(写真付きで再記載いたしました。2005.11.18)
昨日東京グルメでも有名でいらっしゃるch.syohin様と妻との3人で訪問いたしました。
やはり楽しくおしゃべりしながらのお食事はおいしいです。
もちろんナカミ刺しも頼みましたし、くじら綾紫にも再挑戦です。
しかし・・・くじら綾紫は、すでに2件目で、酔っていたためか、またまた不覚です。少なくとも紫蘇の味はしませんでした。
ch.syohin様はさすがです。ナカミ刺しがご飯にも合う事をすぐにお気付きになりました。
ご飯も頂き、それにナカミ刺しをかけて頂くと、これがまた美味しい。目から鱗です!
いやー、グルメの方は美味しさを自ら見いだしていくもんだなあ、と感動いたしました。
★4から★5に変更させて下さい。
(前回分)
一人で飲まなきゃいけない夜もある。
その日は降ったり止んだりの雨の土曜日で、その天気と申し合わせたように、妻の調子も悪かった。前日に食べた鯖に当たったらしい。明け方からずっと心窩部の辺りを痛がっていた。私は至って調子が良かったが、妻を残して遊び歩く訳にも行かず、結局、家でだらだらと過ごしてしまった。しかし、夕暮れには、胃腸薬と鎮痙剤で痛みも和らいだのか、ふと気付くと妻は熟睡していた。寝ている妻を残し、その日初めて私は外にでた。曇ってはいるが、雨は降っていない。傘を持たずに、旧山手通りと、道玄坂とを結ぶ神泉商店街の小道を歩く。この道には多数の美味しい、どちらかというと穴場的な飲食店が犇めいている。個人的には神泉グルメ小道と呼んでいる。
円山町 庵狐もこの小道沿いにある。通りに面した一面はガラス張りで、厨房を囲むL字カウンターの様子が外から伺える。この日は、まだ空席が見られたので、入る事にした。奥には広いテーブル席もあるのだが、一人なのでカウンターに促される。カウンターもゆったりとした造りになっている。実用性に乏しかったのだろうか、バタフライチェアは箱形の長椅子に変更になっていた。シートの下に荷物をしまえるといった類の、いわゆる収納付きベッドの椅子バージョンだ。
私の他、先客が2組。いずれもカップルである。一人の私は少し寂しい。
まあいいや、こういう日もある。
こちらのお店は、焼酎がたくさん揃っている。最初から「月の中」をロックで頂く。日替わりのお通しもあり、量は少ないがなかなか美味しい。ナカミ刺しを頼む。これは生の鳥モツ三種(レバー、砂肝、ハツ)が胡麻醤油のようなタレで和えられたもので、モツ刺身の三種盛り合わせと勘違いしていた私は、初めて頼んだ時、想像と違うものが届き、驚いたのだが、食べてみるととても美味しい。以来病み付きになった代物である。焼酎のつまみとしても絶品である。もちろん、地鶏の刺身3種盛り合わせといったものも存在する。大蒜醤油、胡麻油、塩などを付けて頂く。
焼き物は少し時間がかかるので、最初に注文する。ボンヂリの味噌焼きを頼んだ。
焼酎のボトルキープはないので、こちらでは、いろいろな焼酎の飲み比べがよい。いずれも500円から700円の間で頂ける。いわゆるプレミア焼酎は別としてだが。
ナカミ刺し、地鶏の刺身3種盛り合わせをつまみに、月の中、くじら、マンコイ、八幡などをロックで頂いていると、紫色のくじらの一升瓶が目に留まった。くじら綾紫とのこと。早速頼んではみたが、実はもう酔いが回り始めている。飲んでも味の違いがイマイチわからない。紫蘇の薫りでもするのだろうか?私には気付けなかった。
まあいいや、こういう日もある。
ボンヂリはまだこない。
隣の席では、やや声の大きめのカップルが楽しそうに厨房の料理人の方も交えて談笑している。時々女性の方の甲高い笑い声が響く。
目の前のガラスケースには牡蠣がみえる。2個から注文出来るらしい。ちょうど2個残っていたので、これも頼む事にした。待つ事も無く牡蠣は届いた。身も大きく美味しそうである。
「お!生ガキ!俺たちも頼むか?!」
隣の男性の方が私に届いた牡蠣をみて叫ぶ。
