トップページ [ひげおじさんさんのグルメガイド]

ウェブ検索

うまい!おいしい!おすすめクチコミグルメ情報が満載

[PR]コレがGoogleの検索ストーリー

livedoor グルメ

ひげおじさんさん

ひげおじさんさんのグルメガイド

ログイン

ひげおじさんさんの自己紹介

ひげおじさんさんの写真   パスタはフォークの登場で一段と進化した、とイタリア人は考えている。しかしパスタの起源は手食にある。フォークの使用が一般化してもそのルーツは抹消されずにいて、麺にいかにして細かく切った具材が混ざるか、に修練した長い歴史が、こんにちのイタリアのパスタ文化の栄華を築いたといっても過言ではないだろう。
 イタリアといえば、パスタと同じくピザの人気も高い。こちらはカトラリーがテーブルにセットされることのほうが多いとはいえ、実際には使用頻度は低く、おおまかに切ってから手で伸びるチーズを絡めるようにして食べるのが一般的だろう。パスタよりもピザのほうが手食に近い、手食の原型をとどめた料理と言える。パスタとピザを比較すると、パスタのほうが、料理としては格上なのを認めなくてはならない。ただし、その根拠は、フォークを使用するからでは決してない。パスタは――この場合、ラビオリ、ラザーニャなどを除く――麺同士が網目を形成し、切った具材がこのネットで掬われる格好になるため、摂食手段としてフォークが普及したとはいえ、手食の利点を最大限に生かした料理であることを忘れてはならない。
 ここでもう一度パスタかピザかに戻れば、パスタもフランス、アメリカ、アルゼンチンやブラジルなどの南アメリカ、スペイン、ギリシャ、トルコ、中東の一部(それと日本)にまで広がったが、ピザの普及範囲は間違いなくこれを超えている。まあ、どちらがどうというより、手食に近い料理は、それだけ人気が高く、どの国でも受け入れられるということの現れだ。
 ピザは、そのファースト的性格ばかりが取り上げられてしまうが、これはトルコのビデを元にした料理だ。言い方を換えれば、ヨールッパでイスラム圏にもっとも近い国の一つであるイタリアには、手食を起源とする料理が発達したということになる。フォカッチャはエキメックに由来するだろうし、リゾットもトルコから湾岸諸国にかけての米料理を元にしているはずだ。ロシアにはハチャプリというピザ風のパン料理があるが、これもトルコからグルジアを経由して広まった料理だという。
 稲作漁労文明(東アジア、主に仏教を信仰)に近接する国インドには、ナッツやドライフルーツ(いずれも細かく切り分けられたものを使用する)をちりばめたカシミリナンがあるが、これとピザやビデとの連関性は明らかではないし、チーズナンは恐らくアングロ・インディアン(英国からの逆輸入インド料理)だろう。しかし、小麦を主食とする国々の食文化の中心には、手食をもとにした料理の太い幹が走っており――しばしば見えなくなるが――、それは現在でも手のみを使うか、カトラリーの使用を最小限度に抑えた文化圏から発生し、遠くロシアやヨーロッパ全域まで拡大したと考えられるのだ。

 トルコからアフガニスタン、パキスタンまではイスラム、インドはヒンズー、その東のバングラディッシュはふたたびイスラムの国になって、ここで小麦の文化圏(牧畜狩猟文明)がいったん終わる。同時に手食から箸の文化圏に入る。手食文化圏の東の端、バングラデシュには多種多様な米の文化があり、長粒種と短粒種の両方が栽培されているため、ビリヤニと総称される、日本人とってのインド的ないわゆるカレーっぽい米料理が特に発達している。
 その境界線を越えると、手食から箸(スプーンを併用)へと移行し、発酵系調味料が味付けの主役になり、料理の様相が劇的に変化する。そして、西から東への流れを一つの帯として眺めれば、小麦と米、手食と箸、キリスト教とイスラムまたは仏教、非発酵系調味料と発酵系調味料という差違が、一見すると、文化および文明、宗教、食の作法、調味方法の差違と対応し、明確な線引きができるように思われる。
年代
---
得意ジャンル
どれにも当てはまらない
ブログ
ひげおじさんさんのlivedoorブログ
性別
---
主な活動エリア

