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136件中 1-10件表示

青山ラピュタガーデン ボーリー(玻璃) 原宿・表参道・青山(外苑前)/ 中華料理一般[ 平均:評価:3.2pt3.2pt ]

2008/12/23 総合3pt3pt

初秋のランチに一度、冬の季節に一度、お訪ねしました。
ライトウェイト寄りの創作中華。強力な魅力を放つというより、
デートや雰囲気を楽しむ人たちの邪魔をしないように、
大人しくしている料理。決め付けた言い方をするのはあまり好き
ではないのですが、まあ、そんな範囲から出ない内容。料理は、
美味いものもあるが、気の利いた FC 居酒屋の「お勧めの一品」
の域を出ないような・・・
ドリンクやワインを除いても、1万円レベルまで行くお値段なの
だから、料理とコストの妥協点はもっと上げて頂かないと・・・

夜景は、窓際席/プールサイド限定でいうと、素晴らしい。
然し、それも、窓から2列の席まで。そこに当たらないと、CP
は★ひとつかも知れない。それは、卓の間での格差が大き過ぎる
不満が去らないから。もし、常連で、必ず窓際かプールサイド
の席が保証されるなら、雰囲気は★5、コストパフォーマンスは
★3 でしょうか。全体評は、高級創作中華居酒屋。

プールは、確かに雰囲気があるが、ちゃんとしたホテルの
ゆったりしたものを経験してしまうと、洋風箱庭創作美、という
ことか。そういう方が落ち着く時もあるが、ハレの時は、
そういう時間ではないのでは・・・

サービスは、人数が多くなる程、時間帯が遅くなる程、効用が
逓減する感じ。プロフェッショナルではなく、アルバイト
をマニュアルで教育しました、というような・・・

料理は、大きな期待をして行かないなら、そこそこのレベル
を保っているような気がしますし、席さえ当たれば、
夜景と雰囲気が大いに楽しめるので、存在理由があるお店。
でも、本当に心惹かれるには、何かが足りない、という
気持ちが拭えない。

料理
3pt3pt
サービス
3pt3pt
雰囲気
4pt4pt
CP:コストパフォーマンス
2pt2pt
金額

昼 1,000~3,000円

夜 10,000~15,000円

目的
友人・同僚と 友人・同僚と
  • 得票数:0点
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トラットリア・デッラ・ランテルナマジカ 代官山、恵比寿-五反田(目黒)/ イタリア料理[ 平均:評価:4.3pt4.3pt ]

2008/05/25 総合4pt4pt

最近、ガイドブックやウェブで評判が上がっているのもあって、目黒開拓の
好奇心に乗って行って参りました(2名で訪問)。目黒駅から北北東へ
住宅地の方に歩いて5分程度のところにあります。近辺は、目黒プラザという
少々年季の入った大きなマンションやら、構えの大きな住宅やら、落ち
着いた雰囲気の場所で、レストランの立地としてはなかなか面白くて好みです。
店に着くと、何故か縦書きに「TRATTORIA」と電飾文字の看板が・・・
鰻の寝床のように見える表構えとは異なり、中に入ると、色んなレイアウトの
ダイニング空間があり、内装やライティングは暖色系の少しオレンジぽい
感じで、カーサ・ヴェッキア(代々木上原)、ドンチッチョ(表参道)、リスランテ・
ダ・ニーノ(乃木坂)とあたりと共通の雰囲気が感じられます。

行った日(今のところ夕食のみです)の様子からお客は、若いカップルから会社
の同僚らしい5−6名のグループ、40−50歳代らしい男3人、とか、結構色々。
でも、隠れ家のようにして お忍びで行く店ではなさそうな・・・
カップルは、ある程度年季を経て慣れ親しんで、今日は何を食べようかね、
などと気楽で仲の良い二人に良さそう。初々しい二人には、もっと別の店の方が
良いかも・・・ ラ・ビスボッチャなどと同様、8時過ぎくらいになると、客足が繁く
なり、談笑の声が盛り上がり、結構響いて来ます。どちらかというと、3人以上で
行って、4脚以上椅子のある席で、ゆったりのんびり、ワインを空けて談笑し
ながら色んな皿をシェアするのがベスト、という気がする。
二人で予約すると、繁盛店ゆえ、どうしても、一人用/カップル用の並びの
席に案内されてしまう。二人用の席は、席間が狭くレイアウトも単調。低い声で
話しても隣同士の会話が聞こえてしまう。なので、この店の本当の楽しみ
を満喫出来るかな・・・と、少し首をひねる。

