chiyogoroさんのクチコミ一覧
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パティスリー アカシエ 浦和区、桜区、緑区、南区(浦和)/ ケーキ[ 平均:
4.6pt ]
早いところ訪問しようとずっと思っていたのですが、なかなか行くことが出来なかったパティスリーです。
2007年8月に浦和に開店したパティスリー アカシエです。オーナーパティシエは2003年アルパジョンコンクールのショコラ部門優勝、グランプリも獲得した興野橙氏です。興野橙氏はパティスリーレカンなどで働いた後、渡仏。
お店はJR浦和の駅から徒歩20分程・・・とちょっと遠いのですが、浦和駅周辺は広く、お店も多いので、あまり気になりません。ペストリーショップ・ラ・モーラも近いし、シュークル・ダールを途中通りかかるので、お菓子ではしごが出来てしまいます。と、良い運動がてら駅から歩いていると、役場近くに、どこかで見たようなオレンジ色のお店が目に入ります。店内にはショーケース一杯に大ぶりなプチガトーが並び、焼き菓子からヴィエノワズリー、大きなブリオッシュ“ムースリーヌ”までありました。Shibuya スイーツコレクション2009にも出店していて、素晴らしいお菓子が並んでいました。
●クイニーアマン@210:クロワッサンの生地をまとめて、キャラメリゼさせた、ブルターニュの郷土ヴィエノワズリー。
ちょっとお腹が空いていたので、購入してから駅までの帰り道に食べてみましたが・・・びっくりな美味さ。周りカリッカリで、中はほのかに甘みを感じ、しっとり&バターの芳醇な香り。底のキャラメリゼもガッチリと赤茶色になって、たっぷりとあります。しかし、程よい量で、生地の塩味と、キャラメルの甘さで押せ押せの風味。船体的にかなり生地の味わいがしっかりと基を作っていて、味わい深いものでした。
●パン・オ・キャラメル・ノワ@250:こちらもヴィエノワズリーで、クロワッサン生地を使用しており、それにキャラメルのクレームと砕いた胡桃をかけて焼き上げています。表面にはベルジョワーズのようなものが振ってあります。
キャラメル風味のクレームがプヨっとしていて、キャラメル味が強めです。薄く巻かれたパータルベは周りの部分が揚げたようにカリカリとしていて、食感の対比も楽しいです。薄いので、クレームの水分が行き渡ってしまいそうなので、購入してからすぐに食べることをオススメします。ヴィエノワズリーですが、お菓子に近い感じです。
●トロベジェンヌ@290:南仏の港町・サントロペのお菓子。1950年代のサントロペのブーランジュリー、アレクサンドル・ミッカが作り出したお菓子です。
今年のピエール・エルメ(ニューオータニ店の方)のガレット・デ・ロワがこちらと同じ構成のものでした。
最近ではたまに見かけますが、なかなか売っていないので、見つけるとつい嬉しくなってしまいます。この他、アラン・デュカスの“be”(現在販売中止)と、エディアールベーカリー(伊勢丹新宿店)で見かけました。
軽めのブリオッシュの間にクレームムースリーヌとフランボワーズ・ペパンが挟まっています。表面には少々、粉砂糖をかけてカリカリっと焼かれていました。
これだ、今まで食べたタルト・トロペジエンヌの中で一番美味でした。さっくりとして、ちょうど良い焼き込み具合のブリオッシュと、ヴァニラビーンズたっぷりのクレーム、甘酸っぱいプチプチ種付きの木苺のコンビネーションが最高です。クレームがかなり、ヴァニラ・アイスクリームのような風味で薫り高いのです。味のコンビネーションが素晴らしいですね。
●ノワゼット・キャラメリゼ・ショコラ@280:こちらも最後の一袋だったのです。他の焼き菓子やショコラなどはたっぷりとあるのに、どうしたのかな、と思いました。あまりにお店の雰囲気がよくて、どれも美味しそうなので、こういうシンプルなものを買ってみたいと思って、手にとってみました。
ローストしたノワゼット(ヘーゼルナッツ)をキャラメリゼしたプラリネを作り、周りにスウィートショコラの衣を纏わせ、仕上げに粉砂糖をまぶしてあります。
さすが!ノワゼットのロースト加減も素晴らしいのですが、均一なキャラメリゼとショコラの衣がちょうど良い具合で噛むと風味を出します。ノワゼットがかなり濃厚でガツガツとは食べられませんが、ショコラもキャラメルもノワゼットも同じ対比で味を主張していました。シンプルで、素晴らしいお菓子です。
●シュー・キャラメル@290:ゴツゴツっとした大きめのシュー。ちょっとだけパリ・セヴェイユのものと似ている気がしました。こちらも最後の一個でした。
周りはかなり分厚い、しっかりと粘りがあるパータシューで、表面にアーモンドダイスをかけて焼き上げています。仕上げに表面には粉砂糖。中にはキャラメル風味のクレームがたっぷりと詰まっていました。
このガッチリとした、分厚いパータシュー・・・まさに小麦粉を食べるお菓子、というシューですね。キャラメル風味も一見薄めなんのですが、食べると香ばしいシュー生地の表面の焦げっぽい風味と共鳴して、しっかりと甘苦さを感じます。ガシガシと噛んで生地とアーモンドをしっかりと味わうことが出来るシュークリームです。こういうコシがしっかりしたシューにはなかなか出会う機会がありませんので、貴重な存在です。
きっと、このシュー生地だったら、パリブレストとかエクレームも美味しいでしょうねぇ。
●シブースト・ノルマンド@470:土台はパートブリゼっぽいパリパリっとしたタルトになっていて、アパレイユに黄色いクレームダマンドが入っています。その上に、林檎のコンフィとキャラメル風味のムース、クレームシブーストがあり、表面をキャラメリゼしてありました。
キャラメリゼが少々薄めなのですが、中にあるキャラメルのムースでしっかりと甘苦を表現していて、全体的にはキャラメルの風味が効いています。また、プワっとしたクレームシブーストが土台の重さに軽さを与えていました。大きくて食べ応えもありました。
●ムラング・シャンティイ@450:このシンプルなプチガトーがあるところが私の好きなパティスリーでは最大のポイントになります。シンプルだけど侮れない一品なのです。
