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アパダナとは世界遺産ペルセポリスの「謁見の間」。店名と異なり豪華さはありませんが、広いソファ席がゆったりと並ぶ余裕のある空間です。日本語ペラペラのイラン人シェフのご主人とホールを担当されている日本人の奥様という組み合わせですのでアットホームな雰囲気。某店と違って(笑)どなたでも安心して利用できるのが良いですね。 都内では数軒しかないペルシア料理店ですが、基本的なメニュー構成は他店と同じです。ペルシア料理が初めてという方にはケバブ類でも良いのですが、ホレシュ・テ・ゲイメ(羊肉とキマメのトマト煮)やゴルメ・サブズイ(羊肉とキドニー豆のハーブ煮)、フェセンジャン(鶏肉のザクロ煮)という代表的な煮込みをおすすめします。 あまり見かけないメニューとしては、まず前菜のミルザ・ガセミ850円。カスピ海沿岸地方の名物料理で、焼き茄子とトマトと卵のディップです。焼き茄子のディップはインド(ベイガン・バルタなど)からトルコ(パトゥルジャン・ベエンディなど)、アラブ(ババ・ガヌージなど)、マグレブ(ザアルークなど)まで広く食べられていますが、卵が入るのが特徴的な点です。 卵は野菜のペーストに混ぜ込まれていることが多いのですが(このような伝統的なスタイルのミルザ・ガセミは六本木アラジンで食べられます)、こちらでは薄焼きの卵を乗せているのが面白いです。卵を崩し入れ、ニンニクが香る旨味たっぷりのディップをナン320円に付けていただくといくらでも食べられそうです。 煮込みではアーブ・グーシュト1580円。直訳すると「肉汁」です。トマト風味の羊肉・ヒヨコマメ・ジャガイモのシチューを壺で煮込んだものですが、食べ方が複雑です。まずスープだけを別の皿に取ってちぎったナンを浸して食べ、次に具を専用のすりこぎでペースト状に押し潰してどろどろにして、それをナンですくって食べるのです。 シチュー自体はチュニジアのラブラビに似ていますがこの食べ方は個性的で楽しいですね。箸休めにオリーブとピクスルのみじん切りが付いてきますし、旨味のぎゅっと詰まった濃厚なシチューもあっという間に胃袋におさまってしまいます。かのホメイニ師が「死ぬ前の最後の食事で食べたいと言った」という逸話も納得できるお料理です。 サフランライス420円。白いご飯にパラパラと少量のサフランライスを振りかけてあるお店が多いのですが、こちらはご飯全体が美しく染まった贅沢なサフランライス。ただし日本米です。長粒米は一種類だけ用意されているポロウで、ということらしいのですが、他のペルシア料理店は全て長粒米のみですし、この点はちょっと残念かもしれません。 デザートが充実しているのも特徴です。ギャズ(ピスタチオのヌガー)、ホルマ(デーツのココナツフレークがけ)、バスローグ(薔薇風味のすあま)、ナバト(サフラン風味の飴)などが各210円(チャイ400円を頼むと1個ついてきます)。イランのお菓子はなかなか食べる機会がありませんので貴重だと思います。ご興味のある方は是非どうぞ。
昼 1,000~3,000円
夜 3,000~5,000円
2004/01/17
2006/10/01
設定されていません
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アパダナ 浅草、両国-小岩(浅草橋)/ ペルシア料理[ 平均:
4.0pt ]
アパダナとは世界遺産ペルセポリスの「謁見の間」。店名と異なり豪華さはありませんが、広いソファ席がゆったりと並ぶ余裕のある空間です。日本語ペラペラのイラン人シェフのご主人とホールを担当されている日本人の奥様という組み合わせですのでアットホームな雰囲気。某店と違って(笑)どなたでも安心して利用できるのが良いですね。
都内では数軒しかないペルシア料理店ですが、基本的なメニュー構成は他店と同じです。ペルシア料理が初めてという方にはケバブ類でも良いのですが、ホレシュ・テ・ゲイメ(羊肉とキマメのトマト煮)やゴルメ・サブズイ(羊肉とキドニー豆のハーブ煮)、フェセンジャン(鶏肉のザクロ煮)という代表的な煮込みをおすすめします。
あまり見かけないメニューとしては、まず前菜のミルザ・ガセミ850円。カスピ海沿岸地方の名物料理で、焼き茄子とトマトと卵のディップです。焼き茄子のディップはインド(ベイガン・バルタなど)からトルコ(パトゥルジャン・ベエンディなど)、アラブ(ババ・ガヌージなど)、マグレブ(ザアルークなど)まで広く食べられていますが、卵が入るのが特徴的な点です。
卵は野菜のペーストに混ぜ込まれていることが多いのですが(このような伝統的なスタイルのミルザ・ガセミは六本木アラジンで食べられます)、こちらでは薄焼きの卵を乗せているのが面白いです。卵を崩し入れ、ニンニクが香る旨味たっぷりのディップをナン320円に付けていただくといくらでも食べられそうです。
煮込みではアーブ・グーシュト1580円。直訳すると「肉汁」です。トマト風味の羊肉・ヒヨコマメ・ジャガイモのシチューを壺で煮込んだものですが、食べ方が複雑です。まずスープだけを別の皿に取ってちぎったナンを浸して食べ、次に具を専用のすりこぎでペースト状に押し潰してどろどろにして、それをナンですくって食べるのです。
シチュー自体はチュニジアのラブラビに似ていますがこの食べ方は個性的で楽しいですね。箸休めにオリーブとピクスルのみじん切りが付いてきますし、旨味のぎゅっと詰まった濃厚なシチューもあっという間に胃袋におさまってしまいます。かのホメイニ師が「死ぬ前の最後の食事で食べたいと言った」という逸話も納得できるお料理です。
サフランライス420円。白いご飯にパラパラと少量のサフランライスを振りかけてあるお店が多いのですが、こちらはご飯全体が美しく染まった贅沢なサフランライス。ただし日本米です。長粒米は一種類だけ用意されているポロウで、ということらしいのですが、他のペルシア料理店は全て長粒米のみですし、この点はちょっと残念かもしれません。
デザートが充実しているのも特徴です。ギャズ(ピスタチオのヌガー)、ホルマ(デーツのココナツフレークがけ)、バスローグ(薔薇風味のすあま)、ナバト(サフラン風味の飴)などが各210円(チャイ400円を頼むと1個ついてきます)。イランのお菓子はなかなか食べる機会がありませんので貴重だと思います。ご興味のある方は是非どうぞ。
昼 1,000~3,000円
夜 3,000~5,000円
おすすめメニュー