ch.syohinさんのクチコミ一覧
646件中 1-10件表示
minobi(味の日) 三田、浜松町-品川(三田(東京))/ フランス料理[ 平均:
4.2pt ]
minobi・・・7月にそれまでの和風のお店から、本格的ビストロに業態変更致しました。
三田の商店街から、少し離れたビルの一階にある、こじんまりとした佇まいのお店。
20名入ったら一杯といった感じで、それほど広くは有りませんが、
ビストロらしくリーズナブルではありますが、本格的なお料理と
ビストロらしからぬ上質のサーヴィスを受けられる、
そんな気取らずにフレンチが頂ける、また再訪したくなる様なお店でございます。
ある秋の夜、友人のお祝いにお誘いを受けました。
お店は、minobi・・・以前から伺いたかったお店ですが、距離的に少し遠いのが難で、なかなか訪問出来なかったお店でございますので、とても楽しみに
伺わせて頂きました。
お店は、田町の商店街を少し外れた所にあり、周辺はオフィスと数軒の店舗が混在している通りに面しております。
遠くから見ると、見落としてしまいそうな入り口です。
店内は、派手な飾りが一切無く、シンプルで落ち着きがあります。
それでいて、どこか温かみを感じさせてくれます。
10名程度のL字型のカウンターが厨房を囲み、奥には8席程度のテーブル席がございます。
決して広くはないのですが、カウンターからは厨房との距離がなく、
シェフが調理している様をしっかり拝見出来る所等、お料理好きには堪らない魅力といえましょう。
この日は、人数も多かったので、予めお任せメニューでございました。
メンバーが揃ったところで、まずはシャンパーニュで乾杯。
それを合図に早速、お料理が始まります。
まずは、アミューズ
・温かい玉ねぎのタルト
所謂、玉ねぎのキッシュといった感じですが、
玉ねぎの甘味とほど良い塩加減で、シャンパーニュが進んでしまうお味でございます。
続いて、前菜
お任せにも関わらず、5品の中から2種類選べるという心配り。
何と嬉しい計らいでございましょう。
サーモンのミキュイと生ハムのサラダ仕立て、秋刀魚のグリエ、帆立とお野菜のテリーヌ等、どれも魅力的Tで、選ぶのに大変苦労致しましたが、
迷いに迷った挙句、
雲丹と海の幸のジュレ
と、
兎とフォアグラのテリーヌ
この2種類を選ばせて頂きました。
・雲丹と海の幸のジュレ
キラキラと美しい透明なジュレは、トマトから作ったジュレ。
上品で酸味のあるジュレと雲丹や帆立やイカ等の甘味が口の中で溶け合います。
・兎とフォアグラのテリーヌ
まったりと野趣溢れるお肉らしい味わいのテリーヌは、兎のしこっとした食感とフォアグラの甘さにほど良い塩加減。
全体に降られた胡椒と、付け合せのピクルスに添えられた茗荷が良いアクセント。
良く冷えた、白いワインととても良い相性でございます。
続いては、スープ
・とうもろこしの冷たいスープです。
何と美しい黄色なのでしょう?
ひんやりとした咽喉越しは勿論の事、ただ滑らかなだけでなく
ほっこりと穏やかな優しく滋味溢れる味わいは、
とうもろこし好きには、堪らないお味でございました。
そうして、本日のメインは
・米沢牛のロースト 万願寺唐辛子チョリソー添え
カウンターに座っておりましたので、幸運にもその調理過程を
間近で拝見させて頂きました。
大きなお肉の塊がこんがりと狐色にオーヴンから出て来た姿は本当に圧巻でございました。
それが、綺麗に切られて盛り付けられていきます。
本当に期待に胸躍らせてしまいます。
何とも美しい桜色の断面が堪りません。
もっちりと柔らかな木目細かい赤身と、蕩ける様に甘い脂・・・
塊で焼いて頂いたお肉ってどうしてこんなに美味しいのでしょう?
これは大人数ならではで頂ける嬉しさですね。
シンプルな調理法でございますが、お口に運ぶ毎に、素材の良さが伝わります。
あっさりとしたソースも良い感じでございます。
添えられた万願寺唐辛子には、スパイシーなミンチのお肉が詰まっていて
こちらも大変美味しゅうございました。
しっかりお料理を頂いた後は、いよいよデザートでございます。
まずは、今回のお祝いのためのスペシャルケーキ。
クレーム・オ・ブールで仕立てられたケーキは、メレンゲとフルーツで
美しく、そうしてユニークにデコレーションされております。
見た目は可愛らしいのでございますが、洋酒をまどかに忍ばせていて、
大人の味わいでございます。
そうして、こちらのスペシャリテである、
・巨峰のテリーヌ
たっぷりの果汁とたっぷりの果実を使った、まさに“巨峰よりも巨峰らしい”
何とも贅沢なテリーヌでございます。
ふるふるとしたゼリーと瑞々しい果実の味わいは、巨峰の持つ魅力たっぷり。
素敵な祝宴の締め括りに相応しいデザートでございました。
本当に楽しいお祝いの宴。
ご一緒させて頂いたこちらも嬉しくなる様な、そんな一夜でございました。
素材を活かした実質的なフレンチと、素敵なサーヴィス・・・
ビストロと云うよりも、上質なカジュアルフレンチと云う方が相応しいでしょうか。
お値段もリーズナブルで、価格以上の満足感を堪能出来る、素晴らしいお店でございました。
秋の夜、ついつい会話が弾んで、気が付いたら夜中近く・・・
遅くまで有難うございました。

0pt
0pt
0pt
0pt
アル・ケッチァーノ 酒田・鶴岡・庄内(鶴岡)/ イタリア料理[ 平均:
5.0pt ]
![]() |
はるばるやって参りました、ここは庄内平野の鶴岡市。
…憧れのアル・ケッチァーノでランチを食べようッ!…
こんな企画を立てたのは、今年の夏前でした。
各自の日程を繰り合わせていたら、ずれにずれてもう秋・・・
漸く念願叶って伺う運びとなりました。
お昼に東京を新幹線で発ち、新潟で乗り換え、
そこから今度は特急いなほで鶴岡へ…陸路で約4時間…の長旅?です。
この日は前泊して、翌日のランチに備えます。
翌日、タクシーに乗っていよいよ待望のお店へ・・・
市街地を抜けて行くと車窓の向こうには、庄内平野の田園風景が広がっていきます。
タクシーに揺られる事約15分、漸くアル・ケッチァーノに到着です。
待ちに待った「アル・ケッチャーノ」でのランチです。
お店は、思ったよりも可愛らしい山小屋風の作りで
蔦が絡まり、良い雰囲気です。
地元から、東京や横浜ナンバーの車まで・・・
既に沢山の方々が開店を待っておられました。
予約の時間になると、お店の方が
点呼を開始し、その順番に席に通されます。
