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恵比寿駅から3,4分の恵比寿神社裏手のひっそりとした裏通りにあるフレンチレストランで、"ミシュランガイド東京2009"で一つ星を獲得されたお店です。お店のある建物は横から見ると坂になっているためか、正面から見ると入口は半地下になった階段を降りた場所にありました。 中に入ってみると店内はモノトーンの格調ある雰囲気で、やや奥行きがあるスペースに50席以上と意外に席数があり、席間隔はあまり広くはないものの、それ程密集感が在る感じではなく、ゆったり食事が出来る空間になっています。メインダイニングの脇に10席ほどの細長いテラス席ような"サロン"という緑に囲まれた席もあり、2人であればそちらの方が落ち着きそうな感じがします。この日は日曜の夜にも関わらず、ほぼ満席ぐらいの客入りで人気の高さを窺わせます。夜のメニューはアラカルトメニューのほか、コース料理が「Menu A(7,174円)」「Menu B(10,550円)」「Menu C(13,713円)」「Menu Degustation(15,825円)」の4つとなっていて、皿数だけでなく内容もそれぞれ異なっていました。ちなみにこの価格のほかに、10%程度のサービス料がかかりますのでご注意ください。この日、お料理は「Menu A(7,174円)」をいただきましたが、こちらのオーナーシェフである河野さんのお知り合いの方によるアレンジで、ワインは全て持ち込みとさせていただきました。 (全写真はBlogにて公開しています。よろしかったら、そちらもご覧ください) お料理は2品のアミューズ・ブーシュから始まりました。一つは"レンコンのキッシュ"です。一口サイズながら、サクサクとしたパイとシャリシャリとしたレンコンの食感が楽しいものでした。もう一つは"オマールと冬野菜のテリーヌ"で、どちらもアミューズとは思えぬ素晴らしい一品でした。 パンは最初に出て来たものはフィセルでしたが、お替りをしていた方のお皿を見ると違うものに変わっていたので何種類か用意されているようです。こちらのパンで驚いたのは、クリーミーな美味しいバターに加えて、豚肉のリエットが一緒に出て来たことで、それだけでパンが楽しめました。 前菜は"冬ねぎのグリエと貝類のマリネ サラダ仕立て"です。ちなみにかわいいこちらのお皿は全て河野シェフがデザインされたもので、お料理だけでなく、お皿も含めたトータルな演出を考えられているのがとても素晴らしいですね。"冬ねぎのグリエと貝類のマリネ サラダ仕立て"は、しんなりとした柔らかさの甘味ある葱の上に、サザエや帆立など食感の良い貝が何種類か載せられていて、あっさりしつつも素材自体の旨味が感じられ、対照的な食感の素材の組み合わせが楽しい一品でした。 次は"聖護院かぶのスープ フォアグラと茸の三重奏"です。フォアグラの濃厚な味わいの中にかぶの香りとクリーミーさが加わり、その深みある味わいが美味しいスープでした。 メインは魚料理か肉料理の選択で、私は肉料理の"牛肉の赤ワイン煮 パルマンティエ風冬野菜とともに"をいただきました。牛肉の上にはオムレツのような形状をしたじゃがいものパイが載せられていました。歯を当てるだけで繊維にそって解れていく柔らかさに煮込まれた牛肉は、赤ワインソースの中でもしっかりとした旨味が感じられる奥行きのある味わいで、滑らかな舌触りのじゃがいものパイとも良く合いとても美味しい逸品でした。 ガロニの野菜はかわいらしいトッピングながら、黄色ニンジンなどを使用した拘り在るセレクトになっていました。左から二番目にあるカリフワラーは、ゴツゴツとした特徴のある形状をした"broccolo romano(ローマのブロッコリーの意)"という初めて見る野菜でした。 メインが終わるとデセールですが、ここで驚きの展開がありました。数日前にお誕生日の方がメンバーにいたので、乾杯の時にしたその話をお店の方が聞いていて、このお誕生日ケーキを用意してくださり、全員で写真撮影までしていただきました。全員がビックリした素晴らしいサプライズのサービスでした。 ここからはデセールです。 