ラ・ヴィエイユ・フランスへの達人のクチコミ
久々の訪問となってしまいました。友人の誕生日用アントルメをゲットすべく、千歳烏山までやってきました。いやー、びっくりするのが、千歳烏山って駅前に自転車多過ぎで、帰りにケーキの箱をぶつけないように歩くのが大変でした。
木村成克シェフのパティスリー、ラ・ヴィエイユ・フランスです。2007年の10月オープン以来人気を博しています。
シェ・シーマ時代から頭角を現し、その後、福岡のパティスリー・フレ(オーナーは大外食チェーン店)のロイヤルでも活躍していた、木村成克シェフが独立開業したパティスリーです。
●アントルメ “タルト・オ・カフェ”@3,200:ちょっと前に予約して、作ってもらいました。材料が少々調整が必要なので一週間前には予約が必要です。小さいタルトレットのプチガトーもありました。土台はカッチリとしっかり焼き上げたパートシュクレ、アパレイユの一番底にはショコラ・オ・レを和えたフィヤンティーヌ、その上にガナッシュ・カフェがあり、ショコラブランにカフェ風味を付けてあります。タルトから上の大部分はカフェ風味のムースがのっています。周りはミルク分が多めのピストレ・ショコラで、表面には素敵なプラックショコラとコーヒー豆型のショコラがデコレートされていました。
これが・・・店員さんも予約したときに、「かなり見た目地味ですが、いいんですか?!」と何度も念を押されてしまいましたが、イイんですと力強く言える味です。見た目より味ですよ。いや、見た目も逆にこの位が渋くて良いと思います。アパレイユのクレームブリュレの濃い目のカフェ風味から上に行くとムースとだんだん軽い味わいになっていく味のグラデーションもたまりません。カフェ風味がなんとも高貴で上品かつパンチもありました。タルト生地は・・・もはや言うまでもなく、最上の焼き上がり。しっかり火が通っていて香ばしく、カッチリとしていて、エッジもバッチリ、キマっています。ああ、タルトってなんてメリハリが効いた食べ物なのでしょうか。幸せな味でした。
●ボルドレー@350:ボルドー人という意味ですが、何故この名前なのかよく分かりませんが、ボルドー地方の半生の焼き菓子だと思われます。土台は石目のタルトで、その上にローマジパンを使った生地が入っていて、表面には三日月型に切ったオレン・ジピールと赤いナパージュで光沢を出してあります。
モロモロっとしていて、とても素朴なアーモンドのきめ細かい舌触り。結構ドライに仕上がっているいのですが、表面のねっとりとしたナパージュでギリギリつないでいる感じです。かなりオレンジとコニャックの風味がツーンときますので、好みが分かれるところです。三日月型に切ったオレンジピールがボルドー市のイメージなので、この名前なのかな、と思いました。
●ミルリトン@320:こちらもちょっと懐かしい焼き菓子でなかなか見かけることがありませんが木村シェフのスペシャリテの一つでもあります。ノルマンディ地方ルーアンの焼き菓子。周りはパイ生地でその中に砕いたフィナンシエやマドレーヌ、マカロンなどの焼き菓子のクラムなどが入り、その上にオレンジの花の水で香りを加えた卵とアーモンド粉などのアパレイユを詰めて、表面にアーモンドスライスをのせ、焼き上げています。
ムムム!これはふわ〜っと柔らかいオレンジの花の水がしっかり香って、なんともフラワリーな雰囲気。パリッパリのパートフイユテと中のモロモロっとしたフィリングの食感のコントラストがはっきりとしています。焼き菓子って本当、こういうのが食べたいんだよなぁって思える一品。
●ミルフイユ・ナチュール@400:あまりにもパートフイユテの層がきれいだったので買ってきてしまいました。やや軽めにキャラメリゼしたパートフイユテが3枚、その間にはかなり濃厚なクレーム(クレームムースリーヌかな)が挟まっているだけのシンプルなもの。表面には粉砂糖がかかっていました。