案内されて店内へ。
こじんまりとしていますが、席数もあり、
とても良い雰囲気です。
開店と同時に、全ての席は満席でございました。
ランチでも2順するらしく、
予約なしで来られたお客様には、丁寧にお断りしながら
目安のお時間を伝えていらっしゃいました。
厨房前の大きな黒板には、本日のお奨めが手書きで書かれております。
窓側のテーブルに案内されました。
適度に自然光が差し込み、クロスに映えます。
ランチはパスタのコースもあるのですが、
本日は奮発して5,000円のコースを予約時にお願い致しました。
まずは食前酒で乾杯します。
おのおの勝手に好きなものを頂きます。
私はミニボトルのスプマンテを・・・
最初の前菜は
「庄内湾で上がったワラサに満月の塩」
1.5cmは有ろうかという大きな一切れのワラサに、美しい塩が振られ
それにオリーヴオイルがさらっと掛かっているだけですが、
黒いお皿にワラサ、そうしてそれを取り巻く結晶の様に
塩が振られていて、何とも美しい一皿。
(お写真を写し忘れたのが悔やまれます)
とてもシンプルなお料理なのですが、これが大変美味しいのです。
お刺身ともカルパッチョとも違うのですが、新鮮なワラサの脂加減と
ほんのり甘味さえ感じる満月の塩・・バランスの妙味です。
続いては、最初のパスタ。
「スズキのカルパッチョを乗せたから墨入りカッペリーニ」
スズキがやはり新鮮で、軽い口当たりでした。
から墨の程好い塩味が、細めのカッペリーニと良く絡んでいます。
3皿目は、
「秋刀魚と秋茄子のマリネ、庄内菊を添えて」
季節の秋刀魚と茄子です。
紫の庄内菊をあしらっているのも何とも美しい一皿。
秋刀魚は本当に新鮮で、肉質もとても良く、程好い酸味が良く合います。
こんがりと焼き上げた茄子はバルサミコで風味付けしています。
香りの強いイタリアンパースリーと塩味のジュレが
シンプルな味わいに花を添えてます。
因みにこちらのフォカッチャ、
見た目が、まるでカステラの様な焼き上がり。
ふんわりと軽く、こちらも美味しゅうございました。
4皿目
「地元の茸を使ったリゾット」
平茸、しめじ、舞茸等、沢山の地場の茸のたっぷり入ったリゾット。
バターも最小限にして、茸の味わいを最大限に引き上げていました。
5皿目は
「青イカのソテーと庄内葱、セロリのスパゲッティーニ」
やはり、庄内で上がった青イカを、地元のお野菜と一緒に
パスタに仕上げています。
青イカはミディアムに仕上げてあり、お野菜の甘味との相性が抜群でございました。
6皿目・いよいよメイン・・・お魚のお料理です。
「庄内で上がった姫鯛のソテーと青いお野菜添え、だだ茶豆のソース」
鯛がふんわりとしていて、とても美味だったのですが
それ以上に美味しいのが、お野菜達!!
このブロッコリー、ほっそりとしていて、
茎まで美味しく頂けたのですが、が本当に甘く
シコッとした歯ざわりのつる菜も美味しく頂けました。
お野菜が新鮮だからでしょうか?
本当に地場のものを美味しく頂けるのは幸せを感じます。
7皿目・メインのラストはお肉料理です。
「庄内牛のグリエ、ルッコラやハーブを添えて」
普段、実は牛肉は不得手なのですが、これには参りました。
炭火でグリエした牛肉は香ばしく、物凄く柔らかくはないのですが、
噛むほどにお肉の旨味が伝わり、滋味溢れる味わい。
ルッコラも香り高く、添えられていたトマトも味が濃く
とても美味しゅうございました。
ドルチェは盛り合わせ。
イチゴのシャルロットにフルーツを添えたパンナコッタ、
カスタードプディング・・・
どれも上品で甘さ控えめで素直な味わい。
2種類のジェラートは、地元のミルクを使ったもので
あっさりと軽い口溶けでした。
エスプレッソを頂きながら、
2時間を越えるゆったりとした午餐は終わりとなりました。
食後にシェフがテーブルまでいらしてくださいました。
純朴そうな、口数の少ないシェフですが、
色々とお話を伺いながら、シェフの故郷を愛する心、
そうして故郷の食材をどれだけ愛しているのかを
伺う事が出来ました。
シェフが本に書いて下さったサインには、
お名前の他に、こう書き添えてありました。
“また、庄内を“食べに”いらしてください”
この、“食べに”・・・の言葉に、シェフの、そうして
アル・ケッチァーノのお料理の全てが凝縮されている様に思えました。
ちょっと遠いので、気軽にはうかがえないのですが、
それだけ伺う価値のあるお店だと思います。
なかなか簡単には伺えませんが、
また、美味しい庄内を“食べに”伺います。
ご馳走様でした。
お店を後にすると、
旅の途の空は、晩秋の澄んだ青に
ゆっくりと白い雲が広がり、
明澄なやや冷たい風が、紅葉し始めた木々の間を
そっとすり抜けておりました。

0pt
0pt
0pt
0pt
オー・グー・ドゥ・ジュール メルヴェイユ 東京・日本橋・大手町(日本橋(東京))/ フランス料理[ 平均:
4.5pt ]
![]() |
ランチは2800円~と云うお手頃なお値段で、
前菜、主菜、デセールと、上質なお料理をしっかりと頂けて
ディナーも、前菜からデセールまで、全てプリティクス。
ポーションもたっぷりで、ワインもお手頃で満足出来る内容。
サーヴィスも申し分なく、“特別”でなく“お手軽”に頂けて
いつ伺っても、「また来たい」と思わせてくれる
そんな素敵なお店でございます。
~ごらんなさい、お食べなさい~
メルヴェイユのぶた~♪
メルヴェイユのぶた~♪
それは、夏の一夜の夢の様な物語でございました。
メルヴェイユを特別に貸切り、メインには豚を塊で
焼いて頂いて 胃袋、酒袋に自信のある方々で頂こうという、
恐ろしくも素晴らしい企画のお誘いが…
勿論、こんな魅惑的なお誘いを断るはずがございません♪
二つ返事で参加して参りました。
因みにメインが“ぶた”という情報だけで、
当日のメニューは出てきてのお楽しみでございます。
さて、当日…
まだ残暑厳しき日曜日の夕刻。
豚に心躍らせながら、お店に伺いますと…
揃いも揃っておりました、老若男女28名+1名!
いずれ劣らぬ健啖な方ばかり。
さあ、「ベルサイユのばら」ならぬ
「メルヴェイユのぶた」の開演でございます♪
*~メルヴェイユのぶた~*
♪~遠い群馬の牧場でぇ~ 生まれた一頭のぶたぁ~
花のお江戸で萌ぉえぇ~ 麗しい豚のロぉ~ストぉ~
いつまでぇ~も、いつまでぇ~も~、変わることぉ~なぁくぅ~♪
まずはシャンパーニュで乾杯!
