竹むらへの達人のクチコミ
淡路町から裏側へ。電気街秋葉原のすぐ近くの立地ですが、
ここら一帯は江戸時代を髣髴させる建物が数多く残っており、
そのギャップが面白いです。
概観からして違いますが、中に入ると落ち着いた日本らしい老舗の香り。
若干暗めで決して排他的ではない庶民的な「重さ」のある、
心地よい空間です。先客のおばちゃん4人組が、
もうこれでワンセットではないかと思えるくらいマッチしており、
あくまで庶民の為のほんわかとした午後のひと時を供するお店なんだな、
と理解できます。
それはそうと、
左を見れば座敷があり、そこは太陽光が入っていた方が
いいかしらんなどと出すぎた発想を。
入ると即座に店員のおばちゃんが桜茶を出してくれます。
八重桜を塩漬けしたものらしく、桜のほのかな香りとしょっぱさが味わえます。
これから甘いものを食べるのに、口の中をさらっとほわっとさせてくれます。
また、それ以上に見目が素晴らしく、湯の中でひらひら漂う幾重に重なる花びらが、
只の湯飲みのお湯を非常に趣き深い飲み物へと昇華させています。
これは普通のソメイヨシノでは決して出来ぬ演出でしょう。
更にこの店を特別な空間へと高めてくれ、素直にすげーなーと思いました。
考えすぎですかそうですか。でも、考えすぎている時点で
自分はもうこの店の空間に呑まれているのでしょう。
よく分からないので、揚げ饅頭を一つ頼みました。
暫く待つと熱々のそれがお茶と共に二つセットで出されました。
早速頂くと、外がサクッとしていてほっこりし、
中身は滑らかで上品なあんがさらっと口の中でとけていきます。
饅頭単品だけで見れば普通のおいしい饅頭なんでしょうけれども、
なるほど、揚げたてだからこそ味わえる美味です。
「揚げ」というインパクトをしっかり食感に生かせています。
逆に考えると、揚げたてでないと食感も損なわれ衣の油が不快に感じる人も
居るのではないでしょうか。と言いますか、実際に家族に幾つか包んでもらって
家で食べた時は全くの別物に感じました。やはり揚げ物は揚げたてが一番です。
秋葉原に集う若者達が集団で来てギャーギャーと騒いでもらっては
興ざめでしょうが、この店の空気を生意気に「小粋」と感じて
ツンとした面持ちで行ってみるのは中々に面白いと思います。
決して若者も拒絶せず受け入れる包容力があります、この店には。
店の雰囲気・桜茶・揚げ饅頭を二つで心からほっこりさせていただきました。
表通りの蕎麦屋「神田」が江戸の盛況さ、「動」を体現しているのならば、
こちらの店は落ち着いた「静」です。どちらもどちらで素晴らしい。
食い物屋というものは、ただ料理を供するだけでなく、
場所と雰囲気も味あわせる、というのがよく分かるお店でした。
全体的に考えれば☆5です。ええ、こういう店で背伸びしたい年頃ですから。
昼 1,000円以下
ここら一帯は江戸時代を髣髴させる建物が数多く残っており、
そのギャップが面白いです。
概観からして違いますが、中に入ると落ち着いた日本らしい老舗の香り。
若干暗めで決して排他的ではない庶民的な「重さ」のある、
心地よい空間です。先客のおばちゃん4人組が、
もうこれでワンセットではないかと思えるくらいマッチしており、
あくまで庶民の為のほんわかとした午後のひと時を供するお店なんだな、
と理解できます。
それはそうと、
左を見れば座敷があり、そこは太陽光が入っていた方が
いいかしらんなどと出すぎた発想を。
入ると即座に店員のおばちゃんが桜茶を出してくれます。
八重桜を塩漬けしたものらしく、桜のほのかな香りとしょっぱさが味わえます。
これから甘いものを食べるのに、口の中をさらっとほわっとさせてくれます。
また、それ以上に見目が素晴らしく、湯の中でひらひら漂う幾重に重なる花びらが、
只の湯飲みのお湯を非常に趣き深い飲み物へと昇華させています。
これは普通のソメイヨシノでは決して出来ぬ演出でしょう。
更にこの店を特別な空間へと高めてくれ、素直にすげーなーと思いました。
考えすぎですかそうですか。でも、考えすぎている時点で
自分はもうこの店の空間に呑まれているのでしょう。
よく分からないので、揚げ饅頭を一つ頼みました。
暫く待つと熱々のそれがお茶と共に二つセットで出されました。
早速頂くと、外がサクッとしていてほっこりし、
中身は滑らかで上品なあんがさらっと口の中でとけていきます。
饅頭単品だけで見れば普通のおいしい饅頭なんでしょうけれども、
なるほど、揚げたてだからこそ味わえる美味です。
「揚げ」というインパクトをしっかり食感に生かせています。
逆に考えると、揚げたてでないと食感も損なわれ衣の油が不快に感じる人も
居るのではないでしょうか。と言いますか、実際に家族に幾つか包んでもらって
家で食べた時は全くの別物に感じました。やはり揚げ物は揚げたてが一番です。
秋葉原に集う若者達が集団で来てギャーギャーと騒いでもらっては
興ざめでしょうが、この店の空気を生意気に「小粋」と感じて
ツンとした面持ちで行ってみるのは中々に面白いと思います。
決して若者も拒絶せず受け入れる包容力があります、この店には。
店の雰囲気・桜茶・揚げ饅頭を二つで心からほっこりさせていただきました。
表通りの蕎麦屋「神田」が江戸の盛況さ、「動」を体現しているのならば、
こちらの店は落ち着いた「静」です。どちらもどちらで素晴らしい。
食い物屋というものは、ただ料理を供するだけでなく、
場所と雰囲気も味あわせる、というのがよく分かるお店でした。
全体的に考えれば☆5です。ええ、こういう店で背伸びしたい年頃ですから。