シノワへの達人のクチコミ
シノワの中ではデートなら銀座・プロポーズならこの渋谷と言われており、その呼び名に相応しいシックで上質な大人の空間という雰囲気に、ここが渋谷であることを忘れます。
(全写真はBlogにて公開しています。よろしかったら、そちらもご覧ください)
この日はこちらのお店の方と知り合いの方によるアレンジで、前菜・メイン・チーズ・デザート・飲み物にワインを何杯かいただきました。そのため、価格表記は割愛しています。
まず、最初は「N.V.Rene Geffroy Premier Cru Cumieres Brut」をいただき乾杯です。
フランス、シャンパーニュ地方にあるキュミエール村1級畑のシャンパーニュで、ピノ・ノワール30%、シャルドネ30%のセパージュです。シャンパーニュらしいしっかりとしたイースト香が香り良く、細かいクリーミーな泡立ちをしたエレガントな飲み口で、ハッキリとした酸味のあるキリッとした辛口で美味しかったです。
パンはバケットと黒パンの2種類で、そのまま食べても良いのですが、一緒に出された"オリーヴオイル"と"フランス、ブルターニュ地方ゲランドの塩"を一緒に付けて食べれば、香り高いオリーヴオイルの中にミネラル感のある塩が良く合い、想像以上の美味しさとなりました。
次のワインは「2002.Riesling Burgreben」をいただきました。フランス、アルザス地方にあるツェレンベルグ村のリースリング100%の白ワインです。ハーブ香、葡萄由来の石油香、フレンチオークを感じるヴァニラ香などの香りがあり、優しい甘味に優しい酸味のスッキリした飲み口で、02ヴィンテージなだけにボディを感じる美味しいワインでした。
まずは"前菜三品の盛り合わせ"です。"オマール海老とホタテ 有機野菜のテリーヌ 枯木柚子のソース"、"寒平目のカルパッチョ すだちのドレッシング"、"大根のポートワイン煮 ウズラあんかけ グランマルニエ風味"となっています。
"オマール海老とホタテ 有機野菜のテリーヌ"は、まるで花畑のような彩り豊かなテリーヌで、ブロッコリー・ヤングコーン・ニンジンなどの食感の良い野菜に加えて、オマール海老・ホタテが相性良く、樹齢100年を超える枯木柚子を使ったソースは柚子胡椒の様な味わいでとても良く合い美味しかったです。
"寒平目のカルパッチョ"は、コリコリした歯応えある食感の寒平目の身にシェリービネガーと酢橘を混ぜたソースが相性良く、サッパリとしてワインにも良く合うものでした。
"大根のポートワイン煮"は、ポートワインで煮込まれかなり濃い赤紫色になった瑞々しい大根が風味良く、上にかかったうずら餡とベシャメルソースがラザニアの様な味わいで、この三品の中で一番面白く美味しい料理でした。
次のワインはこの日の同行者の1人が持ち込んだ「2005 A.RAFANELLI」です。カリフォルニア州ソノマ郡、ドライクリーク・ヴァレーのジンファンデル主体の赤ワインです。ハーブやラズベリーといった華やかさや熟れたカシスなどの複雑な香りがあり、カリフォルニアワインらしい凝縮感のある果実味は口あたり良く、粘性が強いながらあっさりした飲み易いワインで美味しかったです。
次の料理はメインとなる「スペイン産イベリコ豚のカツレツ バジルソース」です。イベリコ豚の肩ロースをとんかつにして、その上にチーズを載せてオーブンで焼いたものでした。
カツレツを切ってみると中はピンク色が残るキレイな火の通し具合になっていて、イベリコ豚と言ってもどんぐりの香りは全くしなかったので、ベジョータではないようです。肩ロースだけにあっさりとした豚肉はお肉自体にしっかりとした旨味を感じ、脂身は少ないながらも上品なもので食べ易く、オーブンで香ばしく焼かれた衣に、チーズのコク、バジルソースが良く合いとても美味しいカツレツでした。
