五代目 野田岩への達人のクチコミ
赤羽橋駅から5分、東京タワー横の桜田通り沿いにある創業160年を超える老舗の鰻屋さんです。蔵のような和を感じる外観とは対照的に、店内はちょっと和洋折衷したような雰囲気で、1Fがテーブル席・2Fが個室と分かれています。やっぱり、洋館の様な雰囲気ある階段を上がった個室がおススメです。この日、実は予約が取れなかったのですが、2人の同行者が如何しても行くということで、お店に伺ったところキャンセルが出たために入れることになりました。個室は襖の枠が漆塗りだったり、天然木を使用していたり、シンプルな中に拘りを感じる内装です。
"天然鰻"が食べられることで有名なこちらですが、通常の鰻重では養殖鰻を使用しており、天然は大体4〜12月の間だけの期間限定で別オーダーです。4種類の鰻重が2,100円〜3,675円までのラインナップになっているのに対して、この日の天然鰻は大体6,000円〜7,000円という価格帯ということでした。
(メニュー、店頭等、全写真はBlogにて公開しています。よろしかったら、そちらもご覧ください)
まずは「瓶ビール サッポロ(価格忘却)」をいただき乾杯です。鰻は焼き上がりに時間がかかりますので、おつまみを食べながら待つと待ち時間が気にならないちょうど良いペースで提供してくれます。
この日はまず「肝焼(735円)」を人数分いただきました。おつまみ類は回りが鏡面加工した様な外観のお重に入れて提供してくれます。こちらの「肝焼」は臭みは一切ない抵抗感がないもので、肝の美味しさである柔らかさと弾力ある食感を純粋に味わえ、苦手な人でも食べられそうな美味しさでした。
続いていただいたのは「う巻き(1,470円)」で、一人前が三切とちょうど人数分の量でした。「う巻き」はとてもジューシーでやや甘めの玉子焼きに、しっかりした鰻の存在感を感じるもので、とても美味しいです。別皿で提供される大根おろしにちょっとお醤油を垂らして載せれば、まさにベストな相性です。
次にいただいたのは「志ら焼(2,625円)」で、こちらは天然鰻になります。「志ら焼」は箸で掴むと崩れそうな柔らかさで、表面はパリッと香ばしく焼き上げてあり、中はふっくらした柔らかさの身でとても美味しいです。やはり寒い時期になってきただけはあって、脂ノリが物凄く、柔らかくても魚らしい食感がある程度残ったしっかりした身なので、調味料としては塩がとても良く合うと思います。山葵醤油でも良いのですが、繊細な風味と脂ノリを断ち切る感じがするので、個人的には塩の方が好きです。
さて、そんな幸せな待ち時間を過ごしていると、お待ちかねの「鰻重」が登場です。「鰻重」には肝吸い・お新香・大根おろしが付いていました。この日は鰻の量が一番多い「鰻重 萩(3,675円)」をいただき、期待いっぱいに"おーぷん・ザ・蓋"してみると、そこには1本半の鰻がご飯の上に隙間なく、ビッシリと敷き詰められていました。
「鰻重」の鰻はいわゆる関東風のとろける感じでも、関西風のパリッとした感じでもなく、それらとは明らかに異なる魚らしいしっかりした食感が味わえるもので、いわゆる鰻屋さんというよりは"野田岩"で食べているということが実感出来ます。とてもついていたのは、サービスで天然鰻に変えてくれたことです。頻繁に顔を出す様な常連さんではありませんので、キャンセルになったお客さんの都合でそう変わったのではないかと思っています。
蒲焼は焼き方なのか、タレをつけているためか、「志ら焼」よりは控えめな脂ノリでしっかりした食感の身に、その風合いを活かすタレと焼き具合がバランス良く、とても美味しいです。その食感に鰻も魚であることを再認識させられ、その脂ノリの良さには冬の到来を感じ、やっぱり鰻は冬がベストだと思いました。
肝吸い物とお新香はあっさりとした上品な味付けで、鰻の風味を一切邪魔しないのはお見事かと思います。食べ進めていると大根おろしが箸休めにちょうど良いぐらいの脂ノリでした。
