うまい!おいしい!おすすめクチコミグルメ情報が満載
[PR]≪ポケットバンク≫詳細はこちら
livedoor グルメ
駅・地名
こだわり検索
利用ガイド
店舗情報
夜 15,000~25,000円
地下鉄日比谷線「広尾駅」3番出口から徒歩3分、日赤病院下交差点。 要予約です。 (「広尾 本店」は支店と区別のための便宜上の店名です。URL・営業時間・カード・備考欄を更新しました。東京グルメ 2006/6/6)
livedoor グルメに掲載されている情報は、ユーザーが任意に登録したものです。掲載内容は保証されてませんので、お出かけ前に電話などで必ずご確認ください。
もっと話題のお店を探す
もっとみる
Copyright (C) 1996-2008 livedoor Co.,Ltd. All rights reserved.
夜 15,000~25,000円
分とく山の建物は広尾の丘から外苑西通りに降りたところですが、写真のようにとても気づきにくい外観です。
人気店なので予約はほぼ必須。メニューはお任せのコース15750円(税込)のみで、プラス飲み物代とサービス料10%です。
飲み物代は、八海山の純米吟醸冷酒300mlが2000円、八海山の本醸造800円など。お気に入りの八海山の熱燗をオーダーしました。
一人だとカウンター席ですが前が開けていてわるくはない席です。ただし、隣との間隔は広くはありません。
スターターは、白魚とまつもの小さい土鍋に入った辛めのスープで、食欲をそそってくれます。
次が写真の升に盛り付けられた前菜6品です。とくに良かったのは、ふぐ豆腐と、ふぐの煮こごり。ふぐ豆腐はミルキーで口当たりもよく美味。ふぐの煮こごりは弾力のある絶妙な食感でこれも美味。
次はグリーンピースのすり流し。あまり美味しいと思ったことのないグリーンピースも、分とく山さんでは美味しい。浮身の一つ一つにも手を抜いていません。
次はふぐの刺身と皮の湯引きで、もちろん新鮮で美味。
その次には、ふぐのから揚げが出されましたが、これがこの日の一番と思いました。ふぐの身の弾力と硬さ、食感のよさと、衣のさくさく感が素晴らしく、感嘆すべき一品。オーナー・シェフの野崎さんにたずねると、「腕ではなく、素材のよさ」とのこと。確かに素材もすばらしいですが、腕も相当なもののはずです。
次はあわび。上にペースト状のソース(鮑の肝をすり潰して作るらしい)と、青さ海苔が乗っています。これが八海山の熱燗ととてもよく合う。
次は小さいふぐ鍋です。ふぐの身が完璧にぷりぷりです。
そして、お食事はふぐ雑炊。土鍋にいっぱいのを小さい器によそってくれ、土鍋が空になるまでおかわりできます。一緒に出てくる香の物もちょうど良い塩梅。ここでほうじ茶が出てきますが、これがとても美味しく感じられます。
最後はデザート。クリームチーズの豆腐と煎茶でした。煎茶もほどほどに甘味のある、さわやかな煎茶でデザートには美味。ほうじ茶と煎茶の切り替えも、行き届いています。
料理については、一見ありふれた料理を、良い食材と基本のしっかりした高い技術で完璧に仕上げてこられるという印象。この日は濃い旨みよりも食感を楽しむべきフグがテーマであったこともあるかもしれませんが、味付けは基本あっさりで、ところどころ酒の肴になりそうな濃い目の味付けのものがでました。
接客は大変素晴らしく、店員さんの人数が十分であることに加え、おそらく最も未熟な店員さんでさえ事前の教育が十分になされていると感じられます。お店の中に見えないセンサーが張り巡らされているがごとく、店員さんたちの神経が行き届いています。オーナーシェフの野崎さんは、全てのお客さんが満足できるよう、常に調理場と客席に気を配っている様子。店員に指示を出すよりも、自ら手を動かすタイプのお方のようです。それでも店員さんたちはチームとして有機的に連携して動いています。店内は活気に溢れており、雰囲気は堅苦しくなく、野崎さんをはじめ店員さんたちも接客の基本である心地よい笑顔を忘れることはありません。
値段は1人合計2万円ぐらいが標準的と思われますが、酒類の値段設定や、高級食材のしかも良い食材をふんだんに使ってくれること、店員さんの数が十分であることなどを考えると、むしろ良心的。お得と言っても過言ではなさそうです。この日は(15750+800×2)×1.10=19085円でした。
この日は東京地方大寒波で冷たい風が強く吹いておりましたが、最後はお見送りまで、ありがとうございました。気持ちが大変暖かかったです。
以上、分とく山さんは、料理、接客の質、量とも見事なまでに行き届いている評判どおりの素晴らしいお店という印象。まさしく「一期一会」のホスピタリティを実践しているともいえます。