【料理】
■前菜
たいがい美味しい。食べてみてお勧めは:
− 前菜の盛り合せ: これは、初めてでしたら是非お試しを。パルマハム、
カジキの自家製燻製、イワシのマリネ、新鮮なトマト・・・その日のお勧めが
加わることもあります。
− アーティチョークとパルミジャーノのサラダ: アーティチョークの微かな苦味
がパルミジャーノのカラッとした塩味と上手くマッチ。食欲が湧きます。
− モッツァレラ入り花ズッキーニのフリット: これも、季節のお勧めの品です。
他ではあまり食べられないような。軽くソフトに揚がり、ズッキーニの花の
新鮮な食感と温かいモッツァレラの旨みのマッチングがまことに結構なお手前。
■パスタ/リゾット
この店の本領がもっとも発揮されている分野ではないか。種類も料理法も豊富
で、通いたくなります。また食べたいな・・・と思ったのは:
− カルボナラソースのリガトーニ: ボスケッタ(@白金台)のカルボナーラも良い
が、ここのもかなり美味しい。
− カジキマグロとカラスミのフェトチーニ: オーソドックスというか、本場だとこう
いう味なのだろうな・・・と思わせる底力があります。
− 三種のチーズのリゾット: チーズの配合がノウハウなのかな・・・えも言わ
れぬチーズのコクと旨み。
■メイン
素材と調理法のコンビネーションを普段から絶えず研究なさっているの
ではないか、と思います。
− ローマ風トリッパのトマト煮込み: これも、味がしっかりとしていて、ちょっと、
他では無いような、本場を思わせる味わい。
− 牛フィレ肉のゴルゴンゾーラソース: クドい組合せにならないか・・・と内心は
躊躇しながら勧められたのですが、青カビ系好きの小生のツボを押さえた
うれしい一品でした。ゴルゴンゾーラがお好きなら、是非 !!
本日の鮮魚(お好みの調理法で): イトヨリの香草焼きを注文。魚の身が少し
痩せていたのが残念だったが、香草の使い方の巧みさや魚の個性を活かす
ような火の通し方が分かるのは立派。スズキの炭焼きも良かった。
■デザート
− フォンダンショコラ: 掌にちょんと乗るくらいのちょうど食べ易い大きさ。
− ティラミス: この店の定番と思しき品。まず勧められるだけあって、甘みに
奥行きがあって、忘れられない味かも・・・
− カノリ: シチリアのお菓子。サービスの方が、God Father Part 3 (映画)
の末尾の方で主人公暗殺の場面に使われる菓子(主人公の好物)なんですよ、
と紹介して下さったもの。サクサクのパイ生地に甘く味付したリコッタチーズ
とクリームを合せて軽くチョコチップなどもあしらってありました・・・

【サービス】
トラットリアという気さくな雰囲気から思い起こされるサービスとしては、
丁寧さ、親しみやすさ、遊び、というバランスが本当に良い。店が相当混んで
いても目配りが利いていて、待たされてイライラする感じがしない。
黒板の表示がイタリア語になっているのを日本語にしてもらいたい気がするが、
説明が丁寧で、聞き返してもイヤな顔ひとつしないサービスなので、
良しとしましょう !!

自分自身では、イタリア料理といわれている範疇の中で、シシリア料理と
いう店(ドンチッチョ@表参道、リストランテ・ダ・ニーノ@乃木坂を含め)
に総合点で★=5をつけていないな・・と思います。味/サービス/雰囲気とも、
それぞれにレベルが高い店ばかりなのですが・・・これは、年齢を重ねて来た
自分と料理のあり方との相性なのだと思います。後、同じ店にずっと通う
心・懐の余裕があまり無いので、地味な中から立ち上ってくる滋味・底力
を本当に味わう機会が意外と少ないことによるのかも知れません。

料理
4pt4pt
サービス
5pt5pt
雰囲気
4pt4pt
CP:コストパフォーマンス
4pt4pt
金額

昼 1,000~3,000円

夜 5,000~10,000円

目的
友人・同僚と 友人・同僚と
  • 得票数:1点
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づゅる麺 池田 代官山、恵比寿-五反田(目黒)/ ラーメン一般[ 平均:評価:3.9pt3.9pt ]

2008/05/24 総合4pt4pt

とっくに有名店の仲間入りを果たし、昼や夕方には行列が絶えず。目黒駅を
出て権之助坂をだらだらと下って行くと、5分足らずで着きます。金比羅坂に
差しかかる辺り。

カウンタの前に横一文字10席程の小さな店構え。店の前に並ぶと商店街の
近所迷惑になるとかで、食券を買って歩道の道側の方に並んで下さい、と表示
があります。小生は、昼休み時間や夕食のピーク時間を外して訪ねている
ので、幸いにも、噂の行列の洗礼はまだ受けておりません。

お値段は、最近の新しいお店にありがちな味とお値段のバランス高い方に
引っ張った設定。チャーシューが入ると千円札の残りがほとんど来ない。ふところ
が淋しいとキツい設定と思いますが、近頃のラーメン・フリークはそんなことは
重視しない人が増えたのかな。だから、∴ 頻繁には行きません。

味は、小生のツボにはまる、魚介系の香りとコクがグッと来るもので、
ツケ麺を食して後にスープを足してもらっても、ザラリと微粒子が感じられる
喉越し。麺は、太くて良くちぢれていて、シコシコ、モチモチと食べ応え十分です。
全粒粉を使っているとのことで、麺の中に焦げ茶ぽい細かい粒が見える。
春から秋は、汗かきの小生はツケ麺のみ。冬には温かい麺も食べますが、
季節に応じて、いつも美味しく食べられます。

客捌きは、元気があって良く、店の回転を上げようという意図が見えるもので
もないが、どちらかというと店のルールでお願いね !! という感じ。店構えから行くと、
こんなものではないでしょうか。(感心 !! とか云うのはない・・)

魚介の香りと独特のコク(これが苦手な人には最初から対象外ではないでしょう
か)が大丈夫なら、ぜひ一度、目黒地区のラーメンのレベルを高さを実地に
確かめるためにも、お訪ねになると良いでしょう。お奨めの店のひとつ。

料理
5pt5pt
サービス
4pt4pt
雰囲気
4pt4pt
CP:コストパフォーマンス
3pt3pt
金額

昼 1,000円以下

夜 1,000~3,000円

目的
一人ご飯 一人ご飯
  • 得票数:1点
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デュヴァンハッシシ 六本木・麻布・広尾・白金(乃木坂)/ フランス料理[ 平均:評価:4.2pt4.2pt ]

