大井町の裏通りというのはなんであんなに風情が残ったのでしょうか。その中に既に伝説と化したような永楽がありました。
昔のラーメン屋の典型的なメニューで、ラーメン、タンメン、もやしそば、わんたん・・・というラインナップが泣かせます。二人で行って、ラーメン二丁とギョーザ一皿を頼んだら、「ニコイチです」と通していました。それならばラーメン一丁とギョーザ一皿は「イチイチです」と言うのかと思ったら、意外にも「セットです」と言うではないですか。驚きです。
あの店内の雰囲気に馴染めない人は、ここのラーメンも好きじゃないでしょう。逆に、あの裏通りの雰囲気が好きな人にとっては、一生通い続ける店になるはずです。そして、ラーメンの味も長く付き合うに足るものだと思います。今のラーメンのように、ああでもないこうでもないと捻りに捻ったものではなく、単純明快で穏やかな味。シンプルなスープに揚げねぎが特徴を加えています。麺は平打ちの意外と薄いもので、結構柔らかめに茹でています。昭和の昔から歴史に左右されずに生き残ってきたのでしょう。
どうしても
喜楽と比較してしまいたくなりますし、どちらが旨いという評価もしたくなってしまいます。二十年以上喜楽のラーメンを食べ続けている私にとっては、揚げねぎが揚がりすぎていて、ちょっと苦味が感じられますし、麺が薄すぎるとも感じます。しかし、どちらも文化遺産ですから、その手の優劣を付けず、但し、何十年も食べ続けているからこその両派閥として反目しあうというのも良いのではないでしょうか。そんなことを考えさせられるほど、歴史の重みを感じる店でした。
永楽
昼 1,000円以下
昔のラーメン屋の典型的なメニューで、ラーメン、タンメン、もやしそば、わんたん・・・というラインナップが泣かせます。二人で行って、ラーメン二丁とギョーザ一皿を頼んだら、「ニコイチです」と通していました。それならばラーメン一丁とギョーザ一皿は「イチイチです」と言うのかと思ったら、意外にも「セットです」と言うではないですか。驚きです。
あの店内の雰囲気に馴染めない人は、ここのラーメンも好きじゃないでしょう。逆に、あの裏通りの雰囲気が好きな人にとっては、一生通い続ける店になるはずです。そして、ラーメンの味も長く付き合うに足るものだと思います。今のラーメンのように、ああでもないこうでもないと捻りに捻ったものではなく、単純明快で穏やかな味。シンプルなスープに揚げねぎが特徴を加えています。麺は平打ちの意外と薄いもので、結構柔らかめに茹でています。昭和の昔から歴史に左右されずに生き残ってきたのでしょう。
どうしても喜楽と比較してしまいたくなりますし、どちらが旨いという評価もしたくなってしまいます。二十年以上喜楽のラーメンを食べ続けている私にとっては、揚げねぎが揚がりすぎていて、ちょっと苦味が感じられますし、麺が薄すぎるとも感じます。しかし、どちらも文化遺産ですから、その手の優劣を付けず、但し、何十年も食べ続けているからこその両派閥として反目しあうというのも良いのではないでしょうか。そんなことを考えさせられるほど、歴史の重みを感じる店でした。