四川一貫への達人のクチコミ
●07-02-09訪問 ★全写真と店舗写真はブログに掲載★
(写真上)宮保鶏丁 全景、魚香肉絲 全景、大蒜炒飯 全景(写真下)紹興酒、宮保鶏丁 拡大、魚香肉絲 拡大、大蒜炒飯 拡大
前回初めてこの店を訪問し、その陳麻婆豆腐の美味さに感激してしまった。
そんな訳で、それ程間を置かずに再訪した次第である。
この日は金曜日。
会社帰りに立寄ったのであるが、店内は厨房横の通路にある2人掛けテーブル席以外は満席の大盛況。
僕の後から来た客は座る席が無く、敢え無く帰る嵌めに。
いやはや危ないところであった。
そんな幸運に恵まれ、この日はちと豪勢に、食べる事にした。
先ずは紹興酒を温めて貰う。
先日も口を利いた接客のお婆ちゃんが、「時々来てくれる方ですよね。」と覚えてくれていた。(時々と言っても2度目なのだが…苦笑)
紹興酒を飲みながら品書きを見て考える。
逡巡した挙句に頼んだのは、結局、前回訪問した際に食べたいと思った特別料理の2品。
宮保鶏丁 1780円
魚香肉絲 1780円 である。
僕の席からは、厨房内でお爺ちゃんとおそらく息子さんと思われる男性が豪快に鍋を振る姿がかいま見える。
相変わらずお爺ちゃんは、常連客の席に出て来て、今夜の料理の出来具合なぞを説明している。
そんな様子を見ながら、チビチビと紹興酒を飲んでいると、やがて一品目の宮保鶏丁をお婆ちゃんが出してくれた。
しかし、これ、いったい何と読めば良いのであろうか…。(笑)
読み方は不明だが、日本語で説明すれば、鶏肉と唐辛子炒め、である。
鶏肉、黒く見える大きな唐辛子、ピーナッツを瀞みのある餡で絡め、炒めた物。
大きな唐辛子は一軒からそうに思う方もいるかも知れぬが、実はそれ程辛くない。
(本当いに辛いのは小さい唐辛子である。)
辛さは程々なので、この唐辛子はそのまま食べる。
野菜なのである。
パリパリしたピーナッツと、軟らかい鶏肉のモチモチとした食感のコントラストが何とも言えぬ美味さである。
粘りのある餡の味付けがまた美味い。
ワシワシと唐辛子を食べる僕を見て、お婆ちゃんが嬉しそうに「辛いの平気?」と、前回と同じ事を聞く。(笑)
「大好きですよ。これ、そんなに辛くないもの。美味いね。」と応えると、更に嬉しそうにニコニコとして立ち去る。
二品目が来るのに少し時間が掛かったので、お婆ちゃんがやきもきした様に厨房に催促してくれると、程なくして出て来た。(笑)
二品目は魚香肉絲である。
これも、いったい何と読めば良いのか見当もつかない。
魚、という字が入っているが、魚は使われていない。
日本式に言うと、慈姑(くわい)・木耳(きくらげ)・肉の細切り炒め、である。
酢に生姜、、ラー油が香る甘酸っぱく辛い瀞みソースが実に美味い逸品。
これも辛さはマイルドで、一に酸味が、二に生姜の香りが、最後に辛さがじんわりと口中に広がる。
慈姑のシャキシャキとした食感と豚肉の食感を、この実に美味い餡が一つにまとめる。
さて〆に何かご飯物を…と考えていると、常連客の大蒜炒飯と注文する声が聞こえた。
そんな品は品書きに載っていない。
…で、頼む事にした。(笑)
お婆ちゃんに値段を聞くと1300円との事であった。
早速、鍋を振る音が聞こえ、湯気を盛大に上げる炒飯がやって来た。
しかしこの炒飯は、ちと、思惑と外れた。(苦笑)
大蒜は香る程度で胡瓜のパリパリ感が目立つ、薄味のあっさりとした炒飯であった。
胡瓜の他の具は、刻み葱と玉子のみのシンプルな物。
残念ながら、これはちと、ハズレ。
品書きに無い料理が美味いとは限らない、という事か。
どうやらこの店は、巧みな餡使いに技の冴えを見せると思われる。
品書きには、まだまだ食べたい特別料理が沢山並んでいる。
当分この楽しみは続きそうである。
【以前の訪問記】
●07-01-22訪問
(写真上)陳麻婆豆腐とライス全景、陳麻婆豆腐のみ 全景
(写真下)陳麻婆豆腐 拡大
★全写真と店舗写真はブログに掲載★
僕が辛い物好きという事で、読者のじく氏より是非この店の麻婆豆腐を食べるよう勧められ、会社帰りに訪れた。
この店の事は僕もずっと以前より知っていた。
何せ、四川料理ではつとに有名な店なのである。
だから一度は来たい来たいと、ずっと思っていたのだ。