先ずは"フルーツのスープ仕立て"です。この日のフルーツは苺で、鮮やかな赤いスープの中にはクラッシュアイスが少し入るとことで、キリッと冷えた味わいになっていて、一口サイズながら口の中に広がる濃厚な苺の味わいがとても美味しいものでした。メインの後の口直しとしてとても良かったです。 次は"本日のデザート"で、クレームブリュレやパイなどに加えて、先程バースデーケーキも併せた数種類のデザートが盛り合わせになった華やかな一皿でした。このデザートが驚かされるのは、一人一人で微妙に中味と盛り付け方を変えてあり、それぞれ楽しめる演出となっていました。 それ以外のデザートとして、一人一皿のアイスクリームとシャーベットが付きました。これらもやはり中身が人によって異なり、私の前に出されたものはホウレン草のアイスクリームと牛蒡のシャーベットで、ミントの葉を載せた方がシャーベットと区別付くようになっていました。どちらもとても野菜の味がしっかりと出た今までにない斬新な味わいでした。同行者のものはバニラアイスクリームと紅芋のシャーベットで、バニラビーンズの香り良いバニラアイスと紅芋の甘味が美味しいシャーベットで美味しかったです。 デセールの後にはお店からの食後種のサービスがありました。デザートワインやカルバドスなどが並んでいる中で、これまでに見たことがないフランスの梅酒というものがあったので、それをいただいてみました。日本の梅酒を輸出して育てたというだけあって、味わいは日本の梅酒とほとんど変わらない感じで非常に面白い経験でした。 最後の飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティーの中からハーブティーをいただき、"プティフール"までしっかり楽しめました。 1品1品のお料理の完成度、心尽くしのサービス、ここ最近伺ったフレンチレストランの中では頭1つ抜けた印象を持ちました。また、是非、行ってみたいと思います。
夜 10,000~15,000円
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モナリザ 恵比寿本店代官山、恵比寿-五反田(恵比寿)/ フランス料理[ 平均:
4.4pt ]
恵比寿駅から3,4分の恵比寿神社裏手のひっそりとした裏通りにあるフレンチレストランで、"ミシュランガイド東京2009"で一つ星を獲得されたお店です。お店のある建物は横から見ると坂になっているためか、正面から見ると入口は半地下になった階段を降りた場所にありました。
中に入ってみると店内はモノトーンの格調ある雰囲気で、やや奥行きがあるスペースに50席以上と意外に席数があり、席間隔はあまり広くはないものの、それ程密集感が在る感じではなく、ゆったり食事が出来る空間になっています。メインダイニングの脇に10席ほどの細長いテラス席ような"サロン"という緑に囲まれた席もあり、2人であればそちらの方が落ち着きそうな感じがします。この日は日曜の夜にも関わらず、ほぼ満席ぐらいの客入りで人気の高さを窺わせます。夜のメニューはアラカルトメニューのほか、コース料理が「Menu A(7,174円)」「Menu B(10,550円)」「Menu C(13,713円)」「Menu Degustation(15,825円)」の4つとなっていて、皿数だけでなく内容もそれぞれ異なっていました。ちなみにこの価格のほかに、10%程度のサービス料がかかりますのでご注意ください。この日、お料理は「Menu A(7,174円)」をいただきましたが、こちらのオーナーシェフである河野さんのお知り合いの方によるアレンジで、ワインは全て持ち込みとさせていただきました。
(全写真はBlogにて公開しています。よろしかったら、そちらもご覧ください)
お料理は2品のアミューズ・ブーシュから始まりました。一つは"レンコンのキッシュ"です。一口サイズながら、サクサクとしたパイとシャリシャリとしたレンコンの食感が楽しいものでした。もう一つは"オマールと冬野菜のテリーヌ"で、どちらもアミューズとは思えぬ素晴らしい一品でした。