嫌でも食欲が掻き立てられます。
アミューズは、
「とうもろこしの冷製ブルーテ・豚のベーコンとクルトン添え
・豚のリエット入りのグージェル・豚の背脂を乗せた無花果とサマートリュフのカナッペ」
まったりと濃厚なとうもろこしが蕩ける様に甘く
ベーコンの程好い塩味と、クルトンの食感が
この甘味を更に引き立てて、良いアクセントになっております。
朝露に輝く薄黄色のミニ薔薇の様な意地らしく素直なお味。
ああ、このスープをボウル一杯に頂けたら…(溜息)
カナッペは、背脂の蕩ける様な柔らかさと甘さに無花果の酸味が
抜群の相性。 これからのお料理にも期待に胸が高鳴ります
◆第1部・ぶたは美しく咲く◆
一皿目のオードブルは、
「豚の脛のコンソメジュレと豚レバームース、
豚タンと帆立貝柱のグリエ、白人参のピューレ添え、
夏らしいコンソメジュレ」・・・これも豚で作られております。
滋味溢れながらも柔らかな味わい。ほのかな酸味が爽やかで、
火を入れた豚タンの食感や帆立の甘味ともとても良い相性です。
白人参は初めて頂きましたが、通常の人参よりも柔らかな香りでございました。とても滑らかな口当たりで、良いアクセントでした。
さながら、 たおやかなサテンの白薔薇の様な爽やかさでございます。
二皿目のオードブルは、
「豚足と白隠元豆のクロケットのラヴィゴットソース、
豚のテリーヌ、ブーダンノワールのパートブリック包み揚げ、
梨のサラダとピクルス添え」
こちらだけでメインと云うボリュームの、部位も調理法も異なる豚のアンサンブル。
豚足のクロケットは、さっくりとしていて、可憐な杏色の薔薇の様な
優しい味わい。冷えたマコンの白と良く合います♪
テリーヌはあっさりとした味わいで、適度に弾力のある“豚”らしい口当たり。
白い縁取りのサーモンピンクの薔薇の様に軽い味わいでございます。
ブータンノワールはねっとりと濃厚な、ベルベットの黒薔薇の様な舌触り。
梨とピクルスは丁度良いお口直しでした。
◆第2部・薔薇色のぶたメルヴェイユ◆
いよいよメインでございます。
「もち豚のローストの藁の燻製風味、パルマンティエと万願寺しし唐のチョリソー添え、肉汁のソース」
本当に薔薇色の豚のローストでございました♪
ご覧ください。
総量8kgのぶたの塊が、大きなお鍋で藁で燻されて、こんがりとローストになっています。これぞ、塊肉の醍醐味でございます。
こちらを、シェフを始め6名のスタッフが、切り分け、盛り付け
スピーディーに、“お料理”に仕立てていきます。
厚みは3~4cmは有りましたでしょうか。
重さは、何と300gもございました。
薔薇色のお肉は本当に柔らかく、しっとりジューシー
藁の燻製の香りも食欲をそそります。
まるで華やかに匂い馨しく香り咲く、
大輪の薔薇色の薔薇の様でございました。
個人的には、パルマンティエは重かった感がございましたが、
万願寺唐辛子のチョリソーは心憎いガルニチュール。
全てを綺麗に頂いて、胃袋も心もすっかり薔薇色になりました。
◆フィナーレ・甘く気高く麗しく◆
すっかり満足した所で、食後のデザートのお時間です。
アヴァン・デセールは、
「アーモンドのブランマンジェに塩のソルベ、オリーブオイル風味」
来店する度に、何度も頂いているデセールでございますが、
この意外とも思える組み合わせが、本当に美味しいのでございます。
このブラマンジュ、塩のソルベ、オリーヴオイルを一緒に頂くと
懐かしいアーモンドグ●●キャラメルそっくりのお味…
それでも、すっきりと爽やかなお口直し。
色合いからも、浅緑を潜ませた白薔薇の様な雰囲気でございます。
二皿目のデセールは、
「桃のロールケーキ、ミントとヨーグルトのアイスクリーム添え」
こちらの名物とも言える、ロールケーキ。
ふんわりと優しいベルベットシフォンの様なスポンジに巻かれた桃がとってもロマンチックな味わい。ふっくらと優しい乳白色の薔薇を思わせます。
この後、それぞれ食後酒やお茶を楽しみ、夕刻から始まった宴は
ゆっくりと終演にむかうのでございました。
本当に素晴らしく、そうして楽しい宴でございました。
メルヴェイユの松本シェフ始め、大人数にも関わらず、素敵なサーヴィスを
そつ無くこなして頂いたホールの皆様にも心から感謝申し上げます。
勿論、企画下さいましたA様にも…有難うございました。
~ああぁ、メルヴェイユにぶたが咲くぅ~
ぶたメルヴェイユ~ぶたメルヴェイユ~
美しくあれぇ~いつまで~もぉ~
このコメントを、メルヴェイユの松本シェフに謹んで進呈致します。
拝

0pt
0pt
0pt
0pt
ほるもん倶楽部 あじくら 渋谷・神泉(神泉)/ ホルモン焼き[ 平均:
4.4pt ]
![]() |
渋谷からは少し歩きますが、大変美味しく新鮮なホルモンを
とてもお値打ちな金額で楽しめます。
他の方々もコメントにある様に、ホルモン好きな方には
本当にお勧めのお店でございます。
特に、ホルモン6点盛り(1,300円)は、所謂シマ腸を
塩ダレ、味噌ダレ、カレー味、醤油ダレ、辛味ダレ、梅シソダレ
でそれぞれ頂けるのですが、この梅しそダレがとても美味♪
ホルモンだけでなく、牛、豚、鶏等も楽しめて、どれも500~1,000円台で
楽しめます。
従業員の方も気さくで愛想が良く、スリランカ人の方が
特別に作られるメニューもありでサービスも満足できるお店でございます。
朝も5時までやっているのも魅力的。
ちょくちょく伺いたくなるお店でございます。
~お肉がないなら、ホルモンを食べればいいのに
ホルモンでは不服なのかしら?~
と、どこかの王妃様が云ったとか云わないとかは
判りませんが、
以前から、とても興味があったお店
「ほるもん倶楽部~あじくら~」
通りに面したお店からはいつもお肉を焼く香ばしい匂いと煙
層居てガラス越しには、満席の中で美味しそうに七厘でお肉を焼いている
お客様のお顔が見えるのでございます。
通り掛かる時間が悪いのか、それともご縁がなかったのか
または、焼肉を目的としていない時に限って、空いていたり・・・
どうもタイミングが合いません。
~いつか入ってみたい・・・~
お店の様子を見て、お肉の焼ける匂いだけでそう思っておりました。
さて、某日、友人と渋谷で待ち合わせをして夕ご飯をご一緒する事に。
~さあ、何を食べましょうか~
特別に食べたいものが思い当たらず、
○○ホテルが林立するこの辺りをちょっと彷徨いながら、
今夜のお店を品定めしておりますと
偶然にも、この辺りには滅法お詳しいm様ご夫妻と遭遇致しました。
~何か良いお店は?~
~「あじくら」は行かれました?~
~いえ、気にはなっているのですが、まだ頂いた事がないのです~
~是非、行かれて見て下さい、凄くお勧めです~
~えっ?そうですか、それでは~
千載一遇とは、まさにこの事。
m様ご夫妻に御礼を言って別れ、友人と二人、急ぎ足で
いざ、鎌倉、ならぬ「あじくら」へッ!!