「ごめんなさい、最後の2個だったんです。」
そう謝ろうと私が口を開くよりも早く、
「いいっすよ、いくつ?」
厨房の方はそう笑いながら、別の冷蔵庫からたくさんの牡蠣を取り出し、ガラスケースへと移された。なんだよぉーまだあったのか。だったら3つ頼んでおけば良かった、と思っても後の祭り。
まあいいや、こういう日もある。
海のロックを追加してちびちび。やっとボンヂリが届く。待ちに待ったといいたいけれど、すこし飲み過ぎたようで、きついものがある。まずは記念に写真でも撮って、それからちびちび頂くか、と思って、ポケットを探ると・・・・・・携帯電話が無い。家に忘れて来たらしい。そして思い出す、寝込んだ妻。もしかして、私に電話をしたけど出てもらえない、なんてことになってはいないだろうか?。。味わうゆとりも無く、ボンヂリを口にほおり込む。こういう時でも残せないのが、私の気の弱いところ。幸いこちらのお食事は一品一品の量は多くはないので、こういう時、助かる。
お会計を済ます。カードも使えるが、問い合わせ通信を待っている暇はない。7000円ちょっと。一万円札を渡し、「釣りは要らねーぜ。」とは心でつぶやくだけにして、しっかり小銭単位までのお釣りを受け取り、席を立つ。隣のカップルと談笑されていた厨房の方が、一瞬私を振り向き爽やかに微笑まれる。
「ありがとうございました。またお待ちしています。お気をつけて。」
「あいよ!また来るぜ。次回は妻連れてな!」
と叫ぶなんて出来るはずも無く、ただ愛想良くお辞儀をして、お店を後にする。
まあ、寂しい食事ではあったが、美味しかった。しかし、一人食事ってのは、なんか味気ないなあ。まあいいや、こういう日もある。
急ぎ足で家に帰ると、妻は寝ていて、私の携帯電話の着信履歴もゼロ。
杞憂でよかった。
しかし、そうなると悔やまれるのは、待つだけ待ったのに、味わう事無く飲み込んでしまったボンヂリ味噌焼き。
まあいいや、こういう日もある。
そんなわけで、写真はない。
まあいいか、写真が無くても。
昨日東京グルメでも有名でいらっしゃるch.syohin様と妻との3人で訪問いたしました。
やはり楽しくおしゃべりしながらのお食事はおいしいです。
もちろんナカミ刺しも頼みましたし、くじら綾紫にも再挑戦です。
しかし・・・くじら綾紫は、すでに2件目で、酔っていたためか、またまた不覚です。少なくとも紫蘇の味はしませんでした。
ch.syohin様はさすがです。ナカミ刺しがご飯にも合う事をすぐにお気付きになりました。
ご飯も頂き、それにナカミ刺しをかけて頂くと、これがまた美味しい。目から鱗です!
いやー、グルメの方は美味しさを自ら見いだしていくもんだなあ、と感動いたしました。
★4から★5に変更させて下さい。
(前回分)
一人で飲まなきゃいけない夜もある。
その日は降ったり止んだりの雨の土曜日で、その天気と申し合わせたように、妻の調子も悪かった。前日に食べた鯖に当たったらしい。明け方からずっと心窩部の辺りを痛がっていた。私は至って調子が良かったが、妻を残して遊び歩く訳にも行かず、結局、家でだらだらと過ごしてしまった。しかし、夕暮れには、胃腸薬と鎮痙剤で痛みも和らいだのか、ふと気付くと妻は熟睡していた。寝ている妻を残し、その日初めて私は外にでた。曇ってはいるが、雨は降っていない。傘を持たずに、旧山手通りと、道玄坂とを結ぶ神泉商店街の小道を歩く。この道には多数の美味しい、どちらかというと穴場的な飲食店が犇めいている。個人的には神泉グルメ小道と呼んでいる。円山町 庵狐もこの小道沿いにある。通りに面した一面はガラス張りで、厨房を囲むL字カウンターの様子が外から伺える。この日は、まだ空席が見られたので、入る事にした。奥には広いテーブル席もあるのだが、一人なのでカウンターに促される。カウンターもゆったりとした造りになっている。実用性に乏しかったのだろうか、バタフライチェアは箱形の長椅子に変更になっていた。シートの下に荷物をしまえるといった類の、いわゆる収納付きベッドの椅子バージョンだ。
