ラ・マティエールへの達人のクチコミ
2年以上、憧れ続けたラ・マティエールに、ようやく伺いました。
週末ディナーは3週間待ちぐらいでしょうか。
お店の前に漂う濃厚なヴァニラの香りが、さらに期待を高めてくれました。
総評は「正直ガッカリもしたけど、それでもまた行きたい店」といったところでしょうか。
池田シェフは、雑誌のアンケートに今一番のこだわりは「香り」とお答えになっているのを見ましたが、確かに「真鯛のポワレ」の火の入れ方と香りの関係、「仔鴨フィレ肉のスパイスキャラメル仕立て」のスパイスの使い方、「クレームブリュレ」のヴァニラの利かせ方など、心に響く上手い香りの使い方だと思います。
残念なのは、付け合わせの量と切りやすさや、サービス面など、味とお金以外の面。ボリュームのある料理は、確かにコストパフォーマンスの店では優れているわけですが、この付け合わせの量だとメインに辿り着くまでに胃袋が疲れます。また、野菜を大きくカットして盛りつけているので、ナイフで切らなければいけないわけですが、ナイフが野菜に繊維を断つのに向いておらず、お酒を楽しんでしまうと、なかなか切れない。しかも量が多く、面倒。ランチなら美点になるものも、ディナーだとかえって欠点になっているように思えます。
また、18席を、3人のサービスで見ているのですが、連係が悪い。ミスもあれば、気付かないこともある。同年代のサービスが揃ってしまっている弊害のような気がします。ざぶとん肉の蘊蓄を語るよりは、必要なサービスを必要なタイミングで提供することに力を注いで欲しい、と思わずにいられませんでした。
行儀悪く同席者から一口もらったりしたのですが、「これっ!」というものとそうでないものの差が結構あります。
とはいうものの、あのポワレやスパイスキャラメルやヴァニラの香りは、どうしてもまた行きたい、という思いを抱かずにはいられない、煌めきのある香り。文句を言いつつ、また足を運ぶことになるでしょう。
★3 海の幸のタルタルサラダ、アンチョビ風味
池田シェフお得意の盛り方で供されますが、味は普通。前菜として、メインへの導入としては重たくも感じます。
★3 イカのブイヤベース風テリーヌ、じゃが芋とインゲンのサラダ、バジル風味
2年前から、どんな味か興味津々だったブイヤベース風テリーヌ。ブイヤベース風ではありますが、そこまで風変わりなわけでもなく、発見や楽しさがないかも。
★4 真鱈の白子のムニエル、ケッパー風味の焦がしバターソース(+\840)
この日の前菜の中では一番の当たり。でも、前菜というよりは魚のメインに近く、重い。
★5 豊後水道産真鯛のポワレ
火の通し方が素晴らしいです。アスパラガスの香りとのバランスも非常に素晴らしい。見た目は地味ですが、シェフの腕の凄さがよく分かる一皿。
★5 仔鴨フィレ肉のスパイスキャラメル仕立て、黒コショー風味の赤ワインソース
スパイスキャラメルの香りが素晴らしい。メインにふさわしいインパクトがあり、かつ、押しつけがましさがない。難点は付け合わせの野菜の量ですが、そこは目を瞑ります。
★3 黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
定番ですが、味も普通。定番でも他店と違うところが見えれば言うこと無しなのですが。
★5 ヴァニラのクレームブリュレ、ヴァニラのグラス添え
サービスに終始イライラしてしまいましたが、機嫌をすっかり直ってしまうほど美味しい。ガッツリと遠慮のない濃厚なバニラの香り。巷のパティスリーでは出会えない、デセールならではの味。
★2 カンパリ風味のグレープフルーツのジュレ、パッションフルーツのソルベ添え
さらっと締めるにも酸が強すぎる気がします。
★2 あつあつのチョコレート、木イチゴのグラス添え
チョコレートにもう少しビター感が欲しいところ。最後に締まらない浮ついた味に感じられます。
