でゅえろうさんのクチコミ一覧
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ビストロ ミュリエ 川口・蕨(蕨)/ フランス料理[ 平均:
5.0pt ]
このレストランをライブドアグルメで見つけた人は、きっとこのご近所さんなのだと思うのだけど、もし、そうなのだとしたら、ぜひ訪れるべきレストランだと、自信を持ってお勧めしたい。
外から見て、それほど印象のいいレストランではないかもしれないが、その扉をくぐれば肩の力の抜けた素晴らしいフレンチが味わえること必至。
例えば、前菜の'静岡産うなぎと十穀ともち米のテリーヌわさびマヨネーズ'の思い切った山椒の利かせ方、メインの鴨のローストをスライスせずに固まりのまま出したり、豚足をメニューに入れる勇気。お仕着せのスタンダードにとどまらない志の高い料理が、プリフィクス2700円で楽しめる。ワインも驚くほどにリーズナブルな価格で厳選された品揃えが並ぶ。さらに、1050円を払えばワインの持ち込みさえ自由だというのだから!
サービスのよさも特筆べき。心地よいゆるさでありながら、洒落っ気もあり、しかも細かいところまで気が効いているこのバランスは、住宅街の真ん中にあるビストロフレンチの手本となるかもしれない。子供に対するやさしい言葉使いも素晴らしい。
こんな店が、土曜にガラガラなんてありえない。こういうレストランを潰さないために、もう一度言うが、ぜひ訪れて欲しい。

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タベルネッタ アグレスト 池袋-高田馬場・巣鴨(茗荷谷)/ イタリア料理[ 平均:
4.0pt ]
丸の内線 茗荷谷という、こんなことがなければ絶対に降りることのないような場所にこのレストランはあった。しかも、満開の桜並木の傍ら。近郊にある大学のサークルなのだろうか、大きな声で一気をしているのを苦笑しながら微笑ましく横目で眺めて、少しだけ歩いたところ。階段を登った二階、窓際の席からはすぐ目の前が桜の枝だ。残念ながら、予約をした時期が遅かったので今回の席は奥の部屋だが、小さな窓からはかろうじて桜が見える。
この時期だけグラスで出しているという桜色の発泡酒、イタリアのロゼスプマンテ、フェラーリロゼをぐっとこらえて(お酒があんまり強くないおいらは、発泡酒を最初に飲むと、俄然酔っ払ってしまうのだ。)、食事を決める。メニューは黒板にかかれたものと、本日の魚(5種類ぐらい、もっとか)の実物を大き目の皿に氷を敷いて、テーブルに置いていってくれる。
* ホワイトアスパラとサザエ、芝エビの前菜
* カラスミ、ホタルイカと菜の花のペペロンチーノ。岩のりを練りこんだ太目の自家製パスタで。
* とれたてのイサキの香草オーブン焼き
* イベリコ豚の頬肉とソーセージ、春キャベツの煮込み。
そして、あわせたワインは、ヴィエッティのロエロアルネイス '04
自家製のパン(フォッカチオと、バケット)←有料 に添えられたオリーブオイルには、香りと風味豊かなバジルペーストが入っているという気の使い方。美味。
前菜は、上記の素材にグリーンオリーブ、ドライトマトなど細かく切ったものをオリーブオイルで和えてトッピングしてある。ドライトマトとグリーンオリーブの酸味で食べさせたいのであろうが、ホワイトアスパラの自然な甘みには、きつすぎ、魚介のうまみを引き出すには塩気が少々足りない。全体的な火の通しがよかっただけに、少々悔やまれる一品だった。
問題はここから!! パスタ!!! 美味い、素晴らしく美味い。おいらは、自家製パスタにはあまり良い思いがない。乾麺に対してうまみは優ることが多いのは事実だが、いかんせんパスタの命であるアルデンテの食感を演出できていることがあまりにも少ないからだ。しかしここの自家製パスタは、しっかりと練られているだけでなく、その太さをかなり太くすることによって、アルデンテの食感をしっかりと表現していた。その太麺に負けないからすみのパウダー、そして、ふんだんに使われたホタルイカをぷりっと噛めば、その中からはワタのうまみ。からすみ、ホタルイカ、パスタに練りこまれた岩のりの海の香り三重奏を、ガーリックのきいたオリーブオイルが綺麗にまとめている。皿をパンで掃除。美味い。