2008/05/03 総合5pt5pt

この店、以前西麻布の交差点の権八に行った後、近所をフラフラしていて、
この近辺に詳しい人に教えてもらっていましたので、夕食に2回訪れました
(2007年秋、2008年1月)。ワイン(というかアルコール全般)が飲めない
ので、その旨を断って、もっぱら食事で。予約の時にあらましのお値段
とか相談すると、応対が良かったので、少し期待して行きました。

総じて、期待が裏切られることのない佳店であることは間違いありません。
色んな人に紹介する店なのかは、悩むところです。自分の隠れ家にしておき
たいような店なのです。隠れ家を演出する店は多い。でも、心も落ち着いて、
ご飯も美味しく、KEIZO とは異なる意味で、穏やかな声での会話が弾む・・・
という感じ。まだ、分かった感じがしない店なので、詳しいことは、また
戻って来て(今度は自腹で)コメントしたいと思います。店名から察せられる
通り、ワインが飲めるほうがサービスの真髄に触れ易いのではないでしょうか。
コースを頼む時は、2名以上、同じコースで、という制約があります(原則)。
味は、濃い目のソースで飲み物が無いと辛いかも・・という評判が無くは
ありませんが、しつこい感じはしなかった。コクが無い、という評を述べている
サイトもありましたが、それも当たっていないなあ・・と思った。
スペシャリテらしい、「スプーン一杯の幸福」から、印象は変わらない。
平貝のフキノトウバターやエスカルゴと茸のブルギニオンは、なかなかのもの
でした。先入見がない方が美味しく楽しめますよ・・きっと。 ^_^;
メニューはホームページにちゃんとのっていますので、勉強し易いです。

livdoor グルメ、とりあえず評価のみ、がやり難い操作性なので、
60文字以上のコメントを仮入力しておきます。(後で、至極簡単に
採点のみ行う方法は分かったのですが・・・ ^_^;)

料理
5pt5pt
サービス
4pt4pt
雰囲気
5pt5pt
CP:コストパフォーマンス
4pt4pt
金額

夜 10,000~15,000円

目的
友人・同僚と 友人・同僚と
  • 得票数:1点
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ル・クープシュー 新宿・代々木(新宿)/ フランス料理[ 平均:評価:3.8pt3.8pt ]

2008/05/03 総合5pt5pt

京王デパートやヨドバシカメラなど新宿西口を出る用事のある時に立ち寄る、
もっぱらランチの店として訪れております。最近の食材価格/エネルギー・コスト
高騰の折柄、ランチも何年かぶりに¥1,575 から¥1,680へ値上がりしました。
¥100の価格上昇なので、ランチ会員(なんて制度はないですが・・・^_^;)
としては受忍範囲内でしょうか。

長年、訪れているのですが、店舗は、木材が古びて飴色に近くなり、それらしい
落ち着いた色調のライティングと相俟って、いかにも、品の良いブラッスリのような
雰囲気。¥1,680 ランチで、お仕着せの前菜・スープ・メイン/付合せ(肉か魚を
選択)とデセール(おまけの1品)+紅茶/カフェ。パンはもちろん付きますしソッと
頼めば嫌な顔をせずにパンを足してもらうことも出来ます。メインの肉・魚の
選択のみで、お仕着せになる代りに、スープもデセールも最後の飲み物もついていて、
ゆっくりと食べてもせかされることもなく、逆に、ランチをテキパキと片付けたい人は、
事前に、「13時までに店を出たいので、サーブ早めて・・よろしくね」などとやって
おられます。平日は、12時から13時は間違いなく近所のランチ客で満員。ただし、
前日か当日朝10時半くらいに電話すると席の確保はしてくれる。ランチの使い
勝手は良いです。夕食は、こちらで食べる機会がなかなか無いです。小生の頭の
区画の中では、安く美味しく使い勝手の良いランチのフレンチ店。
あと、1Fが混んでいる時は、ワイン棚のある地階のスペースに通されます。
席の間は広くないが、¥1,600 ランチには十分以上。


味に関しては、ランチではほとんど文句ありません。前菜は、大概、サーモンや
白身魚のカルパッチョを細かくしてタルタル系のソースで絡め野菜を配したもの。
素材が高級とか、隠し味が凄いとか、奇を衒うものは一切無し。直球かスライダで、
少し濃い目のソースの深みと喉越しで食べさせます。味がブレるとは思わないが、
標準分布があって、味に偏差が出るとすれば、当日仕入れてある素材と調理の
組合せがその時の食べ手の腹具合に合うかどうか、というマッチング(相性)の
良さの偏差によるものと思います。

スープは、ポタージュをもとに、季節やその時入荷の素材を取り入れることが
多いと思います。人により、好き嫌いがある素材があるでしょうから、素材との相性
が上手く行かない時は評価が下がるかな・・・小生は、トマトを裏ごしたのや、
ソラマメの青臭さを消しながら半ば活かしたのやら、ポテト、少し荒めに挽いた
スイートコーンやら、毎回味わいが楽しみです。当り外れという言葉では表したく
ないものがあります。家内と行くと、家内がじっくり味わって残さないので、
心安らかにランチ時間が過ごせます。

