浅草 むぎとろへの達人のクチコミ
5月13日再訪。4月29日新築開店、おめでとうございます。
入口の位置さえも変わってしまった店構えの新装ぶりに驚いていると、店内から番頭さんが飛び出し目の前で「いらっしゃいませ」と大きくお辞儀。彼に傘を預け、仲居さんに導かれるまま祝いの蘭で飾られている窓際のテーブル席へ。
「とろろ点心」を注文すると、まず出されて来たのは麦が入った優しい塩味を感じさせる「麦茶」。次に来た盆には箸先におもてなしの打ち水。粋な演出。
そしてまず一品目は「とろろ逸品」、今回はとろろに漬けの魚介類を合わせたお造り料理。次の「駒形揚げ」は粘度の高い山芋のすり身を海苔で巻いて揚げた熱々料理。これら二品どちらも身近な食材が高度に選別され、相性良く組み合わされ繊細に味付けされており、一口味わうほどに心穏やかにさせてくれる料理になっている。
私が後半に選択したのは「焼き魚」と「むぎとろ」。
真鯛の照焼の焼き加減と味付けが絶妙で、一見小さな切り身に見えて、一片を味わうと意外なボリューム感。程良く焼かれた皮は、身との間の脂を美味しく残しており、これらを一緒にいただく事で食のハーモニーが完成している。
いったんはワゴンでテーブルまで料理を運んでくれながらも「あら?とろろが無いわ」と独り言の仲居さん。とても丁寧なサービスなのだけれど、この浅草っぽい独り言や所作が楽しい。
そうして運ばれてきたむぎとろ膳。おひつから炊きたて麦御飯(麦6割米4割)を椀によそい、そこに冷やされたとろろ汁をかけ、パウダー状の青海苔をふりかけて、かき込み準備完了。サラサラと口に流し込み、噛むかむかむ...。おぉ、しっかりとした麦の味がする。興味の無かった青海苔さえ今回は美味しい。食事は良く噛む事が習慣になってしまっている私は、さらに噛むかむかむ...。顎が疲れてくる、けど更に噛んで味わう...。この麦御飯は美味しい。
彼女が後半に選んだのは「コロッケ」と「むぎとろそば」。
とろろ入りコロッケに添えられていたソースをかけ、コロッケを一口だけいただくと、これが白米が欲しくなる美味しさ。程良く効いたスパイスのソースもいい。このソースでパセリを全部いただく(幸)。
最後の「デザート」には山芋入り抹茶アイス、そしてとろろを利用した菓子4種。
今回の「とろろ点心」は大満足。新築前に比べて食材や味付けに繊細さが増したと同時に一品ごとの食後の印象が強く残る美味しさになっている気がする。
菓子を購入して店を出る。今日はちょっと小雨模様で気温も低い。店先まで見送ってくれた女将が思わず「あら寒いのね」と私をビックリ顔で直視。まるで常連客を見送る別れ際のその言葉と表情は老舗銀座ママの雰囲気...。
これだから浅草のお店は楽しく美味しい。
【前回のコメント 2003.10.19】
遂にいただいて参りました、憧れの平日限定むぎとろランチ。外のベンチに座りながら入店まで20分ほどかかりましたが、お茶を出していただけたりのサービスで待ち時間は気になりませんでした。一階席に入る前に左手にある壺の中に「むぎとろランチ料金 \1,000」を入れて、指定された席に着くとあとはおかわり自由のバイキング形式。自分で椀に麦と白米が6:4の御飯を盛り、秋田産5年物「げんこつ」とろろ芋をたっぷりかけて青海苔をトッピング。肉じゃが、出汁巻き玉子、香物を別皿に好みの量を取り、お味噌汁も付きました。何となくピクニック気分で楽しい感じがします。店内は意外と静かな印象です。
いくら食べ放題と言っても私は1杯で大満足だったのですが、隣席の母娘は3杯おかわりしていたのでビックリ。何よりも嬉しく驚かされたのが「とろろは苦手」と言っていた連れがおかわりしていた事です。また機会があれば利用したいと思いました。
ランチタイムに2階席を希望すれば「むぎとろ点心 \2,500」や「むぎとろ御膳 \3,500」を、待ち時間もなく落ち着いた雰囲気の中で丁寧なるサービスを受けながら観光の疲れを癒す小休止が出来るので気に入っていました。隣は浅草寺の原点である駒形堂ですので、浅草観光を希望する旅行者の案内には打って付けのお店の一つです。夜の「とろろ懐石コース」は\4,000の「下町御膳」しかいただいたことがありませんが、昼も夜もお勧めのお店です。