下は全体的に均一に軽くキャラメリゼした焼きムラングで、その上にゲランドの塩をあくせんとにした、キャラメル風味のシャンティイとプラリネ・ノワゼットや刻んだローストアーモンドがかかっている、シンプルな一品。
この時に立て続けに幾つかのお店のムラング・シャンティイ食べたのですが、こちらのものが一番美味でした。軽い、揚げせんべいのような薄っすらキャラメリゼしたムラングに何故かパンチがあるなぁ、と思っていたらキャラメル風味のシャンティイがたっぷりとあり、味が淡めながらも、風味をしっかりと残してあり、シンプルがらも飽きることがない味です。ナッツのロースト&キャラメリゼ加減が深めなのですが、ギリギリのところで上品さがあります。シュワっと溶ける焼いたムラングがほんのりとキャラメルのスモーキィ香を残しながら口の中で消えて行き、シャンティイも更に追随して香ばしさを残していきます。
●サントノーレ・ピスターシュ・グリオット@680:土台はフイユタージュの二番生地のようなものの上に、パータシューがぐるりと一周絞られており、緑色鮮やかなピスターシュ風味のフォンダンがかかった、プチシューが4個。ピスターシュ風味のクレームとグリオットのコンフィが内側にあり、シャンティイもピスターシュ風味。
プチシューの中にはピスターシュ風味のクレームが入っていました。表面には刻んだピスターシュとグリオットが飾り付けてあります。
かなりの大きさで、食べ応えも十分です。値段も高いのですが、このヴォリューム感と味ならば大満足ですね。緑色のピスターシュ風味のシャンティイがとても芳醇な風味で、ほんのり青ナッティで軽い杏仁香があります。クレームが少なめですが、しっかりと味があり、グリオットとの酸味の押し引きを適度に感じられます。プチシューにかかっているピスターシュ風味のフォンダンが良い味加減でした。
●サバラン・トゥー・ショコラ@500:新作らしいです。土台はショコラ風味のパータババ、その上にはガナッシュショコラとショコラ風味のシャンティイがたっぷり。表面にはカカオニブがかかっていました。当然の如く、パータババには蒸留酒入りシロップがたっぷりとしみこませてあり、表面はナパージュで光沢を出しています。
この作り込みの丹精さ、としっかりとした食べ応えが超好みのです。パータババはキメ細かく、グルテンを感じますが、カカオパウダーが入っているせいか、少々モッサリした食感がありますが、生地自体もかなり美味しいので、あまり気になりませんでした。ガナッシュとシャンティイ・ショコラの味の対比も面白く、ババ生地と食べると、なんとも言えずまた合います。カカオを入れた生地があまり好きではない私でも美味しく食べられました。
ヴァレンタイ・デーのときに、甘い物が苦手な男性に、お酒が効いたショコラ風味のババをプレゼントするというのも、良いかもしれませんね。
●ガレット・デ・ロワ(プティ)@1,800:今回訪問した第一の目的はこちらのガレット・デ・ロワを買うことでした。
説明書が別になっている位なので、きっとシェフも気合を入れて作っていることと思われます。周りの生地はアンベルセ法で作ったパートフイユテで、デトランプ(小麦粉生地)を外側から織り込むのではなく、その逆ということになります。中のアーモンドクリームはスペイン産のアーモンドを使用し、しっとりとしていて、甘い香りが特徴的。黄色味が強く、ヴァニラビーンズも見えます。
表面はしっかりと焦がしてあり、生地は細かい層に分かれていて、ハラハラっとした食感のきめ細かい層になっていました。中のアーモンドクリームはかなり量がたっぷりとあり、しっとり感が強く、ヴァニラビーンズの高貴で甘い香りと少々杏仁香が感じられます。
少々ザラリとしたパートフイユテの食感は好みが分かれるところですが、このガレット・デ・ロワはクレームがたっぷりあり、適度に気泡を含んでいて、それが特徴的で味の中心をなしています。こちらも何故か、ちょっとだけ、パティスリー・パリ・セヴェイユのガレット・デ・ロワを思い出す味わい。パートフイユテのもっそり感は微妙なのですが、クレームがたっぷりで好みの味だったので、とても美味しく食べることが出来ました。
フェーヴは座布団(?)の上に王冠がのっているものでした。
●ケーク・シトロン@220:レモン風味のバターケーキで、ショコラが入っています。周りはグラスアローでコーティングされています。
かなりの薄切りで、これで220円・・・と思って微妙な心境だったのですが、これはかなり濃い味わい。周りにかかっているグラスアローが良い塩梅に水分を閉じ込めていて、しっかりとした酸味とバターの風味が効いています。後から苦味の効いたショコラがきて、後味にキレがありました。レモンとショコラの味加減が最高です。ホールで購入したいなと思いました。紅茶(特に普通のダージリン)と食べると最高に合います。
●ガレット・トロウマッド@200:ガレット発祥の地と言われている、ポンタヴァンの老舗の味を再現したものだそうです。ブルターニュの厚焼きサブレで、塩味とバターが特徴の名物。
表面がしわしわっとしていて、マットは表面。焦げ香りがあり、全体的にミルクジャムのような風味がありました。噛み砕いていくと、徐々に甘塩っぱさが出てきて、旨みがあります。他のガレット・ブルトンヌと比べると非常に甘さと塩味がはっきりしていますが、全体的に融合していて、ミルクジャムのような優しい味わいになっていました。これは美味いです。
どれも美味しいし、大きめのプチガトーで食べ応え十分。お店の外にも美味しそうなお菓子の焼ける香りが漂っていて、外観からも素晴らしいパティスリーの様子があふれ出していました。私はアカシエのケーキを食べると、アルノー・ラエールとパティスリー・パリセヴェイユを思い出してしまいました。どこか共通点があるように感じられます。値段は埼玉にしては割高ですが、味を考えると納得できます。ヴィエノワズリーも素晴らしいし、ガッツリ大きめなのですが、繊細でクラシカルさもありながら、興野シェフらしい現代的アレンジも感じられる、素晴らしいお菓子に出会えるパティスリーです。
久々にお菓子の神が降臨しました。これらを一回で購入し、あっという間に消費しました。久々にお菓子購入金額だけで6,000円も行きました。本当に美味しかった!!マカロンを買い損ねてしまったので、また近々訪問してみようと思います。(2009/2/2★5)

