そばよしへの達人のクチコミ
券売機で食券を買って店の外に伸びる行列の最後尾へ。ぼけーっとしたまま暖簾をくぐり、残すところあと5、6人まで進んだところで、後から来た客たちが、カウンターで食券を差し出して何事かを手短に告げ、店の外に出て行くのに気づいた。これは…。まず注文済ませて、その後列に並んで品物を受け取る、というシステムだったのだ。三日ほど後にまた行った。やはり客は舗道にたむろしていた。現在働いている会社からは徒歩5分ほど。到着するのは12時7分くらいだが、この時間からが昼のピークのようだ。行列を避けて中に入ろうとすると、横腹を突っつかれ、並んでんの!という叱責の声。初回は、行列が少ない方だった。食券を買い求める列と受け取る列の「2系統」ができるのが普通らしい。というわけで並び直し。食券の列をクリアし、受け取りの列もじりじり進んで、前には鞄を肩に掛けたおばさん四人だけになった。この人たちは雑誌かなにかの評判を聞いてやって来たらしく、列に付きながらも何度か外れて代わる代わる券売機に向かい、新たな追加の食券を手にしていた。注文が煩雑でばらけているため、やはりオーダーミスが発生した。宙に浮いた蕎麦は、もし大盛りなら5番目に待っている私のものだった。大盛りの分量をさりげなく足してあてがうだろうと思いながら、知らん顔して様子をうかがった。
間をおいて、また出掛けてみた。私の前に若い男が体を滑り込ませた。しかし、この横入り男は横入りではなかった。例えば郵便局で番号札を受け取って、待ちが大分あるから向かいの100円ショップで買物を、みたいなことだった。オーダーを済ませた後、自分の位置を記憶しておき、店の外に出て所用を済ませ、マーキングした場所に体を入れたのだった。またまた何日かして行ってみた。今度は夜で、立ち食いではなく椅子が用意されていて、座り食いの蕎麦屋になっていた。野菜天入り蕎麦ができたので手に取ろうとすると、待ったがかかった。「オキャクサンジャアリマセン」な、なぜ。夜の部では待ちの客は列を作る必要がなく、おのおの椅子に座って待っていればよかった。見渡せば、数人の客のうち食べているのは一人だけで、その他は出を待っていて、私は一番最後の客だった。総合病院の待合室状態だったわけ。
間をおいて、また出掛けてみた。私の前に若い男が体を滑り込ませた。しかし、この横入り男は横入りではなかった。例えば郵便局で番号札を受け取って、待ちが大分あるから向かいの100円ショップで買物を、みたいなことだった。オーダーを済ませた後、自分の位置を記憶しておき、店の外に出て所用を済ませ、マーキングした場所に体を入れたのだった。またまた何日かして行ってみた。今度は夜で、立ち食いではなく椅子が用意されていて、座り食いの蕎麦屋になっていた。野菜天入り蕎麦ができたので手に取ろうとすると、待ったがかかった。「オキャクサンジャアリマセン」な、なぜ。夜の部では待ちの客は列を作る必要がなく、おのおの椅子に座って待っていればよかった。見渡せば、数人の客のうち食べているのは一人だけで、その他は出を待っていて、私は一番最後の客だった。総合病院の待合室状態だったわけ。