ラ・カスケットへの達人のクチコミ
写真追加します。サービスの方が代わってから1年以上経ちましたでしょうか。シェフが若い方を怒る姿は確かに目に入りますね。ただし耳をそばだてて聞いた限りではシェフは「ごもっとも」という内容の指導をされているように思います。オープンキッチンは難しいですね。
3885円→3900円という微妙な値上げなどありますが、「コストパフォーマンス」という言葉はこのお店のためにある!と叫びたくなるお料理の満足感は健在です。ランチ利用の方が多いようですが、是非、お腹を空かせてディナーに訪れていただきたいです。
(06年2月)
昨秋~今冬とますます内容が充実していると感じましたので、5点に変更させていただきます。個人的な好みもあると思いますが、主材の質量感、多彩な付け合せ、しっかり手をかけたソース…3885円プリフィックスというビストロ価格でここまで出していただけるという満足感に浸れるお店は少ないと思います。まなじりを決して料理に打ち込むシェフも、帰りにはぎこちない笑顔を向けてくれるようになりました(笑)。
自家製パンは全粒粉入り丸パンに加え、フーガス生地の長方形パンが増えました。表面はサクサク、オリーブ油の風味が良くお食事に合います。ちなみにチーズ(別料金、3種1260円)につく自家製パンは3種類(レーズン胡桃、杏、無花果)あり、それぞれドライフルーツがたっぷり入っており、単品でも十分に美味しいです。
前菜では、スープ仕立ての2品が特に印象に残りました。「和牛トリップとキャベツのトマト煮」は、スパイスの調和に驚きます。クスクスもそうですが、末藤シェフのスパイス遣いは見事だと思います。エスニック好きの方にも是非、試していただきたいです。「エスカルゴとレンズ豆のクリーム煮」は、濃厚なソースがエスカルゴ(6個以上)に程よく絡んでいて、たっぷりのレンズ豆との組合せも抜群でした。
メインは、冬のスペシャリテである「蝦夷鹿の赤ワイン煮パルマンティエ風」。大きく深いココットに、赤ワインの風味をたっぷり吸った、予想に反して大きな柔らかいお肉がごろごろと埋まっています。やはり定番の「兎のポービエット」。今回はチョリソーを巻いていました。付け合せの季節野菜はジャガイモ、栗、百合の蕾など。それぞれ下拵えはきちんと行き届き、真面目な仕事振りをしっかりと主張しています。
デセールでは「栗のクレープ包み」。熱々のクレープの中には、たっぷりのマロンクリーム・チョコクリームと大きな和栗の渋皮煮が隠れています。甘甘ではなく、各素材の味がきちんと楽しめます。秋メニューの「巨峰のジュレ」も、巨峰のジュレの中に皮むき巨峰がゴロゴロ、巨峰のアイスと巨峰のソースも入り、一皿で一房使っているのではと思うほどでした。お勧めです。
(04年9月)
店名は「鳥打帽」。テーブルにオリーブと卓上塩(ゲランドとカマルブの2種)が置かれている南仏スタイルのビストロです。熱々の自家製全粒粉のパンには当然のように豚リエットとバター付き。
キノシタ移転後の居抜き開業ですが、22席から18席になり席間に余裕が生まれました。ランチ1890円・ディナー3885円のプリフィックスコースが基本です(税・サ込。ディナーのフォアグラ料理(テリーヌ又はソテー)のみ+525円)。食事中は禁煙です。
他店と一線を画すのは料理面でのCPの良さでしょう。豪快なビストロ料理を基本としながらもしっかりと手を掛けた料理が、実に気前良く供されます。例えばテリーヌ類は2cmに迫る本場並みの厚さ。スパイスの香り高い子羊のクスクスはお皿から溢れんばかりです。シェフの修行先である
スクレ サレや
アラジンのスペシャリテ(豚バラ肉カリカリ焼きやフォアグラのリゾットなど)も工夫を加え迫力を増して登場します。
デザートも美味しい。パイナップルのコンポートキャラメリゼ・パッションフルーツとマンゴーソースは甘味と酸味の調和が素晴らしく、重めの料理の締めに爽やかな余韻を残してくれます。内容的にもひとクラス上のランチ2500円・ディナー5000円の料理として充分通用すると思います。