シンプルですが、かなり生地の分量が多めで、生地が主役のプチガトーです。クレームの存在感はあるのですが、やや控えめ。生地のやや詰まった層をバリっと味わうには最高のバランス。名前通りかなりナチュラルな味わいで、色々入っていないだけに、生地とクレームが堪能出来きました。
●サントノーレ・プラリネ@480:季節ごとにサントノーレのヴァリエーションが変化しているように感じられます。この時期はプラリネのようです。土台はパートフイユテの二番生地っぽいので、上にはリング型のシュー、そしてキャラメルをつけたプチシューの中にもしっかりとクレーム・ムースリーヌが入っていました。周りにはプラリネ風味のクレームオブールで少々ショコラの風味もあります。周りには大きなプラリネも飾られていました。
全体的にかなりコクがしっかりとあり、秋にはぴったりの濃さ。プラリネの風味も香ばしく、滑らかな舌触りで、パリブレストとはまた違う軽い味わいでした。香ばしいのに後を引き過ぎません。
●コンフィチュール・フレーズ&ヴァニーユ640:これは一番好きなコンフィチュールで、苺の味が最大限に生かされているように感じます。今回購入したものは小粒な苺と前回よりもヴァニラは少なめでした。もっとヴァニラが効いていた方が好みでしたが、大満足のジャムです。
●コンフィチュール・ミルティーユ@540:チーズにヨーグルトにパンに・・・なんでも合うブルーベリーのジャムです。かなりトロミが控えめで上品かつ風味が強めの仕上がり。ブルーベリーが苦手な私もで大好きになってしまうジャムです。
アントルメを買う為に行ったのに、他のものを色々と買ってしまいました。アントルメとプチガトーを一緒に食べてしまうという暴挙に出ましたが、大満足な味でした。こちらのタルトや焼き菓子は半端な味ではありません。特にアントルメで食べると抜群の安定感と味のバランスで最高の状態だと思います。本当に渋くいお菓子なのですが、木村シェフのセンスがチラリと見え隠れする、どこにもない、ここだけの味があるパティスリーです。
タルトだけアントルメで何台も買って食べたい位でした。(2008/12/2★4)
おすすめメニュー
ラ・ヴィエイユ・フランスへのその他のクチコミ
昼 5,000~10,000円
夜 5,000~10,000円
木村成克シェフのパティスリー、ラ・ヴィエイユ・フランスです。2007年の10月オープン以来人気を博しています。
シェ・シーマ時代から頭角を現し、その後、福岡のパティスリー・フレ(オーナーは大外食チェーン店)のロイヤルでも活躍していた、木村成克シェフが独立開業したパティスリーです。
●アントルメ “タルト・オ・カフェ”@3,200:ちょっと前に予約して、作ってもらいました。材料が少々調整が必要なので一週間前には予約が必要です。小さいタルトレットのプチガトーもありました。土台はカッチリとしっかり焼き上げたパートシュクレ、アパレイユの一番底にはショコラ・オ・レを和えたフィヤンティーヌ、その上にガナッシュ・カフェがあり、ショコラブランにカフェ風味を付けてあります。タルトから上の大部分はカフェ風味のムースがのっています。周りはミルク分が多めのピストレ・ショコラで、表面には素敵なプラックショコラとコーヒー豆型のショコラがデコレートされていました。
これが・・・店員さんも予約したときに、「かなり見た目地味ですが、いいんですか?!」と何度も念を押されてしまいましたが、イイんですと力強く言える味です。見た目より味ですよ。いや、見た目も逆にこの位が渋くて良いと思います。アパレイユのクレームブリュレの濃い目のカフェ風味から上に行くとムースとだんだん軽い味わいになっていく味のグラデーションもたまりません。カフェ風味がなんとも高貴で上品かつパンチもありました。タルト生地は・・・もはや言うまでもなく、最上の焼き上がり。しっかり火が通っていて香ばしく、カッチリとしていて、エッジもバッチリ、キマっています。ああ、タルトってなんてメリハリが効いた食べ物なのでしょうか。幸せな味でした。