5pt
4pt
5pt
4pt

昼 5,000~10,000円
夜 5,000~10,000円

ファミリー
トラディショナルダイニング ラ ブラスリー 銀座、新橋、有楽町(日比谷)/ フランス料理[ 平均:
4.1pt ]
帝国ホテルの地下にある、ちょっとガヤガヤっとした雰囲気のまさにブラッスリー。現在は総料理長である、田中健一郎氏が作る“秋の美味”フェア開催中です。
こちらはレ・セゾン(シェフは元レ・クレイエールのシェフであるティエリー・ヴォワザン氏)とは別に、帝国ホテルの古き良き味や故・村上シェフの味を頂くことが出来るところです。
こちらでは家族で食事をした思い出が色々あり、思い入れがあるのであまり客観的なクチコミではないかもしれません。先日もその「思い出」に浸りに行き、スペシャリテである、「ダブルコンソメ」を入れたランチコース¥5000(コンソメを入れる場合は+料金)を頂きました。
久々だったのですが、相変わらずクラシックな雰囲気は変わらず、ワインレッド色のバンケットとミュシャの絵がプリントされたタイルやポスターが配されていました。
モダンなフランス料理とは全く違う対極にあるお料理ばかりですが、気軽にきっちりと仕事を施したお料理を頂くことが出来るお店です。
この日の前菜盛り合わせはスモークサーモンと南瓜のピュレで巻いたコーンビーフのようなものでした。南瓜がほっくりとしていて、お肉を巻いています。やはりこちらでは南瓜もしっかり上品な前菜に変身していて、びっくりしました。でもやはりどこか家庭的な雰囲気になる南瓜。
ランチでも手抜きはなく、海老のポワレのソース・アメリケーヌ、牛フィレステーキの赤ワインソースも思わず「うおおお〜!」っと声が出てしまうほど懐かしい味わい。
特に私が大好きなのが蕪や人参、絹さやの浮き身が入ったスペシャリテのダブルコンソメ。濃い色合いで野菜もたっぷりなのですがお肉の風味もしっかり。口に入れると舌にまとわりつくような、ゼラチン質も感じます。ちょっとだけ和風な雰囲気も感じてしまうのは私だけでしょうか。
デセールはワゴンサービスで、見た目地味なのですが、しっかりした濃い目の味でこちらもクラシカル。
雰囲気も良いですしサービスもさすが帝国ホテル。またワインはグラスでもかなりたっぷり注いでくれますので、一杯¥1500〜しますが、飲み応え十分です。
ここに来ると懐かしい、いつも変わらない味があり、ほっとします。ガルガンチュワでお持ち帰りも便利ですが、イートインでゆっくりと時間を過ごすのもまた楽しいのです。あ、シャリアピン・ステーキもお忘れなく!(2007/10/17★4)

4pt
4pt
5pt
3pt

昼 5,000~10,000円
夜 10,000~15,000円

デート
ステーキハウスハマ 六本木店原宿・表参道・青山(青山一丁目)/ 鉄板焼き[ 平均:
4.5pt ]
こちらのお店は六本木にあるステーキハウス ハマというところで、六本木店の他にも銀座や目黒、地方にもあります。
こちらのお店はあの・・・姉妹のお気に入りとしても有名らしいです・笑。
霜降り和牛が非常に苦手な私ですが、こちらのお店に注目したのは刻み玉ねぎたっぷりのソース。生玉ねぎ好きとしては一度是非食べてみたいと思いました。
まずは気軽にランチからトライということで、予約なしでも頂けるランチのセットにしました。またコース料理はランチでも予約受付可能で、柔軟に対応して頂くこともできます。
店内はとても昭和っぽい雰囲気で、小さな島のように点在している鉄板とテーブル席がいくつかあります。職人さんがそれぞれのテーブルで注文ごとに鉄板を使い、目の前で調理してくれます。
席に着くとこれまた昭和っぽいランチョンマットがあり、思わず見入ってしまいました。すぐに例の気になっていた生玉ねぎたっぷりソースと山芋のサラダがサーヴされました。山芋のサラダはレタスに摩り下ろした山芋、もみ海苔、和風ドレッシングがかかっていて、食前の胃袋を優しくコーティングしてくれます。
ランチで一番人気はハンバーグセットで、私が伺った日は正午丁度頃でしたが、既に売り切れでした。お目当ては違うものだったので、特に残念ではありませんでしたが、周りの方々はほとんどハンバーグセットでした。
注文するとまずはほうれん草のバターソテーから調理が始まります。簡単にササっとバターで炒めて、最後にお酢をかけて出来上がり。
シェル型の可愛らしい器に盛られた、ほうれん草。バターの軽い香りとお酢の風味が全体をキリリと〆ていて、茎部分がシャキっとした歯ごたえ。こういうほうれん草のソテーは久々に食べました。いい塩梅です。
ほうれん草を食べ終えた頃から肉の焼きに入ります。丁寧に、肉の焼き具合をチェックしながら焼き上げる職人さん。脂身は別に切り取って、何かに使うようです。
●黒毛和牛リブステーキ200g@3,150:仕上がりました。まずは大きいリブステーキからです。真ん中ロゼ色の素晴らしい焼き具合。表面はカリッと、中はとてもジューシーな焼き具合です。
こちらはサシがしっかりと入った、ヴォリューミィなリブロース。
適度に厚過ぎず、薄過ぎず...ギリギリのラインで、鉄板焼きステーキ専門店としてはカジュアルなお値段です。焼き加減が素晴らしく、とてもジューシィ。表面のカリっと具合もよく、塩コショウはやや控えめ。塩だけかけて食べるとお肉直球の味わいが堪能できます。歯ごたえも適度にあって、お肉を噛みしめる喜びを感じます。
●国産牛フィレステーキ120g@2,100:この、赤身が多いものが私がオーダーしたフィレステーキ。表面積狭めですが、厚みがあります。しっかりと噛み応えがあり、肉肉しい味わい。脂の甘みも適度に感じられ、サシが苦手な私でも十分楽しめる味わいです。
やはりこちらも塩コショウが控えめで、肉の力を最大限に引き出す焼き具合。最初は塩で、後から生玉ねぎたっぷりの和風醤油ベースのソースをつけると、ご飯が進む進む...。
と、いきなり肉から手をつけてしまっていたら、職人さんが残った脂身をカリッカリに焼き、その脂とカリカリになったものをモヤシと炒めていました。
その、カリッカリになった脂が又、良い味を出していました。
