パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウへの達人のクチコミ
こちらのお菓子は一見素朴なのですが、とても滋味深い味わいで、特にコンフィズリー(砂糖菓子)など種類豊富で目を見張るものがあります。
オーナーパティシエは藤生義治氏が1993年に高幡不動に開店したパティスリーです。フランスのジャン・ミエやスイスで修行をされて、帰国されました。
やはり藤生シェフのスペシャリテを言えば、アルカザールなのですが、最近ではコンフィズリーもとても人気があります。
●アルカザール@324:パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウを代表するケーキです。
パートシュクレの上にはパイナップルのコンフィが入った、アーモンド粉が一杯入ったシンプルなケーキ。表面には粉砂糖がたっぷりとかかっています。
やなり渋い焼き色で全体的に茶色がかっています。アーモンド粉の食感がほろほろっとしていて、下に溜まったショリショリのパイナップル・コンフィと食感の対比が楽しいです。一瞬とても地味ぃ〜な味なのですが、パイナップルのせいでとてもフレッシュで明るいイメージの味わいになります。土台のパートシュクレも焼き込みしっかりで香ばしいです。★4.1
●イスタンブール@343:ピスターシュ風味の緑色のビスキュイの間にショコラとプラリネのクレームオブール、表面にはグラッサージュ・ピスターシュとショコラでデコレートされています。
もっさりしていて青々しい印象のピスターシュですが、とても軽やかでクラシカルな味わい。このビスキュイとクレーム総の微妙なバランスが味を左右しています。ナッティだけど青すぎず、ショコラのホロ苦くミルキィな味わいも相まって、とても優しい印象のプチガトー。★4.2
●キャラメル&アブリコ:周りは薄いビスキュイで、中にはプワプワっとしたちょっと硬めで薄味気味のキャラメル風味のムースが主体で、中央部には酸味たっぷりの杏風味のジュレが笑い口のような形になって入っています。表面にはキャラメル風味のナパージュと金箔、プラックショコラでデコレート。
キャラメルと洋ナシは割りとありがちな組み合わせですが、キャラメルと杏は新しい発見でした。色合いとしてもちょっと地味な感じですが、薄すめのキャラメルとの甘さと杏の重たい甘酸っぱさがよく響きあってキレのある味わい。ムースも割と硬めなのですが、まわりのビスキュイと同じ硬さ加減なので食感が統一されていて、違和感がありませんでした。★4.1
●ブッション@86:ブッションとはつっかえている、とか渋滞とか、栓という意味で、ちょうど栓のような形をしていました。周りはピスターシュ風味のマジパンで中にはショコラが入っています。
かなり小さめだし、高いなと思ったのですが、まさに手作りの駄菓子と言う感じで、とても素朴な味わい。香ばしい周りのマジパンにちょっとだけ青いピスターシュの風味で個性を出しています。ショコラがザラっとしていて、シュワっと溶けて行きました。ちょっとだけモソっとしたテクスチャーが面白いです。★3.8
●キャラメル(塩)@58:かなりシンプルなもので、他にも2〜3種類くらいありました。こちらは塩バターとローストしたナッツ入り。
この時期は溶けてしまうので要注意です。持ち帰ったら冷蔵庫で固めてから食べるほうが良いでしょう。割と焦がしは薄めで乳製品の風味とナッツをよくローストした香ばしさが活きている一品。小さいけど食べ応えがあります。★4.0
●パート・ダマンド・フリュイ@153:カシス風味のマジパンでカシスのパート・ド・フリュイをサンドし、周りに細かいグラニュー糖を塗してあります。
これがなんとも…以前にも頂きましたが、甘くナッティなマジパンとフルーツの味わいがガッツリ効いたパート・ド・フリュイのまったり酸味のハーモニーがたまりません。特に酸味が強いフルーツだと合うようで、このカシスはメリハリがあって良い味でした。こんなコンフィズリーを作っているところってなかなか無いですから、大事に味わいたいものです。★3.5
セットもありますが、好きなコンフィズリーをあれやこれやと迷ったりして、選ぶのって楽しいですよね。そんな子供心を思い出させるお菓子があります。コンフィズリーをバラで購入するとこのような可愛い袋に入れてくれるのも嬉しいです。
やはりこちらのパティスリーは所謂日本的洋菓子三種の神器“シュークリーム&プリン&ショートケーキ”(+モンブラン)だけで良し悪しを判断されるのはちょっと違うし、その真価が分からないと思います。そういうものを充実させるのは入り口を広げるから良いかもしれませんが、もっと違う領域ではないかと思いました。
以前にはこちらのパティスリーのよさがイマイチ理解できていなかったようで、最近になってやっとしみじみ美味しいなと思えるようになりました。また渋い焼き菓子とコンフィズリーをガッツリと食べたいです。店内ではクレープなども頂くことができるようなので、是非お店にも足を運んでみたいと思っています。(2008/7/22★4)
