終戦直後、荒川・町屋付近で屋台を流していた親父さんが始めた、もつ焼き・串煮のお店。荒川区では「
弁慶」「
汽車道」と共に数少なくなった「もつ串煮」が味わえるお店です。
町屋駅周辺には、焼きの殿堂とも言える「もつ焼き
亀田」がありますが、こちらはもつ串煮の殿堂とも言えるお店。
それでいて焼きもちゃんと愉しませてくれる、なんとも嬉しいお店です。
そもそももつ屋の場合は大抵が「焼き」と「煮込み」または「串煮」だけというお店が多いのですが、この小林は「焼き」と「串煮」の両方が味わえるのです。
串煮の特徴は、客が勝手に鍋から取って食べ、最後に串数で勘定をすることですが、この店も例に漏れず、鍋をコの字に囲んだテーブルに座った客が好きなものを鍋から取り出して食します。
間口に反比例して縦長の店内はこの手のお店としては結構広く、開店直後のがら空き時間帯に転がり込めれば、仲間全員で鍋周辺をキープすることが出来ます。
さて串煮ですが、「弁慶」の濃い口なものに対してこちらは味噌をベースにした、若干淡めのほんのり上品な感じ。
1本あたりは小振りで、数を食べてももたれません。
焼きは塩・タレ共にしつこくない強さの味付けで、これまた数をついつい食べてしまうほどのいい感じ。モツの王道であるシロを塩でいただくと本当に幸せ。
そしてもつと言えば酎ハイ。濃すぎず薄すぎず、もつの強い風味に打ち負けない加減を、ここの親父も女将さんもよく知っている・・・。
鍋に話を戻しますと、鍋の中には数少ないが、ゆで卵が沈んでいます。
もつの鍋汁で時間を掛けて煮込まれた卵がこれまた絶品。
鍋の周囲にはしっかりお玉もおいてあるので、割ったゆで卵にさらに鍋汁を掛けて食べると天国もの。
上手くとれないときは親父さんか女将さんに言えば大丈夫であります。
・・・・・・→そしてこのお店のもう一つの看板メニュー、それが「つけ麺」(写真)。ラーメンも置いてありますが、やはり〆につけ麺というのが、この小林の正しい食事作法(笑)。
このつけ麺、今までに何度かテレビなどで紹介されたほどの人気者で、その秘密は付け汁でしょう。
なんと串煮鍋の鍋汁をスープで割ったもの。
ラーメンの各店はスープ作りに命を削るとは言いますが、継ぎ足し継ぎ足しで何十年と使われてきたもつ鍋の汁をスープに使ってしまうところに、この味の面白さがありますね。
面白いといえば、麺もまたちゃんとしたところから仕入れている本格的な麺。堅めに茹で、それを水を張ったどんぶりに沈めて出してくれます。
水切りをしない麺が、逆に濃いめの付け汁をほどよく中和してくれてちょうど良い感じ。
東京下町・荒川のもつ店は時を経る毎に減っていく傾向にありますが、夜のたしなみの原点である、飲んでよし食べて嬉しの要素を存分に味わえるお店であります。
町屋駅周辺には、焼きの殿堂とも言える「もつ焼き亀田」がありますが、こちらはもつ串煮の殿堂とも言えるお店。
それでいて焼きもちゃんと愉しませてくれる、なんとも嬉しいお店です。
そもそももつ屋の場合は大抵が「焼き」と「煮込み」または「串煮」だけというお店が多いのですが、この小林は「焼き」と「串煮」の両方が味わえるのです。
串煮の特徴は、客が勝手に鍋から取って食べ、最後に串数で勘定をすることですが、この店も例に漏れず、鍋をコの字に囲んだテーブルに座った客が好きなものを鍋から取り出して食します。
間口に反比例して縦長の店内はこの手のお店としては結構広く、開店直後のがら空き時間帯に転がり込めれば、仲間全員で鍋周辺をキープすることが出来ます。
さて串煮ですが、「弁慶」の濃い口なものに対してこちらは味噌をベースにした、若干淡めのほんのり上品な感じ。
1本あたりは小振りで、数を食べてももたれません。
焼きは塩・タレ共にしつこくない強さの味付けで、これまた数をついつい食べてしまうほどのいい感じ。モツの王道であるシロを塩でいただくと本当に幸せ。
そしてもつと言えば酎ハイ。濃すぎず薄すぎず、もつの強い風味に打ち負けない加減を、ここの親父も女将さんもよく知っている・・・。
鍋に話を戻しますと、鍋の中には数少ないが、ゆで卵が沈んでいます。
もつの鍋汁で時間を掛けて煮込まれた卵がこれまた絶品。
鍋の周囲にはしっかりお玉もおいてあるので、割ったゆで卵にさらに鍋汁を掛けて食べると天国もの。
上手くとれないときは親父さんか女将さんに言えば大丈夫であります。
・・・・・・→そしてこのお店のもう一つの看板メニュー、それが「つけ麺」(写真)。ラーメンも置いてありますが、やはり〆につけ麺というのが、この小林の正しい食事作法(笑)。
このつけ麺、今までに何度かテレビなどで紹介されたほどの人気者で、その秘密は付け汁でしょう。
なんと串煮鍋の鍋汁をスープで割ったもの。
ラーメンの各店はスープ作りに命を削るとは言いますが、継ぎ足し継ぎ足しで何十年と使われてきたもつ鍋の汁をスープに使ってしまうところに、この味の面白さがありますね。
面白いといえば、麺もまたちゃんとしたところから仕入れている本格的な麺。堅めに茹で、それを水を張ったどんぶりに沈めて出してくれます。
水切りをしない麺が、逆に濃いめの付け汁をほどよく中和してくれてちょうど良い感じ。
東京下町・荒川のもつ店は時を経る毎に減っていく傾向にありますが、夜のたしなみの原点である、飲んでよし食べて嬉しの要素を存分に味わえるお店であります。