●ボルドレー@350:ボルドー人という意味ですが、何故この名前なのかよく分かりませんが、ボルドー地方の半生の焼き菓子だと思われます。土台は石目のタルトで、その上にローマジパンを使った生地が入っていて、表面には三日月型に切ったオレン・ジピールと赤いナパージュで光沢を出してあります。
モロモロっとしていて、とても素朴なアーモンドのきめ細かい舌触り。結構ドライに仕上がっているいのですが、表面のねっとりとしたナパージュでギリギリつないでいる感じです。かなりオレンジとコニャックの風味がツーンときますので、好みが分かれるところです。三日月型に切ったオレンジピールがボルドー市のイメージなので、この名前なのかな、と思いました。
●ミルリトン@320:こちらもちょっと懐かしい焼き菓子でなかなか見かけることがありませんが木村シェフのスペシャリテの一つでもあります。ノルマンディ地方ルーアンの焼き菓子。周りはパイ生地でその中に砕いたフィナンシエやマドレーヌ、マカロンなどの焼き菓子のクラムなどが入り、その上にオレンジの花の水で香りを加えた卵とアーモンド粉などのアパレイユを詰めて、表面にアーモンドスライスをのせ、焼き上げています。
ムムム!これはふわ〜っと柔らかいオレンジの花の水がしっかり香って、なんともフラワリーな雰囲気。パリッパリのパートフイユテと中のモロモロっとしたフィリングの食感のコントラストがはっきりとしています。焼き菓子って本当、こういうのが食べたいんだよなぁって思える一品。
●ミルフイユ・ナチュール@400:あまりにもパートフイユテの層がきれいだったので買ってきてしまいました。やや軽めにキャラメリゼしたパートフイユテが3枚、その間にはかなり濃厚なクレーム(クレームムースリーヌかな)が挟まっているだけのシンプルなもの。表面には粉砂糖がかかっていました。
シンプルですが、かなり生地の分量が多めで、生地が主役のプチガトーです。クレームの存在感はあるのですが、やや控えめ。生地のやや詰まった層をバリっと味わうには最高のバランス。名前通りかなりナチュラルな味わいで、色々入っていないだけに、生地とクレームが堪能出来きました。
●サントノーレ・プラリネ@480:季節ごとにサントノーレのヴァリエーションが変化しているように感じられます。この時期はプラリネのようです。土台はパートフイユテの二番生地っぽいので、上にはリング型のシュー、そしてキャラメルをつけたプチシューの中にもしっかりとクレーム・ムースリーヌが入っていました。周りにはプラリネ風味のクレームオブールで少々ショコラの風味もあります。周りには大きなプラリネも飾られていました。
全体的にかなりコクがしっかりとあり、秋にはぴったりの濃さ。プラリネの風味も香ばしく、滑らかな舌触りで、パリブレストとはまた違う軽い味わいでした。香ばしいのに後を引き過ぎません。
●コンフィチュール・フレーズ&ヴァニーユ640:これは一番好きなコンフィチュールで、苺の味が最大限に生かされているように感じます。今回購入したものは小粒な苺と前回よりもヴァニラは少なめでした。もっとヴァニラが効いていた方が好みでしたが、大満足のジャムです。
●コンフィチュール・ミルティーユ@540:チーズにヨーグルトにパンに・・・なんでも合うブルーベリーのジャムです。かなりトロミが控えめで上品かつ風味が強めの仕上がり。ブルーベリーが苦手な私もで大好きになってしまうジャムです。
アントルメを買う為に行ったのに、他のものを色々と買ってしまいました。アントルメとプチガトーを一緒に食べてしまうという暴挙に出ましたが、大満足な味でした。こちらのタルトや焼き菓子は半端な味ではありません。特にアントルメで食べると抜群の安定感と味のバランスで最高の状態だと思います。本当に渋くいお菓子なのですが、木村シェフのセンスがチラリと見え隠れする、どこにもない、ここだけの味があるパティスリーです。
タルトだけアントルメで何台も買って食べたい位でした。(2008/12/2★4)