おすすめメニュー
パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウへのその他のクチコミ
昼 1,000~3,000円
夜 1,000~3,000円
オーナーパティシエは藤生義治氏が1993年に高幡不動に開店したパティスリーです。フランスのジャン・ミエやスイスで修行をされて、帰国されました。
やはり藤生シェフのスペシャリテを言えば、アルカザールなのですが、最近ではコンフィズリーもとても人気があります。
●アルカザール@324:パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウを代表するケーキです。
パートシュクレの上にはパイナップルのコンフィが入った、アーモンド粉が一杯入ったシンプルなケーキ。表面には粉砂糖がたっぷりとかかっています。
やなり渋い焼き色で全体的に茶色がかっています。アーモンド粉の食感がほろほろっとしていて、下に溜まったショリショリのパイナップル・コンフィと食感の対比が楽しいです。一瞬とても地味ぃ〜な味なのですが、パイナップルのせいでとてもフレッシュで明るいイメージの味わいになります。土台のパートシュクレも焼き込みしっかりで香ばしいです。★4.1
●イスタンブール@343:ピスターシュ風味の緑色のビスキュイの間にショコラとプラリネのクレームオブール、表面にはグラッサージュ・ピスターシュとショコラでデコレートされています。
もっさりしていて青々しい印象のピスターシュですが、とても軽やかでクラシカルな味わい。このビスキュイとクレーム総の微妙なバランスが味を左右しています。ナッティだけど青すぎず、ショコラのホロ苦くミルキィな味わいも相まって、とても優しい印象のプチガトー。★4.2
●キャラメル&アブリコ:周りは薄いビスキュイで、中にはプワプワっとしたちょっと硬めで薄味気味のキャラメル風味のムースが主体で、中央部には酸味たっぷりの杏風味のジュレが笑い口のような形になって入っています。表面にはキャラメル風味のナパージュと金箔、プラックショコラでデコレート。
キャラメルと洋ナシは割りとありがちな組み合わせですが、キャラメルと杏は新しい発見でした。色合いとしてもちょっと地味な感じですが、薄すめのキャラメルとの甘さと杏の重たい甘酸っぱさがよく響きあってキレのある味わい。ムースも割と硬めなのですが、まわりのビスキュイと同じ硬さ加減なので食感が統一されていて、違和感がありませんでした。★4.1
●ブッション@86:ブッションとはつっかえている、とか渋滞とか、栓という意味で、ちょうど栓のような形をしていました。周りはピスターシュ風味のマジパンで中にはショコラが入っています。
かなり小さめだし、高いなと思ったのですが、まさに手作りの駄菓子と言う感じで、とても素朴な味わい。香ばしい周りのマジパンにちょっとだけ青いピスターシュの風味で個性を出しています。ショコラがザラっとしていて、シュワっと溶けて行きました。ちょっとだけモソっとしたテクスチャーが面白いです。★3.8
●キャラメル(塩)@58:かなりシンプルなもので、他にも2〜3種類くらいありました。こちらは塩バターとローストしたナッツ入り。
この時期は溶けてしまうので要注意です。持ち帰ったら冷蔵庫で固めてから食べるほうが良いでしょう。割と焦がしは薄めで乳製品の風味とナッツをよくローストした香ばしさが活きている一品。小さいけど食べ応えがあります。★4.0
●パート・ダマンド・フリュイ@153:カシス風味のマジパンでカシスのパート・ド・フリュイをサンドし、周りに細かいグラニュー糖を塗してあります。
これがなんとも…以前にも頂きましたが、甘くナッティなマジパンとフルーツの味わいがガッツリ効いたパート・ド・フリュイのまったり酸味のハーモニーがたまりません。特に酸味が強いフルーツだと合うようで、このカシスはメリハリがあって良い味でした。こんなコンフィズリーを作っているところってなかなか無いですから、大事に味わいたいものです。★3.5
セットもありますが、好きなコンフィズリーをあれやこれやと迷ったりして、選ぶのって楽しいですよね。そんな子供心を思い出させるお菓子があります。コンフィズリーをバラで購入するとこのような可愛い袋に入れてくれるのも嬉しいです。
やはりこちらのパティスリーは所謂日本的洋菓子三種の神器“シュークリーム&プリン&ショートケーキ”(+モンブラン)だけで良し悪しを判断されるのはちょっと違うし、その真価が分からないと思います。そういうものを充実させるのは入り口を広げるから良いかもしれませんが、もっと違う領域ではないかと思いました。
以前にはこちらのパティスリーのよさがイマイチ理解できていなかったようで、最近になってやっとしみじみ美味しいなと思えるようになりました。また渋い焼き菓子とコンフィズリーをガッツリと食べたいです。店内ではクレープなども頂くことができるようなので、是非お店にも足を運んでみたいと思っています。(2008/7/22★4)