入口の位置さえも変わってしまった店構えの新装ぶりに驚いていると、店内から番頭さんが飛び出し目の前で「いらっしゃいませ」と大きくお辞儀。彼に傘を預け、仲居さんに導かれるまま祝いの蘭で飾られている窓際のテーブル席へ。
「とろろ点心」を注文すると、まず出されて来たのは麦が入った優しい塩味を感じさせる「麦茶」。次に来た盆には箸先におもてなしの打ち水。粋な演出。
そしてまず一品目は「とろろ逸品」、今回はとろろに漬けの魚介類を合わせたお造り料理。次の「駒形揚げ」は粘度の高い山芋のすり身を海苔で巻いて揚げた熱々料理。これら二品どちらも身近な食材が高度に選別され、相性良く組み合わされ繊細に味付けされており、一口味わうほどに心穏やかにさせてくれる料理になっている。
私が後半に選択したのは「焼き魚」と「むぎとろ」。
真鯛の照焼の焼き加減と味付けが絶妙で、一見小さな切り身に見えて、一片を味わうと意外なボリューム感。程良く焼かれた皮は、身との間の脂を美味しく残しており、これらを一緒にいただく事で食のハーモニーが完成している。
いったんはワゴンでテーブルまで料理を運んでくれながらも「あら?とろろが無いわ」と独り言の仲居さん。とても丁寧なサービスなのだけれど、この浅草っぽい独り言や所作が楽しい。
そうして運ばれてきたむぎとろ膳。おひつから炊きたて麦御飯(麦6割米4割)を椀によそい、そこに冷やされたとろろ汁をかけ、パウダー状の青海苔をふりかけて、かき込み準備完了。サラサラと口に流し込み、噛むかむかむ...。おぉ、しっかりとした麦の味がする。興味の無かった青海苔さえ今回は美味しい。食事は良く噛む事が習慣になってしまっている私は、さらに噛むかむかむ...。顎が疲れてくる、けど更に噛んで味わう...。この麦御飯は美味しい。
彼女が後半に選んだのは「コロッケ」と「むぎとろそば」。
とろろ入りコロッケに添えられていたソースをかけ、コロッケを一口だけいただくと、これが白米が欲しくなる美味しさ。程良く効いたスパイスのソースもいい。このソースでパセリを全部いただく(幸)。
最後の「デザート」には山芋入り抹茶アイス、そしてとろろを利用した菓子4種。
今回の「とろろ点心」は大満足。新築前に比べて食材や味付けに繊細さが増したと同時に一品ごとの食後の印象が強く残る美味しさになっている気がする。
菓子を購入して店を出る。今日はちょっと小雨模様で気温も低い。店先まで見送ってくれた女将が思わず「あら寒いのね」と私をビックリ顔で直視。まるで常連客を見送る別れ際のその言葉と表情は老舗銀座ママの雰囲気...。
これだから浅草のお店は楽しく美味しい。
【前回のコメント 2003.10.19】
遂にいただいて参りました、憧れの平日限定むぎとろランチ。外のベンチに座りながら入店まで20分ほどかかりましたが、お茶を出していただけたりのサービスで待ち時間は気になりませんでした。一階席に入る前に左手にある壺の中に「むぎとろランチ料金 \1,000」を入れて、指定された席に着くとあとはおかわり自由のバイキング形式。自分で椀に麦と白米が6:4の御飯を盛り、秋田産5年物「げんこつ」とろろ芋をたっぷりかけて青海苔をトッピング。肉じゃが、出汁巻き玉子、香物を別皿に好みの量を取り、お味噌汁も付きました。何となくピクニック気分で楽しい感じがします。店内は意外と静かな印象です。
いくら食べ放題と言っても私は1杯で大満足だったのですが、隣席の母娘は3杯おかわりしていたのでビックリ。何よりも嬉しく驚かされたのが「とろろは苦手」と言っていた連れがおかわりしていた事です。また機会があれば利用したいと思いました。
ランチタイムに2階席を希望すれば「むぎとろ点心 \2,500」や「むぎとろ御膳 \3,500」を、待ち時間もなく落ち着いた雰囲気の中で丁寧なるサービスを受けながら観光の疲れを癒す小休止が出来るので気に入っていました。隣は浅草寺の原点である駒形堂ですので、浅草観光を希望する旅行者の案内には打って付けのお店の一つです。夜の「とろろ懐石コース」は\4,000の「下町御膳」しかいただいたことがありませんが、昼も夜もお勧めのお店です。