開店とほぼ同時だったせいか、日曜の夕方にも関わらず
すんなりと二人、予約もなしにご入店。
店内は思ったよりも広く、
大きなセンターテーブル(10~12人掛け)がドンと鎮座ましましていて
窓側に4人掛け席が2席、
2人掛けのカップル席・・・ここに通されました・・・が1席
小上がりのお座敷に4~6名用テーブルが3席、それにカウンター席が10席あります。
開店したばかりですが、既に数組の方がいらっしゃいました。
スリランカ人の素敵なスタッフの方が、スマートにそつなく応対してくださいます。
その愛想良さと云ったら、もう下手な若い日本人のお兄ちゃんなんか適わない位・・・
早速、生ビール(エビス:550円)を注文してメニューを見てお悩み中。
お通し?の替わりにキャベツの切ったものが供されます。
まあ、それにしても、ホルモンだけでなく、豚や鶏、牛も充実しております。
牛も、652円のハラミにんにく爆弾焼き~熟成和牛上カルビ1575円、
更に特選サーロイン(塩のみ)2415円まであり、他のお肉もとにかくお安いです。
それぞれのお財布とお腹具合に合わせて色々頂ける、とっても嬉しい構成でございます。
~いやん、色々有って困っちゃう~
と、みたいな、かってのアイドルみたいな台詞を云ってみたりしながら
~やはり、ここはがっつりホルモンから、お肉に行きましょう~
お勧めの「ホルモン6点盛り」にハツ、上カルビ、ハラミ、ゲタ、
豚トロ、カシラ、イベリコ豚ロース、日南地鶏せせり、榛名地鶏ハラミ等
あれこれ勢いで注文致しました。
炭の入った七厘が運ばれてきて、いよいよ戦闘開始です。
3時間一本勝負ッ!
(注)これは、混雑時には、3時間でご退席頂く場合がございます。
しかし、その様に3時間食べ続けるなんていうのは、なかなかできない事でしょう。
キムチの盛り合わせとキャベツを箸休め?に、せっせと頂きます。
ホルモンの6点盛り(1300円)・・・これはシマ腸3人前を、塩、タレ、味噌、辛タレ、カレー味、
そうして「梅じそタレ」で頂くのですが、新鮮なホルモンはやはりとても美味しいです。
特に、まあ、この「梅じそタレ」の美味しい事!
意外な発見でございます。
これが結構ツボにはまってしまい、食べ終わった後もそのまま死守して、
塩味系のお肉に活用致しました。
とにかく、
いつもの通り、
~焼きます食べます焼きます食べます~
の繰り返しでございます。
まあ、ビールやサワーが進む事、進む事・・・
気付けば、全ての席がいつの間にか埋まっていて、あちこちでグループやカップルが
七厘を囲みながら、お肉を召し上がっております。
これだけの人々が一斉にお肉を焼くと、どうしても燻される感じは致しますが、
それはホルモンの宿命かも知れません。
レバーも、半生で頂いて遜色がありませんし、鶏もとってもジューシーでございます。
勿論、豚ももっちり美味しかったですし、どれも満足の行くお味でございました。
牛も、お安いハラミやゲタから、上カルビ(それでも1575円)まで堪能致しましたし、
一皿のボリュームもあるので、しっかりがっつり頂けます。
締めは、コムタンクッパに残ったキムチ・・・特にタコキムチがとっても合います・・・を入れて
さっぱりと・・・
結局、3時間どころか、一気呵成に
~焼いて食べて飲んで焼いて食べて飲んで食べて~
を、繰り返し、1時間30分でしっかり胃袋は満たされたのでございます。
そんな訳で、遠慮せず気取らずに、欲望の赴くままにホルモンとお肉を堪能致して、
一人5000円以内と云うのもとても嬉しい限りでございます。
すっかりご満悦な気分な私。
・・・・・
それから数日後・・・
別の友人を誘って、平日夜に伺おうと思い、お電話すると
~今、満席なんですが、もしご連絡先をお教え頂ければ、空いた段階でご連絡します~
との事、
どうしようかなぁ~
と、思っていると
~もし、その時点で他のお店に入られていても構いません~
との、優しいお言葉。
それならば・・・と、思い、近くのBarで軽く飲んで待つ事に・・・
そうしましたら、ちゃんと20分後にお電話を頂きました。
当たり前の事かも知れませんが、そう云う対応の良さも嬉しい限りでございました。
渋谷でホルモンやお肉を食べる際にはとてもとてもお勧めのお店でございます。
mariruu様、素敵なお店をご紹介頂きまして有難うございました。

0pt
0pt
0pt
0pt
紫野和久傳 丸の内店銀座、新橋、有楽町(有楽町)/ 和菓子[ 平均:
5.0pt ]
![]() |
拝啓
お変わりなく
ご健勝にお過ごしのご様子
お慶び申し上げます。
今年も貴方から、
紫野和久傳の「西湖」を頂きました。
この時期だけしか販売されていない、限定の涼菓。
ちまきの様に青笹に包まれた、
やわやわとぷるんとした蓮の粉のお菓子。
瑞々しさすら感じる、青の美しい笹の葉を幾重にも纏って
漸く現われる、淡く透き通った薄墨色と煤竹色の艶やかなお菓子。
笹の葉を器代わりにして、黒豆を炒った黄な粉をまぶして頂きます。
蓮の粉と和三盆糖だけで出来たこの涼菓は、
わらび餅よりも、もっと柔らかでつるんとした風合い。
しなやかに口中でほろほろと崩れ、ほんのりと、微かな黒糖の風味と
和三盆糖の穏やかで静謐な甘味がすっと消えていきます。
本当に優しい上品な味わいです。
貴方の優しさにも似た、ことばのないご挨拶。
彼岸の向こうの母にも、お供えさせて頂きました。
大事に大事に一包みずつ、美味しく愛しく頂きます。
ことばよりも、なによりも、
貴方のお気持ちが、このお菓子を通じて頂ける事に
心からの感謝を込めて、一口一口を愛おしみながら。
こうして、古都の古えの味覚を口にしていると
ふっと都大路を通り過ぎていく涼風を感じます。
窓の外では、早咲きの夾竹桃の花枝の上に
梅雨の晴れ間の綺麗な青い空が久々に見え、
ひとひらの雲がゆっくりと流れていきます。
文字にはしない慈しみのことばを
こうして、お菓子に託して届けてもらえる事の
なんと嬉しいことでしょう。
貴方の優しさ、そうしてお気遣いにも似た
この「西湖」の味わい。
有難うございました。
次は私も、だれかにこのお菓子をお送り致します。
貴方の様に、文字にしない慈しみのことばを
お菓子に託して。
今年の夏は、例年よりも暑いご様子
どうぞ、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ
拝

0pt
0pt
0pt
0pt
ブラッセリー クール 渋谷・神泉(神泉)/ フランス料理[ 平均:
4.6pt ]
開店から漸く1年を迎えた、
若いご夫婦お二人で切り盛りされている4人掛けのテーブル3つと、
カウンター7席程度のこじんまりとしたブラッセリー。
お昼は1000円、夜も4000円位からと
お値段も良心的。
派手さはありませんが、ブラッセリーらしい素材本位の
実質的なフレンチが頂けます。
特に、お昼の鶏のコンフィや、豚や羊や鴨・・・
お肉料理が秀逸。
ちょっとしたお昼にも、少人数とのお食事にも
重宝するお店でございます。
なお、土日、祝日のランチは