オープンキッチンで仁王立ちする職人気質のシェフと癖のあるギャルソンという組み合わせですので、ややお客を選ぶかもしれません。しかし、美味しいフレンチをお腹いっぱいお安く食べたいという欲求に、誠実に応えてくれる貴重なお店でしょう。5点に近い4点です。
3885円→3900円という微妙な値上げなどありますが、「コストパフォーマンス」という言葉はこのお店のためにある!と叫びたくなるお料理の満足感は健在です。ランチ利用の方が多いようですが、是非、お腹を空かせてディナーに訪れていただきたいです。
(06年2月)
昨秋~今冬とますます内容が充実していると感じましたので、5点に変更させていただきます。個人的な好みもあると思いますが、主材の質量感、多彩な付け合せ、しっかり手をかけたソース…3885円プリフィックスというビストロ価格でここまで出していただけるという満足感に浸れるお店は少ないと思います。まなじりを決して料理に打ち込むシェフも、帰りにはぎこちない笑顔を向けてくれるようになりました(笑)。
自家製パンは全粒粉入り丸パンに加え、フーガス生地の長方形パンが増えました。表面はサクサク、オリーブ油の風味が良くお食事に合います。ちなみにチーズ(別料金、3種1260円)につく自家製パンは3種類(レーズン胡桃、杏、無花果)あり、それぞれドライフルーツがたっぷり入っており、単品でも十分に美味しいです。
前菜では、スープ仕立ての2品が特に印象に残りました。「和牛トリップとキャベツのトマト煮」は、スパイスの調和に驚きます。クスクスもそうですが、末藤シェフのスパイス遣いは見事だと思います。エスニック好きの方にも是非、試していただきたいです。「エスカルゴとレンズ豆のクリーム煮」は、濃厚なソースがエスカルゴ(6個以上)に程よく絡んでいて、たっぷりのレンズ豆との組合せも抜群でした。
メインは、冬のスペシャリテである「蝦夷鹿の赤ワイン煮パルマンティエ風」。大きく深いココットに、赤ワインの風味をたっぷり吸った、予想に反して大きな柔らかいお肉がごろごろと埋まっています。やはり定番の「兎のポービエット」。今回はチョリソーを巻いていました。付け合せの季節野菜はジャガイモ、栗、百合の蕾など。それぞれ下拵えはきちんと行き届き、真面目な仕事振りをしっかりと主張しています。
デセールでは「栗のクレープ包み」。熱々のクレープの中には、たっぷりのマロンクリーム・チョコクリームと大きな和栗の渋皮煮が隠れています。甘甘ではなく、各素材の味がきちんと楽しめます。秋メニューの「巨峰のジュレ」も、巨峰のジュレの中に皮むき巨峰がゴロゴロ、巨峰のアイスと巨峰のソースも入り、一皿で一房使っているのではと思うほどでした。お勧めです。
(04年9月)
店名は「鳥打帽」。テーブルにオリーブと卓上塩(ゲランドとカマルブの2種)が置かれている南仏スタイルのビストロです。熱々の自家製全粒粉のパンには当然のように豚リエットとバター付き。キノシタ移転後の居抜き開業ですが、22席から18席になり席間に余裕が生まれました。ランチ1890円・ディナー3885円のプリフィックスコースが基本です(税・サ込。ディナーのフォアグラ料理(テリーヌ又はソテー)のみ+525円)。食事中は禁煙です。
他店と一線を画すのは料理面でのCPの良さでしょう。豪快なビストロ料理を基本としながらもしっかりと手を掛けた料理が、実に気前良く供されます。例えばテリーヌ類は2cmに迫る本場並みの厚さ。スパイスの香り高い子羊のクスクスはお皿から溢れんばかりです。シェフの修行先であるスクレ サレやアラジンのスペシャリテ(豚バラ肉カリカリ焼きやフォアグラのリゾットなど)も工夫を加え迫力を増して登場します。
デザートも美味しい。パイナップルのコンポートキャラメリゼ・パッションフルーツとマンゴーソースは甘味と酸味の調和が素晴らしく、重めの料理の締めに爽やかな余韻を残してくれます。内容的にもひとクラス上のランチ2500円・ディナー5000円の料理として充分通用すると思います。
オープンキッチンで仁王立ちする職人気質のシェフと癖のあるギャルソンという組み合わせですので、ややお客を選ぶかもしれません。しかし、美味しいフレンチをお腹いっぱいお安く食べたいという欲求に、誠実に応えてくれる貴重なお店でしょう。5点に近い4点です。