レストラン カタヤマへの達人のクチコミ
この日、久しぶりに東武線東向島駅から歩いて、白髭橋東詰めにあるレストランカタアヤマを訪問した。
既に何度もご紹介している様に、僕はこの店の駄敏丁(ダビンチ)カットの分厚いステーキ、それも、放牧で育て、牧草のみで育った牛のステーキ(グラスステーキ)、が好物である。
駄敏丁(ダビンチ)カットや、グラスステーキの種類等については、以前の訪問記に詳しいので、そちらをご覧頂きたい。
さて、店前に着くと、まだ開店前15分であったが、既に1家族が並んでいる。
僕が並んで開店までの間に、更に2家族と夫婦連れ1組、1人の男性、が、列に加わった。
時間になり、順に店内に案内される。
カウンター席に通され、席に着いた。
入店した順に注文が取られる。
…といっても、注文を取っている間にも次々と客が入店して来るので、やがて自然に、注文を取る女性店員に声を掛けて呼び止めた順に、注文が取られる形になる。
開店から10分もすると満席になり、以前と変わらず繁盛している事が判る。
僕が頼んだのは、勿論、豪州産グラスステーキである。
ステーキはグラム数で値段が決まるのだが、お腹を空かしていた僕は、310gを、ミディアムレアで頼んだ。
値段は2020円、である。
ランチメニューは120gで980円と安いのだが、やはりこれでは満足出来ない。
僕の注文が入ると、カウンター席の前の壁の向こうにある厨房内で、「310gって僕は初めてスヨ。こりゃ食べ応えあるでしょうねえ。」と、まだ店に入って間が無い料理人なのであろう、若い男性の声が聞こえた。
「大きいと焼き方が難しいから、言う通りやれ。」と、先輩格の料理人の声。
その後、指導する声が時々聞こえ、やがて、「カウンター席、310g、上がりました。」と、外の接客女性へ知らせる大きな声が上がった。
いよいよ、である。
焼き上がるのを待つ間に、セットに付くサラダが出されているのだが、これには手を付けず待っていた。
厨房からの声を受け、接客女性がステーキ、ごはん、味噌汁を運んでくれる。
鉄板の上でまだ音を立てているステーキに、添えられたステーキソースを掛け回すと、ジュワワ〜っと、更に大きな音がして水蒸気が上がる。
ステーキに添えられるのは、波型カットのポテトフライ、ケチャップを絡めたスパゲッティ、グリーンピースとコーンと人参の賽の目切り、の、3点。
以前と何も変わっていない。
ステーキに鋸歯(のこぎりば)のナイフを入れる。
しっかりとした肉質の赤身肉は、310gともなると厚さが3cmを超えるため、切るにもそれなりに力が要る。
正に、鋸で肉を切り取る、といった感じである。
駄敏丁カットの素晴らしいところは、筋の部分が全て取り払われている事である。
このため、切るにはそれなりに力は要ると言っても、筋があって切れない、等という事は、無い。
切ってみれば、分厚いステーキは、正にミディアムレアの美しいピンク色。
鉄板は熱されていて厚いので、時間が経つと、更に肉に火が通っていくので、ウェルダンはお勧めできない。
このため、僕は通常、レアで頼む。
レアにすると、俗に言う、血の滴るステーキ、という表現がぴったりの野性味溢れた物となり、食べていると、どんどん元気が付いて来る気になるから、不思議である。
肉にフォークを突き立て、鋸ナイフでギコギコ切り取っては、口に放り込む。
よく噛まねば飲み込む事は出来ない。
噛めば噛む程、赤身肉の肉汁が口中に溢れ、肉を喰らっている満足感と共に、眠っていた野生が目覚めて来る…様な気になる。
食べれば食べる程、モリモリ元気が付いて来る…様な気になる。
この店は、高級牛肉である前沢牛のステーキを扱う店としても知られており、前沢牛の普及協会からも表彰を受けているのだが、美しくサシの入った前沢牛のステーキでは、この、野生が目覚める感覚、を、味わう事は難しいのではなかろうか。
先日掲載した米久本店の牛鍋の様に、すき焼きは、サシの入った高級和牛の方が美味いと思うが、ステーキについて言えば、僕は硬いグラスステーキ、特に赤身肉にこそ、その醍醐味がある、と、思っている。
ワシワシと食べ進み、すっかり元気が付いた僕は、久しぶりのカタヤマのグラスステーキに満足し、満腹ながら足取りも軽く、墨提通りを向島に向かったのだった。
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レストラン カタヤマへのその他のクチコミ
