ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション サロン・ドゥ・テへの達人のクチコミ
パリのキャバレーっぽい雰囲気の店内。バンケット席はち座りやすく、赤&黒の店内はちょっと落ち着かない色合いですが、ラグジュアリー・ブランドが入っているフロアにはお似合いかもしれません。
今回はアラカルトでハム盛り合わせとフォワグラバーガー、そしてランチコースを2名で頂きました。
●ハム盛り合わせ:プロシュートとイベリコのハム盛り合わせです。上にはナッティな風味の軽いオリーブオイルがかかっています。どれもしっかりと旨みがあるハムばかりで外さない味わい。ワインのつまみにはぴったりです。でもオリーブオイルはかける必要ないと思います。
●グラス・ワイン(赤):グルナッシュを使った“トラパディス”というワインでした。重たそうな印象ですが、割とカジュアルで適度な重さ。オールマイティな感じで割とフレッシュでした。
●クープ・ドゥ・シャンパーニュ:プリューノ・パイヤールNMです。林檎のような爽やかな印象です。蜜っぽさもありNMの割にはかなり良い作りをしているような感じです。実は結構よく飲んでいるメゾンだったりしますが、場所を変えて飲むと印象がちょっと変わってきますね。
●ランチコースの前菜:季節のスープとムスクラン・サラダ、自慢のじゃが芋のピューレです。じゃが芋のピューレはかなり濃厚で乳製品の香りと味わいが強く少量でも満足感がありました。ムスクランサラダは生ハーブ(セルフイユ、シブレット、フェンネル等)が多用されていて、複雑な香りが面白かったです。
●ランチコースについているパン:バゲットの薄切りとふわっとしたキレの良いパン。バゲットは不規則な気泡が入っていて、発酵具合が丁度良く香ばしい香り。右下にあるパンはブリオッシュとバターロールの中間みたいな食感で甘め、油脂類もしっかり入っていてふわっとしていました。そのまま食べても十分美味しいです。
●ランチコースのメイン:鯛のポワレ、甲殻類のクリームソース、からすみ添え。パリっとポワレされた鯛と肉厚のほっくりとした身がたっぷり。お皿の縁にはからすみパウダーが配されています。それから細切り野菜のコンディモン和えも。スープのようにたっぷりと甲殻類のソースが添えられていました。
細切り野菜はこのソースにつけて頂くそうなのですが、あまり良さが分かりませんでした。むしろ薄味がついたこのままのほうがシャキっとして食感も味もわかりやすかったです。びっくりしたのがパリッパリの鯛の皮。デパート内でここまでしっかりした焼き加減ができる方が居るのにびっくりしました。ソースは甲殻類を感じるのですがややクリームが多いせいでチープさがあり残念でした。
●フォワグラバーガー:真っ赤なココットに入って熱々をサーヴされました。ココットの中にはフォワグラとハンバーグ、クルジェットや玉ねぎ、ピーマンなどの野菜。それからサラダ、サンドするブリオッシュっぽいパンが添えられています。また、それとは別にフレンチ・フライ(フライド・ポテト)とソース、お得意のじゃが芋のピューレも小さいスプーンに入ってきました。
つくねの串焼きみたいな形のハンバーグとフォワグラから脂が大量に出てきていてココットの中は脂で一杯・・・しかしその中でコンフィ状にされてしまった野菜が意外に美味しくなっています。ハンバーグとフォワグラは脂が抜けきっているのでちょっとパッサリしています。野菜と肉類を一緒にパンに挟んで頂くと所謂ハンバーガーとはちょっと違う仏風ホットサンドのような感じがしました。目新しさはないけどこのプレゼンテーションが面白いかもしれません。
色々つけて食べられるソースもあまり目新しさはありませんが、色々とく工夫して自分好みの味を見つけるにはいいかもしれません。アメリカン・マスタード、フォンドヴォー、ケチャップなどがあります。フレンチ・フライは水分たっぷりのじゃが芋の甘みが生きていました。
●ランチコースについているカフェ:苦めのフレンチローストをフィルターで淹れたものです。そんなに特筆することはありませんが、結構脂っぽい食事だったのでこのくらい苦いほうがフィルターでも合うかもしれません。
●ランチコースのデセール:パンナコッタ、ナッツ、マンゴーのソルベ、苺とフランボワーズ。周りにはカカオパウダーがかかっていました。
細長いグラスに入ったパンナコッタにはヴァニラビーンズがたっぷり。ソースはキャラメルです。プルンとした食感。一見優しそうな感じがしますが味がはっきりしています。パンナコッタというかプリンですね。添えられているのはキャラメルがかかったナッツ、ショコラが添えられた苺とフランボワーズ。
●アラカルトのデセール“ミルフイユ”:こちらでイチオシのデセールをアラカルトでオーダーしてみました。鳥の巣みたいなのはカダイフという生地で、パリパリしています。表面には粉砂糖とピスタッシュをトッピング。ソースはフランボワーズで、生地の間にはフランボワーズとヴァニラビーンズ入りクレーム・ムースリーヌが挟まっています。添えてあるのはブルーベリーとグラスヴァニーユ。