パンは、細めのバゲット。平凡ですが、ちゃんと軽く焦げ目がつくかつかないかくらい
温めて出て来ます。時々、バターが妙に旨いことがあるのはなぜか、原因は究明
出来ておりません。ちゃんと、バター入れに盛って、表面を均して持って来てくれます。

メインは、肉か魚の選択。素材をちゃんと見極めて、調理されて来るのは立派。
運が良いと、相当に良く出来た小振りな牛の赤ワイン煮に出くわすこともありますが、
豚フィレのローストも相当に美味しい。付け合せがスライスしたポテトだったり、
軽く茹でたブロッコリや人参を軽くソテーしたものだったりですが、安い範囲で本当に
良くやっておられると思います。魚は、以前食べたイサキのポワレが非常に
良かったことがあった。サーモンのムニエルも魚の持つ香味を抽き出しているのに
臭みがなく、感心したこともある。

デザートは、多くの場合、ココナッツプリンというか・・ブラマンジェ。微細に挽いた
砂糖(少し粒を残すくらい)を軽く振って供されるが、しみじみ美味しい。
甘さが嬉しいのである。ここで、黙っていてもコーヒーか紅茶が出て来るのがシナリオ
なのだ・・・ということが納得出来る。以前出たチョコケーキも美味しかった。

最近は厳しい評が多いので、ちょっとひねくれ者の小生は贔屓しちゃうかも。でも、
ここでランチを食べて・・損した・・と思うことは余り(まず)ないのでは・・夕食の
評価は含められないのですが、★=5でも良いと思った次第。

料理
4pt4pt
サービス
4pt4pt
雰囲気
3pt3pt
CP:コストパフォーマンス
5pt5pt
金額

昼 1,000~3,000円

目的
友人・同僚と 友人・同僚と
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リストランテ・ダ・ニーノ 六本木・麻布・広尾・白金(乃木坂)/ イタリア料理[ 平均:評価:4.5pt4.5pt ]

2008/04/28 総合4pt4pt

リストランテ・ダ・ニーノのニーノは、シチリア生まれのオーナーシェフ、アントニーノ・
レンティー二さんのアントニーノからとったのですね・・・東京メトロ(千代田線)
乃木坂駅の4番出口を出て、店の反対側に昔訪ねたレストランFEUを見ながら、
外苑東通りから一筋奥に入った幅員の小さな道を北上すること1??2分。温かみの
あるライティングの親密な感じのダイニングスペースが見えてくる。ドアを押し
開けて入ると、アプローチはなく、そのまま食の空間へ。入ってすぐの左手に透明な
蓋付のワゴンが・・・氷を敷き、その朝仕入れられた新鮮な魚たちがプレゼン
されていました。L字型の空間の左手に3??4卓のテーブル席、右手に3??4卓の
テーブル席、まん中の厨房のところにカウンタ席が6席。4月の花寒のころに
訪問し、カウンタ席に陣取りました。

カウンタ席は、店によっては、調理している場を目前に見るのが楽しみなのですが、
リストランティーノ・バルカと同様、こちらでは、席から調理の手際がそのまま
見える造りではありません。でも、鰯のフライで巻いたコロッケットや前菜のマリネの
材料が席の前のカウンタ(目線より高い位置)にあったりで、雰囲気は伝わって
来ます。席の間は比較的狭目ゆえ、微妙な会話は食後 他の店で・・・

料理は、今回は、8,000円のタオルミーナコースを注文。シチリア料理ということで、
全体の様子は、トラットリア・シチリアーナ・ドンチッチョで食べた料理と同源の味わい
を感じさせることは確か。料理の盛り付も、素材が家庭料理のように、盛られている。
それが、日常性と料理の技がさり気無く同居していることを思わせるので、外食
することの意味をフと考えさせる(最近考え事が多いせいもあるが・・・)。
そういう店なので、たまたま訪れた日にも、常連さんらしいテーブルがちらほら。
アントニーノさんと、やあ、と声を交わして、ワインを選んでいる様子は和やか。
どちらかとうと、慣れ親しんで、気遣いのあまり必要ない友や彼・彼女と訪ねるの
が楽しめそうだ(初デートでここに行く人はないと思うが・・・)。
会計表示は税込みで、飲み物を奮発しないと、暗算とお会計の金額の差が少なく、
会計明朗な感じがします(もとの設定はともかく、エッ・・というのが無い)。


印象に残った品々:

前菜の盛合せは、カレーの風味を纏わせたホクホクのコロケットをパリパリに
揚げた魚(大き目の鰯と思ったが・・・)のフライでぐるりと巻いたものが特に美味し
かった。見かけはまことに家庭的なのですが、味わいは、リストランテ。自宅で
出せる感じではないホクホク+パリパリ+えも言えぬ香りの良さのバランス
が食欲をくすぐる。マグロと海鮮のカルパッチョは素直に美味しいマグロがなんとも
言えず味わい深く、小さなフリットの盛合せもなかなかの出来 !! ポイント=☆☆☆+

ここで、これは !! と思うのは、やっぱりパスタとリゾットではなかろうか。おそらく、
イカスミのリゾットは、店のスパシャリティのひとつではあるまいか。適量がきれい
に盛られ、軽くチーズが振られていると思うが、今まで食べたイカスミパスタや
リゾットが記憶のかなたに遠ざかるような(大袈裟かな・・・)旨味。これは、第一の
山を盛り上げるのに十分な貫禄。生ウニにパスタ(スパゲッティーニか)も、美味い・・・
他のスパゲッティ屋さんで食べるのと、こんなに滋味が違って感じられるのは、
なぜなのだろうか(すみません分かりません・・)。ポイント=☆☆☆☆☆