ところが、いつの間にか忘れていた。(笑)
それが、じく氏の一言で、思い出したのである。
会社帰り、意外と近そうだとタクシーで小川町の交差点まで乗り、そこから歩いて訪問した。
表通りからこの店がある通りに折れると、途端に人気が無くなる。
遠くでは犬の遠吠えが…する訳が無い。ここは東京の真ん中である。(笑)
しかし、そんな気になる裏通りなのである。
ところが、である。
煌々と明かりの漏れるこの店の前に立ち、一歩硝子ドアを開けた途端、ワッと賑やかな声に包まれた。
ほぼ満席。
団体客、カップル等、賑やかな事この上ない。
入口から直ぐの2人掛けテーブル席に座り、早速、品書きの一品料理の中から陳麻婆豆腐1470円とライス150円を頼んだ。
実は炒飯と一緒に食べたかったのだが、接客の愛想の良い小母ちゃんが、多いから止めなさいとライスを勧めてくれたのだ。
僕の席から左斜め上方に見える厨房では、小母ちゃんの旦那さんと思われる親爺さんと、息子さんと思われる方が、2人で調理に当っている。
(後日訪れた時には、もう一人男性が居た。)
常連と思われる若者達の団体席に料理が出されると、厨房から親爺さんも出て来て、熱心に解説している。
客層は比較的年齢が若く、下町の中華料理店の活気がある。
暫くすると、小母ちゃんが僕の麻婆豆腐を持って来てくれた。
テーブルに置かれただけで、花椒の強い香りがフワッと辺りを包む。
実に良い香りである。
ここまで強く花椒が香る麻婆豆腐は初めてである。
それもそのはず、是非、拡大写真をクリックして大画像でご覧頂きたいのだが、その粒が判る程に粗挽きされた花椒がふんだんに掛かっているのである。
赤坂四川飯店の陳健一のアレンジされた麻婆豆腐とは、全く違った容赦無い味付けである。
スプーンに掬い、頬張ってみる。
辛い、しかし奥深い美味さがあり、鼻に抜ける香りと強烈な痺れが、舌を襲う。
花椒の粒がはっきりと舌に触る。
…本物である。
いやあ美味い。
美味い美味いの一言である。
あっと言う間に食べ終え、まだ足りない事に気が付いた。
やっぱり、炒飯にするのであった。
小母ちゃんは、僕が沢山食べる事を知らないので、仕方ないのであるが…。
(写真上)宮保鶏丁 全景、魚香肉絲 全景、大蒜炒飯 全景(写真下)紹興酒、宮保鶏丁 拡大、魚香肉絲 拡大、大蒜炒飯 拡大
前回初めてこの店を訪問し、その陳麻婆豆腐の美味さに感激してしまった。
そんな訳で、それ程間を置かずに再訪した次第である。
この日は金曜日。
会社帰りに立寄ったのであるが、店内は厨房横の通路にある2人掛けテーブル席以外は満席の大盛況。
僕の後から来た客は座る席が無く、敢え無く帰る嵌めに。
いやはや危ないところであった。
そんな幸運に恵まれ、この日はちと豪勢に、食べる事にした。
先ずは紹興酒を温めて貰う。
先日も口を利いた接客のお婆ちゃんが、「時々来てくれる方ですよね。」と覚えてくれていた。(時々と言っても2度目なのだが…苦笑)
紹興酒を飲みながら品書きを見て考える。
逡巡した挙句に頼んだのは、結局、前回訪問した際に食べたいと思った特別料理の2品。
宮保鶏丁 1780円
魚香肉絲 1780円 である。
僕の席からは、厨房内でお爺ちゃんとおそらく息子さんと思われる男性が豪快に鍋を振る姿がかいま見える。
相変わらずお爺ちゃんは、常連客の席に出て来て、今夜の料理の出来具合なぞを説明している。
そんな様子を見ながら、チビチビと紹興酒を飲んでいると、やがて一品目の宮保鶏丁をお婆ちゃんが出してくれた。
しかし、これ、いったい何と読めば良いのであろうか…。(笑)
読み方は不明だが、日本語で説明すれば、鶏肉と唐辛子炒め、である。
鶏肉、黒く見える大きな唐辛子、ピーナッツを瀞みのある餡で絡め、炒めた物。
大きな唐辛子は一軒からそうに思う方もいるかも知れぬが、実はそれ程辛くない。
(本当いに辛いのは小さい唐辛子である。)
辛さは程々なので、この唐辛子はそのまま食べる。
野菜なのである。
パリパリしたピーナッツと、軟らかい鶏肉のモチモチとした食感のコントラストが何とも言えぬ美味さである。
粘りのある餡の味付けがまた美味い。
ワシワシと唐辛子を食べる僕を見て、お婆ちゃんが嬉しそうに「辛いの平気?」と、前回と同じ事を聞く。(笑)
