稲村シェフの新しいお店が谷中に出来たとのことで行ってきました。
既に谷中墓地の中にある本家・
パティシエ・イナムラ・ショウゾウも元気一杯で営業中ですが、2006年のヴァレンタイン・イヴェント@高島屋で頂いたボンボンのあまりの美味しさに販売しないのか?と本気で願い出たことがあります。まさか別店としてショコラ部門が独立するとは思ってもいませんでしたけども、それも嬉しい誤算です。
駅から徒歩2分くらいのセブンイレブンの角を左に曲がったところにある白亜御殿(?)がこちらです。まだ開店してまもなくなので、胡蝶蘭が飾ってありました。
お店は日暮里駅北口改札を出て西口を出てすぐのところです。徒歩2分程の奥まった住宅街のようなところです。
店内は出来たばかりでとても綺麗です。厨房がオープン状態で香りが店内に漂っています。また、エスプレッソマシンもあり、店内で淹れ立てのエスプレッソとボンボンやプチガトーを頂くことも出来ます。
●ブラックダンディ@430:本店でも定番の渋めな人気商品。名前と味わいが一致していて大好きです。名前がいいですよね。
ちょっとふんわりとしたショコラ風味のビスキュイの間にガナッシュがたっぷり。表面にも厚いショコラのコーティングなのですが、割とソフトでな食感でカットしやすくなっています。
口の中で冷たく溶けていくガナッシュ・ショコラとふんわりとしたビスキュイの食感がたまりません。これだけ沢山ショコラを使っていながらまさにブラックダンディという感じで、苦さがよく出ていて、後味すっきり。★4.6
●開店記念の生チョコ:いつまで頂けるのかどうか未確認です。
とてもシンプルな生チョコ。生チョコというかガナッシュだけ切り分けてカカオパウダーをつけただけのものです。
結構大きめで食べ応えがあり、ゆっくりとして、滑らかな口溶けが身上。水あめも入っているようでちょっとねっとりとした感じで重めの口当たり。これは噛んだりせずにゆっくりと口の中で溶かして楽しみます。カカオもとてもバランスのよい味わいで苦味がしっかりなので後味にキレがあります。カカオパウダーもやや赤味を帯びていて粒子が細かく咽ません。★4.5
こちらの黄色い箱が一番大きいボックスの箱です。どれも黄色でとても可愛い色合い。ちょっとふわっとしていて、ふくらみがある柔らかい手触りの箱です。
本当は箱無しで買いたかったのですが、スペシャリテである“谷中”というボンボンがこの箱入りのしかなかったので、購入しました。ちなみに箱代は¥400もかかります(涙)。ちなみにショコラはそれぞれ一粒¥300です。
●パレオー:シャープな苦味のガナッシュ。カカオ分55%と61%をブレンドしたビターな味わいをお楽しみください。
一見、ベルナションのパレドールに似ているような見た目です。とても丹精な作りで、ビターなショコラのコーティングがとても薄くて薄氷のようで鏡のような表面です。表面に金箔をデコレートし、中のシンプルなガナッシュがたっぷり。
んん!素晴らしいクーベルチュールのブレンディングで、ビター過ぎず、香りがとても良いです。酸味は極控えめで、もちろん苦味もあるのですが、とてもキレがあって、粉っぽくありません。55%と61%をブレンドするとこんな味になるのか…とびっくりです。舌触りは言うまでもなく、とてもシルキーで冷たい口溶け。ワインのビオ香やよく焼いた樽のような香りがします。★4.8
●ベルガモット:紅茶(ベルガモット)の香りが口の中で広がる心和む味。
ミルクチョコレートでコーティングし、やさしい味に仕上げました。
周りはかなりミルク分が多い薄めのコーティングでザラっとした印象。中のガナッシュにヴェルガモットの紅茶(アールグレイ)の風味がついていて、こちらの方がコーティングよりもカカオ分が多いようです。
まず、キャラメルのような甘さと風味を湛えたミルク感たっぷりのとっつきやすいショコラ・オ・レのコーティングが印象的。しかし、後から現れるヴェルガモットがググっと大人な風味に引っ張って行ってくれます。鼻腔に残るスモーキィなヴェルガモットの香りがややチープな印象もありますが、しっかりと品名を表現出来ている味わいだと思いました。★4.3
●ロッシェ:ヘーゼルナッツプラリネとアーモンドプラリネの香ばしい風味をストレートに表現。フィヤンティーヌのサクサクとした食感が楽しめる一品。