次のワインは「1997.Chateau Rauzan Gassies」をいただきました。フランス、ボルドー地方オーメドック地区マルゴー村の赤ワインで、メルロー主体のマルゴー第2級ワインです。97ヴィンテージを感じるやや褐色を帯びたキレイなルビー色の外観に、熟成しているためにフルーツの香りはなく、あまり香りは強くないものの鉄ぽい香りがあり、口あたりのよいキレイな酸味にタンニンが上品でバランスが良く、しっかりした余韻もありました。ただ、残念なのは開栓したばかりのため、まだまだ開いていなくポテンシャルを感じるワインだったので、パニエではなくデキャンタしてもらった方が良かった気がします。という訳でこのワインがあまりにも勿体なく感じたので、ジャスト30分待ってみました。そうしたところ、これが驚くほどの変化です。鉄ぽい香りは全く消え、トリュフのような芳醇な香りがして、固さがすっかり抜けたまろやかな味わいに変わり、完全に開きました。やはり、典型的な長期熟成タイプのボルドーワインなだけにきちんと開けば、しっかりとした骨格を持った2級ボルドーの風格を感じる素晴らしいワインでした。
続いては「フランス産チーズの盛り合わせ」です。チーズはブルーチーズとウォッシュチーズという構成で、アカシアのハチミツが一緒に提供されます。ブルーチーズはフルムダンベールで、風味良くクリーミーな味わいはそのままでも美味しいのですが、とてもハチミツと相性良く美味しかったです。ただ、ボルドーワインとはかなり相性が悪く感じました。ウォッシュチーズはエポワスで、しっかりした風味に滑らかさが美味しく、ブルーチーズとは対照的にボルドーワインとベストなマリアージュでした。
最後のワインは同行者の1人が持ち込んだ「1995 I CAPITELLI」をいただきました。イタリア、ヴェネト州ソアヴェのデザートワインで、葡萄品種はガルガーネガです。95ヴィンテージを感じるキレイな飴色の外観で、ナッツ・胡麻・ドライフルーツ・キノコなど複雑な香りがあり、そんな野性味ある香りとは対照的に優しい味わいで、上品な甘味に柔らかい酸味のバランスがとても美味しく、レーズンのような風合いを感じる長めの余韻は意外にスッキリしてきれいなものでした。ブルーチーズとの相性の良さがとても良かったです。
さて、ここからはデザートのオンパレードです。幾つか気になったものがあったので、いろいろ貰ってシェアすることにしました。
「ブラックベリーのパフェ」は、パフェと言っても、いつもご紹介するようなフレッシュフルーツを使った背の高い器に入ったものではなく、ジャムのようなブラックベリーに口溶けの良いムースが良く合うものでした。
「ベイクドチーズケーキ 木苺ソース」は、程良い甘さのフワッとしたエアリーな食感のチーズケーキに、香りの良いラズベリーのアイスクリームが相性良く美味しかったです。
「フランス産シャンテンヌ栗のモンブラン」は、スポンジの土台にシャンティィ、シャンティーヌ栗のモンブランクリームという構成のモンブランに、チョコレートソースの相性が良く、バニラアイスの冷たさと味わいが口休めにちょうど良く美味しかったです。
「練乳と蜂蜜のバニラアイスクリーム ペドロヒメネス添え」は、最初、お皿の上にはシンプルなバニラアイスクリームだけですが、メニューにある名前の通り、ペドロヒメネスという葡萄品種のシェリーをお店の方が目の前でかけて完成となります。
ヴァニラビーンズが入ったバニラアイスは練乳の甘味と蜂蜜の甘味が効いたもので、しっかりした風合いのシェリーが良いアクセントになる大人のアイスクリームでこれまた美味しかったです。やっぱり、酒好きのためかこれが一番印象的でした。
最後にはカプチーノをいただきました。特にアートは書いてありませんでしたが、エスプレッソの苦味がしっかり効いたもので最後にちょうど良かったです。
雰囲気・サービス共に良く、お料理もワインに良く合いとても美味しかったです。ワインリストがとても充実していて、お料理に併せてグラスワインを出してくれるコースやシャンパンブランチなどもあり、ワイン・お料理共に堪能出来る良質な店でとてもおススメです。
