色川への達人のクチコミ
浅草は駒形橋西詰から100mほど、路地をちょっと入ったところに、うなぎの色川さんはあります。
文久元年(1861年)創業、現在6代目とのこと。しかしお店のたたずまいは、普通の町の居酒屋さんという雰囲気で質素。
店内は、カウンター6席、テーブル8席ほどで奥に座敷があるようです。夕方5時半ごろにお訪ねしましたが、お客さんは私の他に1人でした。
うな重の並は1600円、一番上のは2990円でこれは並の鰻がダブルになっているもの。間に何段階かありますが、分量の違いです。
2990円のを注文しました。
鰻は焼き、蒸しまでできている状態からの焼き。鰻を焼く良い匂いを楽しみながら待っていると、空いていれば注文してから10~15分ほどで出来上がります。
出来上がったうな重は柔らかいですが、脂をまだたっぷり残していて、他の多くの老舗のしっかり蒸したものとはまた違うものでした。
タレはやや濃い目で庶民の味というかんじ。美味しかったです。
このあたりはすべて好み次第だと思いますが、私はこれはこれでまた美味しいと思います。お腹が空いているときは特に色川のうな重をまた食べたい気分になります。
並が1600円という値段設定も、良心的でありがたい。
お吸い物と香の物もついてきます。
「尾花」「石ばし」「明神下神田川」「やっ古」「竹葉亭」など、いろいろ食べた中で、私の知る範囲では「色川」と最も対極にある上品なうな重は「尾花」だと思います。完璧に美しい仕上がりを望むなら「色川」でなく「尾花」。多少雑でも構わず庶民の味っぽいのが好みなら「色川」です。評価のポイントの数値だけから、いわゆる「グルメな鰻」を期待して行くと期待はずれになるかもしれません。
色川を語るときに、はずしてはならないのは、大将のお人柄でしょう。
大将はとても人懐こい方で、明るく気さくです。ずっと喋りっぱなしでしたが、いろいろな話が聞けて楽しかった。ちゃきちゃきの浅草っ子というかんじで気持ちが良く、私はいっぺんで気に入ってしまいました。
逆に奥のほうで働いている中年の女性の方は、大将とは対照的にあまり接客は得意でないかんじ。ネットの情報でお店に長蛇の行列ができてしまう状況には戸惑っているご様子でした。(この日は空いていましたが。)たしかにネットも含め、メディアの力はあまりに強く、過剰な人気は逆に迷惑になることもあるのかもしれません。
「色川」は、浅草という庶民の町で、庶民の味を残す貴重なお店、というのが私の印象。料亭の奥の調理場から40分かけて出てくる鰻も良いですが、目の前の炭火焼から良い匂いや大将のお喋りとともに熱々のが出てくるのもまた楽しい。そのときの気分にあわせて選ばれると良いと思います。
文久元年(1861年)創業、現在6代目とのこと。しかしお店のたたずまいは、普通の町の居酒屋さんという雰囲気で質素。
店内は、カウンター6席、テーブル8席ほどで奥に座敷があるようです。夕方5時半ごろにお訪ねしましたが、お客さんは私の他に1人でした。
うな重の並は1600円、一番上のは2990円でこれは並の鰻がダブルになっているもの。間に何段階かありますが、分量の違いです。
2990円のを注文しました。
鰻は焼き、蒸しまでできている状態からの焼き。鰻を焼く良い匂いを楽しみながら待っていると、空いていれば注文してから10~15分ほどで出来上がります。
出来上がったうな重は柔らかいですが、脂をまだたっぷり残していて、他の多くの老舗のしっかり蒸したものとはまた違うものでした。
タレはやや濃い目で庶民の味というかんじ。美味しかったです。
このあたりはすべて好み次第だと思いますが、私はこれはこれでまた美味しいと思います。お腹が空いているときは特に色川のうな重をまた食べたい気分になります。
並が1600円という値段設定も、良心的でありがたい。
お吸い物と香の物もついてきます。
「尾花」「石ばし」「明神下神田川」「やっ古」「竹葉亭」など、いろいろ食べた中で、私の知る範囲では「色川」と最も対極にある上品なうな重は「尾花」だと思います。完璧に美しい仕上がりを望むなら「色川」でなく「尾花」。多少雑でも構わず庶民の味っぽいのが好みなら「色川」です。評価のポイントの数値だけから、いわゆる「グルメな鰻」を期待して行くと期待はずれになるかもしれません。
色川を語るときに、はずしてはならないのは、大将のお人柄でしょう。
大将はとても人懐こい方で、明るく気さくです。ずっと喋りっぱなしでしたが、いろいろな話が聞けて楽しかった。ちゃきちゃきの浅草っ子というかんじで気持ちが良く、私はいっぺんで気に入ってしまいました。
逆に奥のほうで働いている中年の女性の方は、大将とは対照的にあまり接客は得意でないかんじ。ネットの情報でお店に長蛇の行列ができてしまう状況には戸惑っているご様子でした。(この日は空いていましたが。)たしかにネットも含め、メディアの力はあまりに強く、過剰な人気は逆に迷惑になることもあるのかもしれません。
「色川」は、浅草という庶民の町で、庶民の味を残す貴重なお店、というのが私の印象。料亭の奥の調理場から40分かけて出てくる鰻も良いですが、目の前の炭火焼から良い匂いや大将のお喋りとともに熱々のが出てくるのもまた楽しい。そのときの気分にあわせて選ばれると良いと思います。