あ、ちなみに、このランチセットはコースとは別に、カジュアルな値段なのですが、しっかりと色々付きます。山芋のサラダ、ほうれん草のバターソテー、メイン、そしてご飯と味噌汁にお漬物、食後のカフェか紅茶。
最終的な仕上がりは、お肉のお皿に脂身で炒めたモヤシものって、こんなにたっぷりで食べ応え満点。
モヤシが炒め上がる前に待ちきれず、リブロースとフィレを一切れずつ食べてしまいまして、こんな歯抜け状態の写真で失礼します。
ご飯もお代わり自由で食べ盛りの男性には嬉しいですね。
食後は場所を移動して、カフェか紅茶を頂きます。カフェンはアイスを頂きましたが、味は可も無く不可もなく。でも場所を移動するので、なんとなく気分転換になって良い雰囲気です。ひとつ、難点は分煙されていないことで、かなりの割合で食後にタバコを吸う方が多く、ノン・スモーカーには厳しいエリアでした。
バーカウンターの近くで、夜はきっと、ディジェスティフを飲みながら楽しめるスペースなんでしょうね。バーカウンターの上にハートのマークがあって、ちょっと可愛らしいデコレーションでした。
店内に入るといきなり冷蔵庫に素晴らしい、A5級お肉が鎮座していて、圧倒されます。また、店員さんたちも男性が多く、落ち着いた接客で、職人さんも言葉数は少ないのですが、確かな技術があり、焼き加減で納得させてくれました。
ちなみに、私が伺ったときの店舗はまだ六本木7丁目の場所に在ったときで、2009年6月8日からは赤坂8丁目の新店舗に移転しました。
ランチのコースも一度試してみたいし、魚介類の焼いたもの(鮑の若布蒸し焼き)など、凝った物もあるので、特別な方の接待や夕食などにも向いていると思います。個室も完備。公私共に活用出来そうなお店です。新店舗にも是非行ってみたいですね。(2009/8/13★4)

4pt
3pt
4pt
3pt

昼 3,000~5,000円
夜 10,000~15,000円

デート
瑞穂 原宿・表参道・青山(明治神宮前)/ 和菓子[ 平均:
4.1pt ]
なんだか最近、所用があり、この辺りをウロウロしております。この辺りは歩いている方の年齢層が低めですね。洋服もカジュアルな感じな印象が強いです。
ところで、こちらの豆大福は以前から食べてはいましたが、実際にお店に訪問したのは始めて。
こんなファッションエリアの裏原宿近くにポツンとあったなんて…それはなかなか気づきません。
岡埜榮泉で修行した創業者の大橋正文さんが立ち上げた和菓子屋さん。豆大福が大好きで自分でも作ってお店をやってみたいと一念発起した作ったのがこちらの瑞穂。
●豆大福@210:やや薄めの塩味がきいた、弾力たっぷりで、これまた塩味が付いている赤えんどう豆がたっぷりと練りこまれている餅生地。中には水分がたっぷりの薄めの赤紫色の漉し餡がたっぷりと入っていました。
なんだか以前に食べたときよりも漉し餡がサラリとしていて、水分多めに感じられました。餅の弾力が硬めなところが非常に好みで、小ぶりながらも個性的な素材感を発しています。結構上品そうな外観ながらもガンガン押してくるの個性派です。
●小倉瑞穂最中@126:こちらは始めて食べてみました。豆大福意外にも商品があったのを初めて知りました。
こちらのお店は豆大福と最中のみの商品展開です。香ばしい焼き皮の最中種の中には濃い目の色合いの赤紫色の粒餡が詰まっていました。
かなり香ばしく、厚めの最中種、それを薫り高く色も濃い粒餡がたっぷりと詰まっています。また豆大福の中の漉し餡とは全く違う方向性で、これはこれでよいコンビネーションです。強い味わいのバランス間がありましたが、ちょっと皮が口の中に残ってしまうので、個人的にはあまり好みではありませんでした。
やはり、こちらのお店の看板商品である、豆大福はなかなかの味わいだなと思いました。もうちょっと餅生地が厚い方が私の好みですが、これはこれで餡子と餅生地の味わいがとても個性的です。原宿のイマドキな方々もこちらの大福を買って歩きながら食べている姿を見ていると、やはり日本人にはこういう味が年齢問わず合うんだなと思いました。(2009/8/13★3→4)
大衆割烹 三州屋 銀座店銀座、新橋、有楽町(銀座一丁目)/ 割烹[ 平均:
4.0pt ]
この日は疲れきった体で、何か食べたいかも…ということで、友人と習い事の後に訪問しました。
今回同行した友人とこういうお店に入るのは初めてで、かなり動揺しているかもしれない…と思いつつ、案内してみました。でも味は大丈夫ですから!と何度も言ってしまいました。
こちらの素晴らしいところは夜でも定食を食べられるし、ランチからの通し営業なので、お昼を食べ逃しても、いつでも定食を食べられるのです。
やはり、ちょっと暑い夜だったので、皆さんビールや冷酒を片手に飲んで食べてと盛り上がっていました。
しかし私たちは…お腹ぺこぺこなので、ご飯の付いた定食にしました。危ない危ない、食っぱぐれるところでした…ラストオーダー10分ちょっと前の入店です(汗)。なんだかガッツリ行きたい気分だったので、真夏の海鮮丼にしてみました。
●海鮮丼定食@1,050:こちらの数ある人気メニューの中の一つで、時々ムショウに食べたくなる一品。普通のご飯の上にはスライスした赤身の鮪やカンパチ、蛸、烏賊、帆立、甘エビ、中トロ、イクラなどなど。ご飯の上には海苔が散らしてありました。メインの丼には自家製の塩が効いた漬物、それになめこ入りで三つ葉が浮かんだ赤出汁が付いてきます。
漬物は相変わらずフレッシュな野菜、特に蕪が良い感じです。海鮮丼の海鮮の具はヴァラエティ豊かで、これなんだろう、と探しながら食べても面白く、飽きません。鮪とカンパチが意外に鮮度がよく、ご飯が進みます。かなりワイルドな作りですが、どれも素材の回転が良いから、カジュアルでお腹一杯になります。私が好きなのが、かなり濃い目の赤出汁。粉っぽいところがまたなんとも言えません。三つ葉の爽やかな香りが良いですね。
相変わらず大盛況で、無愛想(笑)なマダム達が元気に働いていました。これぞ三州屋の醍醐味です。初めて連れて来られた友人はかなり愕いていましたが、楽しめたことと思います。今の季節は三州屋の本領発揮ではありませんが、穴子のフライなども美味しい季節なので、また行ってみたいと思いました。