メインは、肉か魚の料理を選ぶのですが、訪問時は、ワゴンの中のオマールエビと
金目鯛で迷った挙句、金目鯛を選択(一緒の方が釣りをされるので金目鯛へ
の食指が勝利 !!)。火を通してからムニエルにした金目鯛の味わいと香りをエラの
裏とか隅々まで楽しみ至福のひと時を・・・ ポイント=☆☆☆☆+

デザート: デミタスカップに熱々に作られたフォンダンショコラ(イタリアンだから、
言葉が違うかな・・・)と、菓子生地で作られた器に軽く盛られた苺と柑橘系の
ジェラート。チョコ菓子を熱々で食べるのは、幸せ。カモミールティーを少し早め
に頼んで、チョコの甘みとほろ苦さを堪能しました。ポオイント=☆☆☆☆

シチリア料理は、以前イタリアを訪ねた時の印象から言うと、ミラノやフィレンツェ
なんかに比べると、ずっと安くて、地場の素材を表に出した即興性が強かったよう
な気がするので、乃木坂+リストランテで、ちょっと値段高めの設定・・・と思い
ました。6,000円くらいで、なんだか日常・・・という素材がアッと美味しい、が
欲しいなあ、ならば、財布の寂しい自分でも通えるのに・・・と思いました。

ちょっと、スノッブにシチリア料理店に行くんだよね・・・という雰囲気が売りなの
かな。でも、コストパフォーマンスがグッと上がって予約が難しい店になっちゃうと
ツラいから、今のままで良いかも。という訳で、総合点は、☆=4とさせて
頂きました。

料理
5pt5pt
サービス
4pt4pt
雰囲気
4pt4pt
CP:コストパフォーマンス
4pt4pt
金額

昼 1,000~3,000円

夜 10,000~15,000円

目的
友人・同僚と 友人・同僚と
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POLSECCO 代官山、恵比寿-五反田(恵比寿)/ イタリア料理[ 平均:評価:4.0pt4.0pt ]

2008/04/27 総合4pt4pt

恵比寿(JR)駅東口を出て、広尾方面へ歩いて5??6分。比較的幅員の
小さな道沿いに面して白いPOLSECCOのローマ字が看板代わり。ちょっと
リゾート地風の構えが面白い(違和感もちょっと・・)。

ホームページを見るとリストランテとトラットリアがあるようになっており、
知人が行って試したものも色々。小さな鉄板で鉄板焼き、イタリアアン
風鍋物、とか・・・だから、一筋縄ではいかないし、どの分野で評価するか
でも、評価が変わると思います。

小生が利用したのは、2回ですが、何れの機会も2Fのリストランテの方で、
外のテラス席は使っていません。小生の訪問は、2007年にシェフが交代し
てからのみなので、それ以前と比べてどうなのかは分かりません。利用した
のは、2Fでもテーブル席と開口部がテーブル席に面した最大8人用の半個室
を5人で。従って、鉄板焼きやイタリアン風の小鍋料理は食しておりません。

初回のランチは2007年の11月で平日のランチ。その時の印象は、若干
慌しい中で、料理はとても美味しかったが、サーブがゆっくりだったので、
余韻を楽しむ暇も無く、勿体無いなあ・・という感じでした。2回目の夕食は、
今年の4月に入ってからでした(8000円強のコース+飲み物)。

料理は、あんまり大したことないよ(まあまあ)・・という前評判を聞いて
行ってみたのですが、どうしてどうして、コースで味わうと、味の強弱、
料理の仕上げ方のバラエティ、サーブの仕方など、大いに巧く組み立てられ
ており、これは !! という料理が流れに乗ってゆったりと出てくるので、
結構な食の宴の雰囲気で、大いに満足致しました。

付き出しは、軽いシュー生地に挟んだブタレバのパテとかコンソメのジュレ
とか、ピリッと辛味の利いた赤いパロマハムとか、食欲に火かつく感じ。
前菜は、フォアグラのソテー、さくらんぼとグレープフルーツ、パッシートワイン
柑橘類のソース・・・旨みと爽やかさのパランスが非常に良かった。
これは、酸味が旨みの邪魔をすることがなく、舌から喉越しへの流れが・・
何とも言えず、余韻が後に引きます。季節の色々なお野菜(人数分数種
の野菜がアーティスチックに氷を敷いて盛られて来るのは見もの)を温かい
ソース(バーニャカウダ = アンチョビ、オリーブオイル、ニンニク等を
ドレッシング風に仕立てたもの)にディップしながら食べるのは、
野菜が好きな人ならハマリます。紫キャベツ、アスパラガス、赤ホウレンソウ、
ベビーリーフ、チコリ、ブロッコリに若干の香味野菜。平凡なハズなのに、
野菜の力強さが凄い。それに、ソースが自慢の出来なのだろう、
と思わせられます。

パスタは、アンチョビとアーティチョークを使って塩味を立たせたソース
を絡めたオレキエッテ。食べ進むと、若干塩味が立つ分、ワインやパン
が進む。一緒の方々は赤ワインで、小生は、出てきたフォカッチャや数種
のパンを粗挽き胡椒入りのバージンオリーブにつけて、飲み食いが進む
進む・・・

ここで、最近(2008年春)完成したというピザ釜から出て来たての
モッツァレラとトマトソースのシンプルなピザがオマケ。これは、熱々で
美味しくて、一人一切れ食べてしまい、メインが心配に・・

