尾花へのクチコミ
ここは、最近足が遠のいているが、学生の頃から何度も来た店。学生の頃から行列が絶えなかったが、その人気が途絶えないのは慶賀すべきこと。
最近足が遠のいているのは、やはり行列を考えると二の足を踏んでしまう。今日は、夜の部が始まる4時に合わせて来ることが可能だったので来ようと思ったのだが、そうでもなければ、とても来る気にはなれない。
10分前に到着。既に何組か待っている。そのうち、何組かがタクシーや車で来店する。4時と同時に入店したのは10組ほどだったか。
小さなテーブルに案内される。お重、白焼き、肝吸い、うまき、お新香を頼む。あたりを見渡すと、さすがに平均年齢は高い。
この店の味を好きであるにもかかわらず、最近足が遠のいていたのは、行列という要因以外に、畳の大広間ということも関係している。浅草近辺では、ちんやや小柳(の二階)、駒形どぜう等、昔からの店は畳の大広間で通しているところも多いが、私は畳は苦手だし、大広間という空間も好みではないので極力避けている。しかも、仮に隣に座った人が下らない話に興じていたりするのに長い間付き合わなければならないとすると、窮屈さが倍化されて最悪である。もっとも、店に入ったら下らなくない話などしないものなので、私のように感じる方がおかしいのかもしれないが。要するに、私は大広間はアカンのである。
しかし、今日は下らない話に付き合わされることはなかった。私の後ろは男性6人の一行だったが、もう現役をリタイアして悠々自適の日々の面々。多分、どこか大企業のOB会のようなものであろうか、途中で「34年組」という言葉が聞こえたから、昭和34年入社ということは、もう70歳前後の人たちだろう。また、「浅草支店」という言葉も聞こえたから、証券か銀行? 日本経済の全盛時を突っ走ってきた人たちだ。もう充分働いてきた人たちである。その結果、蟹工船がまた脚光を浴びる世の中が来るとこの中の誰が予想しただろうか・・・。私の左隣は、女性の二人組。ひっきりなしにしゃべっているが、声が低いので残念ながら聞こえない。もう少し声を大きくしろと言いたかった。母と子供、若いカップル、初老のカップル二組、一家で来ましたという3人組、それとスポーツ新聞を読んでいる男性。要するに様々な顔ぶれであるが、一人で来店したのが私だけでないことに少し安堵する。
10分位してお新香が来るが、これは激しく平凡。
20分位して、うまき。これは柔らかくて美味いが、個人的には蕎麦屋の玉子焼きの方が、さっぱりして好き。
35分位して、白焼き登場。前回来たときは、かすかになまぐささを感じたが、今日は完璧に思えた。やはりこんな有名な店でも、こういうかすかなぶれは避けられないものだよなと感じ入る。しかし、あまりに美味いので、白焼き二皿みたいな頼み方ってできないかしら? と真剣に考えてしまう。
白焼きの跡を追うように、40分経過したところでお重が登場。しかしまだ白焼きを食べ終わっていない。ここら辺の時間の加減は配慮してほしいとは思うが、大広間の料理屋って大体こんなものである。神田の某アンコウ屋の店員のぞんざいな態度みたいなものがあれば別だが、これは、サービスが悪いというものではないだろう。大広間のいつも混雑している料理屋に、大雑把さは、つき物である。まあ、だから、足が遠のくということもあるのだが。
いずれにせよ、待ち時間の間に溜まった鬱憤を晴らすかのような勢いで食べ終えた。満足した。当たり前だが再確認できたのは、ここはうなぎだけでもっている、ということである。
付記
他のレヴューを見て気になったのだが、この地を、「下町」と捉えるのは、ちょっと「足りない」ねえ。
夜 10,000~15,000円
最近足が遠のいているのは、やはり行列を考えると二の足を踏んでしまう。今日は、夜の部が始まる4時に合わせて来ることが可能だったので来ようと思ったのだが、そうでもなければ、とても来る気にはなれない。
10分前に到着。既に何組か待っている。そのうち、何組かがタクシーや車で来店する。4時と同時に入店したのは10組ほどだったか。
小さなテーブルに案内される。お重、白焼き、肝吸い、うまき、お新香を頼む。あたりを見渡すと、さすがに平均年齢は高い。
この店の味を好きであるにもかかわらず、最近足が遠のいていたのは、行列という要因以外に、畳の大広間ということも関係している。浅草近辺では、ちんやや小柳(の二階)、駒形どぜう等、昔からの店は畳の大広間で通しているところも多いが、私は畳は苦手だし、大広間という空間も好みではないので極力避けている。しかも、仮に隣に座った人が下らない話に興じていたりするのに長い間付き合わなければならないとすると、窮屈さが倍化されて最悪である。もっとも、店に入ったら下らなくない話などしないものなので、私のように感じる方がおかしいのかもしれないが。要するに、私は大広間はアカンのである。
しかし、今日は下らない話に付き合わされることはなかった。私の後ろは男性6人の一行だったが、もう現役をリタイアして悠々自適の日々の面々。多分、どこか大企業のOB会のようなものであろうか、途中で「34年組」という言葉が聞こえたから、昭和34年入社ということは、もう70歳前後の人たちだろう。また、「浅草支店」という言葉も聞こえたから、証券か銀行? 日本経済の全盛時を突っ走ってきた人たちだ。もう充分働いてきた人たちである。その結果、蟹工船がまた脚光を浴びる世の中が来るとこの中の誰が予想しただろうか・・・。私の左隣は、女性の二人組。ひっきりなしにしゃべっているが、声が低いので残念ながら聞こえない。もう少し声を大きくしろと言いたかった。母と子供、若いカップル、初老のカップル二組、一家で来ましたという3人組、それとスポーツ新聞を読んでいる男性。要するに様々な顔ぶれであるが、一人で来店したのが私だけでないことに少し安堵する。
10分位してお新香が来るが、これは激しく平凡。
20分位して、うまき。これは柔らかくて美味いが、個人的には蕎麦屋の玉子焼きの方が、さっぱりして好き。
35分位して、白焼き登場。前回来たときは、かすかになまぐささを感じたが、今日は完璧に思えた。やはりこんな有名な店でも、こういうかすかなぶれは避けられないものだよなと感じ入る。しかし、あまりに美味いので、白焼き二皿みたいな頼み方ってできないかしら? と真剣に考えてしまう。
白焼きの跡を追うように、40分経過したところでお重が登場。しかしまだ白焼きを食べ終わっていない。ここら辺の時間の加減は配慮してほしいとは思うが、大広間の料理屋って大体こんなものである。神田の某アンコウ屋の店員のぞんざいな態度みたいなものがあれば別だが、これは、サービスが悪いというものではないだろう。大広間のいつも混雑している料理屋に、大雑把さは、つき物である。まあ、だから、足が遠のくということもあるのだが。
いずれにせよ、待ち時間の間に溜まった鬱憤を晴らすかのような勢いで食べ終えた。満足した。当たり前だが再確認できたのは、ここはうなぎだけでもっている、ということである。
付記
他のレヴューを見て気になったのだが、この地を、「下町」と捉えるのは、ちょっと「足りない」ねえ。