パンは最初に出て来たものはフィセルでしたが、お替りをしていた方のお皿を見ると違うものに変わっていたので何種類か用意されているようです。こちらのパンで驚いたのは、クリーミーな美味しいバターに加えて、豚肉のリエットが一緒に出て来たことで、それだけでパンが楽しめました。
前菜は"冬ねぎのグリエと貝類のマリネ サラダ仕立て"です。ちなみにかわいいこちらのお皿は全て河野シェフがデザインされたもので、お料理だけでなく、お皿も含めたトータルな演出を考えられているのがとても素晴らしいですね。"冬ねぎのグリエと貝類のマリネ サラダ仕立て"は、しんなりとした柔らかさの甘味ある葱の上に、サザエや帆立など食感の良い貝が何種類か載せられていて、あっさりしつつも素材自体の旨味が感じられ、対照的な食感の素材の組み合わせが楽しい一品でした。
次は"聖護院かぶのスープ フォアグラと茸の三重奏"です。フォアグラの濃厚な味わいの中にかぶの香りとクリーミーさが加わり、その深みある味わいが美味しいスープでした。
メインは魚料理か肉料理の選択で、私は肉料理の"牛肉の赤ワイン煮 パルマンティエ風冬野菜とともに"をいただきました。牛肉の上にはオムレツのような形状をしたじゃがいものパイが載せられていました。歯を当てるだけで繊維にそって解れていく柔らかさに煮込まれた牛肉は、赤ワインソースの中でもしっかりとした旨味が感じられる奥行きのある味わいで、滑らかな舌触りのじゃがいものパイとも良く合いとても美味しい逸品でした。
ガロニの野菜はかわいらしいトッピングながら、黄色ニンジンなどを使用した拘り在るセレクトになっていました。左から二番目にあるカリフワラーは、ゴツゴツとした特徴のある形状をした"broccolo romano(ローマのブロッコリーの意)"という初めて見る野菜でした。
メインが終わるとデセールですが、ここで驚きの展開がありました。数日前にお誕生日の方がメンバーにいたので、乾杯の時にしたその話をお店の方が聞いていて、このお誕生日ケーキを用意してくださり、全員で写真撮影までしていただきました。全員がビックリした素晴らしいサプライズのサービスでした。
ここからはデセールです。
先ずは"フルーツのスープ仕立て"です。この日のフルーツは苺で、鮮やかな赤いスープの中にはクラッシュアイスが少し入るとことで、キリッと冷えた味わいになっていて、一口サイズながら口の中に広がる濃厚な苺の味わいがとても美味しいものでした。メインの後の口直しとしてとても良かったです。
次は"本日のデザート"で、クレームブリュレやパイなどに加えて、先程バースデーケーキも併せた数種類のデザートが盛り合わせになった華やかな一皿でした。このデザートが驚かされるのは、一人一人で微妙に中味と盛り付け方を変えてあり、それぞれ楽しめる演出となっていました。
それ以外のデザートとして、一人一皿のアイスクリームとシャーベットが付きました。これらもやはり中身が人によって異なり、私の前に出されたものはホウレン草のアイスクリームと牛蒡のシャーベットで、ミントの葉を載せた方がシャーベットと区別付くようになっていました。どちらもとても野菜の味がしっかりと出た今までにない斬新な味わいでした。同行者のものはバニラアイスクリームと紅芋のシャーベットで、バニラビーンズの香り良いバニラアイスと紅芋の甘味が美味しいシャーベットで美味しかったです。
デセールの後にはお店からの食後種のサービスがありました。デザートワインやカルバドスなどが並んでいる中で、これまでに見たことがないフランスの梅酒というものがあったので、それをいただいてみました。日本の梅酒を輸出して育てたというだけあって、味わいは日本の梅酒とほとんど変わらない感じで非常に面白い経験でした。
最後の飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティーの中からハーブティーをいただき、"プティフール"までしっかり楽しめました。
1品1品のお料理の完成度、心尽くしのサービス、ここ最近伺ったフレンチレストランの中では頭1つ抜けた印象を持ちました。また、是非、行ってみたいと思います。
夜 10,000~15,000円
おすすめメニュー