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銀座の奥深さを象徴するようなお店の一つ。 銀座三丁目、ぺるしぃさんと同じ通り。ここ二年のうちに、ぺるしぃへ入れなかった私を何度慰めてくれた事でしょう。 看板にもありますが創業は昭和2年といいますから、西暦1927年ですよ。南京事件(大虐殺じゃなくて暴動の方ね)があった年にして、芥川龍之介が服毒自殺をした年。 この年、肉屋で初めて挽肉入りのコロッケを販売したという“元祖コロッケ”の店「チョウシ屋」さんが産声を上げました。 伺ったのはお昼時。大行列にこそなっていませんが、おおよそ銀座の一角にあるとは思えない、シャッター商店街にある精肉店的ルックス&雰囲気のお店のその店頭には、ひっきりなしに次から次へとお客さんがやってきます。 【コロッケ@140円】 厚みはあまりなく。 大きさの割にお値段若干高めの感は否めません。 特にほぼ同じ大きさのメンチが150円である事を考えると、お値段だけを比べるならメンチを頂いた方が断然お得。 一口頂いてみると、衣はざっくりとして厚め。 とはいえ中のジャガイモが非常にほっくり、豊かな甘みを含んでいて、これが極めて味わい深く。 衣とフィリングのバランスを心配しておりましたが、そのバランスも秀逸。 歴史と経験に裏付けられた、素晴らしいコロッケです。 こりゃ美味しいわ。 コロッケ然としたコロッケですね。 【メンチサンド コッペパンで@250円】 サンドイッチじゃなくて、サンドウィッチね。パンはコッペパンか食パンを選択可能。慣れている方は 「コロッケ、食パンで」 「メンチ、コッペパンで」 なんて、テンポよく注文されていました。 お願いするとバットからメンチを取り、その場でそれを半分に切って。続けざまに個別包装になっているコッペパンを手に取るとそれを袋から出し、まな板の上に置いて真ん中に切れ目を入れ。 そこに半分に切ったメンチを綺麗に並べると、ゆっくりと、まるで芸術作品でも作り上げているかのように丁寧に、大きな円柱のタッパーに入った特製ソースを掛けて下さいます。 それをこちらの店名の入った包み紙でくるりと巻いて、輪ゴムで止めたら出来上がり。 普通の紙で包んでいるだけなので、購入したらできるだけ早く頂かないといけません。段々、紙に油が染み出してくるんだよね。 頂いたメンチサンド。 コッペパンはふんわりとした食感、日本の小麦の癖のないしなやかで優しい味わい。 一方メンチは、肉と玉ねぎのバランスがよく、肉のうまみと玉ねぎの甘さ、両方がきっちり活きていています。食感にも統一感があり、歯触りがよくて。そこに甘口の、後から少々辛みがやってくる特製ソースが加われば、バランスに優れたフィリング、サクサクっとした衣、甘めの優しい味わいのパンが三位一体となって、これが滅法美味しい! このソースがメンチとパンを上手くリエゾンしている事と言ったら、ベテラン仲人さんもびっくりするに違いありません。これは素晴らしい、こんなに素晴らしいメンチサンドが250円で頂けるなんて、村上さんはご存知でしょうか。 近くに京橋公園もありますので、買ったらそこまで行って、輪ゴムをはずしてぱくりっ! 今回ご紹介したのはメンチサンドですが、コロッケサンドもミラクルな味わいなんです。コロッケは、食パンで頂いても美味しいんだよね。 これは是非、村上春樹さんに推薦したいコロッケサンドです。 1Q84に言及する人は五万といれど、ここに来てコロッケパンを紹介している人は少ないよね(爆)。 あぁでも、是非食べてみて貰いたいんだよなぁ。
昼 1,000円以下
夜 1,000円以下
2009/05/30
2009/08/19
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元祖コロッケ・チョウシ屋(銚子屋) 銀座、新橋、有楽町(東銀座)/ その他軽食[ 平均:
4.7pt ]
銀座の奥深さを象徴するようなお店の一つ。
銀座三丁目、ぺるしぃさんと同じ通り。ここ二年のうちに、ぺるしぃへ入れなかった私を何度慰めてくれた事でしょう。
看板にもありますが創業は昭和2年といいますから、西暦1927年ですよ。南京事件(大虐殺じゃなくて暴動の方ね)があった年にして、芥川龍之介が服毒自殺をした年。
この年、肉屋で初めて挽肉入りのコロッケを販売したという“元祖コロッケ”の店「チョウシ屋」さんが産声を上げました。
伺ったのはお昼時。大行列にこそなっていませんが、おおよそ銀座の一角にあるとは思えない、シャッター商店街にある精肉店的ルックス&雰囲気のお店のその店頭には、ひっきりなしに次から次へとお客さんがやってきます。
【コロッケ@140円】
厚みはあまりなく。
大きさの割にお値段若干高めの感は否めません。
特にほぼ同じ大きさのメンチが150円である事を考えると、お値段だけを比べるならメンチを頂いた方が断然お得。
一口頂いてみると、衣はざっくりとして厚め。
とはいえ中のジャガイモが非常にほっくり、豊かな甘みを含んでいて、これが極めて味わい深く。
衣とフィリングのバランスを心配しておりましたが、そのバランスも秀逸。
歴史と経験に裏付けられた、素晴らしいコロッケです。
こりゃ美味しいわ。
コロッケ然としたコロッケですね。
【メンチサンド コッペパンで@250円】
サンドイッチじゃなくて、サンドウィッチね。パンはコッペパンか食パンを選択可能。慣れている方は
「コロッケ、食パンで」
「メンチ、コッペパンで」
なんて、テンポよく注文されていました。
お願いするとバットからメンチを取り、その場でそれを半分に切って。続けざまに個別包装になっているコッペパンを手に取るとそれを袋から出し、まな板の上に置いて真ん中に切れ目を入れ。
そこに半分に切ったメンチを綺麗に並べると、ゆっくりと、まるで芸術作品でも作り上げているかのように丁寧に、大きな円柱のタッパーに入った特製ソースを掛けて下さいます。
それをこちらの店名の入った包み紙でくるりと巻いて、輪ゴムで止めたら出来上がり。
普通の紙で包んでいるだけなので、購入したらできるだけ早く頂かないといけません。段々、紙に油が染み出してくるんだよね。
頂いたメンチサンド。
コッペパンはふんわりとした食感、日本の小麦の癖のないしなやかで優しい味わい。
一方メンチは、肉と玉ねぎのバランスがよく、肉のうまみと玉ねぎの甘さ、両方がきっちり活きていています。食感にも統一感があり、歯触りがよくて。そこに甘口の、後から少々辛みがやってくる特製ソースが加われば、バランスに優れたフィリング、サクサクっとした衣、甘めの優しい味わいのパンが三位一体となって、これが滅法美味しい!
このソースがメンチとパンを上手くリエゾンしている事と言ったら、ベテラン仲人さんもびっくりするに違いありません。これは素晴らしい、こんなに素晴らしいメンチサンドが250円で頂けるなんて、村上さんはご存知でしょうか。
近くに京橋公園もありますので、買ったらそこまで行って、輪ゴムをはずしてぱくりっ!
今回ご紹介したのはメンチサンドですが、コロッケサンドもミラクルな味わいなんです。コロッケは、食パンで頂いても美味しいんだよね。
これは是非、村上春樹さんに推薦したいコロッケサンドです。
1Q84に言及する人は五万といれど、ここに来てコロッケパンを紹介している人は少ないよね(爆)。
あぁでも、是非食べてみて貰いたいんだよなぁ。
昼 1,000円以下
夜 1,000円以下