大和田への達人のクチコミ
渋谷東急本店の脇から山手通りに抜ける一方通行の緩やかな坂道があります。いずれ2車線になるらしく片側の建物のほとんどが立ち退き、今はアスファルトの平地に変わったのですが、今のところ車は通れず、所々に進入、駐車禁止の鉄パイプが立ち並ぶ不格好な広い歩道となっています。その坂の麓近い道脇の一角に、ひっそりと佇んでいる二階建ての旧い家屋が、鰻の大和田です。
入り口の引き戸を開けると平らな岩石の埋め込まれた三和土があり、細い階段が続きます。客間は二階だけのようです。2階には4畳半、6畳、8畳の和室があります。すべて個室です。一人で行っても個室に通されます。先日の休日の昼、妻と伺いました。平日は7時頃には暖簾をあげてしまわれるので、その頃仕事の終わる私には、夜に伺う事は困難なのです。
床の間のある畳のお部屋で、お料理のくるのをぼんやり待っていると、なにか静かな温泉宿にでも来ているような錯覚に陥ります。少し先には渋谷の喧噪があるなんて、嘘のようです。
お料理は、鰻のみです。注文後に調理され始めるので、出来上がりまでは白焼きだと30分、鰻重だと50分近くかかります。足をくずしてビールを飲みつつ、畳の感触を満喫します。
妻も私も後ろ手に足をのばしてふんぞり返っていると、階段を上る足音が聞こえます。あわてて我々は、座布団に正座です。襖が開いて、白焼きが届きます。山葵醤油で頂きます。ふっくらして、皮もしなやかで、かといって変なヌルヌル感も無く、大変美味しい白焼きです。泥臭さなんてもちろんありません。日本酒が飲みたくなります。頼みます。日本酒が届くときには、正座になります。
こちらの鰻重は妻によると少しご飯の量が多いとのことです。彼女の残した分を私がもらいました。鰻はすっかり消えてましたが、鰻のタレご飯だけでもおいしいです。あまり甘みが強くなくあっさりしたタレで、このタレとご飯だけでも十分食が進みそうです。しかし、こんなことが妻に知れたら「鰻重一つでいいよね。シェアしましょう。私上、あなた下ね♪」というようなことにもなりかねませんので、内密に。
この日は3000円の鰻重にしたのですが、確かに、鰻も肉厚で大きく、ご飯もやや多め(私には普通でしたが)で小食の方ならシェアしたくなる気持ちもわかります。2500円のもあるとの事ですのでそちらを頼まれるか、あるいは前もってご飯少なめでと御伝えしておけば宜しいと思われます。(2000円もあるようです。参照:yk様レビュー)
帰り際、わざわざ御主人が御見送りして下さいます。
「いつもありがとうございます。また御待ちしています。」
「こちらこそ、いつもおいしいお食事ありがとうございます。また宜しくお願いします。」
と、答えたものの、はて???確か最後に伺ったのは、夏の終わりだったと記憶しております。「いつも」っていうより「たまに」と言うべきかと思われます。
そして目がいくのは、涼しげに微笑んでいる我妻、無職専業主婦。
なぜ私から目をそらすのでしょう?
まさか、まさか。。。
亭主元気で留守がいい。
sigh。。。
(単なる御主人の社交辞令だったようです。)
入り口の引き戸を開けると平らな岩石の埋め込まれた三和土があり、細い階段が続きます。客間は二階だけのようです。2階には4畳半、6畳、8畳の和室があります。すべて個室です。一人で行っても個室に通されます。先日の休日の昼、妻と伺いました。平日は7時頃には暖簾をあげてしまわれるので、その頃仕事の終わる私には、夜に伺う事は困難なのです。
床の間のある畳のお部屋で、お料理のくるのをぼんやり待っていると、なにか静かな温泉宿にでも来ているような錯覚に陥ります。少し先には渋谷の喧噪があるなんて、嘘のようです。
お料理は、鰻のみです。注文後に調理され始めるので、出来上がりまでは白焼きだと30分、鰻重だと50分近くかかります。足をくずしてビールを飲みつつ、畳の感触を満喫します。
妻も私も後ろ手に足をのばしてふんぞり返っていると、階段を上る足音が聞こえます。あわてて我々は、座布団に正座です。襖が開いて、白焼きが届きます。山葵醤油で頂きます。ふっくらして、皮もしなやかで、かといって変なヌルヌル感も無く、大変美味しい白焼きです。泥臭さなんてもちろんありません。日本酒が飲みたくなります。頼みます。日本酒が届くときには、正座になります。
こちらの鰻重は妻によると少しご飯の量が多いとのことです。彼女の残した分を私がもらいました。鰻はすっかり消えてましたが、鰻のタレご飯だけでもおいしいです。あまり甘みが強くなくあっさりしたタレで、このタレとご飯だけでも十分食が進みそうです。しかし、こんなことが妻に知れたら「鰻重一つでいいよね。シェアしましょう。私上、あなた下ね♪」というようなことにもなりかねませんので、内密に。
この日は3000円の鰻重にしたのですが、確かに、鰻も肉厚で大きく、ご飯もやや多め(私には普通でしたが)で小食の方ならシェアしたくなる気持ちもわかります。2500円のもあるとの事ですのでそちらを頼まれるか、あるいは前もってご飯少なめでと御伝えしておけば宜しいと思われます。(2000円もあるようです。参照:yk様レビュー)
帰り際、わざわざ御主人が御見送りして下さいます。
「いつもありがとうございます。また御待ちしています。」
「こちらこそ、いつもおいしいお食事ありがとうございます。また宜しくお願いします。」
と、答えたものの、はて???確か最後に伺ったのは、夏の終わりだったと記憶しております。「いつも」っていうより「たまに」と言うべきかと思われます。
そして目がいくのは、涼しげに微笑んでいる我妻、無職専業主婦。
なぜ私から目をそらすのでしょう?
まさか、まさか。。。
亭主元気で留守がいい。
sigh。。。
(単なる御主人の社交辞令だったようです。)