1500円(オードブル・メイン・デザート)がお勧めです。
こちらは、オードブルとメインが、それぞれ3??5種類の中から
選択できます。
以前から、看板が気になっておりました。
渋谷から少し離れた路地の畔の可愛いブラッセリー。
東京グルメで知り合いになりました、mariruu様が
こちらのお店を絶賛されておりましたので、
ふらっとお昼を頂きに上がった事から始まりました。
オープンカフェの様なテラス(お昼はこちらでもお食事可能です)があり
お店は過多な装飾のない清潔な内装。
黒と銀、そしてオフホワイト・・・こじんまりと、やや狭いのは否めませんが、
こざっぱりとしていて、悪くはございません。
お昼は、とてもお値打ちな内容。
季節の野菜のポタージュが中心の本日のスープか、
またはパテや生ハム等の添えられたサラダ、
鶏もも肉のコンフィや豚バラ肉のポアレ等、3種類のメインから
プリティクスで選び、これに、コーヒーが付いて1000円。
更に、オプションでスープも200円で頼めます。
なんと嬉しいお値段でしょう。
ランチシャンパンも800円ですから、気軽に飲めるのも良いです。
ちょっと奮発して、1800円にすると、
帆立のゼリー寄せや、フォアグラのテリーヌ等の前菜、
はっきりした味わいのムール貝やアスパラ等を使用したポタージュスープ、
そうして鴨のコンフィや子羊のロースト等が頂けてしまうのも、嬉しい限り。
ブラッセリーですので、繊細な感じよりもどちらかと云うと
味ははっきりとした、明確な味わい。
お野菜等も茹でて、軽くグラッセしたものが多いのですが、
それでも、じゃが芋がグラタンになっていたり等の配慮もキチンとしております。
また、デザートのクレームブリュレやダークチェリーのクラフティーも
しっかりボリュームに負けない内容で、これもお勧めです。
グラスワインもランチならば500円、シャンパーニュでも800円
休日のお昼に軽く飲んで食べて、すっかり満足出来る内容でございます。
それ以後、すっかりお気に入りのお店となってしまい、
ご近所と云う事もあり、何度も通ってしまいました。
二人で切り盛りしておりますから、メニューが立て混んでいると、
空席があっても入店できない場合もあるのですが、
予約も可能ですし、ランチは14時30分位がラスト・オーダーなので、
時間をずらして遅いランチを頂けますので、
思い立ったら、街の中華料理のお店に行く様に、ふらりとランチでフレンチ・・・
そんなお店とめぐり合えた事に感謝でございます。
夜は若干高め・・・と思われますが、
4500円からコースがございますし、
2人でシェアするコースでしたら、7000円(一人3500円)もございます。
また、予め相談すれば、人数と予算に合わせて、色々とメニューを考えてくださいます。
この場合、2名よりも、3??4名以上で伺って、黒板のお勧めのお料理を拝見しながら、
メインのお料理を、シェフと遣り取りしながら相談する方が良いかも知れません。
フォアグラのフランやトリュフ入りのパテ、野菜とお肉を使ったテリーヌ、
自家製ソーセージや色々な前菜の取り合わせ
どれも、やはりワインに合わせてあるのか、はっきりとした味付けでございますが
手を抜かずにきちんとしたお料理で、頂く度に嬉しくなります。
ワインも、ボトルで3000円台から用意されているので、色々楽しむ事が出来ると思います。
お腹の好き具合やお財布と相談しながら、黒板に書かれたメインのお魚やお肉を選ぶ・・・
こんな頼み方の方が、このお店の本来の楽しみ方・・・そうして頂き方の様な気が致します。
特に、薩摩鶏のローストや仔羊のロースト等、ボリュームもあり、お値段に充分見合った内容でございますが、
冬の最後に頂いたジビエとフォアグラのパイ包み・・・また是非頂きたいメニューでございます。
ワインも飲んで、デザートとコーヒーも楽しんで、1人5000円??7000円程度で満足出来ると思います。
カウンター席には、場所柄でしょうか?
お一人でいらっしゃる方も多く、前菜にワインだけで召し上がる方もいらっしゃいました。
そんな使い勝手の良いブラッセリーでございます。
まずはお昼に通って、それから夜に伺ってみるのが、宜しいかも知れません。
カウンターに座ると、決して広くない厨房で一生懸命調理しているシェフの姿が拝見出来ます。
その姿が、リズミカルに楽しそうだったり、余裕がなくて必死だったり・・・
時々はサーヴィスの奥様と、ちょっと揉めたり・・・
そんな、どこか人間臭いところも、実はお気に入りの一つです。
まだまだやっと1年目・・・
まだまだ若いお店です。
1年、そしてまた1年・・・ゆっくり歳を重ねながら、
少しづつ、少しづつ成長していくのでしょう・・・
これからも、フラッと立ち寄れるブラッセリーでいてくださいね。

0pt
0pt
0pt
0pt

友人・同僚と
コートドール 六本木・麻布・広尾・白金(白金高輪)/ フランス料理[ 平均:
4.3pt ]
![]() |
春と云ってしまうには、まだ肌寒いこの時期・・・
~コート・ドールでお昼をいかがでしょうか~
こんな素敵な午餐のお誘いを頂きました。
白金高輪駅で待ち合わせ・・・
すっかり様変わりした都心の街並み・・・夥しく林立するビル
行き交う車の波、その中に取り残された様にある昔ながらの家並み・・・
現代と過去が入り混じり、その不釣合いな光景をまるで異国を旅する
旅行者の様に眺めながら、「黄金の丘」を目指します。
まだ、風は冷たく、晩冬特有の空には重く灰色の雲が垂れ込めています。
歩く事、暫し・・・
大きなマンションが見えて来ます。
こちらが目指す
「コート・ドール~黄金の丘~」
マンションの一角に厳粛に佇む、風格のある入り口
ドアを明けると、素敵な生花が出迎えてくださいます。
シックで格調高い店内は、程良い位の広さ。
大き過ぎず、狭過ぎず、厳粛で格式がありそうな、心地良い古さと、
それでも、どこかホッとする様な穏やかな空気が流れております。
窓に近いテーブルに案内されると、雲の合間からほんの少し零れた日差しが
小さなお庭の見えるガラス越しに、白いテーブルクロスに映っていました。
本日の献立は、お誘いくださった先達の方が予めご予約くださっていて、
メインのみを決める形になっておりました。
この日のメインは、お肉はこの時期ならではのジビエ、蝦夷鹿
お魚はえいのムニエル。
えいのムニエルにも、心惹かれて、少し悩みましたが、
やはり時節のものを頂きたいので、蝦夷鹿を頂く事に致しました。
午餐を祝してシャンパーニュで乾杯致しました。
本日のシャンパーニュはドゥ・ラ・ピエール・ブリュット
早春の木漏れ日を思わせる淡い金色のそれは、華やかだけれども軽い口当たり。
優雅な午餐の幕開けにはぴったりです。
最初のアミューズは、こちらのスペシャリティとも言える赤ピーマンのムース。
真っ白なお皿に、ややくすんだ珊瑚朱色のムースの下には鮮やかな紅のトマトのクーリ・・・
そのドラマティックな色合いがとても美しくて、スプーンを入れるのが、思わず躊躇してしまいそうになります。