イサキ。シンプルに香草を腹に詰めて、オーブン焼きしたイサキは楕円形のお皿にガーリックのきいたオイル、香草、生のトマトの細かな角切りと一緒に丸のままテーブルにお目見え。その後に、サービスの方が中骨だけを取って、頭、ひれ、尾っぽが残ったまんま魚の形で、再度テーブルに持ってきてくれる。美味。ふんわりとしかし表面の皮にはしっかりと火の通ったイサキの味が、香草の香りと生トマトのやさしい酸味と甘み、ガーリックオイルのコクに引き立てられて、口の中に広がる。頭、ひれ、尾っぽにこびりついている身までもったいないので手づかみでしゃぶる。もちろん皿はまた、パンでこすって掃除。至福。
豚。ほとんどナイフに抵抗を感じないほど柔らかく煮込まれた豚の頬肉は、一見牛と見間違えるほどの濃い色合い。口に含めば、上品に仕上げられた牛脛肉のような凝縮された味わい。逆に太さ2センチはあろうかという自家製ソーセージは濃厚な豚の香りと豚本来のうまみに満ちている。必要な塩もきっちりと効いている。その両者と春キャベツが煮込まれているソース(もはやスープではない)は、きっちりと詰められた(水分を蒸発させ、うまみを凝縮させた)とろみで、素材に絡んでくる。手間とコストを惜しんでバターとコーンスターチでとろみをつけたようなくどさがない。しかし、濃厚。くどくないのに、濃厚なのだ。絶品。仕事のしてある一品というべきだろう。
あまりの食事の楽しさに、チーズまで頼んでしまった。デブまっしぐら。。。
その後は、お待ちかねのデザート。大きな皿にいくつものケーキを並べて、目の前で一つ一つ説明してくれる。おいらが選んだのは、金柑のタルト。見事に皮のままコンポートとなった金柑が、ナイフと入れればはらりと崩れるようなタルト生地の上に所狭しと乗っている。昔、ばーちゃんが煮てくれた金柑を思い出す懐かしい味。もちろん、こちらのほうが何倍も洗練されているのだが。金柑の持つ苦味を感じさせながら極力押さえ、その硬い皮も、もともと硬いのだということを忘れてしまうような柔らかさ。やさしく香る桜のアイスも添えられて、最後の締めくくる贅沢として申し分ない。
サービスの方との対話も楽しく、素晴らしいひと時。これだから食い歩きは止められねェ。
ひとつだけレストランへの注文をいうのであれば、ワインが少々高め。良いワインを置いているのではあるけれども、躊躇なく食事を楽しむために四千円台後半から五千円台前半ぐらいのラインナップにもう少しボリュームが欲しい。そのことを帰り際に告げたら、前のマネージャーが本国で買い付けてきたものが昔の値段でまだ残っちゃってるんだってさ。少しがんばって安くして、回転させちゃえばいいのにね。

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角萬 竜泉店上野・日暮里・湯島(三ノ輪)/ そば[ 平均:
4.0pt ]
食い物にひと薀蓄ある上司につれられて、角萬という、そこそこそばを食べ歩いたおいらとしては、ノーチェックだったこの蕎麦屋にいってまいりました。
有無を言わさず上司に「肉南蛮大盛り」通称「ニクダイ」をたのまれまして、始めていった蕎麦屋ではそば通の流儀として「もり」もしくは「大もり」を食べる私としましては少々「??」だったのですが、この上司のそば好きには一目置いておりましたので、甘んじてその挑戦を受けることにいたしました。(冷たいそばである「ヒヤニクダイ」がこの店のスタンダードであるというのは後から知りましたが、今回食べたのは暖かいものでした。)
で、出てきたのを見てまず思ったのが、「おいおい、なんだこりゃ、うどんだろ、どうみても!!」 しかし、食べてみるとこれが、美味い美味い。
そばはこの太さでありながらよいそば特有の凛としたキレがあり、程よい弾力で口の中ではじける。もちろんそばの香りは充分。太いそばというといわゆる色の濃い田舎そばを連想するが、角萬のそばは通常の田舎そばのように色が濃くはない。田舎そば特有のそば粉の皮までを粗挽きにして作ったそばなのではなく、そばの中心のよい部分を丁寧に挽いて、しっかりと練ったそばなのがその色合いと香りでわかる。汁は、かつぶしの味と香りが強く主張するタイプではなく、多分、かつぶしでとったダシでつくった汁で、具の豚肉と葱を煮たものが上からぶっかけてあるのであろうが、かつぶしの旨みと豚肉の旨みと葱の旨みが渾然一体となったその汁は、主張が強い訳ではないのにあのぶっといそばに決して負けない深みのある味。見事。