ひげおじさんさんの評価の高いお店

ひげおじさんさんの評価の高いお店はありません。

ひげおじさんさんが3ヶ月以内にクチコミしたお店の中から評判の高いお店を表示します。

ひげおじさんさんの最新クチコミ

揚子江 多摩/ 中華料理一般

2009/11/25 評価:00pt
 今どこかで誰かが探しているラーメンは、抑えのきいた味、突出したところのない味、静けさを感じさせる味。揚子江のラーメンは、透明感があって奥行きがある。味付け卵を中心に、両サイドにチャーシュー、脇に薄い味付けのメンマと少量のほうれん草、と盛り付けも完成されている。麺は一玉に、店主の勘で四分の一玉くらい追加される。ただ、店との相性はやはりある…(続きを読む

ジャンポール・エヴァン 伊勢丹新宿店新宿/ ケーキ

2009/11/19 評価:11pt
チョコの帝王JPがかつてはボルシチなどのロシアっぽい料理を看板メニュにした喫茶店を営んでいたことをご存知だろうか。実際にJPがボルシチを仕込んでいる様子を肉眼で確認したわけではないが、自著で「プチ・ブレ」を開店した、とあるから間違いない。7区モットピケ通りの「プチ・ブレ」と同じ場所に現在のJPはある。「プチ・ブレ」はJPの前身だったのだ。…(続きを読む

ジークレフ 中野-三鷹/ 紅茶専門店

2009/10/07 評価:55pt
最近ダージリン以外の紅茶が良くなってきていて、その代表が、アッサム。この店でセレクトした、昨年のメレン農園、ハルマリ農園は、ミルクを入れるとかえって持ち味が失われた。ストレートで飲むべきタイプの新しいアッサムは、在来品種をもとにして、掛け合わせで作ったクローナル種から作られるらしい。あのアッサムの太い骨格がないのは、遺伝子のレベルで別モノ…(続きを読む

シニフィアン・シニフィエ 東急沿線/ パン

2009/03/16 評価:55pt
 出が遅いせいで、狙いの「チャバタ」たいてい売りきれている。その日は渋谷から歩こうと思い立ち、おかしいおかしい、ないないと思っているうちに駒澤大学を通り越していた。後戻りにしてようやく左折の(引き返したので実際には、右折)ポイントを見つけ、日が暮れたころに辿りついた。めぼしいものはなく、消極的に食パン、すなわちパンドミのハーフを頼んでみた…(続きを読む

そば処港屋 赤坂/ そば

2009/01/03 評価:00pt
インテリアに凝っていて、立ち食い蕎麦屋にしては広い店内は、中央に不忍池が蓄えられている。広さを生かさずじまいで、客は睡蓮の代わりに海苔が散った水面を眺めながらもくもくと蕎麦をすすっている。昼時には付近の店から嫉妬されそうな大行列ができるが、そこはGlassdoorが11000社の中から選んだ「いい会社」ランキング、ベストテン入りを果したV…(続きを読む

ひげおじさんさんの写真

ひげおじさんさんが企画した特集

リュスティックいろいろ

リュスティックいろいろ

~見直される古いパン~

微量のイーストによる長時間発酵、薄い皮、成形なし、気泡たっぷり、水分たっぷり、持った感じからして軽い、というのがリュスティックの特徴。本来「田舎風の、粗野な」という意味だから、最先端をゆくパン屋さんの…

  • 得票数:4点 /
  • 紹介店:7軒 /
  • 読者:0
ひげおじさんさん
達人レベル:2ひげおじさんさん
登録したお店
20
ファン
7
クチコミ数
218
得票数
601pt
昨日のアクセス数
22
トータルクセス数
53967

ひげおじさんさんのファン

ひげおじさんさんのブログパーツ