吉兆への達人のクチコミ
母の日のお祝いにランチの一番お安い懐石コース「鶴」(10,500円)をいただきました。
席に着くと、キレイなグラスに入った梅酒が供されました。でも、その前に暑さでノドが乾いていたので、ビールで潤したかったのですが、居酒屋みたいに席につくなり「生ふたつ!」というわけにもゆかず、飲み物の注文を聞いてくれるまで、琴の優雅な調べの中でじっと待つことになりました。非日常に浸るわけですら、ゆったりとした気分にならなくてはいけませんが、慣れない雰囲気の中、ひたすらビールだけを考えていました。ビールを飲み干して、ほっと一息ついたところで、いよいよお料理の登場です。(食中の飲み物はシャンパンのクオーターボトル:ヴーヴクリコのイエローラベル、とシャブリ ルイ・ラトウール2003、グラスワインはありませんでした)
八寸:行司さんの軍配をかたどったような器に海老、イカの黄身焼、鶏ミンチとフォアグラのゼリー寄せ、ご ぼうの八幡巻、サーモン、卵焼き(寿の文字が押されていました)、絹さやとなめ味噌、ヤマモモ
ちまき寿司:鯛の昆布〆、山椒の花穂が添えられていました。
お椀:鯛の潮汁(美しく澄んだ汁の中に鯛のコラーゲンたっぷりの部分と真っ白い胡麻豆腐がお互いの美味さ を引き立てあうようにしてはいっていました。
和え物:皐月和え-5月のお野菜をゴマクリームソースでいただきます。蓮根、赤ピーマン、黄ピーマン、グ リーンアスパラ、ずいき、しいたけ、鯛の真子のゼリー寄せ。(鯛の真子の存在を知らず、「たら こ」ですか?と聞いてしまいました。) ゴマクリームソースはゴマのつぶつぶ感が全く無く、実に 滑らかでした。母親曰く、「高い皮なしのゴマを使っているからでしょう」とのことでした。
予約の際、何かの記念日ですか?と尋ねられたので、母の日のお祝いと答えたせいか、お赤飯をサービスしていただきました。とてもやわらかく炊かれていて、スタッフの方は「きれいな色をだすために、料理人のかたはいろいろ工夫をされている」といってました。
天ぷら:海老の天ぷらでしたが、衣はポテト!(じゃがいもをスライスして細かく刻み、一度揚げてから海老 にまぶしたそうです。またつゆはきゅうりと大根をすりおろしたものに三杯酢を加えたもので、あっ さりとしていました。きゅうりや大根の臭みは全くありませんでした。
煮物:湯葉、なす、水菜、南京
お造り:イカ(とても柔らかくて細かく包丁をいれてくれたので、歯が丈夫でない母親もおいしくいただけま した。)、赤身、鯛(ぷりぷりの食感の鯛を初めて食した母親は感激しておりました。)追い鰹醤油 につけていただくのですが、何もつけないほうが、素材の良さがそのまま味わえるので、ホンの少し だけつけました。
御飯:銅のお釜でお客の食べる速度に合わせて、炊き上げるそうです。白飯でしたが、ふっくらとした炊き上 がりでした。
香の物:たくあん(無着色で薄くきってあるので、臭くなかったです。スイカの奈良漬。きゅうりの塩漬け、 梅干は種をとってありました。薄甘い梅干で酸味を感じることなく、とても食べやすかったです。
みそ椀:赤だし
デザート:1)ココナッツブラマンジェのフルーツ添え(添え物のフルーツはすっぱいことが多いのですが、 どの種類も甘かったです)
2)紫いもの練りきり黄身餡いり(紫いもの自然の甘さがそのままいかされていました。)
お抹茶とその後に塩茶をいただきました。
おしぼりも2回も代えてくださり、いたれりつくせりのサービスでした。
味はもちろんですが、手間暇かけていることを随所に感じました。道具類はほとんど使わず、1ミリにもみたない幅に野菜を切ったり、ミンチでも大きなすり鉢で作るそうで、手と心がこもっているお料理は柔らかく、温かさを感じます。細かい野菜カスがついて洗うのがたいへんだろうな、と思ったり。高価な器が多いので、すべて手洗いだそうです。
2時間ほどでしたが、母親に満足してもらえました。また何かの記念日にはぜひ訪れたいです。四季それぞれのお料理を五感で味わえることの楽しさと素晴らしさは、日本料理ならではと思います。
至福のひと時でした。
