逢初寿し
宇都宮市 | 寿司
まさか食の不毛地帯にこんな鮨店があるとは、まだまだ勉強不足だった。 言いたいことはあれど本山葵使用、そして値段を考慮すれば無粋だろう。 こちらは今は無き新富寿しの系譜。 宇都宮には他に二葉鮨と㐂寿司の系譜もあるため、宇都宮御三家とも言えるな。
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宇都宮市 | 寿司
まさか食の不毛地帯にこんな鮨店があるとは、まだまだ勉強不足だった。 言いたいことはあれど本山葵使用、そして値段を考慮すれば無粋だろう。 こちらは今は無き新富寿しの系譜。 宇都宮には他に二葉鮨と㐂寿司の系譜もあるため、宇都宮御三家とも言えるな。
曳舟・向島・押上周辺 | 寿司
御料理だけでなく勿論おすもじも美味しい。 酢飯が美味しくなったと思い確認したら炊き方を変えたと。 ご主人のセンスに脱帽しつつ、これこそが通う醍醐味でもある。 受動的にただ食べるだけでは楽しみも半減、せっかくのお食事はやはり能動的に頂きたい。
曳舟・向島・押上周辺 | 寿司
京からお江戸へとソフトランディングさせるため、ではないがやはりこちらに来ると安心する。 季節の秋刀魚に栗、京都に負けない鯛に松茸と今回も盛りだくさん。 何度お伺いしても「え、この金額で?」と感じざるを得ない。 いつもご主人に感謝するばかり。
御所周辺 | スイーツ
亀末廣さんのご近所、亀屋良則の暖簾分けで大正5年(1917)創業。 当然こちらも紛う方なき老舗だ。 店内の木型は圧巻で御菓子を包んでいただくのを待つ時間すら素晴らしい一時に。 女将さんの接客も丁寧そのもので、やはり老舗の凄味とその由縁を感じた。
御所周辺 | スイーツ
京都では百年未満は老舗と言わないそうだが、こちらは文化元年(1804年)創業の紛う方なき老舗。 まずその外観や風情に圧倒される。 もちろん生菓子、干菓子を問わず大変美味しかった。 そしてお味だけではなく、接客にも嫌味が一切なく清々しい想いがした。
壬生・二条城周辺 | 洋食
京都の洋食、揚げ物ならこちら。そして関西で揚げ物ならヒレカツだろう。 ウスターで食べるのも良いがドュミグラスも良い。 ただ東京にあるチェーンなどではインジェクション加工肉が使われているのだろうが、これも消費者の無知不勉強が原因だ。 #肉感謝祭
宝ヶ池・北山 | 寿司
地方で鮨を食べるとすぐに酢飯が甘い、〆物が少ないなどと東京目線で批判する客がいるが論外だと思う。 むしろどこの地方も江戸前鮨ばかりでは、食文化として乏しいという事だ。 郷に入ったら郷に従え、私 は訪問した地方の食文化を存分に楽しみたい。
宝ヶ池・北山 | 寿司
食べ手冥利に尽きるのは会話を通じて作り手の方に認めていただけた時だ。 通常コースには入らないのだけど是非どうぞと貴重な赤雲丹を入れてくださった。 よくお店に文句を言う客もいるが、客は平等ではないし、その客に問題があることも多いと感じるこの頃。
祇園・清水寺・東山 | 和食
カウンターから全てが見える、誤魔化しのない料理が素晴らしい。 高級食材や高額であることにのみ価値を見出だす客には全く向いていないと思うが、純粋に料理を楽しむ食べ手には是非お薦めしたい。 あまり知られていないのか予約が取りやすいのもありがたい。
祇園・清水寺・東山 | 和食
こちらも季節と持て成しの心を感じるお店。 用いる食材もきちんとメリハリがあり嫌味がない。 そして最大の持て成しは作り置きをしない八寸。 目の前で仕上げられ、一品ずつ供されていく。 それをカウンター越しに眺めているだけでも大変な満足感がある。
下鴨神社・北白川・銀閣寺 | 和食
お肉も雲丹もトリュフもない。 そこにあるのは季節の食材に手間暇をかけ淡味に仕上げた御料理だけ。 日本料理を頂くとはこういうことなのではないかと改めて思う。 季節感や設え、接客など全てから食べ手がなにを感じ取るか。 まだまだ学ぶことが多いなと。
下鴨神社・北白川・銀閣寺 | 和食
先付の白和えと食前酒ですぐ心を掴まれた。 更にお椀がこの上なく淡味だったり、お野菜の御料理が多かったりと大変嬉しかった。 これだけの御料理が一萬円以下で頂けるのだから、やはり京都は凄いとなる。 とはいえ、これが今の東京で受けるとは思わないが。
西院・桂 | 和食
本当に最後の最後まで素晴らしかった。 ご主人と女将さんのお料理やお話の全てを通じ、この日のためだけに仕入れをし料理をし、そして持て成してくださったのだと犇々と感じた。 振り返っても、その御心配りこそが最高のご馳走だったんだと心から感じるお店。
西院・桂 | 和食
当初は高くて難しいかもと言われていた松茸も、素晴らしい質の鱧しゃぶも何とおかわりを! ご主人と女将さんの心意気に感謝するしかない。 また各々の素材は勿論のこと、基本のお出汁、そしてポン酢など全ての塩梅が抜群で飲み干してしまいたいくらいだった。
西院・桂 | 和食
初めてお伺いしたが、こちらは紹介のない一見では難しいお店だと思う。 とは言え、供されるお料理はどれも他のお店とは一線を画し、大変勉強になる。 とりわけ和食で白子にトマトを合わせたり、鮑の火入れは僅か3分など(料理をする人ほど)驚くことばかり。
祇園・清水寺・東山 | 洋食
京都でビーフシチューならこちら。 個人的には少し辛かったがスープもデミグラスも美味しい。 また最後のご飯に御香々というのが京都らしくて嬉しい。 毎回和食や懐石、京料理でも勿論良いのだが、こういうお店から京都の食文化の幅広さと奥深さを知る。
広尾 | 和食
1929年創業の魚屋さん。 安くはないが、都心で切り立ての刺身を買えるのは有難い。 欲を言えば、鯵の刺身でその都度生姜をすりおろしてくれるのなら、他の刺身でも山葵をおろしてほしい。 でも客の大半が山葵など気にしないのだから望むべくもないか、、、。
広尾 | 洋食
飲食店激戦区の広尾の路地にひっそりと佇むこちら。 周りは日曜営業も多いが、平日のみというのも長く続く理由の1つなのかも。 頂いた海老フライ定食は税込1,080円なので、いろいろ言うのは野暮かな(笑) 近くの福田屋も含めて、手頃なお店があるのは魅力。
新橋・汐留 | 和食
勿論食べ手にも問題はある。 食材の旬も知らず、ただ一斉に出された物を食べるだけ、それでは食べ手も作り手も成長しない。 こちらはそのような食べ手では楽しめないお店なのでおすすめ♪の5点ではなくまた行きたい!の4.5点。個人的には当然最高!のお店だ。
新橋・汐留 | 和食
お任せという名のお仕着せ・押し付けばかりの昨今、自分で好きな物を好きなだけ食べられるという昔からの至極真っ当なお店。 本来お任せとは作り手と食べ手の相互理解、信頼から生まれるもの。 それを初めての客にまで全部任せろとは傲慢も良いところだ。