仄かに、しかししっかりと舌に伝わる赤ピーマンの風味、そうして淡雪の様に滑らかな口解け・・・
まさしくスペシャリティーといわれるだけの逸品。これからの献立に期待出来そうな素晴らしい幕開けでございます。
一皿目の前菜は、白子と馬鈴薯のガレットのパイ包み焼き。
~是非ともこの時期に召し上がって頂きたい~
先達の方が、今回の午餐のためにご用意くださいました、この時期ならではのメニュー。
伺えば、毎年何かしらの創意工夫を凝らされていて、今回は薄く切った馬鈴薯が美しい狐色の焼き色を見せています。
ナイフを入れるとさっくりとした馬鈴薯の下から、たっぷりの白子が顔を覗かせて馨しい湯気が立ち昇ります。
カリッとした馬鈴薯、さっくりとした香ばしいパイ、それに甘さを増した滋味溢れる蕩けるような白子が、
それぞれの異なる食感がお口の中で一つになって、何とも言えないハーモニーを奏でてくれます。
あしらわれた色鮮やかなグリーンのインゲンの優しい味わいと、やや酸味の効いたライトグリーンの香草のソースがアクセントになっていて素晴らしい味わいでした。
グラスでお願いした、程よく冷えたシャブリ・サン・ピエールが熱々の白子とバターの風味一杯のパイに良く合います。
続いての前菜は、小さな牡蠣と下仁田葱の入った、暖かで滑らかなポタージュ。
珍しい南国土佐の蛤程度の可愛い牡蠣ですが、小さい分、凝縮された濃厚なお味で肉質も身が締まっていて程よい食感です。
牡蠣の旨味が溢れているポタージュは、さらりと仕立てられていて、牡蠣の風味を損ないません。
冬に一層甘味を増してくる下仁田葱も堪らない美味しさ。パンと白ワインがとても良く進んでしまう一皿です。
ゆっくりと愛しむ様に頂きました。
そうして・・・
本日のメインは今日は蝦夷鹿のロースト・ボワブラードソース。
表面ははしばみ色にこんがりと焼かれた大きなお肉の断面は、熟れた木苺を思わせる様な、鮮やかな深紅色・・・
血が滴る様な大きなお肉は、野趣溢れるジビエの醍醐味です。
添えられた薩摩芋と林檎のピューレの金色掛かった杏色が柔らかな雰囲気を見せています。
シンプルに焼かれた蝦夷鹿の個性的な味わいに、ベルベットの様にしなやかで濃厚な香りのボワブラードソースが
と良く馴染み、一口毎に美味しさがシンプルに楽しめるローストに仕上がっています。
サツマイモとリンゴのほっこりとした口当たりと甘酸っぱさが、蝦夷鹿のローストに、丁度良いアクセントを加えております。
こちらには、ミシェル・ルーションのシャトー・ド・コスタニエール・フォジェール・キュヴェ・プレステージをグラスで頂き、
ジビエとワインのマリアージュも愉しみました。
アヴァンデセールは、完熟蜜柑のソルベ。
濃厚な蝦夷鹿の後、お口直しに丁度良い、爽やかな香りと甘さ、そうして微かなほろ苦さが、
口の中ですんなりと蕩けます。
まさに季節の果実の持ち味を余す所なく堪能出来ます。
デセール一皿目、今の時季だけのこちらのスペシャリテ、苺のスープ。
真っ白い器に苺の鮮やかな紅が、一際美しく、思わず歓声を上げてしまう様に、眼が惹き付けられてしまいます。
今回は半皿分を盛り付けて頂きましたが、通常の一人前は、贅沢にも苺1パックを使用していらっしゃるとか・・・
完熟の苺を、苺のピューレで和えた非常にシンプルでなデザートですが、素直に美味しいと思えるデザートでございました。
強い香りと華やかな甘さ、そうして仄かな酸味・・・薫り高い苺をしっかり堪能致しました。
続いて、二皿目のデセール、クレームシトロンのパリブレスト。
先ほどの苺のスープとは違って、シックな雰囲気を醸し出しています。
さっくりとしたシューと爽やかなレモンの香りと酸味のクリームの相性が抜群、
底には、焼いたメレンゲが入っていて、その食感がクリーム、シューと共に頂くと
何とも言えない素敵な調和を伝えてくれます。
口の中に一足早く、春風が吹いた様な、爽やかで優しいデセールでございました。
最後は、すっかり満足した気分で、食後の珈琲と、添えられたショコラとフィナンシェでまったり・・・
お昼にも関わらず、すっかり長居をしてしまいました。
冬の終わりのジビエや蜜柑、一足早い春を感じさせる苺・・・
テーブルの上のお皿には、それぞれの季節が交差しておりました。
どのお料理も決して衒うことのない、見た目もシンプルな仕上がりでしたが、
これ見よがしの派手な演出とは違った、存在感のある重厚な内容で、素材を活かす技に満ちております。
とても印象的で、ゆったりとした時間を過ごせる素晴らしいレストランでございました。
丁重に見送られて外に出れば、
まだ、晩冬の風は冷たく、相変わらず鉛色の曇り空に戻っていましたが、
とても幸せな帰り道でした。
~春はもうすぐそこまで来ています~
「黄金の丘」の帰り道
確かに、そこには、まだ来ていない“春”が存在していたのです。
そんな暖かで、晴れやかな気持ちになれる、素敵な午餐でした。
雲の合間から、時折日の光が零れて来て、
どこからか沈丁花の花の香りがふっと届いてきます。
このコメントを、ご手配頂いたA様へ・・・
拝

0pt
0pt
0pt
0pt
鳥栄 上野・日暮里・湯島(湯島)/ 鳥料理[ 平均:
4.5pt ]
![]() |
![]() |
風情のある佇まいの中で、東京軍鶏の「鳥鍋」(メニューはこのコースのみ)が頂けるお店でございます。
要予約で、その独特な予約法で、予約を取るのが困難な名店なのですが、
それゆえ、シンプルながらもとても滋味溢れる鳥が頂けます。
約束の時間には少し遅れてしまった。
昼間までの雨は夕方にはすっかり上がり、御徒町の駅で降りて
地下鉄の階段を駆け足で上がって地上に出る頃には、
巷には雨上がりの初夏の風が吹き、見上げれば先ほどまで空一面を覆って
、雫を落としていた雲が、急ぎ足で通り過ぎていた。
大通りを、一歩路地に入ると、やや煩雑な店が並び、更に進むと
人目でそれと判る、木造の建物が見えてきた。
「鳥榮で鳥鍋はいかがでしょうか?」
願ってもないお誘いを頂いた。
何でも予約の仕方が独特で、特に冬場は大変取り辛いお店と伺う、
鶏好きには垂涎のお店である。
勿論、即答で参加させて頂く事となった。
漸く早春のの便りが届く頃の事である。
それから約三ヵ月、漸くその日がやってきた。
周囲のビルに囲まれて、そこだけ時代が止まっているかの様な建物。
オレンジ色の暖かそうな明かりが二階から漏れ、得も言われぬ様な雰囲気を
伝えてくれる。
目立つ看板もなく、紺地に白抜きで小さく“鳥榮”と抜かれた暖簾が
はたはたとおりしの風にはためいていた。
摺りガラスのはめられた格子戸を明けると、
~いらっしゃいませ~
三和土のすぐ脇の調理場から、白い調理着のお店の方が出てくる。
予約をしてくれた友人の名前を告げると、二階へと案内をしてくれた。
やや、磨きの掛かった板張りの階段を昇ると、ぎしぎし軋んだ音が上がる。
池波正太郎氏を始めとする、沢山の著名人や、先達の客人も、
同じ様に、この音を幾度となく聞いたのだろうか。
二階は、畳のお座敷のみ三部屋有り、その一つに通された。
どの席も埋まっており、このお店の人気が窺い知れる。
