駅を南口に出て右へ進み、マクドナルドの交差点を右に曲がってすぐの
Y字路を左、そしてすぐまた左へ。うどん屋の
うたた寝を左に見ながら
少し行くと縦長なお店が出迎えてくれます。うん、分かりにくいですね。
中は、最近流行の現代的且つ落ち着いた「和」てなものでした。
入り口入って左側に蕎麦挽き用の石臼が鎮座ましましています。
そして、カウンター端に置いてあるちょっとした古時計の枯れた
色合いがそこだけ異質で合ってないような、いや合っているような。
取り敢えず、私は好きです。落ち着きます。
店長さんの立ち振る舞いもなんとなっく趣があります。
違う種類の蕎麦が同時にいただけるという利き蕎麦をいただきました。
一回で二度(枚)お得です。一枚目が北海道産の蕎麦を使った十割蕎麦。
薬味はその場ですった山葵と、辛み大根に梅肉を混ぜたものの2つ。
なんとなっくそれぞれちょろっとなめてみましたが、流石おろしたての
山葵だからか、チューブにありがちなよどんだただの辛味ではなく、
ピリッピリッと清い刺激が舌で踊りました。山葵だけが持つ
すがすがしい香りがなかったのは、ちょっと残念でしたが、
それは贅沢すぎですね。山葵畑まで行けですね。
で、
最初は何もつけずに蕎麦だけいただこうか、と思ったのですが、
通っぽい食べ方をしようとする自分に自分でムカッときたので
普通にそばつゆにつけていただく。
む、味が濃い目・辛めで香りも強いぞ、これじゃあ蕎麦の香りが、
っとまた浅はかに通っぽいことを頭の中でよぎった瞬間には
すっとそばつゆの香りが消えていきました。全然味も辛さも香りも
口の中に残らない。結果的に、残るのは蕎麦の心地よいかすかな香りだけ。
で、その香りはかすかではありますが、そこらの蕎麦にはない
強い自己主張を感じます。
というかね、
蕎麦が美味しいですよ、本当に。太さはそこらの蕎麦屋の半分ほどの
細い麺ですが、ブチブチっとした小気味よい歯ざわりがある上に、
十割蕎麦でありがちな残念さ、無念さ溢れるぼそぼそ・もそもそ感が
全くない。舌触りもつややかで、喉越しはグッといく。
こんな十割蕎麦は初めて食べました。
次に、辛味大根で食べてみましたが、余り良くない意味で大根が
勝ちすぎちゃって蕎麦が消えちゃいました。山葵はピリッときますが、
この蕎麦には合わない。この子には、薬味なしが最高のようです。
次は、同じ北海道産ですが、蕎麦の実を熟成させた十割蕎麦だそうです。
頂いてみると、歯ざわりも香りも先ほどの蕎麦よりやさしい感じです。
香りはそこらで食べられる蕎麦のものと同じ系統ですが、
流石と言うべきか、その先でまた一段階別の香りがふんわりと漂ってくる。
蕎麦だけで考えると、自分は未熟性の一枚目の方が好きですが、
この熟成させた二枚目は辛味大根と非常に相性がいい。
蕎麦のやさしさが辛味大根の尖がった部分を受け入れて、
美味しさを一段上へと持ってきてくれました。いや、これは凄い遭遇だ。
山葵は、まあ同じような感じです。
まあ要するに、何が言いたいのかと言うと、近くに住んでいるなら
すぐ行けということです。ホンモノには玄人素人を選ばず心を打つものが
あると私はあると思います。蕎麦の知識なんぞ皆無に等しいですが、
ここの蕎麦にそれを感じました。私のようにラーメンだいすっきな
ジャンク世代にこそ、繊細で「粋」を食う蕎麦というジャンルに
この店を通じてチャレンジしてほしいと思いますよ。
この店で蕎麦を食べて「ダメだ、あわね」と思ったら、
もう蕎麦にチャレンジしなくてもいいんじゃない?
という勝手な押し付けのためにも☆5つでいいんじゃない?