表面だけ見てもゴツゴツっとした細かいナッツの感じが見えていて、食べる者を期待させる外観。コーティングは極薄いショコラ・オ・レで、中にプラリネペーストが入ったガナッシュと細かいプラリネ、フィヤンティーヌが入っています。
まずはコーティングは口で溶かしてからザラっとしたセンターを噛み、食感を楽しみます。ミルクの芳醇でチャーミングな味わいから、さらに華やかな食感と味わいが出てきて、豪華なボンボン。ただプラリネ…というとただひたすらに脂っぽかったりしますが、こちらは非常に新鮮で、軽い食感。非常に風味豊かで鮮度が重要なボンボンです。★4.8
●パッション マンゴ:甘酸っぱいパッションフルーツとマンゴーの風味ホワイトガナッシュにしたてました。ブラックチョコレートでコーティング。
周りはビターなコーティングで中はショコラブランを主体にしたパッション&マンゴのガナッシュです。表面の模様も美しく丹精です。
最初はちょっとだけ地下室の香りを感じるような静かな苦味でサラリとした口溶けのコーティングが溶けてきたなーって思っていたら中からキラキラした南国の太陽のようなガナッシュが広がります。なんという、メリハリ。しかし鮮烈過ぎないパッションの酸味はマンゴーの円やかさと折り重なって、さらにショコラブランの円やかな風味で角が取れていて綺麗な味わいです。★4.9
●谷中:しょうがとミルクチョコレートのマリアージュ。谷中「夕やけだんだん」をイメージしました。
表面に階段のような模様がある谷中。階段の上から綺麗な夕焼けが見えることで有名な谷中銀座の“夕やけだんだん”がモチーフになっています。ちょこんとのった金箔は夕焼けをイメージしていると思われます。周りはミルクたっぷりのショコラ・オ・レの薄いコーティング。模様をつけているせいで、上部のコーティングだけ少々厚めです。中もショコラ・オ・レの生姜風味のガナッシュ。
大人気で平日でもバラ売りは売り切れでした。どうしてかな?ご当地ものだからかな?と思ったそれは味が素晴らしいからでした。ちょっとキャラメルっぽい風味のショコラ・オ・レのコーティングが小さい頃に食べていたようなショコラを思い出し、さらに中から生姜のピリリと効いたガナッシュ。これがなんとも…夕方の谷中のおかず屋さんを思い出すような味わいと香り。ピリリとしていながら優しい甘さもあり、下町の夕方の風景が目の前に浮かんできました。
す、素晴らしい!。稲村シェフの谷中愛が詰まったボンボンです。★5.0
●キャラメルバニラ:風味豊かな天然バニラの香りをキャラメルにとじこめました。相性の良いミルクチョコレートで仕上げました。
型に入れて作ったボンボンにしてはかなりコーティングが薄いです。周りはショコラ・オ・レの薄めのコーティングで中にはトロリとした柔らかいヴァニラビーンズ入りキャラメルソースが入っています。
2006年に食べたときからお気に入りの一品。やはり販売してくれましたか、よかった。
パリンと弾けるような薄さの型からとったコーティングの儚さがたまりません。こちらも小さい頃を思い出すかのような優しいミルク・チョコレートの味わいが広がった後にトロリと広がる甘やかな香りの優しいキャラメル。このトロっと感もたまりませんが、キャラメルの味わいの上品さに稲村シェフの腕が光ります。ああー、旨い。キャラメル入りショコラの最高峰と言っても過言ではありません。★5.0
2006年ヴァージョンよりも全体的に数段ヴァージョナップされ、洗練されています。素晴らしい進化を遂げた稲村シェフのボンボン。
稲村シェフのケーキも分かりやすくて安価で大好きです。やはりショコラは期待通り、いやそれ以上だったと思います。やはりショコラの扱いに職人さんの腕が試されるところで、素晴らしい出来だと思いました。ショコラはどれも一粒¥300で、大降りで薄め大きさ。一人で1粒食べるよりも大きめなので分け合うことが出来ます。一粒¥300でも二人分くらいありますから、CPはそんなに悪くないと思います。ボンボンの品数は10種類くらいで、他にショコラのプチガトーが3種類程(ブラックダンディのほかにドーム・ショコラがありました。
出来たらショコラの焼き菓子(ケイク類)も揃えて頂きたいですね。(2008/2/10★5)
