こんごう庵への達人のクチコミ
7月末の金曜日。
この日は都心に仕事で出て、早く帰宅する事が可能だったので、帰り道、久しぶりに湯島で晩ご飯を食べる事にした。
金曜日だったので、予約の電話を入れて訪問する事にした。
予約を入れたのは、馴染みの店、へぎ蕎麦こんごう庵。
久しぶりではあったが、予約を入れた時点で、ベテランの接客女性は覚えていてくれた。
店に入ってみると、もう一人、新人の小母ちゃんが接客に入っている。
相変わらずの繁盛振りで、予約を入れておかなければ、ゆっくりテーブル席に座る事は叶わなかっただろう。
さて、久しぶりの訪問、しかも金曜日となれば、ゆっくり寛ごう…という気になるものである。
周囲の客達も、金曜日の開放感からであろう、皆、一様に表情が明るく、笑顔である。
そんな訳で、利き酒セットから始める事にした。
●利き酒セット 1380円
以前もご紹介しているが、越の寒梅、久保田千寿、越の影虎、八海山、〆張鶴、麒麟山、と、6種類の酒を楽しむ事が出来る。
飲み比べてみれば、各酒の特徴が良く解る。
●焼き茄子 600円
ど〜んと一本、焼いて皮を剥いだ茄子が出て来た。
これに花鰹を散らし、生姜醤油で食べる。
美味い。
●牡丹海老刺身 980円
僕を覚えていてくれたベテランの小母ちゃんが、「今日は牡丹海老のいいのがあるの。頭は後で素揚げにしますよ。」と言ってくれたので、迷わず注文する。
いやあ、実に立派な牡丹海老で驚いた。
身は甘く、噛めば適度な弾力がありながら、舌に蕩ける。
身を食べ終わり頭の味噌を啜ろうとしていると、たまたま通りかかった先の小母ちゃんから「味噌啜っちゃだめよ。素揚げで食べなくちゃ。」と、注意を受ける。
そりゃご尤も(もっとも)…と、ペロリと舐めるに止める。
●鱚の天麩羅 値段を忘れた
厚く大きな白い身の美しさに早速食べ始めてしまい、値段を書き留めるのを忘れてしまった。(苦笑)
勿論、塩で。
●十全茄子の漬物 480円
十全茄子は所謂小茄子なのであるが、新潟の夏には欠かす事の出来ない物。
この茄子の浅漬けは、その瑞々しさはまるで大阪の水茄子の様で、噛めば皮は薄く果肉は緻密でザラツキが無く、まるで果物の様に口中に溢れ出る果汁が、実に美味い。
また、紫と黄色の彩の美しい事。
見ただけでも美味そうだと判る。
●牡丹海老刺身の頭の素揚げ
お待ち兼ねの、牡丹海老の頭の素揚げ。
レモンを搾り掛け、塩で食べる。
じっくりと火が通され、頭の先端の固い部分もパリパリと容易に噛み砕く事が出来、跡形も無く僕のお腹に収まったのであった。
小母ちゃんの指示に従い、味噌を残しておいて良かった。
実に美味かった。
●雪中梅 700円
今夜はもう少し飲もう…と、追加。
●烏賊の沖漬け 500円
蛍烏賊の沖漬けを想像していた僕は、見事に期待を裏切られた。
大きな烏賊の一本漬け。
それを凍らせ、輪切りにしてある。
初めの内は、舌に載せるとルイベ状の冷たい腸(わた)がトロリと融け、それがまた美味かったのだが、時間が経つにつれ、徐々に盛られた氷の上で融けて来て、融けた物を食べれば食べたで、これまた美味い。
これで熱々の白いご飯を食べたら、何杯でも食べられそうである。
●蕗味噌もろきゅう 450円
細かい飾り包丁が実に美しい一品。
名前には、もろきゅう、と付いているが、蕗味噌を付けて食べる物。
蕗味噌も美味かった。
●たらいうどん 700円
こんごう庵と言えば、へぎ蕎麦、が看板商品ではあるが、この、たらいうどん、も、実は看板商品なのである。
以前は本当に小さな木の盥(たらい)に入れて出してくれていたのだが、硝子の器で出す様になったらしい。
細打ちのうどんだが、見た目でも判る通り、稲庭うどんとは違う。
稲庭うどんも品書きにあるのだが、食べた事の無い方は、是非一度、食べてみて頂きたい。
独特のモッチリとした弾力のある歯応えと伸びのある腰で、稲庭とはまた違った美味さ、である。
すっかり満腹になり、「また来るよ。」と、勘定を済ませ扉口を出ると、いつの間にやら降り出した小雨の中、折り畳みを開き、店を後にしたのであった。
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こんごう庵へのその他のクチコミ