「大好きですよ。これ、そんなに辛くないもの。美味いね。」と応えると、更に嬉しそうにニコニコとして立ち去る。
二品目が来るのに少し時間が掛かったので、お婆ちゃんがやきもきした様に厨房に催促してくれると、程なくして出て来た。(笑)
二品目は魚香肉絲である。
これも、いったい何と読めば良いのか見当もつかない。
魚、という字が入っているが、魚は使われていない。
日本式に言うと、慈姑(くわい)・木耳(きくらげ)・肉の細切り炒め、である。
酢に生姜、、ラー油が香る甘酸っぱく辛い瀞みソースが実に美味い逸品。
これも辛さはマイルドで、一に酸味が、二に生姜の香りが、最後に辛さがじんわりと口中に広がる。
慈姑のシャキシャキとした食感と豚肉の食感を、この実に美味い餡が一つにまとめる。
さて〆に何かご飯物を…と考えていると、常連客の大蒜炒飯と注文する声が聞こえた。
そんな品は品書きに載っていない。
…で、頼む事にした。(笑)
お婆ちゃんに値段を聞くと1300円との事であった。
早速、鍋を振る音が聞こえ、湯気を盛大に上げる炒飯がやって来た。
しかしこの炒飯は、ちと、思惑と外れた。(苦笑)
大蒜は香る程度で胡瓜のパリパリ感が目立つ、薄味のあっさりとした炒飯であった。
胡瓜の他の具は、刻み葱と玉子のみのシンプルな物。
残念ながら、これはちと、ハズレ。
品書きに無い料理が美味いとは限らない、という事か。
どうやらこの店は、巧みな餡使いに技の冴えを見せると思われる。
品書きには、まだまだ食べたい特別料理が沢山並んでいる。
当分この楽しみは続きそうである。
【以前の訪問記】
●07-01-22訪問
(写真上)陳麻婆豆腐とライス全景、陳麻婆豆腐のみ 全景
(写真下)陳麻婆豆腐 拡大
★全写真と店舗写真はブログに掲載★
僕が辛い物好きという事で、読者のじく氏より是非この店の麻婆豆腐を食べるよう勧められ、会社帰りに訪れた。
この店の事は僕もずっと以前より知っていた。
何せ、四川料理ではつとに有名な店なのである。
だから一度は来たい来たいと、ずっと思っていたのだ。
ところが、いつの間にか忘れていた。(笑)
それが、じく氏の一言で、思い出したのである。
会社帰り、意外と近そうだとタクシーで小川町の交差点まで乗り、そこから歩いて訪問した。
表通りからこの店がある通りに折れると、途端に人気が無くなる。
遠くでは犬の遠吠えが…する訳が無い。ここは東京の真ん中である。(笑)
しかし、そんな気になる裏通りなのである。
ところが、である。
煌々と明かりの漏れるこの店の前に立ち、一歩硝子ドアを開けた途端、ワッと賑やかな声に包まれた。
ほぼ満席。
団体客、カップル等、賑やかな事この上ない。
入口から直ぐの2人掛けテーブル席に座り、早速、品書きの一品料理の中から陳麻婆豆腐1470円とライス150円を頼んだ。
実は炒飯と一緒に食べたかったのだが、接客の愛想の良い小母ちゃんが、多いから止めなさいとライスを勧めてくれたのだ。
僕の席から左斜め上方に見える厨房では、小母ちゃんの旦那さんと思われる親爺さんと、息子さんと思われる方が、2人で調理に当っている。
(後日訪れた時には、もう一人男性が居た。)
常連と思われる若者達の団体席に料理が出されると、厨房から親爺さんも出て来て、熱心に解説している。
客層は比較的年齢が若く、下町の中華料理店の活気がある。
暫くすると、小母ちゃんが僕の麻婆豆腐を持って来てくれた。
テーブルに置かれただけで、花椒の強い香りがフワッと辺りを包む。
実に良い香りである。
ここまで強く花椒が香る麻婆豆腐は初めてである。
それもそのはず、是非、拡大写真をクリックして大画像でご覧頂きたいのだが、その粒が判る程に粗挽きされた花椒がふんだんに掛かっているのである。
赤坂四川飯店の陳健一のアレンジされた麻婆豆腐とは、全く違った容赦無い味付けである。
スプーンに掬い、頬張ってみる。
辛い、しかし奥深い美味さがあり、鼻に抜ける香りと強烈な痺れが、舌を襲う。
花椒の粒がはっきりと舌に触る。
…本物である。
いやあ美味い。
美味い美味いの一言である。
あっと言う間に食べ終え、まだ足りない事に気が付いた。
やっぱり、炒飯にするのであった。
小母ちゃんは、僕が沢山食べる事を知らないので、仕方ないのであるが…。