昼 1,000~3,000円
この日、久しぶりに東武線東向島駅から歩いて、白髭橋東詰めにあるレストランカタアヤマを訪問した。
既に何度もご紹介している様に、僕はこの店の駄敏丁(ダビンチ)カットの分厚いステーキ、それも、放牧で育て、牧草のみで育った牛のステーキ(グラスステーキ)、が好物である。
駄敏丁(ダビンチ)カットや、グラスステーキの種類等については、以前の訪問記に詳しいので、そちらをご覧頂きたい。
さて、店前に着くと、まだ開店前15分であったが、既に1家族が並んでいる。
僕が並んで開店までの間に、更に2家族と夫婦連れ1組、1人の男性、が、列に加わった。
時間になり、順に店内に案内される。
カウンター席に通され、席に着いた。
入店した順に注文が取られる。
…といっても、注文を取っている間にも次々と客が入店して来るので、やがて自然に、注文を取る女性店員に声を掛けて呼び止めた順に、注文が取られる形になる。
開店から10分もすると満席になり、以前と変わらず繁盛している事が判る。
僕が頼んだのは、勿論、豪州産グラスステーキである。
ステーキはグラム数で値段が決まるのだが、お腹を空かしていた僕は、310gを、ミディアムレアで頼んだ。
値段は2020円、である。
ランチメニューは120gで980円と安いのだが、やはりこれでは満足出来ない。
僕の注文が入ると、カウンター席の前の壁の向こうにある厨房内で、「310gって僕は初めてスヨ。こりゃ食べ応えあるでしょうねえ。」と、まだ店に入って間が無い料理人なのであろう、若い男性の声が聞こえた。
「大きいと焼き方が難しいから、言う通りやれ。」と、先輩格の料理人の声。
その後、指導する声が時々聞こえ、やがて、「カウンター席、310g、上がりました。」と、外の接客女性へ知らせる大きな声が上がった。
いよいよ、である。
焼き上がるのを待つ間に、セットに付くサラダが出されているのだが、これには手を付けず待っていた。
厨房からの声を受け、接客女性がステーキ、ごはん、味噌汁を運んでくれる。
鉄板の上でまだ音を立てているステーキに、添えられたステーキソースを掛け回すと、ジュワワ〜っと、更に大きな音がして水蒸気が上がる。
ステーキに添えられるのは、波型カットのポテトフライ、ケチャップを絡めたスパゲッティ、グリーンピースとコーンと人参の賽の目切り、の、3点。
以前と何も変わっていない。
ステーキに鋸歯(のこぎりば)のナイフを入れる。
しっかりとした肉質の赤身肉は、310gともなると厚さが3cmを超えるため、切るにもそれなりに力が要る。
正に、鋸で肉を切り取る、といった感じである。
駄敏丁カットの素晴らしいところは、筋の部分が全て取り払われている事である。
このため、切るにはそれなりに力は要ると言っても、筋があって切れない、等という事は、無い。
切ってみれば、分厚いステーキは、正にミディアムレアの美しいピンク色。
鉄板は熱されていて厚いので、時間が経つと、更に肉に火が通っていくので、ウェルダンはお勧めできない。
このため、僕は通常、レアで頼む。
レアにすると、俗に言う、血の滴るステーキ、という表現がぴったりの野性味溢れた物となり、食べていると、どんどん元気が付いて来る気になるから、不思議である。
肉にフォークを突き立て、鋸ナイフでギコギコ切り取っては、口に放り込む。
よく噛まねば飲み込む事は出来ない。
噛めば噛む程、赤身肉の肉汁が口中に溢れ、肉を喰らっている満足感と共に、眠っていた野生が目覚めて来る…様な気になる。
食べれば食べる程、モリモリ元気が付いて来る…様な気になる。
この店は、高級牛肉である前沢牛のステーキを扱う店としても知られており、前沢牛の普及協会からも表彰を受けているのだが、美しくサシの入った前沢牛のステーキでは、この、野生が目覚める感覚、を、味わう事は難しいのではなかろうか。
先日掲載した米久本店の牛鍋の様に、すき焼きは、サシの入った高級和牛の方が美味いと思うが、ステーキについて言えば、僕は硬いグラスステーキ、特に赤身肉にこそ、その醍醐味がある、と、思っている。
ワシワシと食べ進み、すっかり元気が付いた僕は、久しぶりのカタヤマのグラスステーキに満足し、満腹ながら足取りも軽く、墨提通りを向島に向かったのだった。
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