夜 10,000~15,000円
(全写真はBlogにて公開しています。よろしかったら、そちらもご覧ください)
この日はこちらのお店の方と知り合いの方によるアレンジで、前菜・メイン・チーズ・デザート・飲み物にワインを何杯かいただきました。そのため、価格表記は割愛しています。
まず、最初は「N.V.Rene Geffroy Premier Cru Cumieres Brut」をいただき乾杯です。
フランス、シャンパーニュ地方にあるキュミエール村1級畑のシャンパーニュで、ピノ・ノワール30%、シャルドネ30%のセパージュです。シャンパーニュらしいしっかりとしたイースト香が香り良く、細かいクリーミーな泡立ちをしたエレガントな飲み口で、ハッキリとした酸味のあるキリッとした辛口で美味しかったです。
パンはバケットと黒パンの2種類で、そのまま食べても良いのですが、一緒に出された"オリーヴオイル"と"フランス、ブルターニュ地方ゲランドの塩"を一緒に付けて食べれば、香り高いオリーヴオイルの中にミネラル感のある塩が良く合い、想像以上の美味しさとなりました。
次のワインは「2002.Riesling Burgreben」をいただきました。フランス、アルザス地方にあるツェレンベルグ村のリースリング100%の白ワインです。ハーブ香、葡萄由来の石油香、フレンチオークを感じるヴァニラ香などの香りがあり、優しい甘味に優しい酸味のスッキリした飲み口で、02ヴィンテージなだけにボディを感じる美味しいワインでした。
まずは"前菜三品の盛り合わせ"です。"オマール海老とホタテ 有機野菜のテリーヌ 枯木柚子のソース"、"寒平目のカルパッチョ すだちのドレッシング"、"大根のポートワイン煮 ウズラあんかけ グランマルニエ風味"となっています。
"オマール海老とホタテ 有機野菜のテリーヌ"は、まるで花畑のような彩り豊かなテリーヌで、ブロッコリー・ヤングコーン・ニンジンなどの食感の良い野菜に加えて、オマール海老・ホタテが相性良く、樹齢100年を超える枯木柚子を使ったソースは柚子胡椒の様な味わいでとても良く合い美味しかったです。
"寒平目のカルパッチョ"は、コリコリした歯応えある食感の寒平目の身にシェリービネガーと酢橘を混ぜたソースが相性良く、サッパリとしてワインにも良く合うものでした。
"大根のポートワイン煮"は、ポートワインで煮込まれかなり濃い赤紫色になった瑞々しい大根が風味良く、上にかかったうずら餡とベシャメルソースがラザニアの様な味わいで、この三品の中で一番面白く美味しい料理でした。
次のワインはこの日の同行者の1人が持ち込んだ「2005 A.RAFANELLI」です。カリフォルニア州ソノマ郡、ドライクリーク・ヴァレーのジンファンデル主体の赤ワインです。ハーブやラズベリーといった華やかさや熟れたカシスなどの複雑な香りがあり、カリフォルニアワインらしい凝縮感のある果実味は口あたり良く、粘性が強いながらあっさりした飲み易いワインで美味しかったです。
次の料理はメインとなる「スペイン産イベリコ豚のカツレツ バジルソース」です。イベリコ豚の肩ロースをとんかつにして、その上にチーズを載せてオーブンで焼いたものでした。
カツレツを切ってみると中はピンク色が残るキレイな火の通し具合になっていて、イベリコ豚と言ってもどんぐりの香りは全くしなかったので、ベジョータではないようです。肩ロースだけにあっさりとした豚肉はお肉自体にしっかりとした旨味を感じ、脂身は少ないながらも上品なもので食べ易く、オーブンで香ばしく焼かれた衣に、チーズのコク、バジルソースが良く合いとても美味しいカツレツでした。
