井泉への達人のクチコミ
●05-09-30訪問 ★全写真と店舗写真はブログに掲載★ 盛り合わせ定食全景、盛り合わせ拡大、豚汁拡大
先週金曜日の夜は、何を食べるか決まらないまま御徒町の駅で漫然と降りたのだった。時刻は7時半前。まだそれ程人手は出ていない。何となく松坂屋南館の前の歩道橋を渡る。湯島に向かって歩きかけてその時、右手の路地に輝く、茶色い電光看板が目に飛び込んできた。井泉本店、である。
そういえば、暫く訪れていない。というのも、覘いた事は何度かあったのだが、いつもカウンターが満席だったのだ。今日はどうだろう、と、覘いてみた。まだ空いている。これは入るしかないだろう、ということで暖簾をくぐった。
先客はまだ四人。カウンターの一番奥に腰を下ろした。僕に続いてもう一人、男性が入り、僕の隣に腰を下ろす。後から来た男性は、常連と見える高齢の方である。瓶ビールに小カツサンド、と男性が慣れた調子で注文を発した。僕はといえば、お品書きを見ながら迷ったあげく、男性に遅れて盛り合わせ定食を頼んだ。
店内一階は、オーップンキッチンの厨房を取り囲む形の白木のL字形カウンターに、通路を挟んで座敷がある。座敷は上がった事が無いので良く知らない。カウンターは、L字といっても、両辺の長さは均等で、厨房との高さに差が無い。このため、遮る物が全く無く、料理人達の腰の辺りまで丸見えである。調理している手元も完全に見える。カウンター割烹でも、ここまで丸見えな店は、そう無いはずである。
よって、カウンターに座ると、本当に観ていて飽きない光景が、余すところなく目の前で繰り広げられる。
今日座ったカウンターの一番奥の席は、二度目なのであるが、目の前で、皿に盛ったり、サンドイッチを切ったり、という作業がされる場所。ここは観ていてとても楽しい席で、好きな席である。筆頭料理人が受け持つ揚場は、反対側の奥にある。
さて、暫し目の前で繰り広げられる光景に見入っている内に、僕の定食が出て来た。
盛り合わせは初めて食べる。
まず海老から。自家製のタルタルソースをたっぷりと付け、齧る。サクッ、プチッ、と切れる海老の美味い事といったらない。
帆立の貝柱にもタルタルを付け、かぶりつく。サクサクの衣と軟らかい貝柱のコントラストも、また楽しい。
そして小振りのヒレかつ。これには卓上の特製ソースを掛け、やはり卓上の辛子を皿に取り、付けてかぶりつく。サクサクの衣に、箸で切れる、がキャッチフレーズの軟らかい肉の美味い事、美味い事。
最後に芝海老が二匹入ったクリームコロッケ、である。クリームコロッケは得意ではないが、箸で食べる分には問題無い。安心してかぶりつく。
付け合せのキャベツの千切りも、作り置きではあるが瑞々しく、揚げ物を食べる途中で一緒に頬張る。
飯もまた美味い。
そして特筆すべきは、豚汁の美味さ、である。
これを目当てにこの店に来る客も多いようで、以前カウンターで並んだ親子連れは、喜ぶ子供に向かって、お父さんが、ここの豚汁は美味いんだぞ、熱いから、よ~くフーフーして食べてご覧、お父さんはここの豚汁大好きなんだよー、と言っている微笑ましい光景を見たことがある。
確かに実に美味い。沢山浮かんだ焼き葱、そして振られた七味、が何とも言えず美味さを引き立てる。そして豚肉が厚く、肉の美味さが感じられる豚汁なのだ。
実に贅沢な豚汁である。
そんなこんなで、いつもの様に早飯食いの僕は、あれよあれよと言う間に食べ終わり、美味しかったぁ、また来るよ、と帳場の小母さんに挨拶し、ご機嫌で帰路に着いた。
先週金曜日の夜は、何を食べるか決まらないまま御徒町の駅で漫然と降りたのだった。時刻は7時半前。まだそれ程人手は出ていない。何となく松坂屋南館の前の歩道橋を渡る。湯島に向かって歩きかけてその時、右手の路地に輝く、茶色い電光看板が目に飛び込んできた。井泉本店、である。
そういえば、暫く訪れていない。というのも、覘いた事は何度かあったのだが、いつもカウンターが満席だったのだ。今日はどうだろう、と、覘いてみた。まだ空いている。これは入るしかないだろう、ということで暖簾をくぐった。
先客はまだ四人。カウンターの一番奥に腰を下ろした。僕に続いてもう一人、男性が入り、僕の隣に腰を下ろす。後から来た男性は、常連と見える高齢の方である。瓶ビールに小カツサンド、と男性が慣れた調子で注文を発した。僕はといえば、お品書きを見ながら迷ったあげく、男性に遅れて盛り合わせ定食を頼んだ。
店内一階は、オーップンキッチンの厨房を取り囲む形の白木のL字形カウンターに、通路を挟んで座敷がある。座敷は上がった事が無いので良く知らない。カウンターは、L字といっても、両辺の長さは均等で、厨房との高さに差が無い。このため、遮る物が全く無く、料理人達の腰の辺りまで丸見えである。調理している手元も完全に見える。カウンター割烹でも、ここまで丸見えな店は、そう無いはずである。
よって、カウンターに座ると、本当に観ていて飽きない光景が、余すところなく目の前で繰り広げられる。
今日座ったカウンターの一番奥の席は、二度目なのであるが、目の前で、皿に盛ったり、サンドイッチを切ったり、という作業がされる場所。ここは観ていてとても楽しい席で、好きな席である。筆頭料理人が受け持つ揚場は、反対側の奥にある。
さて、暫し目の前で繰り広げられる光景に見入っている内に、僕の定食が出て来た。
盛り合わせは初めて食べる。
まず海老から。自家製のタルタルソースをたっぷりと付け、齧る。サクッ、プチッ、と切れる海老の美味い事といったらない。
帆立の貝柱にもタルタルを付け、かぶりつく。サクサクの衣と軟らかい貝柱のコントラストも、また楽しい。
そして小振りのヒレかつ。これには卓上の特製ソースを掛け、やはり卓上の辛子を皿に取り、付けてかぶりつく。サクサクの衣に、箸で切れる、がキャッチフレーズの軟らかい肉の美味い事、美味い事。
最後に芝海老が二匹入ったクリームコロッケ、である。クリームコロッケは得意ではないが、箸で食べる分には問題無い。安心してかぶりつく。
付け合せのキャベツの千切りも、作り置きではあるが瑞々しく、揚げ物を食べる途中で一緒に頬張る。
飯もまた美味い。
そして特筆すべきは、豚汁の美味さ、である。
これを目当てにこの店に来る客も多いようで、以前カウンターで並んだ親子連れは、喜ぶ子供に向かって、お父さんが、ここの豚汁は美味いんだぞ、熱いから、よ~くフーフーして食べてご覧、お父さんはここの豚汁大好きなんだよー、と言っている微笑ましい光景を見たことがある。
確かに実に美味い。沢山浮かんだ焼き葱、そして振られた七味、が何とも言えず美味さを引き立てる。そして豚肉が厚く、肉の美味さが感じられる豚汁なのだ。
実に贅沢な豚汁である。
そんなこんなで、いつもの様に早飯食いの僕は、あれよあれよと言う間に食べ終わり、美味しかったぁ、また来るよ、と帳場の小母さんに挨拶し、ご機嫌で帰路に着いた。