軽く柑橘類の香りを装ったシャーベットで口直ししてメイン。メインは、
カサゴを使った、白ワインとプチトマト/ジャガイモの煮込みと最後が、
骨付きの豚(プラチナ豚かな)のロースト。特に豚のローストは、サーブ
された時の量が結構な盛り上がりに見えたので、ちょっと、胃が大丈夫
かな・・と思いつつ、旨みに惹かれて、5人のうち、健啖家の3人は
食べ切ってしまいました。

さて、当日は、2次会合流の時間が迫っていたので、思わずお店の方
を急かせる失礼を試みてしまったのですが、料理の手順と厨房のキャパは、
コースのんびりを前提に計画されており、融通は利きませんでた。
従って、美しく盛られたデザートはオレンジ/マンゴのジェラートの
旨さとコーヒーを流し込むと、せっかくの最後が勿体無いなあ・・と思い
つつ、大慌てで・・支払いを済ませる。サービスの方が丁寧に見送って
下さったのですが、挨拶もそこそこに一散に外へ(残念でした)。
後の予定がある時は、事前に終了時間を伝えておくべきでした。

サービスは、店の外観から察せられるように、ゆったりと料理の流れと食事/
会話を楽しむことを主眼に組まれており、接待用の店ではない、と言わねば
ならない。気の短い取引先や上司なんかは連れてきてはダメ。
店の雰囲気に合いません。

ポーションが物足りない、という評判も聞きましたが、リストランテの
夕食(コース)の方は、質・量ともに、堂々たるもの。また、時間をのんびり
費やすことが出来る機会に再訪したいものです・・・

総合点は、★5に近い★4。サービスの★4は、夕食時に、当方が先を
急がせた点を反省して若干甘く採点(料理のサーブや説明は申し分ないと
思うが料理以外の色んなことへの融通は利かない・・接待向ではない)。

料理
5pt5pt
サービス
4pt4pt
雰囲気
4pt4pt
CP:コストパフォーマンス
4pt4pt
金額

昼 3,000~5,000円

夜 10,000~15,000円

目的
友人・同僚と 友人・同僚と
  • 得票数:0点
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KEIZO 六本木・麻布・広尾・白金(広尾)/ フランス料理[ 平均:評価:5.0pt5.0pt ]

2008/03/25 総合5pt5pt

権八が一角に控える西麻布交差点を外苑西通り沿いに南下し、
一つ目の信号をもう少し南に。西側の小路に入ってスグ右手のところ。
西麻布界隈にぴったりの佇まい。比較的ゆったり目に席を
配したカウンタ10席くらいと、7~8名に良さそうな個室がひとつ。
シェフの手捌きが見えるカウンタ席がお奨め。ワインよりも、料理が
主体の店のような気がします。

シェフの技が気に入ってしまうと、通いたくなる店と思う。やはり、ある程度、
具体的に記さないと、言い表し難い。
ある夜は・・¥6,300、¥8,400、¥10,500 の3つのコースうちから、
お奨めの¥8,400 を選択。前菜はしっとりした絵画のような4点盛り。
サバを軽く酢で締めたものにキャビアと飛び子をたれでからめて載せたり、
スプーン大のフォアグラのムースに濃い緑の菜を挿すように配したり、
軽く味付したホタルイカをヤマイモの上に添えたり・・・と技が細かい。
小振りの完熟トマトをモッツァレラに合せたものも、凡庸にやると味も素っ気
もなくなるものなのに、トマトの滋味がモッツァレラを活かす。
文字で記すと、いかにも、所謂 和フレンチ創作ダイニングの料理のように
思えてしまうが、さにあらず。何というか・・独自ジャンルの趣。店の名
にシェフ(井上桂三さん)の名を冠してKEIZOとした理由が分かる気がする。
パフォーマンスみたいな派手さは少ないのだが、見た瞬間、ああ、
本当に良く設計されているな、と分かる。視覚的にも味覚的にも、
磨かれたシェフの技の発露が見て取れる。

次が二層に分かれたコンソメのジュレにウニを埋めた一品なのだが、
まず、カウンタの向こうからシェフの手捌きを経て差し出された瞬間に、店の
灯りで黄金色に照り映えて、美味しそう !! と口に出して言ってしまいました・・・
小振りのスプーンでじっくり食べ進むと、その外観から来る期待が味覚と
程よくコラボレートするから、凄かった。濃厚なのだが、キレが良い。

魚料理: 鰹のたたきのマリネ。淡いピンクの身が素材と調味で自然に
ジューシーに仕立てられているのも、惚れ惚れした。食べ崩していっても味
の印象が逓減せず、見かけもキレイなのは、新鮮で面白かった。

肉料理: 広島玄霜豚のグリエにトリュフ塩を振って、焼き野菜と合せたもの。
豚の脂身が大層美味しい。火入れの加減か、赤身の部分と脂身が間然する所
が無い。これも初体験。一緒の夕食探訪隊員がとっても気に入ってました。

裏メニューにトリュフ塩のおむすびや豚骨ラーメンの小椀などがあるが、
これも並みではない。豚骨は、ゲンコツを煮詰めてダシをとり、これに、
生クリーム、鳥のスープ、林檎の隠し味などを渾然とさせたもの。
スープの喉ごしが得も言えず、至福・・・