夜 5,000~10,000円
この日は都心に仕事で出て、早く帰宅する事が可能だったので、帰り道、久しぶりに湯島で晩ご飯を食べる事にした。
金曜日だったので、予約の電話を入れて訪問する事にした。
予約を入れたのは、馴染みの店、へぎ蕎麦こんごう庵。
久しぶりではあったが、予約を入れた時点で、ベテランの接客女性は覚えていてくれた。
店に入ってみると、もう一人、新人の小母ちゃんが接客に入っている。
相変わらずの繁盛振りで、予約を入れておかなければ、ゆっくりテーブル席に座る事は叶わなかっただろう。
さて、久しぶりの訪問、しかも金曜日となれば、ゆっくり寛ごう…という気になるものである。
周囲の客達も、金曜日の開放感からであろう、皆、一様に表情が明るく、笑顔である。
そんな訳で、利き酒セットから始める事にした。
●利き酒セット 1380円
以前もご紹介しているが、越の寒梅、久保田千寿、越の影虎、八海山、〆張鶴、麒麟山、と、6種類の酒を楽しむ事が出来る。
飲み比べてみれば、各酒の特徴が良く解る。
●焼き茄子 600円
ど〜んと一本、焼いて皮を剥いだ茄子が出て来た。
これに花鰹を散らし、生姜醤油で食べる。
美味い。
●牡丹海老刺身 980円
僕を覚えていてくれたベテランの小母ちゃんが、「今日は牡丹海老のいいのがあるの。頭は後で素揚げにしますよ。」と言ってくれたので、迷わず注文する。
いやあ、実に立派な牡丹海老で驚いた。
身は甘く、噛めば適度な弾力がありながら、舌に蕩ける。
身を食べ終わり頭の味噌を啜ろうとしていると、たまたま通りかかった先の小母ちゃんから「味噌啜っちゃだめよ。素揚げで食べなくちゃ。」と、注意を受ける。
そりゃご尤も(もっとも)…と、ペロリと舐めるに止める。
●鱚の天麩羅 値段を忘れた
厚く大きな白い身の美しさに早速食べ始めてしまい、値段を書き留めるのを忘れてしまった。(苦笑)
勿論、塩で。
●十全茄子の漬物 480円
十全茄子は所謂小茄子なのであるが、新潟の夏には欠かす事の出来ない物。
この茄子の浅漬けは、その瑞々しさはまるで大阪の水茄子の様で、噛めば皮は薄く果肉は緻密でザラツキが無く、まるで果物の様に口中に溢れ出る果汁が、実に美味い。
また、紫と黄色の彩の美しい事。
見ただけでも美味そうだと判る。
●牡丹海老刺身の頭の素揚げ
お待ち兼ねの、牡丹海老の頭の素揚げ。
レモンを搾り掛け、塩で食べる。
じっくりと火が通され、頭の先端の固い部分もパリパリと容易に噛み砕く事が出来、跡形も無く僕のお腹に収まったのであった。
小母ちゃんの指示に従い、味噌を残しておいて良かった。
実に美味かった。
●雪中梅 700円
今夜はもう少し飲もう…と、追加。
●烏賊の沖漬け 500円
蛍烏賊の沖漬けを想像していた僕は、見事に期待を裏切られた。
大きな烏賊の一本漬け。
それを凍らせ、輪切りにしてある。
初めの内は、舌に載せるとルイベ状の冷たい腸(わた)がトロリと融け、それがまた美味かったのだが、時間が経つにつれ、徐々に盛られた氷の上で融けて来て、融けた物を食べれば食べたで、これまた美味い。
これで熱々の白いご飯を食べたら、何杯でも食べられそうである。
●蕗味噌もろきゅう 450円
細かい飾り包丁が実に美しい一品。
名前には、もろきゅう、と付いているが、蕗味噌を付けて食べる物。
蕗味噌も美味かった。
●たらいうどん 700円
こんごう庵と言えば、へぎ蕎麦、が看板商品ではあるが、この、たらいうどん、も、実は看板商品なのである。
以前は本当に小さな木の盥(たらい)に入れて出してくれていたのだが、硝子の器で出す様になったらしい。
細打ちのうどんだが、見た目でも判る通り、稲庭うどんとは違う。
稲庭うどんも品書きにあるのだが、食べた事の無い方は、是非一度、食べてみて頂きたい。
独特のモッチリとした弾力のある歯応えと伸びのある腰で、稲庭とはまた違った美味さ、である。
すっかり満腹になり、「また来るよ。」と、勘定を済ませ扉口を出ると、いつの間にやら降り出した小雨の中、折り畳みを開き、店を後にしたのであった。
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