クチーナ チロレーゼ 三輪亭への達人のクチコミ
2007年3月オープン、知人がオープンパーティーに参加したと聞いて開店時より気になっていたお店です。シェフの経歴は同店のHPに詳しいのでそちらをご覧下さい。こだわりに溢れたお店、そして興味深いシェフのプロフィールです。
北イタリアのトレンティーノアルトアディジェ州の北側はオーストリアと国境を接し、「南チロル」とも呼ばれています。第1次世界大戦前まではオーストリア領だったのでイタリア語よりもドイツ語が使われる事が多く、住んでいる方もゲルマン系の方が多い異色のエリア。その南チロル料理の郷土料理専門店がここ、三輪亭さんです。私の中では、チロルと言えばチロルチョコ、アルプスの丘陵に山小屋、そしてハイジ。南チロルがイタリアだった事を、ここに伺って初めて知りました。。。。
イタリアと言っても海側ではなく山側ですから、チーズやお肉がメインです。が、質実剛健を地で行くオーストリアのゲルマン的なお料理に比べて、明るくて朗らかな印象がお料理から、そしてお店からも伝わってきました。
伺ったのは雨降る週末、豪徳寺の駅に降り立ったのは13時を回るか回らないかと言った感じの時間。
お店は、梅が丘方面に歩いて行くと住宅街の中に突如として現れます。お店の前に立っただけで、シェフの「南チロル」に対する愛情とそしてこだわりがひしひしと伝わってきました。なかなか素敵な外観です。
店内は明るく、開放感に溢れています。奥の一段高いところにセミオープンのキッチン。壁一面が収納になっているようですが、冷蔵庫やセラーに使われている部分は”見せ”収納になっていて、機能性・デザイン性とも高いです。南チロルと言われても何がなんだか分からない初心者の私。メニュにまで「南チロル」と入っている「南チロルパスタランチ@2300円」を頂いてみました。前菜盛り合せ、本日の南チロルパスタ2種、デザート盛り合せ、コーヒーの構成です。ちなみにワインもアルトアディジョのものが多かったです。ボトルのデザインがドイツ型のスレンダーなものと言うのもまた、この地方ならでは。夜に別の予定があったため、今日はピノグリージョをグラスでいただきます。
一皿目は前菜の盛り合わせ。もっとお肉が多いのかなぁと思っていましたが、私がうかがった日は何故か姫ホタテの香草焼き、鰹のカルパッチョ、イカときゅうりのマリネなど、海の幸を使ったお料理も多かったです。美味しいので、海の幸でも山の幸でもいいんですけど(笑)。ライスコロッケみたいな物は南チロルの郷土料理だそうです。中にスペックというこの地方のハムが入っているんだそうで。うん、美味しい。但し残念ながら名前は失念。
続いてはパスタ一皿目。お化けラビオリの中にサワークラフトが入っています。香りがとてもスパイシー。そういえば、こちらのお料理にはクミンシードが多様されていました。南チロルのあたりはスパイスロードの一部のはずなので、その影響なのでしょうか。いずれにしても香りにも味わいにも程よくエスニックなスパイスを感じるものが多いです。
続いて、本物のサワークラフト。それが酸っぱすぎず、でも仄かにクミンシードが効いていて美味しい!ワインもいいけれどビールも呑みたい(笑)。
ということで、お奨めのFORESTというビールも頂きました。
二皿目のパスタは「スパッツェレ」というこの地方のパスタ。”粉で作った小さめのニョッキ”といったルックスです。本日はお野菜のソース。見た目には分かりませんがそれにたっぷりのチーズが合えてあり、フォークですくって頂くとその先にチーズがだまになって残ります。見た感じよりコクがあり、お野菜のソースですがしっかりお腹にたまりました。なので途中にサワークラフトを挟むと益々いい感じ。
デザートも前菜同様盛り合わせなのですが、200円プラスすると南チロルのデザートの盛り合わせにして下さいます。せっかくなので一人は普通の、一人は南チロルのデザート盛り合わせを頂く事に。色が濃く重たい印象があるのが南チロルの盛り合わせです。ミルティーユのシャーベット、ジューシーです。ポピンシードのタルトも美味しい。チョコレートのケーキは真ん中にグリオットとが入っていて、思ったより軽めの口当たりなのですが食事の〆にはグッドな一品。
これをカフェで〆てゴール。ドルチェは200円追加でチーズの盛り合わせにする事も可能なようでした。そうそうこちら、Degust(デグスト)のチーズの取り扱いをされていて、マリアージュな会なども開催されている模様。これも気になっております。満足度高いです。いいお店です、いいお店を見つけました。北イタリアと言ってもフランス寄りのミラノみたいな豊かでリッチなお料理とは異なり、派手さのないお料理ではあります。しかしその家庭的でほっとする味わい、これは日本人の口に合うに違いありません。お店はカフェ風のカジュアルな印象ですし、場所が場所なので家族みんなでお出かけできる雰囲気です。実際、小さいお子さん連れの家族や、私の母親くらいの”おばちゃん”といった感じの年齢の方が一人でランチされている姿も見かけました。小田急線生活者ではない私にとっては若干行きづらい場所にありますが、定期的に伺って南チロルの文化に触れ、お食事を、ワインを、そしてチーズを楽しみたいお店。南チロル料理で日本のイタリアンを席巻してください、三輪シェフ。応援しています!!