「食いたりねーなー」という人は
井の庄うたた寝にゴーだ!
Y字路を左、そしてすぐまた左へ。うどん屋のうたた寝を左に見ながら
少し行くと縦長なお店が出迎えてくれます。うん、分かりにくいですね。
中は、最近流行の現代的且つ落ち着いた「和」てなものでした。
入り口入って左側に蕎麦挽き用の石臼が鎮座ましましています。
そして、カウンター端に置いてあるちょっとした古時計の枯れた
色合いがそこだけ異質で合ってないような、いや合っているような。
取り敢えず、私は好きです。落ち着きます。
店長さんの立ち振る舞いもなんとなっく趣があります。
違う種類の蕎麦が同時にいただけるという利き蕎麦をいただきました。
一回で二度(枚)お得です。一枚目が北海道産の蕎麦を使った十割蕎麦。
薬味はその場ですった山葵と、辛み大根に梅肉を混ぜたものの2つ。
なんとなっくそれぞれちょろっとなめてみましたが、流石おろしたての
山葵だからか、チューブにありがちなよどんだただの辛味ではなく、
ピリッピリッと清い刺激が舌で踊りました。山葵だけが持つ
すがすがしい香りがなかったのは、ちょっと残念でしたが、
それは贅沢すぎですね。山葵畑まで行けですね。
で、
最初は何もつけずに蕎麦だけいただこうか、と思ったのですが、
通っぽい食べ方をしようとする自分に自分でムカッときたので
普通にそばつゆにつけていただく。
む、味が濃い目・辛めで香りも強いぞ、これじゃあ蕎麦の香りが、
っとまた浅はかに通っぽいことを頭の中でよぎった瞬間には
すっとそばつゆの香りが消えていきました。全然味も辛さも香りも
口の中に残らない。結果的に、残るのは蕎麦の心地よいかすかな香りだけ。
で、その香りはかすかではありますが、そこらの蕎麦にはない
強い自己主張を感じます。
というかね、
蕎麦が美味しいですよ、本当に。太さはそこらの蕎麦屋の半分ほどの
細い麺ですが、ブチブチっとした小気味よい歯ざわりがある上に、
十割蕎麦でありがちな残念さ、無念さ溢れるぼそぼそ・もそもそ感が
全くない。舌触りもつややかで、喉越しはグッといく。
こんな十割蕎麦は初めて食べました。
次に、辛味大根で食べてみましたが、余り良くない意味で大根が
勝ちすぎちゃって蕎麦が消えちゃいました。山葵はピリッときますが、
この蕎麦には合わない。この子には、薬味なしが最高のようです。
次は、同じ北海道産ですが、蕎麦の実を熟成させた十割蕎麦だそうです。
頂いてみると、歯ざわりも香りも先ほどの蕎麦よりやさしい感じです。
香りはそこらで食べられる蕎麦のものと同じ系統ですが、
流石と言うべきか、その先でまた一段階別の香りがふんわりと漂ってくる。
蕎麦だけで考えると、自分は未熟性の一枚目の方が好きですが、
この熟成させた二枚目は辛味大根と非常に相性がいい。
蕎麦のやさしさが辛味大根の尖がった部分を受け入れて、
美味しさを一段上へと持ってきてくれました。いや、これは凄い遭遇だ。
山葵は、まあ同じような感じです。
まあ要するに、何が言いたいのかと言うと、近くに住んでいるなら
すぐ行けということです。ホンモノには玄人素人を選ばず心を打つものが
あると私はあると思います。蕎麦の知識なんぞ皆無に等しいですが、
ここの蕎麦にそれを感じました。私のようにラーメンだいすっきな
ジャンク世代にこそ、繊細で「粋」を食う蕎麦というジャンルに
この店を通じてチャレンジしてほしいと思いますよ。
この店で蕎麦を食べて「ダメだ、あわね」と思ったら、
もう蕎麦にチャレンジしなくてもいいんじゃない?
という勝手な押し付けのためにも☆5つでいいんじゃない?
「食いたりねーなー」という人は井の庄うたた寝にゴーだ!