ご飯(本当はお酒ですが・・・)に合うおかずが沢山あって、お酒がほとんど飲めない私も楽しいお店です。(2009/8/13★4)
万惣フルーツパーラー 本店秋葉原-水道橋・神田(神田(東京))/ フルーツパーラー[ 平均:
4.1pt ]
万惣は創業弘化3年…つまり160年以上経過している、老舗の果物専門店です。
久しぶりの訪問で、わくわくしました。本来ならばフルーツパフェとかホットケーキなんかを頂きたいところですが、この後大事な打ち合わせ兼食事会だったので、軽くフルーツを堪能できるものにしようということになりました。しかし、この季節はフルーツも豊富なので、ジュースだけでもちょっと楽しみです。この後、予定が無ければフルーツオムレツが食べたかった...。
●夏のミックスジュース@895:赤っぽいピンク色のジュースで夏のフルーツのミックスです。ブルーベリーとか、白桃など、色々混ざっているようです。
ちょっとブルゴーニュのガメイっぽい味わいがしました。かなりキャンディっぽい、可愛らしい風味。サラリとしており、汗をかいた体に染み渡る甘さと適度な酸味。
●白桃のピュアジュース@1,050:こちらは友人達がオーダーしたもの。季節の白桃をたっぷりと使ったジュースです。私は飲んでいませんが、かなりトローリとしており、濃厚な白桃の味わいだったそうです。香りからすると、コート・ド・ボーヌの上級白ワインみたいでした。
中2階のところはカジュアルなフルーツパーラーなのですが、2階はレストラン兼フルーツパーラーで軽食や喫茶でもどちらでも利用することが出来ます。よく見てみると、フルーツを使ったカレーや万惣特製オムライス(!)やコース料理まであってヴァラエティ豊かなのです。これは是非一度、お料理も食べて、フルーツも堪能してみたいと思いました。
実は私、激しいアレルギー持ちである上にフルーツがあまり得意ではないのです。というのも、直ぐ口の中や喉がイガイガになるし、ちょっと熟成が進んでいるだけでだけで直ぐにお腹壊したり...など妙に過敏なのです。ですが、専門店のフルーツは何故だか食べられるのです。万惣はそんな私でも安心して食べられるフルーツがあるので、とても気に入っています。まあ、最近はチーズをよく食べるので、それに合わせてフルーツを食べるとよく合うし、お腹にも優しいので、一緒に食べるようにしています。
フルーツが美味しい時期なので、近々再訪しなければ。コンポートやジャムも気になります。(2009/8/13★4)
ヌガ 銀座、新橋、有楽町(東銀座)/ フランス料理[ 平均:
4.0pt ]
夜に一度行って、とてもよい雰囲気と味だったのでまた行ってみたいなと思っていたところでした。
そこに渡りに船で、ちょうど友人と教室に行く前にご飯を食べようと言うことになり、ヌガに行きました。
教室の前にお酒飲んで大丈夫か?!という疑問はさておき...。
ランチは単品のクロックムッシューとカスクルートの他にコースA@2,100とB@2,940があります。違いは品数の多い少ないです。
今回はコースA@2,100を2名で頂きました。
まずはワイン・・・ということで、友人はリストにあるグラス白からスタート。他にもランチ用のカジュアルなワインもあります。
●マコン・ピエルクロ キュヴェ・フュ・ド・シェーヌ 2007年マルク・ジャンボン製@1,120:タイトル通り、樽香がしっかりとあり、ややカジュアルなマコンの白ワイン。色合いが落ち着いていて、若々しさが控えめでした。
●前菜:スープか盛り合わせを選ぶことが出来ます。ゆで卵に自家製マヨネーズ、オレンジ風味が効いたキャロット・ラペ、紫キャベツのマリネ、鱈のブランダード、茸のソテー、ささみのスモークです。
どれもお酒に満遍なく合うものばかりで、少量ながらもいかにもフランスのお惣菜の味です。さっぱりとしたキャロット・ラペが良い塩梅でした。鱈のブランダードも白ワインを誘います。もうちょっと量があるとゆっくりお酒を飲めるのに...という感じでした。
●メイン:肉か魚を選ぶことが出来ます。こちらは鱸のポワレ、バルサミコソースと、下には濃厚な味のじゃが芋のピュレ、茹でた小松菜が添えてありました。
皮がパリっとを通り越してやや焦げに近い味わいでしたが、身が分厚くて食べ応えがありました。下に敷かれているじゃが芋のピュレがかなり乳製品が効いていて、チーズっぽい、(ビヨーンとは伸びませんが・笑)アリゴに近い味わいでした。
やはりメインでお腹にコーティングが出来た時点で私もワインを欲してしまいました。友人は二杯目。
●アルザス リースリング ツェレンベルグ 2006年 マルク・テンペ製:何やらビオらしく、注がれて暫く置いておくと滓がモワモワと湯の花のように浮いています。店員さんに「大丈夫です!」と言われましたが、飲んでみると、かなりのトロミと濃厚さ、ミネラル感とミラベルのような風味。ちょっと甘めで、2006年でこのトロトロ感は一体なんなんでしょうか。かなりハマってしまいました。
●デセール:酔っ払ってしまい、撮影するのを忘れてしまいましたorz 確かオレンジとグレープフルーツをゼリー寄せにしたテリーヌにアイスクリームが付いていました。
かなり薄切り(笑)でしたが、さっぱりとしていて、夏のデセールにはぴったりでした。グレープフルーツは口の中がさっぱりとします。
●食後のカフェ:カプチーノ、エスプレッソ、普通のカフェと選ぶことが出来ます。
ご覧の通り、一つのラテ・アートは猫の顔だったんです!なんと店員さんが私たちが猫好きで、それぞれの猫のイケていない話で盛り上がっていたところ、コレを作ってきて頂きました。重めで、イタリアンローストに近いカフェで後味さっぱり。
もうちょっとヴォリューム感がほしいかなというところですが、お酒に合う味だし、どれも丁寧に作られたもので、いかにもフランス的な味わいだったと思います。私の感想としてはやはり夜の方がワインに合うお料理をしっかりと食べられますし、ワインもより活きて来ると思いました。夜の日替わりメインもかなり素晴らしいので、それとワインのマリアージュをまた楽しみたいですね。(2009/8/13★4)
ラ・シャンス 赤坂・溜池山王(麹町)/ フランス料理[ 平均:
4.3pt ]