追記:キュベ吉兆(9,450円)というオリジナルのシャンパンを次回はぜひ味わってみたいです。
席に着くと、キレイなグラスに入った梅酒が供されました。でも、その前に暑さでノドが乾いていたので、ビールで潤したかったのですが、居酒屋みたいに席につくなり「生ふたつ!」というわけにもゆかず、飲み物の注文を聞いてくれるまで、琴の優雅な調べの中でじっと待つことになりました。非日常に浸るわけですら、ゆったりとした気分にならなくてはいけませんが、慣れない雰囲気の中、ひたすらビールだけを考えていました。ビールを飲み干して、ほっと一息ついたところで、いよいよお料理の登場です。(食中の飲み物はシャンパンのクオーターボトル:ヴーヴクリコのイエローラベル、とシャブリ ルイ・ラトウール2003、グラスワインはありませんでした)
八寸:行司さんの軍配をかたどったような器に海老、イカの黄身焼、鶏ミンチとフォアグラのゼリー寄せ、ご ぼうの八幡巻、サーモン、卵焼き(寿の文字が押されていました)、絹さやとなめ味噌、ヤマモモ
ちまき寿司:鯛の昆布〆、山椒の花穂が添えられていました。
お椀:鯛の潮汁(美しく澄んだ汁の中に鯛のコラーゲンたっぷりの部分と真っ白い胡麻豆腐がお互いの美味さ を引き立てあうようにしてはいっていました。
和え物:皐月和え-5月のお野菜をゴマクリームソースでいただきます。蓮根、赤ピーマン、黄ピーマン、グ リーンアスパラ、ずいき、しいたけ、鯛の真子のゼリー寄せ。(鯛の真子の存在を知らず、「たら こ」ですか?と聞いてしまいました。) ゴマクリームソースはゴマのつぶつぶ感が全く無く、実に 滑らかでした。母親曰く、「高い皮なしのゴマを使っているからでしょう」とのことでした。
予約の際、何かの記念日ですか?と尋ねられたので、母の日のお祝いと答えたせいか、お赤飯をサービスしていただきました。とてもやわらかく炊かれていて、スタッフの方は「きれいな色をだすために、料理人のかたはいろいろ工夫をされている」といってました。
天ぷら:海老の天ぷらでしたが、衣はポテト!(じゃがいもをスライスして細かく刻み、一度揚げてから海老 にまぶしたそうです。またつゆはきゅうりと大根をすりおろしたものに三杯酢を加えたもので、あっ さりとしていました。きゅうりや大根の臭みは全くありませんでした。
煮物:湯葉、なす、水菜、南京
お造り:イカ(とても柔らかくて細かく包丁をいれてくれたので、歯が丈夫でない母親もおいしくいただけま した。)、赤身、鯛(ぷりぷりの食感の鯛を初めて食した母親は感激しておりました。)追い鰹醤油 につけていただくのですが、何もつけないほうが、素材の良さがそのまま味わえるので、ホンの少し だけつけました。
御飯:銅のお釜でお客の食べる速度に合わせて、炊き上げるそうです。白飯でしたが、ふっくらとした炊き上 がりでした。
香の物:たくあん(無着色で薄くきってあるので、臭くなかったです。スイカの奈良漬。きゅうりの塩漬け、 梅干は種をとってありました。薄甘い梅干で酸味を感じることなく、とても食べやすかったです。
みそ椀:赤だし
デザート:1)ココナッツブラマンジェのフルーツ添え(添え物のフルーツはすっぱいことが多いのですが、 どの種類も甘かったです)
2)紫いもの練りきり黄身餡いり(紫いもの自然の甘さがそのままいかされていました。)
お抹茶とその後に塩茶をいただきました。
おしぼりも2回も代えてくださり、いたれりつくせりのサービスでした。
味はもちろんですが、手間暇かけていることを随所に感じました。道具類はほとんど使わず、1ミリにもみたない幅に野菜を切ったり、ミンチでも大きなすり鉢で作るそうで、手と心がこもっているお料理は柔らかく、温かさを感じます。細かい野菜カスがついて洗うのがたいへんだろうな、と思ったり。高価な器が多いので、すべて手洗いだそうです。
2時間ほどでしたが、母親に満足してもらえました。また何かの記念日にはぜひ訪れたいです。四季それぞれのお料理を五感で味わえることの楽しさと素晴らしさは、日本料理ならではと思います。
至福のひと時でした。
追記:キュベ吉兆(9,450円)というオリジナルのシャンパンを次回はぜひ味わってみたいです。