ひょうたん屋への達人のクチコミ
以前は味わいある下町庶民派の店構えだったらしいが、最近新築移転したそうだ。
真新しい店は非常にシンプルにこざっぱりとしていて、なんだか寂しいくらい。
老舗の鰻屋というよりは、新装開店した立ち食いうどんのようにも思える。
店に入ると、お店の女性が傘を畳んだりお茶を出したり、こまごま親切に世話を焼いてくれた。
熱いお茶を啜ってようやく人心地。はぁ。
体が温まったので
小瓶のビールをもらう。
突き出しはおから。そして大根の浅漬け。
うざくも頼んだ。
高級店だとこの一品で
千円以上も取られることがあるのだが
この店は穏当な「小鉢価格」がとても嬉しい。
尾花のうざくにちょっと感動して以来、価格にめげず毎回頼むようになったが
やっぱり所詮は酢のもの小鉢なのだ。
価格も小鉢並みであってほしい。
値段も嬉しいが、香ばしい鰻が軽く甘酢でしなっているのもやはり嬉しい♪
手軽でウマイです。
手前に肝焼き。そしてかぶと焼き。
肝のぷりんとした食感がいい。
かぶとの軽い歯ごたえと濃いが臭みのない脂もタマラン。
「かぶと」と呼ぶからには頭の部分なのだろうが、小骨はなくて柔らかく
頭の形状も残っていない。
どちらも辛目のタレが焦げて、炭の香ばしさがシンプルに絡んでいる。
名店の肝焼きなどは上品に手がかかっていて、それは確かに値段なりの仕事だが
しかしこのスッキリ無骨な串もなかなか良いぞ。
で、これが一本300円?!
思わず振り返って背後のお品書きを確認してしまった。
なんと庶民フレンドリーなお店であろう。
この手軽で気楽な店構えならば、気張らずにこの辺の串やら酒肴やらだけで
軽く一杯もいけそう。
こういう力の抜けた感じは都内のいわゆる老舗名店にはないものだ。
お店の人の距離感も程よくて、無愛想スレスレだが気持ちと目は行き届いている。
何が「新装開店の立ち食いうどん」だっ!
「スミマセンデシタ」と心の中で項垂れてみる。
そうこうするうちに目の前でこれまた香ばしく焼き上げられた蒲焼が・・・
「ほいよ!」と目の前で御飯にのって、テンポよく一直線に目の前に出てきた。
御飯にのせてから蓋をしないので「蓋開けの儀式」ナシが若干寂しくはあるが・・・
ついでにもうひとつ付け加えると、後から来た馴染みらしいお客が迷うことなく
「特上!」と注文したソレもつい見てしまったので、ワタシの「中」はやはり小さい・・・
そうなのだ。
美味しい鰻に出会うたび、いつも「嗚呼もっと大きいのにすればよかった!」と
後悔をする学習能力のなさ。
まあ、大きい分だけ高くてガックリすることもあるからね・・・と過去イイワケを
繰り返してきたが、もうそろそろきちんと学ぶべきだろう。
「鰻は潔く大きいのを頼め!」
しかし、なまじ特上を目の前で見たからツマラン悔いが残るだけであって、
一切れちぎって噛めば強い歯ごたえ、そして「ぷちゅう」と香ばしい脂。
ここは「地焼き」、つまりいわゆる「蒸さずに焼く関西風」なので、
しっかりと濃厚な脂が堪能できる。
そして炭で焦げた軽い苦味をスパイスにした辛目のタレ。
御飯は固め。
好きなタイプだ。
一番好きではないかもしれないけれど、かなりトキメクなコレは。
思わず笑みこぼれるワタシ。
雨と寒さに萎えた気分は既にきっちりとリカバリーを果たしていた。
幸せなり。
わはは。
夜 3,000~5,000円
真新しい店は非常にシンプルにこざっぱりとしていて、なんだか寂しいくらい。
老舗の鰻屋というよりは、新装開店した立ち食いうどんのようにも思える。
店に入ると、お店の女性が傘を畳んだりお茶を出したり、こまごま親切に世話を焼いてくれた。
熱いお茶を啜ってようやく人心地。はぁ。
体が温まったので
小瓶のビールをもらう。
突き出しはおから。そして大根の浅漬け。
うざくも頼んだ。
高級店だとこの一品で
千円以上も取られることがあるのだが
この店は穏当な「小鉢価格」がとても嬉しい。
尾花のうざくにちょっと感動して以来、価格にめげず毎回頼むようになったが
やっぱり所詮は酢のもの小鉢なのだ。
価格も小鉢並みであってほしい。
値段も嬉しいが、香ばしい鰻が軽く甘酢でしなっているのもやはり嬉しい♪
手軽でウマイです。
手前に肝焼き。そしてかぶと焼き。
肝のぷりんとした食感がいい。
かぶとの軽い歯ごたえと濃いが臭みのない脂もタマラン。
「かぶと」と呼ぶからには頭の部分なのだろうが、小骨はなくて柔らかく
頭の形状も残っていない。
どちらも辛目のタレが焦げて、炭の香ばしさがシンプルに絡んでいる。
名店の肝焼きなどは上品に手がかかっていて、それは確かに値段なりの仕事だが
しかしこのスッキリ無骨な串もなかなか良いぞ。
で、これが一本300円?!
思わず振り返って背後のお品書きを確認してしまった。
なんと庶民フレンドリーなお店であろう。
この手軽で気楽な店構えならば、気張らずにこの辺の串やら酒肴やらだけで
軽く一杯もいけそう。
こういう力の抜けた感じは都内のいわゆる老舗名店にはないものだ。
お店の人の距離感も程よくて、無愛想スレスレだが気持ちと目は行き届いている。
何が「新装開店の立ち食いうどん」だっ!
「スミマセンデシタ」と心の中で項垂れてみる。
そうこうするうちに目の前でこれまた香ばしく焼き上げられた蒲焼が・・・
「ほいよ!」と目の前で御飯にのって、テンポよく一直線に目の前に出てきた。
御飯にのせてから蓋をしないので「蓋開けの儀式」ナシが若干寂しくはあるが・・・
ついでにもうひとつ付け加えると、後から来た馴染みらしいお客が迷うことなく
「特上!」と注文したソレもつい見てしまったので、ワタシの「中」はやはり小さい・・・
そうなのだ。
美味しい鰻に出会うたび、いつも「嗚呼もっと大きいのにすればよかった!」と
後悔をする学習能力のなさ。
まあ、大きい分だけ高くてガックリすることもあるからね・・・と過去イイワケを
繰り返してきたが、もうそろそろきちんと学ぶべきだろう。
「鰻は潔く大きいのを頼め!」
しかし、なまじ特上を目の前で見たからツマラン悔いが残るだけであって、
一切れちぎって噛めば強い歯ごたえ、そして「ぷちゅう」と香ばしい脂。
ここは「地焼き」、つまりいわゆる「蒸さずに焼く関西風」なので、
しっかりと濃厚な脂が堪能できる。
そして炭で焦げた軽い苦味をスパイスにした辛目のタレ。
御飯は固め。
好きなタイプだ。
一番好きではないかもしれないけれど、かなりトキメクなコレは。
思わず笑みこぼれるワタシ。
雨と寒さに萎えた気分は既にきっちりとリカバリーを果たしていた。
幸せなり。
わはは。