眉間にしわを寄せながらそば通を気取って食べるものばかりがそばにあらず。丼を抱えながら、わしわしとかっ込むそばの楽しみがこの世になるなんて!! 新たな因果地平をみたある日の午後でした。

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カラチ 新宿・代々木(新宿西口)/ インド料理[ 平均:
3.7pt ]
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やっぱり美味いわ。おいらは大学時代にインドカレー屋でバイトしてたこともあるので、かなりインドカレーにはうるさい方だと思うんだけど、やっぱりカラチは美味い。多分今まで食ったインドカレー屋の中ではいちばん美味い(ほんとはパキスタンカレー。今日は、自分でオーダーを全部仕切るんじゃなくて、同行者にも好きなものを頼んでもらったので、あまり自分ではオーダーしないようなものも食べたのだけども、一品としてハズレなし。
特筆すべきはここのサグ(ホウレン草ペーストのカレー)の濃さ。流れない濃度っていうか硬度。皿の上にこんもりと盛り上がるサグなんて、ここ以外ではお目にかかれないよ。また、そのペースト状のカレーに包まれたマトン肉の旨味の深さったらないね。タンドールでカバブやチキン、インド風の揚げ物をビールでやった後に、カレー&ナンでさらに飲み進むのが最高。カレーのくせに安ワインも結構あったりして楽しい。おすすめは自家製のサングリア!これが、辛くなった口内のクールダウンに最高なんだよね。
久しぶりに行ったら、各種カレーがロウソクの火で暖められている容器で出て来るようになっていた。ちびちび飲みながら食ってても、冷めないってのもうれしいね。
ぐるなびクーポン使えば、フード系は10%オフ。帰りに中ジョッキ無料券が人数分もらえます。ちょいと飲んで腹いっぱい食べても3000円しない。
おいらのとっておきの店の一つです。

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・・・料理
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・・・コストパフォーマンス
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キムカツ 代官山、恵比寿-五反田(恵比寿)/ とんかつ[ 平均:
2.8pt ]
先日、恵比寿で仕事関係のセミナーがあり、お昼の休憩に何を食べようかとうろうろしていたところ、偶然にも噂の「キムカツ」を発見。想定していた昼食代に比べると、ちょっと高額ではあったが、こんなチャンスでもなければわざわざ来るタイプのお店ではないので、とんかつ好きとして勝負を挑んでみた。
店構えは今風のコジャレタ和風でありながら落ち着いた感じもあり、コンセプトをしっかり持って店舗をつくったことがうかがえる店構え。行列店なので店舗前に並んだ椅子に腰掛けて入店の順番を待つ。わたしの行ったのは12時半を過ぎたぐらいだったので待ち人数は6~8人だったが、一巡目が終わる時間なのか程なく店内に案内された。待っている間に係のお姉さんがあらかじめメニューを渡して人数を聞くのだが、このお姉さんがですなぁ、非常に無愛想。笑顔のかけらもない。町の老舗とんかつ屋のおばちゃんの無愛想は許せるが、新進のきれいな変り種とんかつ屋のサービスが無愛想ってのは、どんなもんだろう。先にサービスのことをまとめて書いてしまうが、店内のサービスは人数はいるがどれも若い女子アルバイト。上記の無愛想なお姉さんがちょっと地位が上という感じで、他にホールの責任者として黒エプロンのお兄さん。各アルバイトの接客はおしなべてマニュアル的流れ作業でお客様をもてなすという気持ちが感じられるものではなかった。お昼の混雑も一山超えたところだからか、全体的に緊張感のないサービス。