デザート: キャラメルのアイスクリーム、ファオンダン・ショコラに生クリーム
を泡立てたものを添えたもの、金柑の入ったゼリーよせ風のフルーツスープ
三点盛り。香りと美味しさに釣られて甘いものから食べ進んでいたのに、
最後のフルーツのゼリー仕立てが甘さに負けない。これには驚いた。

それに、当日は、いくつかの料理のモチーフにもっちりとさわやかなゼリーが
配されていて、それがバロックの通奏低音のように利いていた。
やはり、何回か通ってみるべき店で、1回の訪問で評価を決めてしまうの
が難しい奥の深さがある。素材が料理を呼ぶか、料理が素材を求めるのか、
と考えると、KEIZO さんは、お話しを伺うと前者の様子。

お客さんに話しかけるのが好きそうなシェフも、丁寧に給仕して下さる
サービスの方も、お客の相手をするのが楽しそうなのが良い。カウンタ
から誰と言わず話しかけられる間合いの得手苦手はあるかも知れないし、
有名人や業界の方々が来られて話しに花が咲いている時には、ちょっと
疎外感を感じる人もいるかも。でも、給仕の方が上手くフォローして
下さったり、何気なく小さな口直し(この日は鳴門ワカメの入った小さな
リゾット)がオマケで出て来たり、と気配りも忘れないところが心憎い。

という訳で、少し褒め言葉が過ぎたかも知れません。訪ねて行った二人
とも、大いに気に入ってしまったので・・・

ちなみに、営業時間は、今は 26時までになっています。あと、カウンタの
ガラスの仕切板の向こうに置いてある焼き鳥と蒲焼のオブジェには、
老眼のせいか、手もなく騙されてしまい、「これはスタッフの賄いですか」
と尋ねて、シェフにも探訪隊員にも笑われてしまいました・・・


雰囲気:☆☆☆☆
料理:☆☆☆☆+
サービス:☆☆☆☆+ (店の雰囲気と良く調和)
チャレンジ(差別化戦略):☆☆☆☆+
全体のCP:☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆ (ハマッた日が続いたのかも・・)

料理
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サービス
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雰囲気
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CP:コストパフォーマンス
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リストランティーノ バルカ 六本木・麻布・広尾・白金(広尾)/ イタリア料理[ 平均:評価:4.5pt4.5pt ]

2008/03/09 総合5pt5pt

昨春(2007年)に旧アロマフレスカのあった場所に田窪大祐シェフが開業された
お店。田窪シェフは、アロマフレスカのグループのお店で6年間修行された後、
師匠の原田慎次シェフの開業の地によりカジュアルで気さくな後継店を開かれた
とのこと。リストランティーノは、小さなリストランテという意味で、店の業態が、
より気さくなカウンタ形式で品の良いバーのような親密な雰囲気を重視しているのと、
師匠の偉大なお店(07年度ミシュラン一つ星)への謙譲を表す命名のようです。

やや明るめで、スッキリした内装は、麻布十番のお店の雰囲気を醸し出しますが、
カウンタ越しにゆったり配置された席(但しオープンキッチンではなくキッチン
から持ち出した料理を前方からサーブする感じ)が独自です。カウンタ席の前には、
お酒や飲み物の瓶や装飾が配されていて、大人の小粋な空間を演出する狙いか。
客層は、若い方から40代くらいの方まで分散した感じを受けました。カウンタに
向かって左の端にカウンタを囲む(逆コの字型)半個室風空間(顔は見えます)も。
そのあたりは、ちょっと陰影がついていて、空間が隔たった感じ。

料理は、いわゆるプリフィックス的なコースではなく、メニューの中の分類に
沿って気の向くままにコースを組み立てる方式。飲み物を頼んで、メニューを見な
がら、店の方に気軽に声もかけて、当日の気分や腹の空き具合とも相談する。
面倒くさがりの小生は、そういう楽しみをスキップすることがままあるのだが、
バルカの丁度良い塩梅の接客(不即不離より少し親密寄り)で、苦痛が無い。
人と会話してメニューを決めるのが好きな人には、心地良いのではなかろうか。
精算の時に頼んだ料理や飲み物の明細を記したものをくれるので、後で
思い出して記憶を温めるのにも良いし、親切だ。

味は、さすがに、アロマフレスカの血を引く、という言葉を使って間違いではない。
品川のアロマクラシコでも感じた和牛の炭焼きの美味しさと香ばしさは、
思い出しても垂涎。かなりレアな部分を多く残しての仕上げなのに、じっくり
焼くせいなのか、火入れが水っぽくない。当日のお奨めの肉料理(仔牛の骨付き
炭火焼き)は、二人で分けるのを前提にしても、6,200円(他のメインの倍近い)
なので、カウンタで気安く食べるには安価ではない・・と思うのだが、食べてみると、
こちらにして本当に良かった(他の方と比べてもいないのに)と思えてしまうから
ちょっと凄かった(色んな条件のマッチングが良かったのだろう)。量も結構凄くて、
満腹・・・前半で、色々前菜やパスタを楽しむなら、メインは無しで済ませる
とか、パスタとメインのみで済ませる、とかいう日があっても構わない感じ。

前菜は、比較的小さく盛られたピアティーニ(一人用小皿)形式で 1,000円
前後(900円が多い)。何とも軽やかに仕上がった蛙のフリット、爽やかに熱く
焦げ目の付いたサルシッチャ(アグー豚の腸詰め)、豚レバーペーストの香りを
全く生臭くせずに活かし切った小さなロースト、蛍烏賊と豆のスープリゾット・・・
リストランティーノの面目躍如では・・・体が繊細さを求めている時には、
喜びが倍加するのではないでしょうか。

