大和田への達人のクチコミ
遠方より所用で一時帰京された友人と日曜にお昼を頂く事になり、
「では、大和田で鰻でも・・・」
と云う事になりました。
かって、円山町が花街であった頃を彷彿とさせる、こじんまりとしていながら
風情のある佇まい・・・
格子戸を開けると、そこは一昔前の旅館の様な作りでございます。
てっきりカウンターにテーブルの店内があると思いきや・・・
「どうぞお上がり下さい」
控え目なエプロン姿の女性が迎えて下さいます。
三和土で靴を脱いで二階へと向かいます。
ギシギシと軋む階段を上がると、お座敷が二間、それに個室が一部屋・・・
個室には先に到着した友人が待っておりました。
メニューはございませんが、友人が何度もこちらを利用しておりますので、
お任せする事と致しました。
2000円から500円毎に3000円までの鰻重・・・
3000円の物をお願いして、それとビールと枝豆をお願い致しました。
まずはビールと枝豆を頂きながら、鰻重+肝吸いを待つ事に。
年代を感じさせる何かのある室内・・・古いデザインの照明、煤けた障子、少し剥がれ掛けた床柱・・・
良い意味で時の流れから取り残された様な空間・・・
決して人工的には作れない、その古臭さが却って居心地良く感じます。
のんびりとビールを頂き、枝豆を啄ばみながら近況等を語り合って鰻重が来るのを待ちます。
忙しい日々が嘘の様なゆったりとした時間。
30分程待ちましたでしょうか?
運ばれて参りました鰻重は、こっくりとした照りのあるタレでふっくらと芳ばしく、
いかにも関東の鰻らしい仕上がりでございます。
甘辛いタレと鰻の程好い柔らかさと、ご飯も炊き立てなのでしょう。
こちらもつやつやと柔らかく、鰻の柔らかさと相俟って、お互いが口元で融合して参ります。
肝吸いも、あっさりとして柚子の吸い口が添えられておりました。
食べ終わって食後のお茶を啜っていると、再び室内は静寂さを取り戻し
耳を澄ませば、どこからか、三味線の音色でも聞こえてさえしそうな雰囲気に包まれます。
かってここが花街であった事を伝えてくれる数少ないお店の一つでございましょう。
ここの僅か数メートル向こうに、渋谷の雑踏がある事が嘘の様です。
帰りに白衣のご亭主にお勘定を済ませてお店を後に致しました。
「有難う存じます」
そう云いながら、三和土で靴を履く私達の後ろで
板の間に跪きながら、丁寧にお見送りして下さった
ご亭主のお姿がなぜかとても印象的でございました。
「では、大和田で鰻でも・・・」
と云う事になりました。
かって、円山町が花街であった頃を彷彿とさせる、こじんまりとしていながら
風情のある佇まい・・・
格子戸を開けると、そこは一昔前の旅館の様な作りでございます。
てっきりカウンターにテーブルの店内があると思いきや・・・
「どうぞお上がり下さい」
控え目なエプロン姿の女性が迎えて下さいます。
三和土で靴を脱いで二階へと向かいます。
ギシギシと軋む階段を上がると、お座敷が二間、それに個室が一部屋・・・
個室には先に到着した友人が待っておりました。
メニューはございませんが、友人が何度もこちらを利用しておりますので、
お任せする事と致しました。
2000円から500円毎に3000円までの鰻重・・・
3000円の物をお願いして、それとビールと枝豆をお願い致しました。
まずはビールと枝豆を頂きながら、鰻重+肝吸いを待つ事に。
年代を感じさせる何かのある室内・・・古いデザインの照明、煤けた障子、少し剥がれ掛けた床柱・・・
良い意味で時の流れから取り残された様な空間・・・
決して人工的には作れない、その古臭さが却って居心地良く感じます。
のんびりとビールを頂き、枝豆を啄ばみながら近況等を語り合って鰻重が来るのを待ちます。
忙しい日々が嘘の様なゆったりとした時間。
30分程待ちましたでしょうか?
運ばれて参りました鰻重は、こっくりとした照りのあるタレでふっくらと芳ばしく、
いかにも関東の鰻らしい仕上がりでございます。
甘辛いタレと鰻の程好い柔らかさと、ご飯も炊き立てなのでしょう。
こちらもつやつやと柔らかく、鰻の柔らかさと相俟って、お互いが口元で融合して参ります。
肝吸いも、あっさりとして柚子の吸い口が添えられておりました。
食べ終わって食後のお茶を啜っていると、再び室内は静寂さを取り戻し
耳を澄ませば、どこからか、三味線の音色でも聞こえてさえしそうな雰囲気に包まれます。
かってここが花街であった事を伝えてくれる数少ないお店の一つでございましょう。
ここの僅か数メートル向こうに、渋谷の雑踏がある事が嘘の様です。
帰りに白衣のご亭主にお勘定を済ませてお店を後に致しました。
「有難う存じます」
そう云いながら、三和土で靴を履く私達の後ろで
板の間に跪きながら、丁寧にお見送りして下さった
ご亭主のお姿がなぜかとても印象的でございました。