次のワインは「1997.Chateau Rauzan Gassies」をいただきました。フランス、ボルドー地方オーメドック地区マルゴー村の赤ワインで、メルロー主体のマルゴー第2級ワインです。97ヴィンテージを感じるやや褐色を帯びたキレイなルビー色の外観に、熟成しているためにフルーツの香りはなく、あまり香りは強くないものの鉄ぽい香りがあり、口あたりのよいキレイな酸味にタンニンが上品でバランスが良く、しっかりした余韻もありました。ただ、残念なのは開栓したばかりのため、まだまだ開いていなくポテンシャルを感じるワインだったので、パニエではなくデキャンタしてもらった方が良かった気がします。という訳でこのワインがあまりにも勿体なく感じたので、ジャスト30分待ってみました。そうしたところ、これが驚くほどの変化です。鉄ぽい香りは全く消え、トリュフのような芳醇な香りがして、固さがすっかり抜けたまろやかな味わいに変わり、完全に開きました。やはり、典型的な長期熟成タイプのボルドーワインなだけにきちんと開けば、しっかりとした骨格を持った2級ボルドーの風格を感じる素晴らしいワインでした。
続いては「フランス産チーズの盛り合わせ」です。チーズはブルーチーズとウォッシュチーズという構成で、アカシアのハチミツが一緒に提供されます。ブルーチーズはフルムダンベールで、風味良くクリーミーな味わいはそのままでも美味しいのですが、とてもハチミツと相性良く美味しかったです。ただ、ボルドーワインとはかなり相性が悪く感じました。ウォッシュチーズはエポワスで、しっかりした風味に滑らかさが美味しく、ブルーチーズとは対照的にボルドーワインとベストなマリアージュでした。
最後のワインは同行者の1人が持ち込んだ「1995 I CAPITELLI」をいただきました。イタリア、ヴェネト州ソアヴェのデザートワインで、葡萄品種はガルガーネガです。95ヴィンテージを感じるキレイな飴色の外観で、ナッツ・胡麻・ドライフルーツ・キノコなど複雑な香りがあり、そんな野性味ある香りとは対照的に優しい味わいで、上品な甘味に柔らかい酸味のバランスがとても美味しく、レーズンのような風合いを感じる長めの余韻は意外にスッキリしてきれいなものでした。ブルーチーズとの相性の良さがとても良かったです。
さて、ここからはデザートのオンパレードです。幾つか気になったものがあったので、いろいろ貰ってシェアすることにしました。
「ブラックベリーのパフェ」は、パフェと言っても、いつもご紹介するようなフレッシュフルーツを使った背の高い器に入ったものではなく、ジャムのようなブラックベリーに口溶けの良いムースが良く合うものでした。
「ベイクドチーズケーキ 木苺ソース」は、程良い甘さのフワッとしたエアリーな食感のチーズケーキに、香りの良いラズベリーのアイスクリームが相性良く美味しかったです。
「フランス産シャンテンヌ栗のモンブラン」は、スポンジの土台にシャンティィ、シャンティーヌ栗のモンブランクリームという構成のモンブランに、チョコレートソースの相性が良く、バニラアイスの冷たさと味わいが口休めにちょうど良く美味しかったです。
「練乳と蜂蜜のバニラアイスクリーム ペドロヒメネス添え」は、最初、お皿の上にはシンプルなバニラアイスクリームだけですが、メニューにある名前の通り、ペドロヒメネスという葡萄品種のシェリーをお店の方が目の前でかけて完成となります。
ヴァニラビーンズが入ったバニラアイスは練乳の甘味と蜂蜜の甘味が効いたもので、しっかりした風合いのシェリーが良いアクセントになる大人のアイスクリームでこれまた美味しかったです。やっぱり、酒好きのためかこれが一番印象的でした。
最後にはカプチーノをいただきました。特にアートは書いてありませんでしたが、エスプレッソの苦味がしっかり効いたもので最後にちょうど良かったです。
雰囲気・サービス共に良く、お料理もワインに良く合いとても美味しかったです。ワインリストがとても充実していて、お料理に併せてグラスワインを出してくれるコースやシャンパンブランチなどもあり、ワイン・お料理共に堪能出来る良質な店でとてもおススメです。