パスタは何れも1,000円代半ばから2,000円代前半に収まる範囲にあるようだが、
上手く頼めば、高輪白金のアルチェッポと同じくらいの単価になると思う。
白海老のスパゲッティ(ホワイトソース系)、タラバ蟹のスパゲッティ(トマトソース系)、
季節が春先なら、菜の花とからすみのオレキエッテ(豚耳みたいなドライパスタ)、
パスタ好きなら、印象に残ります。逆に言うと、パスタを多少勉強してないと、
記憶がボヤケるかも・・・

デザートもさすが・・フォンダン・ショコラ(15-20分くらいかかるので注文は
早めに)、ティラミス、季節のフルーツスープ、どれも楽しく美味しかった。
一緒の人も、大いに満足の様子。

最後を〆るカフェ or 紅茶 or ハーブティー+小菓子は、シンプルかつ香り
高く、「小リストランテ」の雰囲気にピッタリ。アロマフレスカ@麻布十番のような
重厚さはないものの、まずは満足。

課題があるとすれば・・・この店は、料理が多彩でどれも巧く仕上がっている
分、何回か通うことでさらに真価が分かるタイプの店のような気がする。
そうすると、立地がどの駅からも遠いこと、近辺にもライバルみたいな店(アラ
ジン、アッカ、異ジャンルながら賛否両論など)が結構あることを思う。
強いアクセントになるスペシャリティが二三欲しい。立地が不便なことを考え
ると、☆=4かも・・と思うのですが、三度目の正直も行きたいな・・
と思ったので、今回は、☆=4.5で。

雰囲気:☆☆☆☆
料理:☆☆☆☆+
サービス:☆☆☆☆
チャレンジ(差別化戦略):☆☆☆☆+
全体のCP:☆☆☆+
総合:☆☆☆☆+

料理
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サービス
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雰囲気
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CP:コストパフォーマンス
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ミート屋 中野・高円寺-三鷹(阿佐ケ谷)/ パスタ[ 平均:評価:4.2pt4.2pt ]

2008/01/14 総合5pt5pt

阿佐ヶ谷のパールセンター商店街の中の小さな「ミートソース専門」で「極太
熟成生麺」のみ、後はオマケでついて来るサラダ及びオプションのトッピング
のみ、という潔い業態のパスタ店。吉祥寺駅前の「スパ吉」の姉妹店、と記して
ある。トッピングも、納豆(¥50)、揚げ茄子(¥100)、温泉玉子(¥100)
くらいで、後は、カウンタ席のタバスコと粉チーズ。以前は餃子とラーメンのお店
だったようですが、そんな背後の狭いカウンタ席(8席)と細長い厨房で
出来る最大限のことを突き詰めてきちんとやる、という方法論。店の内装は
簡素だが、何となくセンスや機能性の良さを感じさせるデザイン。

ハイタイムは大抵混んでいて、人が外に並ぶ。食券販売機のある入口は奥の
方にあり、食べ終わるとカウンタ席の背後を狭い壁の間をすり抜ける猫よろしく
一方通行の店の中を通って商店街に面した出口から外に出る。
店に入ると、或いは、列につくと、先に食券を買うよう求められる。食券を買って
入口の店員さんに渡し、待っているとお呼びがかかるので、席につく。その時
には注文が通っていて、ミートソース麺の登場を待つばかり。
人数を揃えていくと少し待つこともあるし、分かれて座ることもある。
それでも、接客は、キビキビと気持ち良く、無愛想なところや慇懃無礼な感じ
もないので、客捌きに関する不満は少ない。

麺は太くて手打ち感のある多加水麺のようなもっちりした感じ。アルデンテ
で麺の腰が固くないとスパゲッティにあらず、という人には合わないので、
そういう信条の方は、遠くからわざわざ訪ねて行くような暴挙は止めた方が良い
です。しかし、この麺・・・コクがあって少し尖ったところのあるミート
ソースと相性ぴったり。原材料とかは分からないけれど、荒挽きの肉といい、
ベース・香料がちゃんと吟味されている感じのするソースといい、本当に
美味しい。マッシュルームの断片も残らず食べてしまう。濃い味は舌に来る
から好かん、という人でも、納豆や温泉玉子のトッピングを試すと、
まろやかな味に変わる妙味が楽しめます。

近所にあるとトッピングを変えて楽しみに通いたくなる店ですが、余計なことを
言うと、わざわざ遠くから文句を言いに来るための店ではない。ご近所+αで
十分繁盛しているのだし、地元で、今の倍も繁盛する必要はなさそうだ。すると、
何れは店舗展開して、支店が増えるのではないかと思いますが、阿佐ヶ谷
を去って行って欲しくない店だと思う。しっかりしたお店の運営が出来ている
ように見受けられますし、地元の老舗にもなってもらいたいですね。
せっかく馴染みにしていた店が何が原因にせよ、地元を去るのは淋しい。
なぜか、麺類の美味しい店がいまひとつ駅周辺に定着しない・・・
阿佐ヶ谷は、愛着のあるエリアのひとつなので、特に・・・

雰囲気:☆☆☆+
接客:☆☆☆☆
料理:☆☆☆☆+
全体のCP:☆☆☆☆+
贔屓点:☆☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆

料理
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サービス
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雰囲気
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CP:コストパフォーマンス
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