今回はちょっとしたお祝いをしに、久々に行って見ました。私が大好きなレストランです。場所も渋くて、休日に来ると静かでなんですよ。
今回は19周年の特別コースがあるということで行って見ました。
席に着くと相変わらずクタニクレーンがお出迎えしてくれます。このお皿を見ると美味しいものが食べられる!というトリガーになっているのかもしれません。わくわくしてきます・笑。
●グラス・シャンパーニュ@1,575:シャンパーニュ ドラピエ キュヴェ・ブルヴァンス。
ウルヴィル村にあるネゴシアンメゾンで、このキュヴェはピノ・ノワールなどを使ったアッサンブラージュ。割と軽めの口当たりですが、後からくる芳醇な果実味はやはり黒葡萄がしっかり効いていると思われます。お店の落ち着いた雰囲気と合うシャンパーニュです。
今回はランチの特別イヴェントコース@7,350を3名で頂きました。
●アミューズ:季節の素材を使った食事前の軽いおつまみ。この日はほたる烏賊のマリネでした。一度、軽く衣を着けてから揚げてあり、それにトマト・コンカッセや自家製マヨネーズ+ハーブのソース、スライスしたパルミジャーノ・レッジャーノが添えてあります。
一見地味ぃな感じがしますが、食べてみると味がしっかりとあり、ワインにも合います。一度揚げてあるので味がしっかり閉じ込めらており、味付けもハーブやスパイスが複雑な風味を出しています。ほたる烏賊の腸の苦味とチーズの旨みが良い塩梅です。
●前菜:フォワグラのソテー、大根のコンフィ添え、フランボワーズのソース。吉原シェフのスペシャリテの一つです。軽くソテーしたフォワグラの下には大根のコンフィ、それに牛蒡のコンフィと黒トリュフも添えられており、赤いのは木苺の甘酸っぱいソースです。
プワンとした食感のちょっと香ばしいフォワグラに甘酸っぱい、色鮮やかな木苺のソース。甘塩っぱ酸っぱい...のバランス感が心地良いです。牛蒡の香りと黒トリュフが呼応しています。大根は箸安め的な存在感です。
●魚:白身魚のカダイフ包み 柑橘類のマルムラードと季節の野菜添え ノイリーソース。細いパリパリの生地で包んでカリっと揚げたものと、蒸したもの、2つの違った料理法にしてあります。周りには柑橘類のマルムラードと煮詰めたノイリー酒のスパイシーなソース。
パリッパリですが、適度が揚がり具合のものと、ヴァプール(蒸したもの)のふわりとした食感両方が楽しめます。爽やかな柑橘の甘酸っぱい濃い目のソースと乳製品が効いたちょっとスパイシーな白ワインのソースを混ぜながら食べます。魚は割りとニュートラルな味わいなのですが、ソースが複雑性を出していました。
●肉:和牛霜降り(頬、バラ)肉の赤ワイン煮込み(ラシャンス風ビーフシチュー)。おなじみのスペシャリテ。赤ワイン鋳込みはしっかりとボルドー産ワインを使用しています。野菜も小玉ねぎやシャンピニオン・ド・パリ、南瓜、スナップエンドウも添えられています。
なんとも濃厚な味わいで、こちらは頬肉です。細かく身とゼラチン質が交互に入っており、柔らかくキメ細かい食感。ただ煮込んだだけではこういう味にならないようなぁといつも思います。塩気もしっかりありますが、甘酸っぱい味がなんとも芳醇です。
●肉:ハンガリー産鴨のロティー香辛料つき ポワブル・ヴェール・ソース。鴨の脂身の部分に格子状に包丁が入っており、表面がカリっと焼かれています。中はロゼ色。そこに緑胡椒が効いた、ピリリとした濃厚なソースがかかっています。添えてあるのは焼いた茄子に刻んだ野菜。
赤ワイン煮込みに比べるとちょっとだけソースがもわっとした味わいですが、緑胡椒が効いていて、キリリと締まる味わい。結構身がしっかりと肉肉しい食感のハンガリー産鴨。血肉っぽい部分がやや控えめでミネラル感が控えめのようです。野菜も手が込んでいて良い味わいです。
●グラスの赤ワイン@1,890:シャトー・ボー・シット99年。ボルドーのクリュ・ブルジョワ級、サン・テステフ村のシェトーです。以前にもグラスで頂いたと思います。適度なこなれ感で、ミネラルっぽくドライな口当たで、果実味がしっかりで、硬めの味わい。和牛肉の赤ワイン煮込みにとても合います。
●プレ・デセール:でこぽんとブランマンジェの入った 苺の温かいスープ仕立て。
19周年特別メニューだったのでプレ・デセールがつきました。シェフはお料理も素晴らしいのですが、デセールもお得意で、お菓子好きな方も必食のちょっとクラシカルなところが感じられるデセールです。
まずはお皿に冷たいアーモンド風味のブランマンジェとカットした苺、オレンジ、ミント、それにねじった甘いパイが添えられたお皿がサーヴされます。そこにシェフが現れて、ほの温かい、トロ〜りとした苺のスープをかけて頂きます。すると、真っ白なお皿が真っ赤な可愛らしい色合いになりました。
ううん、何故冷たいものに、温かいスープをかけるのかな?生ぬるくならないかな?と思ったのですが、私は素人です・笑。
ほんのりと温かい苺のスープが柔らかいブランマンジェを更にギリギリの柔らかさにしてくれます。また、ほんのり温かいので、苺の酸味と香りがよく立って、香りがとても豊かになります。苺の酸味とブランマンジェのミルキィ感が混ざると超上質な苺ミルクのような味わいでした。ミントも一緒に食べると後口が爽やかになります。
●ラシャンス特製ワゴン・デセール:こちらのワゴンでセールも一品一品吉原シェフの手作りで、人気があり、これだけ一台予約して買いに来る方も居るそうです。品数豊富で、ガトーショコラ、タルト数種類、クレーム・ブリュレ(5回くらいキャラメリゼしている!)、スフレ・オ・フロマージュ、タルト・タタン、シャルロット・オ・ポワール、ショコラ・デ・シャンス(濃厚なガナッシュショコラ)などなど。
こちらのタルトは生地をシュクレではなく、パート・ブリゼにしてあり、薄めに出来ています。なので、たっぷり食べた後でもガンガン食べられてしまう、ちょっと軽い味わいです。しかし甘さ控えめとかそういう単純なことでないところがまた考慮深いところです。
この日、始めて食べたと思うのですが、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールでババロワを挟んだ洋ナシのシャルロットはなんともクラシカルな味わいで、ポワール・ウィリアムスのオー・ド・ヴィもしっかり効いていました。こういうお菓子って、いかにもフランス菓子ですよね。ちょっとプワプワっとした硬めの食感のババロワとザックリとしたビスキュイの食感のコントラストが好きです。