昼 1,000~3,000円
夜 1,000~3,000円
既に谷中墓地の中にある本家・パティシエ・イナムラ・ショウゾウも元気一杯で営業中ですが、2006年のヴァレンタイン・イヴェント@高島屋で頂いたボンボンのあまりの美味しさに販売しないのか?と本気で願い出たことがあります。まさか別店としてショコラ部門が独立するとは思ってもいませんでしたけども、それも嬉しい誤算です。
駅から徒歩2分くらいのセブンイレブンの角を左に曲がったところにある白亜御殿(?)がこちらです。まだ開店してまもなくなので、胡蝶蘭が飾ってありました。
お店は日暮里駅北口改札を出て西口を出てすぐのところです。徒歩2分程の奥まった住宅街のようなところです。
店内は出来たばかりでとても綺麗です。厨房がオープン状態で香りが店内に漂っています。また、エスプレッソマシンもあり、店内で淹れ立てのエスプレッソとボンボンやプチガトーを頂くことも出来ます。
●ブラックダンディ@430:本店でも定番の渋めな人気商品。名前と味わいが一致していて大好きです。名前がいいですよね。
ちょっとふんわりとしたショコラ風味のビスキュイの間にガナッシュがたっぷり。表面にも厚いショコラのコーティングなのですが、割とソフトでな食感でカットしやすくなっています。
口の中で冷たく溶けていくガナッシュ・ショコラとふんわりとしたビスキュイの食感がたまりません。これだけ沢山ショコラを使っていながらまさにブラックダンディという感じで、苦さがよく出ていて、後味すっきり。★4.6
●開店記念の生チョコ:いつまで頂けるのかどうか未確認です。
とてもシンプルな生チョコ。生チョコというかガナッシュだけ切り分けてカカオパウダーをつけただけのものです。
結構大きめで食べ応えがあり、ゆっくりとして、滑らかな口溶けが身上。水あめも入っているようでちょっとねっとりとした感じで重めの口当たり。これは噛んだりせずにゆっくりと口の中で溶かして楽しみます。カカオもとてもバランスのよい味わいで苦味がしっかりなので後味にキレがあります。カカオパウダーもやや赤味を帯びていて粒子が細かく咽ません。★4.5
こちらの黄色い箱が一番大きいボックスの箱です。どれも黄色でとても可愛い色合い。ちょっとふわっとしていて、ふくらみがある柔らかい手触りの箱です。
本当は箱無しで買いたかったのですが、スペシャリテである“谷中”というボンボンがこの箱入りのしかなかったので、購入しました。ちなみに箱代は¥400もかかります(涙)。ちなみにショコラはそれぞれ一粒¥300です。
●パレオー:シャープな苦味のガナッシュ。カカオ分55%と61%をブレンドしたビターな味わいをお楽しみください。
一見、ベルナションのパレドールに似ているような見た目です。とても丹精な作りで、ビターなショコラのコーティングがとても薄くて薄氷のようで鏡のような表面です。表面に金箔をデコレートし、中のシンプルなガナッシュがたっぷり。
んん!素晴らしいクーベルチュールのブレンディングで、ビター過ぎず、香りがとても良いです。酸味は極控えめで、もちろん苦味もあるのですが、とてもキレがあって、粉っぽくありません。55%と61%をブレンドするとこんな味になるのか…とびっくりです。舌触りは言うまでもなく、とてもシルキーで冷たい口溶け。ワインのビオ香やよく焼いた樽のような香りがします。★4.8
●ベルガモット:紅茶(ベルガモット)の香りが口の中で広がる心和む味。
ミルクチョコレートでコーティングし、やさしい味に仕上げました。
周りはかなりミルク分が多い薄めのコーティングでザラっとした印象。中のガナッシュにヴェルガモットの紅茶(アールグレイ)の風味がついていて、こちらの方がコーティングよりもカカオ分が多いようです。
まず、キャラメルのような甘さと風味を湛えたミルク感たっぷりのとっつきやすいショコラ・オ・レのコーティングが印象的。しかし、後から現れるヴェルガモットがググっと大人な風味に引っ張って行ってくれます。鼻腔に残るスモーキィなヴェルガモットの香りがややチープな印象もありますが、しっかりと品名を表現出来ている味わいだと思いました。★4.3
●ロッシェ:ヘーゼルナッツプラリネとアーモンドプラリネの香ばしい風味をストレートに表現。フィヤンティーヌのサクサクとした食感が楽しめる一品。