おすすめメニュー
昼 1,000~3,000円
夜 5,000~10,000円
北イタリアのトレンティーノアルトアディジェ州の北側はオーストリアと国境を接し、「南チロル」とも呼ばれています。第1次世界大戦前まではオーストリア領だったのでイタリア語よりもドイツ語が使われる事が多く、住んでいる方もゲルマン系の方が多い異色のエリア。その南チロル料理の郷土料理専門店がここ、三輪亭さんです。私の中では、チロルと言えばチロルチョコ、アルプスの丘陵に山小屋、そしてハイジ。南チロルがイタリアだった事を、ここに伺って初めて知りました。。。。
イタリアと言っても海側ではなく山側ですから、チーズやお肉がメインです。が、質実剛健を地で行くオーストリアのゲルマン的なお料理に比べて、明るくて朗らかな印象がお料理から、そしてお店からも伝わってきました。
伺ったのは雨降る週末、豪徳寺の駅に降り立ったのは13時を回るか回らないかと言った感じの時間。
お店は、梅が丘方面に歩いて行くと住宅街の中に突如として現れます。お店の前に立っただけで、シェフの「南チロル」に対する愛情とそしてこだわりがひしひしと伝わってきました。なかなか素敵な外観です。
店内は明るく、開放感に溢れています。奥の一段高いところにセミオープンのキッチン。壁一面が収納になっているようですが、冷蔵庫やセラーに使われている部分は”見せ”収納になっていて、機能性・デザイン性とも高いです。南チロルと言われても何がなんだか分からない初心者の私。メニュにまで「南チロル」と入っている「南チロルパスタランチ@2300円」を頂いてみました。前菜盛り合せ、本日の南チロルパスタ2種、デザート盛り合せ、コーヒーの構成です。ちなみにワインもアルトアディジョのものが多かったです。ボトルのデザインがドイツ型のスレンダーなものと言うのもまた、この地方ならでは。夜に別の予定があったため、今日はピノグリージョをグラスでいただきます。
一皿目は前菜の盛り合わせ。もっとお肉が多いのかなぁと思っていましたが、私がうかがった日は何故か姫ホタテの香草焼き、鰹のカルパッチョ、イカときゅうりのマリネなど、海の幸を使ったお料理も多かったです。美味しいので、海の幸でも山の幸でもいいんですけど(笑)。ライスコロッケみたいな物は南チロルの郷土料理だそうです。中にスペックというこの地方のハムが入っているんだそうで。うん、美味しい。但し残念ながら名前は失念。
続いてはパスタ一皿目。お化けラビオリの中にサワークラフトが入っています。香りがとてもスパイシー。そういえば、こちらのお料理にはクミンシードが多様されていました。南チロルのあたりはスパイスロードの一部のはずなので、その影響なのでしょうか。いずれにしても香りにも味わいにも程よくエスニックなスパイスを感じるものが多いです。
続いて、本物のサワークラフト。それが酸っぱすぎず、でも仄かにクミンシードが効いていて美味しい!ワインもいいけれどビールも呑みたい(笑)。
ということで、お奨めのFORESTというビールも頂きました。
二皿目のパスタは「スパッツェレ」というこの地方のパスタ。”粉で作った小さめのニョッキ”といったルックスです。本日はお野菜のソース。見た目には分かりませんがそれにたっぷりのチーズが合えてあり、フォークですくって頂くとその先にチーズがだまになって残ります。見た感じよりコクがあり、お野菜のソースですがしっかりお腹にたまりました。なので途中にサワークラフトを挟むと益々いい感じ。
デザートも前菜同様盛り合わせなのですが、200円プラスすると南チロルのデザートの盛り合わせにして下さいます。せっかくなので一人は普通の、一人は南チロルのデザート盛り合わせを頂く事に。色が濃く重たい印象があるのが南チロルの盛り合わせです。ミルティーユのシャーベット、ジューシーです。ポピンシードのタルトも美味しい。チョコレートのケーキは真ん中にグリオットとが入っていて、思ったより軽めの口当たりなのですが食事の〆にはグッドな一品。
これをカフェで〆てゴール。ドルチェは200円追加でチーズの盛り合わせにする事も可能なようでした。そうそうこちら、Degust(デグスト)のチーズの取り扱いをされていて、マリアージュな会なども開催されている模様。これも気になっております。満足度高いです。いいお店です、いいお店を見つけました。北イタリアと言ってもフランス寄りのミラノみたいな豊かでリッチなお料理とは異なり、派手さのないお料理ではあります。しかしその家庭的でほっとする味わい、これは日本人の口に合うに違いありません。お店はカフェ風のカジュアルな印象ですし、場所が場所なので家族みんなでお出かけできる雰囲気です。実際、小さいお子さん連れの家族や、私の母親くらいの”おばちゃん”といった感じの年齢の方が一人でランチされている姿も見かけました。小田急線生活者ではない私にとっては若干行きづらい場所にありますが、定期的に伺って南チロルの文化に触れ、お食事を、ワインを、そしてチーズを楽しみたいお店。南チロル料理で日本のイタリアンを席巻してください、三輪シェフ。応援しています!!