御来屋への達人のクチコミ
休日の夕暮れ時、4時位に御来屋を訪れてみたところ、珍しい事に、店には未だ常連の姿が全く無かった。
不思議なもので常連が誰も居ないと、暖簾が既に下がっているとはいえ、開店時間30分も前に入って良いものやら迷ってしまう。
「入っても良いですか?」と、厨房に1人で仕込みをしていた若い方の方に声を掛けたところ、「良かったら入って下さいな。」との事。
安心して、お決まりの、カウンター席の一番奥の端に、腰を掛ける。
「未だ誰も居ないなんて、珍しいですね。」
「そのうち来るわ。さっき競馬を終えて、そこの喫茶店に入っていったから。」
「直接来ればいいのに。」
「喫茶店で何か食べてから来るのよ。うちでは殆ど飲むだけ。」
「皆さん競馬帰りなの?」
「土日は殆どそうね。それで喫茶店で腹拵えしてからうちに来て飲むの。困っちゃうわ。皆、単価が低くて。」
「確かにそうだね。じゃ、今日も一杯食べるかな。」
「お客さんみたいに色々食べてくれるお客さんは、ホント、嬉しいの。厨房に居ても張り合いがあるし。何にします?」
確かにこの店の客単価は低く、2000円ちょい、である。
僕が見ていても、殆どの常連客達は飲む事に徹しているというのも、強ち(あながち)嘘ではない。
それというのも、常連客は皆、60歳前後の方々なので、ワシワシとホルモンやレバ刺を食べる年でもないのである。
聞いてみると、皆、あちこち悪くて、本当は酒も止められている方や、高脂血症でホルモンやレバー類は食べられない人等、様々なのである。
全く、店にとっては痛し痒しの常連達である。(笑)
そんな店の期待を一身に背負い、この日も酒食に臨む事にした。
●黒酢割り 2杯
●焼鳥(手羽、皮、レバ、鳥)
●いかいっぱい薩摩揚げ
●馬刺し
●トマト
いつもの僕にしてみれば、少ないとお思いであろう。
それというのも、時間制限があり、常連達で一杯になれば、席を譲って帰る事にしているからである。
何せこの店は、常連で席が一杯になるようになっている。
1人余所者(よそもの)が居れば、誰か1人、常連があぶれてしまう。
それでは申し訳ない…という訳である。
ところで、この日1人で厨房を仕切っていた若い方、と言っても、店舗紹介で記したとおり僕とほぼ同い年で50前なのであるが、この方がこの御来屋に勤める様になって、未だ4年ほどだという事を、初めて知った。
5年前には自分の店をやっていた、との事であった。
その頃からの客も、常連の中には居るとの事。(つまり彼女のファン、である。)
御来屋自体は、女将さん(彼女は大女将と呼ばれる)が、もう1人のお婆ちゃん(女将と呼ばれる)と2人で、25年ほど前に始めた店、との事であった。
常連達が来るまでの間、カウンターを挟み、彼女のそんな過去を始めとする、四方山話を聞かせて貰った次第である。
この日の僕のお勘定は、〆て3800円也。
感謝されながら、店を後にした。
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御来屋へのその他のクチコミ
夜 3,000~5,000円
休日の夕暮れ時、4時位に御来屋を訪れてみたところ、珍しい事に、店には未だ常連の姿が全く無かった。
不思議なもので常連が誰も居ないと、暖簾が既に下がっているとはいえ、開店時間30分も前に入って良いものやら迷ってしまう。
「入っても良いですか?」と、厨房に1人で仕込みをしていた若い方の方に声を掛けたところ、「良かったら入って下さいな。」との事。
安心して、お決まりの、カウンター席の一番奥の端に、腰を掛ける。
「未だ誰も居ないなんて、珍しいですね。」
「そのうち来るわ。さっき競馬を終えて、そこの喫茶店に入っていったから。」
「直接来ればいいのに。」
「喫茶店で何か食べてから来るのよ。うちでは殆ど飲むだけ。」
「皆さん競馬帰りなの?」
「土日は殆どそうね。それで喫茶店で腹拵えしてからうちに来て飲むの。困っちゃうわ。皆、単価が低くて。」
「確かにそうだね。じゃ、今日も一杯食べるかな。」
「お客さんみたいに色々食べてくれるお客さんは、ホント、嬉しいの。厨房に居ても張り合いがあるし。何にします?」
確かにこの店の客単価は低く、2000円ちょい、である。
僕が見ていても、殆どの常連客達は飲む事に徹しているというのも、強ち(あながち)嘘ではない。
それというのも、常連客は皆、60歳前後の方々なので、ワシワシとホルモンやレバ刺を食べる年でもないのである。
聞いてみると、皆、あちこち悪くて、本当は酒も止められている方や、高脂血症でホルモンやレバー類は食べられない人等、様々なのである。
全く、店にとっては痛し痒しの常連達である。(笑)
そんな店の期待を一身に背負い、この日も酒食に臨む事にした。
●黒酢割り 2杯
●焼鳥(手羽、皮、レバ、鳥)
●いかいっぱい薩摩揚げ
●馬刺し
●トマト
いつもの僕にしてみれば、少ないとお思いであろう。
それというのも、時間制限があり、常連達で一杯になれば、席を譲って帰る事にしているからである。
何せこの店は、常連で席が一杯になるようになっている。
1人余所者(よそもの)が居れば、誰か1人、常連があぶれてしまう。
それでは申し訳ない…という訳である。
ところで、この日1人で厨房を仕切っていた若い方、と言っても、店舗紹介で記したとおり僕とほぼ同い年で50前なのであるが、この方がこの御来屋に勤める様になって、未だ4年ほどだという事を、初めて知った。
5年前には自分の店をやっていた、との事であった。
その頃からの客も、常連の中には居るとの事。(つまり彼女のファン、である。)
御来屋自体は、女将さん(彼女は大女将と呼ばれる)が、もう1人のお婆ちゃん(女将と呼ばれる)と2人で、25年ほど前に始めた店、との事であった。
常連達が来るまでの間、カウンターを挟み、彼女のそんな過去を始めとする、四方山話を聞かせて貰った次第である。
この日の僕のお勘定は、〆て3800円也。
感謝されながら、店を後にした。
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