフォの鶏白湯は細麺と太麺が選べるが、こちらは太麺という名の加水率高めの自家製中太平打ち麺。小麦の旨みが伝わる
六本木・乃木坂・西麻布 | ラーメン
かぼちゃと秋の味覚ラーメン(温):ハロウィンの一週間だけの限定。かぼちゃには甘味は一切加えておらず、魚介ベースと合わさった感じはクラムチャウダーという例えがピッタリ。加水率低めの細川ストレートと絡まるとカルボナーラ的な味わい。梨と無花果も良い
神保町・水道橋 | ラーメン
土曜限定 俺の‼︎中華そばスペシャル(醤油 ネック):今週は北寄貝+背ガラ+丸鷄出汁。麺は真っ黄色な低加水細縮れ麺でワシワシな感じががんこ系スープにベストマッチ。鶏もふんだんに使っているからなのか、咸味は抑え目、カエシの醤油と北寄の甘味さえ感じる
宮城野区 | ラーメン
生姜らーめん(塩):麺は多加水手打ち中太麺一択。スープは鶏と魚介のWのはずだが、焦がし葱と大蒜のトッピン具に加えて、かなり生姜が強いので正直、香りからは判別しづらい。ただ、旨味とコクは抜群。塩と醤油からカエシを選べるが醤油の方が合う気がする。
宮城野区 | ラーメン
冷やしらーめん(醤油):麺は細麺だが、デフォルトの平打ち中太麺と同様、多加水で歯応えしっかりとしている。汁はデフォ同様、鶏と魚介ベースだが、昆布が強めに出ており、一口啜るとまず表面に垂らした胡麻油を追いかけ、カエシの咸味と旨味が追いかけてくる
いわき市 | ラーメン
鯛中華そば(醤油):コクと旨味は強いが魚臭さはキチンと抑えられている。カエシは咸味が強く、淡麗が多い鯛出汁系には珍しい。ストレート細麺は加水率低目でやや柔茹、日本蕎麦に近い食感。別皿添えのトッピン具の素揚げの牛蒡はコントラストを意識したものか
笠間 | 和食
郷のけんちんそば:ややお値段は張るもののSAで本格的なそばが食べられるのは嬉しい。汁そばなので歯応えは柔らかいが、モッチリと蕎麦の香りと旨味が染み出して来る。ほんのりとした甘味のある醤油ベースのけんちん汁との相性もバッチリで、つけせいろもある
千駄ヶ谷・信濃町 | ラーメン
ラーメン:醤油豚骨背脂チャッチャ系の草分け、戦後、屋台から始め土佐っ子や香月など多くの分派を産んだその元祖。スープはシャバシャバながら旨味濃く、ちゃんぽん様の中太丸ストレートはやや柔が何と言ってもよく合う。テープルの黒胡椒を3振りがベスト。
赤坂 | 麺類
赤い九治郎:ベースのスープはコク深いレギュラー坦々麺と同じだが、麺が小麦味全開のワシワシ系の平打ち太麺。野菜はキャベツともやしだがこれも坦々スープと相性が良い。所謂アブラ的な感じは望めないが、麺や野菜のインスパイア的な楽しみ方の新しい提案。
甲賀・湖南 | ラーメン
近江ちゃんぽん:鶏ガラ出汁の長崎ちゃんぽんとは異なり、鰹・昆布の澄んだ和風出汁は仄かに甘い。麺も灰汁を使わず、かんすいを使うので中華麺だが断面は丸くやや中太ストレート。野菜がたっぷりで半分食べたところでお酢をレンゲ一杯入れて味変を楽しむ。
沼津・三島 | 麺類
わさびと茎わさび大根おろしのぶっかけそば:おろしの方の量が半端なく、少しずつ溶かして食した結果1/4くらいしか使わなかった…麺は繋ぎがふんだんな感じではあるが、風味もコシも楽しめる。汁はやや咸味が強い。刻みわさびは味と言うよりは食感を楽しむ食材
有楽町・日比谷 | ラーメン
和風柚子柳麺:お雑煮のすまし汁に例えられる淡麗な魚介出汁は加水率低目のストレート細麺と見事に絡み合い、大ぶりのこちらもある意味淡麗とも言えるが骨太な動物性油脂を堪能出来るバラ肉焼豚と麺を交互に味合う事で立体的に楽しめる。デフォで味玉も嬉しい
酒田・庄内 | ラーメン
トビウオワンタンメン(土日祝日限定):スタンダードは鶏・豚ガラ出汁だが、週末のみアゴ出汁のラーメンが味わえる。軟水でじっくり水出しているので、えぐみがなくほんのりと甘い。麺は国産小麦信濃大地を使った多加水縮れ。ワンタンはややスパイシーな餡。
赤坂 | 中華料理
冷やしよだれ鶏まぜそば:この店のシグナチャーのよだれ鶏がトッピン具の冷麺。残念ながら麺はもう一つのシグナチャーである刀削麺ではないがコシの強い細麺は喉越しではなく、砕きピーナッツと噛み込むのに絶妙にマッチ。麻というより、後から滲みて来る辣
赤坂 | ラーメン
鶏豚塩パイタン:食前に麺をよく混ぜ鶏油と豚骨を乳化する事で、クリーミーなスープにする流儀。味変薬味は(薬味にんにく、辛味柚子胡椒、特製魚粉)の3種。蓮華に少量溶かしながら楽しむのが良し。麺はデフォのチャンポン風中太麺が細麺よりは個人的にお勧め
多摩区 | ラーメン
冷製中華そば(淡麗牡蠣):冷製の魚介系は魚臭くなる上、牡蠣出汁のラーメンは苦味が強く出てしまうなど難しいのだが、どちらの心配も払拭する素晴らしい出来。春よ恋を使った低加水細麺はしっかりと小麦の風味を感じ、ほんのり甘味を感じる出汁よいバランス。
神保町・水道橋 | ラーメン
清湯つけそば:煮干しと昆布に鰹もほんのり香る魚介出汁を合わせたWスープのつけ汁にワシワシ低加水細麺と多加水平打ち中太ツルシコ麺のW盛を楽しむ。味変用に添えられたカボスの他、卓上のお酢、黒七味、白胡椒、一味など麺に応じて使い分け食すのが楽しい。
佐賀市 | ラーメン
生玉子ラーメン(佐賀海苔):佐賀ラー中興と言われる一休軒を再興した一杯はやや咸味が強く、脂も低粘度。生玉子を溶かし九州ラーメン馴染みのこくまろとなる。有明の風味豊かな海苔の下に旨味の強いパサ焼豚スライス。替玉がないので注文時に盛り具合は考えて
福岡空港周辺 | 麺類
博多やりうどん:店名がついたシグナチャー。槍のような牛蒡天がその名の由来。見た目だけでなく味、揚げ方どれをとっても素晴らしい。出汁はあごの甘みと旨みがたっぷり出ていて上品な一品。麺は博多うどんの割にはややコシがあり、唇で切れるほど柔くはない
沖縄県庁周辺 | 和食
宮古そば:鰹節の香り汁で人気抜群の店のオーソドックス。沖縄、八重山とは、麺の太さ、断面、縮れなどで区別されるが、宮古はトッピン具を麺の下に配置する事もその特徴の一つ。一口大の三枚肉とかまぼこが敷かれている。麺はワシワシ系の平中太ストレート。