3人とも夢中になって食べていたために、食べ終わってから鰻重の蓋にバリエーションがあることに気が付きました。
野田岩さんらしい鰻が満喫出来て、とても満足でした。
おすすめメニュー
五代目 野田岩へのその他のクチコミ
夜 5,000~10,000円
"天然鰻"が食べられることで有名なこちらですが、通常の鰻重では養殖鰻を使用しており、天然は大体4〜12月の間だけの期間限定で別オーダーです。4種類の鰻重が2,100円〜3,675円までのラインナップになっているのに対して、この日の天然鰻は大体6,000円〜7,000円という価格帯ということでした。
(メニュー、店頭等、全写真はBlogにて公開しています。よろしかったら、そちらもご覧ください)
まずは「瓶ビール サッポロ(価格忘却)」をいただき乾杯です。鰻は焼き上がりに時間がかかりますので、おつまみを食べながら待つと待ち時間が気にならないちょうど良いペースで提供してくれます。
この日はまず「肝焼(735円)」を人数分いただきました。おつまみ類は回りが鏡面加工した様な外観のお重に入れて提供してくれます。こちらの「肝焼」は臭みは一切ない抵抗感がないもので、肝の美味しさである柔らかさと弾力ある食感を純粋に味わえ、苦手な人でも食べられそうな美味しさでした。
続いていただいたのは「う巻き(1,470円)」で、一人前が三切とちょうど人数分の量でした。「う巻き」はとてもジューシーでやや甘めの玉子焼きに、しっかりした鰻の存在感を感じるもので、とても美味しいです。別皿で提供される大根おろしにちょっとお醤油を垂らして載せれば、まさにベストな相性です。
次にいただいたのは「志ら焼(2,625円)」で、こちらは天然鰻になります。「志ら焼」は箸で掴むと崩れそうな柔らかさで、表面はパリッと香ばしく焼き上げてあり、中はふっくらした柔らかさの身でとても美味しいです。やはり寒い時期になってきただけはあって、脂ノリが物凄く、柔らかくても魚らしい食感がある程度残ったしっかりした身なので、調味料としては塩がとても良く合うと思います。山葵醤油でも良いのですが、繊細な風味と脂ノリを断ち切る感じがするので、個人的には塩の方が好きです。
さて、そんな幸せな待ち時間を過ごしていると、お待ちかねの「鰻重」が登場です。「鰻重」には肝吸い・お新香・大根おろしが付いていました。この日は鰻の量が一番多い「鰻重 萩(3,675円)」をいただき、期待いっぱいに"おーぷん・ザ・蓋"してみると、そこには1本半の鰻がご飯の上に隙間なく、ビッシリと敷き詰められていました。
「鰻重」の鰻はいわゆる関東風のとろける感じでも、関西風のパリッとした感じでもなく、それらとは明らかに異なる魚らしいしっかりした食感が味わえるもので、いわゆる鰻屋さんというよりは"野田岩"で食べているということが実感出来ます。とてもついていたのは、サービスで天然鰻に変えてくれたことです。頻繁に顔を出す様な常連さんではありませんので、キャンセルになったお客さんの都合でそう変わったのではないかと思っています。
蒲焼は焼き方なのか、タレをつけているためか、「志ら焼」よりは控えめな脂ノリでしっかりした食感の身に、その風合いを活かすタレと焼き具合がバランス良く、とても美味しいです。その食感に鰻も魚であることを再認識させられ、その脂ノリの良さには冬の到来を感じ、やっぱり鰻は冬がベストだと思いました。
肝吸い物とお新香はあっさりとした上品な味付けで、鰻の風味を一切邪魔しないのはお見事かと思います。食べ進めていると大根おろしが箸休めにちょうど良いぐらいの脂ノリでした。
3人とも夢中になって食べていたために、食べ終わってから鰻重の蓋にバリエーションがあることに気が付きました。
野田岩さんらしい鰻が満喫出来て、とても満足でした。