ざっとみても20人前後で一杯のなるであろうか、
この日は、他に大小4組のお客人がいらしていた。
通された卓には、既に友人達は全てそろっており、
お通しのお浸しを頂きながら、既に席に付いていた。
遅延のお詫びもそこそこに、、軽くビールで乾杯すると、
早速、台十に備長炭が入り、火が熾される。
明々と炭が熾ると、その上に浅い鉄鍋が置かれて、鶏のスープが張られる。
綺麗に澄んだスープが、ゆっくりと湯気が立ち昇る。
鬼おろしの入った小鉢が配され、
肉と葱、豆腐が盛られた大皿が運ばれてくる。
鉄鍋に張られたスープが、くらくらと波打つ。
いよいよ、待ちに待った鳥鍋の始まりである。
こちらで供されるお料理は、この鳥鍋のコースだけ。
大皿には、正肉、砂肝、心臓が並んでおり、どれも美しく張りが有り、
弾力がある。
何よりも、どこにも筋や脂、血の様な物が見えない。
美しく、そうして手際よく捌かれた肉を見ているだけで、気持ちが高揚する。
正肉は、綺麗な桜色、砂肝や心臓は鮮やかな紅色で、
そのままでも頂けそうな位である。
こちらは、東京軍鶏と云う鶏の肉を使用しているとの事で、
同席頂いた女性から、詳しい由来を伺った。
“東京軍鶏は、人形町の老舗の「玉ひで」が鶏業者と共に開発した、
しっかりとした歯応えの肉質と滋味溢れる味わいが特徴の、新しい鶏”
との事である。
~鳥のお肉が白くなったら召し上がってください。
赤身は それから少し長めに煮て召し上がってください~
女将様であろう、おっとりと優しい口調の年配の女性が
頂き方を説明くださりながら、お肉、そうして葱、豆腐を鍋に入れて仕立ててくださる。
柔らかな桜色の正肉が、微かに白いスープを潜ると、肉の表面がさっと白に変わる。
もう食べ頃である。
まずは何もつけないで頂いてみる。
ほんのりと火の通った正肉は、しっかりした歯応えと云うよりも、しなやかで柔らかく
鳥らしい滋味に溢れている。
次の一切れは、山椒を一振りした染めおろしで頂く。
粗めの大根おろしと鶏が良く合い、さっぱりと上品な味わい。
それぞれが鶏の持ち味を損なう事なく、存分に楽しめる。
くらくらと昇る湯気の中で、赤身に火が通る。
弾力のある砂肝、ほわっと柔らかい心臓。
よく言われる鶏肉臭さとは、まるで無縁である。
至って単純な食べ方故に、素材の鮮度の良さが伝わってくる。
淡泊で有りながらも鶏本来の滋養溢れる穏やかな鶏の味わい。
一切れ一切れを惜しむ様に口に運ぶ。
鍋は、相変わらず澄んだまま。
それぞれが、以下に丁寧に下拵えされているか、
そうして鮮度が良いかが伺える。
合いの手の様に、葱とお豆腐を頂く。
先ほどの鳥肉から溢れた旨味や滋味をほど良く沁み込んだお豆腐は、
ほろほろと舌に柔らかくその深みを伝え、
蕩けそうに柔らかく煮えた葱も、より甘味を増して味わい深い。
口の中で溶けていく。
最初に入れられた鍋の中身がなくなった所で、ほんの少しお塩の入った
お蕎麦のお猪口に塩が出される。
~どうぞ、こちらでスープをお召し上がりください~
女将に勧められるまま、スープをよそう。
アク一つない、少しだけ白を帯びた透明なスープは、本当に濁りがなく、
さらっとしていながらも、鳥の旨味と甘味がしっかりと融けていて、当然の如く文句なしに美味しい。
一同、スープを堪能していると、やや深めのお皿一杯のつくねが運ばれてくる。
所謂、鶏挽き肉の団子種ではなく、ねっとりとなるまで、叩いて叩いて作られたつくね種である。
自らの手で、真ん中に落とされた卵の黄身と混ぜながら更に掻き混ぜると、一層の粘りと共に、種に弾力が出てくる。
これを、ざっくり人数分になる様に、お団子を作って鉄鍋に落としていく。
ふんわりとした種が、くらくらとしたスープに浮かび上がった頃が食べ頃である。
スープと一緒に、あるかなきかの塩味で頂く。
ほわっと柔らかく、ほろほろと口の中で崩れていく。
言葉を失う位に美味しかった。
こうして、すっかり鳥鍋を堪能する頃に、〆の御飯と香の物が運ばれてくる。
この御飯に、鍋のスープを掛け、少しの山葵だけでさらさらと、お茶漬けの様に頂く。
あっさり優しく、それでいて滋養溢れる味わい。
二杯目は、残った染めおろしを加えて頂く。大根の辛味と塩味がより深みのある味わい。
添えられた香の物も美味しかった。
特に、細かく刻まれた白菜を胡麻で軽く和えて有ったのが印象的だった。
こうして、二時間以上に渡る、憧れの“鳥鍋”の宴は静かに終演を迎えた。
~いかがでしたか~
~はい、大変美味しゅうございました~
既に他の客人はお帰りになり、最後の一組となった私達は、くまなく部屋や他の座敷を拝見した。
少し煤けた塗りの壁や座敷の畳、赤黒く光る柱、軋む床は、幾度となく繰り返しながらその「鳥鍋」の湯気や炭の香り、集う人々の楽しい会話を染み込ませていて、ゆっくりと時間を紡ぎながら、そうして、それはこれからも続いてくのだろう。
この店がある限り…
それが、続く事を願いつつ。
丁寧に見送られながら、お店を後にする。
大変人気があり、予約困難なお店にも関わらず、
接客は丁寧で、お高く止まった所等微塵もない。
外には、初夏の風が火照った身体を通り過ぎていく。
さやさやと新緑の柳の枝が風に靡く。
路地を一つ曲がる前に、何故かその店の佇まいが、何故か幻の中のものであったかの様に思えて、
もう一度、ふっと振り返った。
明かりの落ち始めた周辺のビルや、派手なホテルのネオンとは無縁な空間。
そこだけ時代が止まっているかの様な建物。
私の見ているその建物、そうして過ごした時間は確実に私を和ませてくれる。
ひっそりと、そしていと惜しい様な、その小さな木造のお店は、店仕舞いの時間を迎えて、ゆっくりと絵葉書の一枚の様に静寂に包まれていた。
ただ、紺地に白抜きで小さく“鳥榮”と抜かれた暖簾が、通りを渡る初夏の風に、微かにはためいていた。
このコメントを、ご案内頂いたK女史、並びにご同席頂いた、
megarebo様に進呈致したく。
拝

0pt
0pt
0pt
0pt
多賀野 東急沿線(荏原中延)/ ラーメン一般[ 平均:
4.0pt ]
![]() |
すっきりとした、美味しい「中華そば」を頂けるお店でございます。
粟国の塩、上品なスープ、具材・・・それぞれに細やかなこだわりを感じながらも
それを押し付けがましくなく頂けるお店で、どこか頂いた後にホッと
思えてしまう、そんなお店です。
あぁ、こんなお店が近所にあったら・・・
少し遠くても、思い出した様に通いたくなるお店でございましょう。
今年の合唱団の演奏会場が、荏原中延と言う事になり、
打ち上げの下見ついでにこちらに伺いました。
合唱団で、一番の大食漢と云われている友人が、
「是非、多賀野でラーメンを食べましょう」
と、云っておりましたので、こちらでの皆様のコメントの高評価も加味して、
・・・これは頂かない訳には参りませんねぇ・・・
と、云う事になり、早速伺ってみると、なんと嬉しい事に、場合によっては
1時間待つ方もいるというのに、この日は数組が並んでいるだけでございました。
これは、何と素晴らしい事でしょう!