わたしが頼んだのは、「ぷれーん」というタイプ。(他に「黒ごま」「がーりっく」「チーズ」等の肉の間に風味物が挟まっているタイプも提供されている。)赤味噌か白味噌をチョイスできるお味噌汁、木のお櫃に入って提供される炊き立てご飯、三種の香の物がついた「炊き立てご飯セット」で、1,930円。高級とんかつ屋としては決して高い価格設定ではない。
まず、運ばれてくるのはやや深さのある皿に山盛りにされたキャベツ(お変わり自由)。テーブルの上にはちょっとかっこいい入れ物にドレッシングが入っていて、これをかけて食べる。もちろん、壷に入ったソース(甘め)も置いてあるので、そちらをかけるのも可。これはおもしろいと思った。かつが揚がるのを待つ間に、キャベツを前菜として食べさせてしまおうというのだ。キャベツには消化酵素が含まれているので、脂っこいとんかつを食べる前におなかにに入れておくのは胃にもいいだろう。皿が空になっていると、サービスのお姉さんたちがかなり積極的におかわりを聞いてくれる。あまりに積極的過ぎて、隣の客は「おかわりはかつが来てからで願いします。」と断ったのにいろんな人に三回も聞かれてたが。
いよいよ噂のキムカツ登場。キムカツというのは「ロースの部分のみを超薄切りにして25枚以上に重ね」てつくったかつなのだが、まず出てきた第一印象は「けっこう小さいなぁ」。イメージとしては大判メンチカツぐらいの大きさといったところだろうか。とんかつを食うぞと意気込んできたサラリーマンは拍子抜けするぐらいの大きさ。しかし、とんかつでも食べちゃおうかしらと訪れたOLにはちょうどいい量。ここで特筆すべきはソースの扱い。ふたつに分かれたお皿の片方におろしポン酢が入れられており、もうひとつのほうにソースを入れて、どちらかを浸けて食べるように指示をされる。からしは、、、ない。お櫃で提供される炊き立てご飯を自分でよそって、早速いただくことにする。TVで観たように押すと中から肉汁がじゅわ~と出てくるようなことはさすがになかったが、口に含めば充分にジューシー。豚肉を食む楽しみはないが、豚肉独特の油とかおりを口の中に残しふわふわとなくなっていくような柔らかな歯ごたえは、なるほどこれはなかなかにおもしろい。このやさしく柔らかな味わいを引き立てるのは、やはりおろしポン酢。ソースで食べる場合でもちょっとだけつけて口に運ぶのがよい。普通のとんかつのように甘いソースを上からジャバジャバとかけたのではでは、キムカツの噛んだときに感じられる繊細な風味を感じとることはできないだろう。からしが用意されていないのも同様にうなずける。わたしがセレクトした赤だし味噌汁も、いわゆるしょっぱい蜆の赤だしではなく、なめこの入ったやさしい味わい。かつが上がる時間に合わせて炊き上げられるというご飯も甘みがありおいしい。
全体の印象としては「きれいにまとまっている食事」だなぁ、という印象。いわゆる「とんかつ」をイメージして訪れると肩透かしをくらうが、新しいジャンルの食事を女性をターゲットに提供しているお店としてはコンセプトが練られていて、よくできていると感じた。オトコの食べ物というイメージのとんかつを良くぞここまで女性に受けるようにアレンジをしたものだとおもう。ちなみに、店内にかかっているのは洋楽。
ただし!ここまでコンセプトを磨きぬいた店であるのなら、それを提供するサービスにもこだわりを見せて欲しいものだと心から思う。この店で緊張感のあるサービスを提供し、この状態を10年続けることができれば名店にもなりうる店だと思う。流行の店として時代を駆け抜け、尻すぼみになくなってしまうのはちょっと惜しい気がするのだ。
帰り際のお会計時に入り口にいた例の無愛想なお姉さんに、なぜテーブルにからしがないのかを問いかけてみたが、「??」という感じだった。すかさず後ろにいた黒エプロンのお兄さんが「からしはテーブルには置いていないのですが、おっしゃっていただければ、ご用意できます。」とのコメント。ちがうんだよ、わたしが聞きたいのはコンセプトとしてからしをテーブルに置かないという店の味へのこだわりへの説明なんだよ!
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