また、アイスクリームも数種類で、しっかり自家製。特に個性的なのものが、大吟醸の酒粕を使ったものと、オレンジ風味のリキュールであるピコンを使ったもの。酒粕はガツンと下に響く旨みがあり、お米の濃い味わい。ピコンのアイスクリームは適度に乳製品と混ざっていて、キャラメル・オレンジ的な、ビターな大人の味わい。これだけでも販売してほしい程、複雑性があって微妙なバランス感です。
最後は食後の小菓子が出てきておしまい。またこの小菓子も素敵です。マカロンや小さいたると、ガナッシュなどなど。濃いカフェとの相性抜群ですね。
今回もしっかりとお料理と雰囲気を堪能しました。こんなに小さくて、可愛らしいレストランで、クラシカルな内装。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと時間を楽しむことが出来ます。量は少なめで、突き詰められた味。吉原シェフの独自の世界観があります。シェフはお酒にも詳しいので、お酒を駆使したソースも本当に素晴らしい味わいで、1滴も残さず食べてしまいます。
トイレもとても可愛らしい内装なんですよね。いつも入るのが楽しみだったりします・笑。(2009/8/13★5)
ビストロ ラ シブレット 浅草・両国-小岩・錦糸町(浅草橋)/ フランス料理[ 平均:
4.9pt ]
この日は初めて訪問する方と一緒でしたので、久々〜にコースで頂きました。マダム曰く、「コースもなかなか良いんですよ!」この日は4名で前菜2品のフルコース@5,500を4名で頂きました。
はい、そうです。私がアラカルトを押し捲ってしまったので、なんだかちょっと罪悪感が湧いてきてしまいました・笑。
あ、白ワインは大のお気に入りのジャン・コレのシャブリ2006年です。これは本当に良いシャブリです。いつ飲んでも安定しているし、口当たりが柔らかですが酸味しっかり。お料理にも合わせ易いです。
●アミューズ:いつものウッフ・ブイエ。半熟卵にエシャロットヴィネガーとシブレットがかかっています。それに、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり使ったバトネ・オ・フロマージュが添えられています。
うん、相変わらずよい塩梅の火入れ加減。白身がプルプル、黄身がトロ〜リ。エシャロット・ヴィネガーの酸味と塩気があともうちょっとほしい、というギリギリのラインがたまりません。
●前菜その1:生うにと人参のムース、コンソメゼリー寄せ。下に人参の柔らかいムース、その上にたっぷりのコンソメ、雲丹がのっています。カクテルグラスに盛り付け。
やはりこれは定番と言いますか、安心できる味わい。ここのコンソメ、とっても美味しいんですよね。これだけでスープにして、オマール入りのラヴィオリと一緒に食べたいですね。雲丹もたっぷりで、人参のムースもフルフル、ふんわりとしており、甘みと若干のシナモンのような深い甘スパイシーな香りさえ感じます。
そうこうしているうちに、既にシャブリが終わってしまい...え??ペース早過ぎなんですけど...2本目はアンリ・ブルジョワのサンセール2006年にしてみました。味的にはシャブリが後の方が良かったのですが、予想外のワインの進み具合にちょっと順番が狂ってしまいました(汗)。
そして、前菜パート2もサーヴされます。
●前菜その2:イサキの皮を焦げ焦げに焼いて、マリネしたものとサラダ、それにフォワグラのテリーヌが添えられていました。なんだか大盤振る舞いです。
サラダもとても新鮮で色々な野菜が入っており、とても楽しい食感。赤カブがシュレッドしてあり、甘くてシャキシャキしていました。また、イサキもとても新鮮で、しっかり焼いたスモーキーな皮面、身が反り返っておりました。おまけのフォワグラはなんともシットリとした口当たりで、トロ〜り・・・ああ、生きててよかった。思わず貴腐ワインがほしくなってしまいます。
●白ワインその2:ジャン・コレのシャブリは撮影する前に撤去されてしまいましたが、こちらはありました。
サンセール 2006年 アンリ・ブルジョワ製。
ロワール地方の白ワインで、ソーヴィニヨン・ブラン100%のものです。青草のような風味と爽やかな酸味とミネラル感がありキリリと冷やして飲むと夏にはぴったりな味わい。どこか日本の三つ葉のような風味もあり、日本料理にもマッチしそうですね。こちらの作り手のワインは日本では入手し易いと思います。
●魚:金目鯛か甘鯛を選ぶことが出来たので、甘鯛を選びました。また、海老を添えたいのだけど、大丈夫?との確認が赤松シェフから入りました(笑)。そうなんです、私の甲殻類アレルギーをシェフはご存知なのです。甘鯛の鱗をつけたままポワレしたものです。添えてあるのは根三つ葉、小エビ、帆立をポシェしたたものがソースや付け合せ代わりに添えられています。また、肝もポワレされたものがありました。
このヴォリューム感...きっと金目鯛の方が量が多いから甘鯛にしたのですが、それでもしっかり食べ応えがあります。
鱗部分がパリッパリで魚の風味も強く、海老煎餅のような食感。塩味もしっかりで、甘い印象さえあります。身がとても柔らかく崩れ易い甘鯛ですが、しっかり形状を保ちつつ、口の中に入れるとほろっと崩れる柔らかい身。旨みとジューシィさが炸裂します。さらに、サンセールとの合わせを考えられたのか、根三つ葉のポシェと帆立の旨みがよいマリアージュを見せていました。帆立も分厚くて食べ応え満点です。甘鯛の美味しさが最大限に表現された一皿でした。
●グラニテ:お口直しのグラにてです。魚と肉の間に必ず入ります。色々研究されているようです。
ほんのりとピンク色がかっていて、白桃のような味がします。あまりお酒感はありませんし、割と水分が多く、果実感も控えめで軽く、食べると口の中がさっぱりとしました。
●赤ワイン:さすがに赤ワインは1本で留めておきたい...ところです(笑)。