早速、チケットを購入して、行列に加わりました。
中華そば+トッピングA
こちらを注文して、待つ事暫し・・・
入れ替わりにお店を後にする皆様の嬉しそうなお顔を拝見すると、
ますます期待が高鳴ります♪
カウンターが連なる席の角付近の席に座ると、ラーメンを仕上げている姿も拝見出来て、これもちょっと嬉しく感じました。
一つ一つ、丁寧に仕上げている様が伺えます。
さあ、中華そばが運ばれて参りました。
スープは、鶏を中心に鰹や煮干を加えているのでしょうか?
すっきりとしていながら、とても明確な味わいで、
嫌味な味がございません。とても素直な味なのでございます。
細くしなやかな麺との相性も良く、すんなりと頂けるお味でございます。
煮玉子や叉豚、それにメンマもとても美味しいお味でございました。
頂いた後に、大盛にすればよかったなぁと、少し後悔致しましたが、
最後のスープまで、本当に美味しく頂けました。
次回は塩と云う事を心に決めて、ホッと安らぎにも似た満足感に浸りながら
お店を後に致しました。
演奏会当日、ゲネプロ前に頂こうと思ったら、さすが土曜日、
既に長い行列が・・・
さすがに時間もないので、断念してしまいましたが、是非、再度頂きたいと
思っております。

0pt
0pt
0pt
0pt
・・・料理
・・・サービス
・・・雰囲気
・・・コストパフォーマンス
・・・総合








みすゞ飴本舗・飯島商店 上田・小諸・別所温泉(上田)/ 和菓子[ 平均:
4.0pt ]
みすゞ飴…セロファンに包まったゼリーのお菓子…
ぶどう、すもも、杏、りんご、梅に三宝柑…
ほんのり甘酸っぱい果実の味わいと、表面を乾燥させた寒天の独特の食感…
誰もが子供のころに頂いた事のある、ちょっと懐かしい味わいのお菓子。
明治時代から、今日に受け継がれている、銘菓の一つです。
長野新幹線の上田駅から徒歩3分程度のところに、このみすゞ飴で有名な「飯島商店」があります。
石作りの趣のある建物は、明治から大正初期の建築物を改装したシックな作り。
登録有形文化財にも登録されている、素敵な佇まいです。
店内に入ると、どこかの古いホテルのロビーの様に落ち着いた雰囲気。
板張りの床や階段、年代を感じさせる振り子の柱時計や机、レースの掛かった椅子等の調度家具が配置されていて、
まるで博物館のような静謐な空気が流れています。
ポルトガル製のアンティークなシャンデリアの柔らかい光が何とも言えない光と影を投げかけています。
信州の高原で採れた旬の果物を中心に、みすゞ飴
こちらでは、良く見かけるセロファン包装のものと、和紙で包装されたものの2種類があります。
伺うと、和紙の方はやや薄めに作られていて、少しだけ食感も違うのだとか…
どれも、きらきらと美しく、大きな器に試食用に盛られていて、好きなだけ頂けます。
りんご、桃、杏、ぶどう、梅、三宝柑…6種類の信州を代表する果実と、糸寒天を使って仕上げられた
ややハードなゼリー。
派手さはないのですが、
そんな中で目についたのは、一口サイズに切って器に入った「みすゞ阿られ」
6種類のみすず飴が、さいの目にカットされて、八角形のプラスティック容器に入っています。
見た目も可愛らしく美しく、“阿られ”なる名前に反して、ちょっと上品な感じのお菓子です。
最近では、ちょっとした高級洋菓子店で販売されている、フリュイ・ド・コンフィの和風版とでも申しましょうか…
それでも、みすゞ飴同様、どこか懐かしく優しい味わいを伝えてくれます。
この他、こちらでは、やはり信州の果実を使った、無添加の四季のジャムやゼリー菓子等も販売しております。
ジャムは、紅玉りんごや紅すもも、白桃、コンコードの葡萄等…まさに信州の果実をふんだんに使った
ものばかり。
完熟のイチゴや、かりん(マルメロ)、ルバーヴ、金柑のコンポ―ト…等、
その季節にしか出会えない果実もあり、どれも580gのビン詰めで700〜900円位のお手頃な価格で、
お土産にも自宅使いにもぴったりです。
こちらも、購入前に試食をさせてくださいますので、好きな味わいを確かめて頂く事が出来ます。
色々あって迷ったのですが、紅すもものジャムのやや酸味の効いた味わいと、上品な色合いに惹かれ、
こちらを購入致しました。
そのまま頂くだけでなく、こちらをヨーグルトのムースやチーズケーキに合わせても美味しそうです。
余談ですが、このジャムを使ったジュースも、店内で自由に頂く事が出来ます。
もう一つは、ほっそりとした化粧箱にはいったゼリーの
「みすゞふるうつ」
桃やぶどう、梅等のゼリーがスティック状になっていて、丁度羊羹の様に切り分けて頂けます。
桃とぶどうを購入致しましたが、羊羹とゼリーの中間位の、つややかで半透明の美しく上品な甘さのお菓子で、
口にすると果肉の食感と果物の香りが伝わります。
弾力のある口当たりは、水羊羹ともゼリー共異なる、不思議な食感でございます。
ひんやりと冷やして頂くのに丁度良いお菓子で、これからのお気に入りの一つになりそうです。
こちらのお店だけで販売している生のゼリーや杏かん等の手作りの甘味も販売しておりますが、
お日持ちはしないので、お持ち帰りのみでの販売との事。
持ち帰りが出来なかったのが、心残りでございました。
静謐とした店内には、観光客の方が止めどなく訪れ、店員の方が穏やかに接客されているのが
印象的でございました。
帰りしな、丁重にお見送りされながら店を後にすると、
傾いた夕日を受けて石造りの建物の向こうに、澄んだ夕暮れの空の下に連なる山々が見え、
ふと、こんな句が脳裏をよぎりました。
〜みすずかる信濃のはての群山の嶺吹き渡るみなつきの風〜
会津八一(あいづ・やいち)1881〜1956
山中高歌10首・第1首
おすすめメニュー
もっと見る