表面だけ見てもゴツゴツっとした細かいナッツの感じが見えていて、食べる者を期待させる外観。コーティングは極薄いショコラ・オ・レで、中にプラリネペーストが入ったガナッシュと細かいプラリネ、フィヤンティーヌが入っています。
まずはコーティングは口で溶かしてからザラっとしたセンターを噛み、食感を楽しみます。ミルクの芳醇でチャーミングな味わいから、さらに華やかな食感と味わいが出てきて、豪華なボンボン。ただプラリネ…というとただひたすらに脂っぽかったりしますが、こちらは非常に新鮮で、軽い食感。非常に風味豊かで鮮度が重要なボンボンです。★4.8
●パッション マンゴ:甘酸っぱいパッションフルーツとマンゴーの風味ホワイトガナッシュにしたてました。ブラックチョコレートでコーティング。
周りはビターなコーティングで中はショコラブランを主体にしたパッション&マンゴのガナッシュです。表面の模様も美しく丹精です。
最初はちょっとだけ地下室の香りを感じるような静かな苦味でサラリとした口溶けのコーティングが溶けてきたなーって思っていたら中からキラキラした南国の太陽のようなガナッシュが広がります。なんという、メリハリ。しかし鮮烈過ぎないパッションの酸味はマンゴーの円やかさと折り重なって、さらにショコラブランの円やかな風味で角が取れていて綺麗な味わいです。★4.9
●谷中:しょうがとミルクチョコレートのマリアージュ。谷中「夕やけだんだん」をイメージしました。
表面に階段のような模様がある谷中。階段の上から綺麗な夕焼けが見えることで有名な谷中銀座の“夕やけだんだん”がモチーフになっています。ちょこんとのった金箔は夕焼けをイメージしていると思われます。周りはミルクたっぷりのショコラ・オ・レの薄いコーティング。模様をつけているせいで、上部のコーティングだけ少々厚めです。中もショコラ・オ・レの生姜風味のガナッシュ。
大人気で平日でもバラ売りは売り切れでした。どうしてかな?ご当地ものだからかな?と思ったそれは味が素晴らしいからでした。ちょっとキャラメルっぽい風味のショコラ・オ・レのコーティングが小さい頃に食べていたようなショコラを思い出し、さらに中から生姜のピリリと効いたガナッシュ。これがなんとも…夕方の谷中のおかず屋さんを思い出すような味わいと香り。ピリリとしていながら優しい甘さもあり、下町の夕方の風景が目の前に浮かんできました。
す、素晴らしい!。稲村シェフの谷中愛が詰まったボンボンです。★5.0
●キャラメルバニラ:風味豊かな天然バニラの香りをキャラメルにとじこめました。相性の良いミルクチョコレートで仕上げました。
型に入れて作ったボンボンにしてはかなりコーティングが薄いです。周りはショコラ・オ・レの薄めのコーティングで中にはトロリとした柔らかいヴァニラビーンズ入りキャラメルソースが入っています。
2006年に食べたときからお気に入りの一品。やはり販売してくれましたか、よかった。
パリンと弾けるような薄さの型からとったコーティングの儚さがたまりません。こちらも小さい頃を思い出すかのような優しいミルク・チョコレートの味わいが広がった後にトロリと広がる甘やかな香りの優しいキャラメル。このトロっと感もたまりませんが、キャラメルの味わいの上品さに稲村シェフの腕が光ります。ああー、旨い。キャラメル入りショコラの最高峰と言っても過言ではありません。★5.0
2006年ヴァージョンよりも全体的に数段ヴァージョナップされ、洗練されています。素晴らしい進化を遂げた稲村シェフのボンボン。
稲村シェフのケーキも分かりやすくて安価で大好きです。やはりショコラは期待通り、いやそれ以上だったと思います。やはりショコラの扱いに職人さんの腕が試されるところで、素晴らしい出来だと思いました。ショコラはどれも一粒¥300で、大降りで薄め大きさ。一人で1粒食べるよりも大きめなので分け合うことが出来ます。一粒¥300でも二人分くらいありますから、CPはそんなに悪くないと思います。ボンボンの品数は10種類くらいで、他にショコラのプチガトーが3種類程(ブラックダンディのほかにドーム・ショコラがありました。
出来たらショコラの焼き菓子(ケイク類)も揃えて頂きたいですね。(2008/2/10★5)