私の他、先客が2組。いずれもカップルである。一人の私は少し寂しい。
まあいいや、こういう日もある。
こちらのお店は、焼酎がたくさん揃っている。最初から「月の中」をロックで頂く。日替わりのお通しもあり、量は少ないがなかなか美味しい。ナカミ刺しを頼む。これは生の鳥モツ三種(レバー、砂肝、ハツ)が胡麻醤油のようなタレで和えられたもので、モツ刺身の三種盛り合わせと勘違いしていた私は、初めて頼んだ時、想像と違うものが届き、驚いたのだが、食べてみるととても美味しい。以来病み付きになった代物である。焼酎のつまみとしても絶品である。もちろん、地鶏の刺身3種盛り合わせといったものも存在する。大蒜醤油、胡麻油、塩などを付けて頂く。
焼き物は少し時間がかかるので、最初に注文する。ボンヂリの味噌焼きを頼んだ。
焼酎のボトルキープはないので、こちらでは、いろいろな焼酎の飲み比べがよい。いずれも500円から700円の間で頂ける。いわゆるプレミア焼酎は別としてだが。
ナカミ刺し、地鶏の刺身3種盛り合わせをつまみに、月の中、くじら、マンコイ、八幡などをロックで頂いていると、紫色のくじらの一升瓶が目に留まった。くじら綾紫とのこと。早速頼んではみたが、実はもう酔いが回り始めている。飲んでも味の違いがイマイチわからない。紫蘇の薫りでもするのだろうか?私には気付けなかった。
まあいいや、こういう日もある。
ボンヂリはまだこない。
隣の席では、やや声の大きめのカップルが楽しそうに厨房の料理人の方も交えて談笑している。時々女性の方の甲高い笑い声が響く。
目の前のガラスケースには牡蠣がみえる。2個から注文出来るらしい。ちょうど2個残っていたので、これも頼む事にした。待つ事も無く牡蠣は届いた。身も大きく美味しそうである。
「お!生ガキ!俺たちも頼むか?!」
隣の男性の方が私に届いた牡蠣をみて叫ぶ。
「ごめんなさい、最後の2個だったんです。」
そう謝ろうと私が口を開くよりも早く、
「いいっすよ、いくつ?」
厨房の方はそう笑いながら、別の冷蔵庫からたくさんの牡蠣を取り出し、ガラスケースへと移された。なんだよぉーまだあったのか。だったら3つ頼んでおけば良かった、と思っても後の祭り。
まあいいや、こういう日もある。
海のロックを追加してちびちび。やっとボンヂリが届く。待ちに待ったといいたいけれど、すこし飲み過ぎたようで、きついものがある。まずは記念に写真でも撮って、それからちびちび頂くか、と思って、ポケットを探ると・・・・・・携帯電話が無い。家に忘れて来たらしい。そして思い出す、寝込んだ妻。もしかして、私に電話をしたけど出てもらえない、なんてことになってはいないだろうか?。。味わうゆとりも無く、ボンヂリを口にほおり込む。こういう時でも残せないのが、私の気の弱いところ。幸いこちらのお食事は一品一品の量は多くはないので、こういう時、助かる。
お会計を済ます。カードも使えるが、問い合わせ通信を待っている暇はない。7000円ちょっと。一万円札を渡し、「釣りは要らねーぜ。」とは心でつぶやくだけにして、しっかり小銭単位までのお釣りを受け取り、席を立つ。隣のカップルと談笑されていた厨房の方が、一瞬私を振り向き爽やかに微笑まれる。
「ありがとうございました。またお待ちしています。お気をつけて。」
「あいよ!また来るぜ。次回は妻連れてな!」
と叫ぶなんて出来るはずも無く、ただ愛想良くお辞儀をして、お店を後にする。
まあ、寂しい食事ではあったが、美味しかった。しかし、一人食事ってのは、なんか味気ないなあ。まあいいや、こういう日もある。
急ぎ足で家に帰ると、妻は寝ていて、私の携帯電話の着信履歴もゼロ。
杞憂でよかった。
しかし、そうなると悔やまれるのは、待つだけ待ったのに、味わう事無く飲み込んでしまったボンヂリ味噌焼き。
まあいいや、こういう日もある。
そんなわけで、写真はない。
まあいいか、写真が無くても。