夜 5,000~10,000円
週末ディナーは3週間待ちぐらいでしょうか。
お店の前に漂う濃厚なヴァニラの香りが、さらに期待を高めてくれました。
総評は「正直ガッカリもしたけど、それでもまた行きたい店」といったところでしょうか。
池田シェフは、雑誌のアンケートに今一番のこだわりは「香り」とお答えになっているのを見ましたが、確かに「真鯛のポワレ」の火の入れ方と香りの関係、「仔鴨フィレ肉のスパイスキャラメル仕立て」のスパイスの使い方、「クレームブリュレ」のヴァニラの利かせ方など、心に響く上手い香りの使い方だと思います。
残念なのは、付け合わせの量と切りやすさや、サービス面など、味とお金以外の面。ボリュームのある料理は、確かにコストパフォーマンスの店では優れているわけですが、この付け合わせの量だとメインに辿り着くまでに胃袋が疲れます。また、野菜を大きくカットして盛りつけているので、ナイフで切らなければいけないわけですが、ナイフが野菜に繊維を断つのに向いておらず、お酒を楽しんでしまうと、なかなか切れない。しかも量が多く、面倒。ランチなら美点になるものも、ディナーだとかえって欠点になっているように思えます。
また、18席を、3人のサービスで見ているのですが、連係が悪い。ミスもあれば、気付かないこともある。同年代のサービスが揃ってしまっている弊害のような気がします。ざぶとん肉の蘊蓄を語るよりは、必要なサービスを必要なタイミングで提供することに力を注いで欲しい、と思わずにいられませんでした。
行儀悪く同席者から一口もらったりしたのですが、「これっ!」というものとそうでないものの差が結構あります。
とはいうものの、あのポワレやスパイスキャラメルやヴァニラの香りは、どうしてもまた行きたい、という思いを抱かずにはいられない、煌めきのある香り。文句を言いつつ、また足を運ぶことになるでしょう。
★3 海の幸のタルタルサラダ、アンチョビ風味
池田シェフお得意の盛り方で供されますが、味は普通。前菜として、メインへの導入としては重たくも感じます。
★3 イカのブイヤベース風テリーヌ、じゃが芋とインゲンのサラダ、バジル風味
2年前から、どんな味か興味津々だったブイヤベース風テリーヌ。ブイヤベース風ではありますが、そこまで風変わりなわけでもなく、発見や楽しさがないかも。
★4 真鱈の白子のムニエル、ケッパー風味の焦がしバターソース(+\840)
この日の前菜の中では一番の当たり。でも、前菜というよりは魚のメインに近く、重い。
★5 豊後水道産真鯛のポワレ
火の通し方が素晴らしいです。アスパラガスの香りとのバランスも非常に素晴らしい。見た目は地味ですが、シェフの腕の凄さがよく分かる一皿。
★5 仔鴨フィレ肉のスパイスキャラメル仕立て、黒コショー風味の赤ワインソース
スパイスキャラメルの香りが素晴らしい。メインにふさわしいインパクトがあり、かつ、押しつけがましさがない。難点は付け合わせの野菜の量ですが、そこは目を瞑ります。
★3 黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
定番ですが、味も普通。定番でも他店と違うところが見えれば言うこと無しなのですが。
★5 ヴァニラのクレームブリュレ、ヴァニラのグラス添え
サービスに終始イライラしてしまいましたが、機嫌をすっかり直ってしまうほど美味しい。ガッツリと遠慮のない濃厚なバニラの香り。巷のパティスリーでは出会えない、デセールならではの味。
★2 カンパリ風味のグレープフルーツのジュレ、パッションフルーツのソルベ添え
さらっと締めるにも酸が強すぎる気がします。
★2 あつあつのチョコレート、木イチゴのグラス添え
チョコレートにもう少しビター感が欲しいところ。最後に締まらない浮ついた味に感じられます。