ル・オー・メドック・ディッサン 2005年(ボルドー) メドックの格付け2級の、シャトー・ディッサンがオー・メドックで作るちょっとカジュアルなワイン。なのですが、私としては本家シャトー・ディサンのセカンドよりも美味しいと思います。どうやらメルローが多めで、あとはカベルネ・ソーヴィニヨンによるセパージュです。こっくりとしていて艶があり、薫り高く、タンニンもちゃんとあって、酸味も豊富。強過ぎない味わいなので、お料理にも合わせ易いようです。
●肉:メインの肉は鴨か牛、豚、子羊...などから選ぶことが出来ます。今回はボルドーワインにしようと前から決めていたので、子羊にしてみました。シェフも子羊のローストがスペシャリテなので安心してオーダーできます。
子羊のキャレ、骨付きです。周りはハーブ入りのパン粉がまぶされており、ソースは焼き汁と玉ねぎなど濃い色合いで濃厚な香味野菜の味わい。それに、焼いたほっくほくの大蒜を塗りながら頂きます。添えてあるのは、ブーダン・ノワールとじゃが芋のガレット、アスペルジュ・ソヴァージュです。
この素晴らしい焼き色。柔らかい焼き具合で、パン粉部分が付いたところはカリっとしており、コントラストが素晴らしいですね。添えてあるじゃが芋のガレットも表面カリっと、中はしっとり。ブーダンノワールまで付けて頂き、一皿に盛りだくさんなお肉のメイン料理となりました。
デセールは5種類くらいの中からのチョイスで、皆それぞれ違うものをオーダーしました。
●ミルフイユ:ガリっとキャラメリゼさせたかなり浮き気味のパートフイユテ。間にはクレーム・パティシエールが挟まっています。マールのソルベも添えられていました。
やはりちょっと前回同様、生地が浮き過ぎている感があります。生地もちょっとガリっとしていました。全体的には香ばしく、ねっとりとしたクレームとの相性は良いです。ソルベは秀逸。
●トロピカル・フルーツのミネストローネ仕立て、ココナッツのクリーム添え。
前回も美味しくて、またオーダーしてしまいました。色々なトロピカルフルーツがスープ仕立てになっていて、クリーミィなココナッツがまたトロピカルっぽさを上乗せしています。フルーツだけだとちょっと酸味が強めなのですが、このクレームで緩和されています。上にある薄くキャラメリゼした焼きムラングも一緒に食べるとよい塩梅です。
デーセルは他にレアチーズケーキも頂きました。土台は砕いたグラハムクラッカーで上にクリームチーズが重ねられていました。
最後にカフェとカヌレを頂いておしまい。カヌレも相変わらずしっかりした焼き具合で、そこら辺の専門店のものよりもよっぽど気合が入った味わいです。
コース料理はアラカルトよりもちょっと軽めのポーションですが、他のお店に比べれば量は多めでガッツリと食べられます。間にグラニテも入り、小さいお店ながらもしっかりと作られているので、とても関心しました。いつも素晴らしいとは思いますが、改めてコースで食べると全体の流れとバランスの良さもありました。アラカルトで新作をチェックしつつ、時々コースでも食べるとちょうど良いし、赤松シェフの実力を実感できるのではないかと思いました。(2009/8/13★5)
・・・料理
・・・サービス
・・・雰囲気
・・・コストパフォーマンス
・・・総合
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店銀座、新橋、有楽町(有楽町)/ ケーキ[ 平均:
4.3pt ]
ラ・メゾン・デュ・ショコラのショコラも美味しいのですが、こちらのショコラ以外のお菓子も侮れない美味しさ。いや、むしろ、ショコラをつまみながら食べる普通のお菓子はショコラと食べても全く引けをとらないのです。
お返しなのですが、ラ・メゾン・デュ・ショコラのお菓子詰め合わせと一番上はなんだか分かりません。
一番上に木製のスプーンがついています。なんだろう、ショコラショーの素かな。
●ムース・オ・ショコラ:なんと、上の小箱の中身はムース・オ・ショコラでした。
表面にはヴァニーユ風味のキャラメルのグラッサージュとノワゼット、そしてぷラックショコラ、その下に苦味が軽やかで酸味控えめなショコラのムースがたっぷりと入っています。
表面のヴァニーユ風味のキャラメルがなんとも、濃厚なので、ヴァニーユの風味がしっかり。これをやや苦めで重めの口当たりのムースと頂くと、ショコラの香りとヴァニーユの香りが丁度良いバランスで、風味に複雑性があります。また、ノワゼットも新鮮で、カリっと濃厚な風味。
ポイヤック辺りの樽がバリっと効いた、若いワインのような風味でした。
●マカロン3つ詰め合わせ:どちらも間にはガナッシュ・ショコラが挟まっていますが、風味が3種類でヴァニーユ、ショコラ、木苺となっています。
マカロンがベージュ色のものが生地とガナッシュにヴァニーユ風味がついてました。かなり生地がソフトなのですが、崩れることなく、また、飴感も少ないのです。かなり直球なヴァニーユとショコラのほろ苦さがあって、上品な後味と香りです。
生地がピンク色のものは、木苺風味です。間のガナッシュ・ショコラに木苺の風味があり、甘酸っぱく、深い酸味とショコラの苦味が溶け合っています。ガナッシュの量がかなり多目なのですが、あまり違和感がなく、ほっくりしっとりとした生地とのバランス感が良いですね。
生地のショコラ、ガナッシュもショコラだけのシンプルなショコラのマカロン。さすがの味わいです。全面的にほろ苦さが押し出されていて、キング・オブ・ショコラのような味わいの直球さがあります。マカロン生地も歯切れがよく、適度にしっとりで、ショコラがななり苦めなので後味にキレがあります。濡れ土のような甘い香りが鼻腔に残りました。
焼き菓子詰め合わせにはレモン風味の小型ケイクも入っていて、こちらはザックリとした荒めの生地ながらも、非常にバターとレモンの風味がよく、一気に食べてしまいました。本当にどれも安心して食べられますし、特にショコラ専門店の生菓子は骨身にしみる旨みがありました。日本でもこれだけ食べられるのであれば、とても満足ですね。さすが、キング・オブ・ショコラトゥリーだと改めて実感しました。(2009/5/13)
昼 3,000~5,000円
夜 3,000~5,000円
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