このハリハリすぎるカダイフの食感はちょっと揚げ蕎麦みたいで、油ぽさもあります。中のクレームが結構軽めなのにしっかり濃さがあって微妙な味わい。フランボワーズの赤さが血みたいに鮮烈な色合い。立体的かつスタイリッシュな一皿。でも味は二の次かな…と思いました。グラスヴァニーユはヴァニラビーンズたっぷりでサラっとした舌触りでした。
ランチでこれだけ食べて飲むと予算は2名で1万円超える位が目安です。その他お茶やケーキだけの利用もOK。結構ゆったりめの店内なのでベビーカーも入ることができます。
アシエット・デセールをスペシャリテにしているようですが、その割にはちょっと味が弱いかなと思いました。むしろメインのお料理の方が力強く感じました。このくらいガッツリ量があって食べられるのはデパート内では珍しいかもしれません。ロブション的な要素を感じるところはほんの少しですが、気軽に楽しめるお店ではないでしょうか。
今回はアラカルトでハム盛り合わせとフォワグラバーガー、そしてランチコースを2名で頂きました。
●ハム盛り合わせ:プロシュートとイベリコのハム盛り合わせです。上にはナッティな風味の軽いオリーブオイルがかかっています。どれもしっかりと旨みがあるハムばかりで外さない味わい。ワインのつまみにはぴったりです。でもオリーブオイルはかける必要ないと思います。
●グラス・ワイン(赤):グルナッシュを使った“トラパディス”というワインでした。重たそうな印象ですが、割とカジュアルで適度な重さ。オールマイティな感じで割とフレッシュでした。
●クープ・ドゥ・シャンパーニュ:プリューノ・パイヤールNMです。林檎のような爽やかな印象です。蜜っぽさもありNMの割にはかなり良い作りをしているような感じです。実は結構よく飲んでいるメゾンだったりしますが、場所を変えて飲むと印象がちょっと変わってきますね。
●ランチコースの前菜:季節のスープとムスクラン・サラダ、自慢のじゃが芋のピューレです。じゃが芋のピューレはかなり濃厚で乳製品の香りと味わいが強く少量でも満足感がありました。ムスクランサラダは生ハーブ(セルフイユ、シブレット、フェンネル等)が多用されていて、複雑な香りが面白かったです。
●ランチコースについているパン:バゲットの薄切りとふわっとしたキレの良いパン。バゲットは不規則な気泡が入っていて、発酵具合が丁度良く香ばしい香り。右下にあるパンはブリオッシュとバターロールの中間みたいな食感で甘め、油脂類もしっかり入っていてふわっとしていました。そのまま食べても十分美味しいです。
●ランチコースのメイン:鯛のポワレ、甲殻類のクリームソース、からすみ添え。パリっとポワレされた鯛と肉厚のほっくりとした身がたっぷり。お皿の縁にはからすみパウダーが配されています。それから細切り野菜のコンディモン和えも。スープのようにたっぷりと甲殻類のソースが添えられていました。
細切り野菜はこのソースにつけて頂くそうなのですが、あまり良さが分かりませんでした。むしろ薄味がついたこのままのほうがシャキっとして食感も味もわかりやすかったです。びっくりしたのがパリッパリの鯛の皮。デパート内でここまでしっかりした焼き加減ができる方が居るのにびっくりしました。ソースは甲殻類を感じるのですがややクリームが多いせいでチープさがあり残念でした。
●フォワグラバーガー:真っ赤なココットに入って熱々をサーヴされました。ココットの中にはフォワグラとハンバーグ、クルジェットや玉ねぎ、ピーマンなどの野菜。それからサラダ、サンドするブリオッシュっぽいパンが添えられています。また、それとは別にフレンチ・フライ(フライド・ポテト)とソース、お得意のじゃが芋のピューレも小さいスプーンに入ってきました。
つくねの串焼きみたいな形のハンバーグとフォワグラから脂が大量に出てきていてココットの中は脂で一杯・・・しかしその中でコンフィ状にされてしまった野菜が意外に美味しくなっています。ハンバーグとフォワグラは脂が抜けきっているのでちょっとパッサリしています。野菜と肉類を一緒にパンに挟んで頂くと所謂ハンバーガーとはちょっと違う仏風ホットサンドのような感じがしました。目新しさはないけどこのプレゼンテーションが面白いかもしれません。
色々つけて食べられるソースもあまり目新しさはありませんが、色々とく工夫して自分好みの味を見つけるにはいいかもしれません。アメリカン・マスタード、フォンドヴォー、ケチャップなどがあります。フレンチ・フライは水分たっぷりのじゃが芋の甘みが生きていました。
●ランチコースについているカフェ:苦めのフレンチローストをフィルターで淹れたものです。そんなに特筆することはありませんが、結構脂っぽい食事だったのでこのくらい苦いほうがフィルターでも合うかもしれません。
●ランチコースのデセール:パンナコッタ、ナッツ、マンゴーのソルベ、苺とフランボワーズ。周りにはカカオパウダーがかかっていました。
細長いグラスに入ったパンナコッタにはヴァニラビーンズがたっぷり。ソースはキャラメルです。プルンとした食感。一見優しそうな感じがしますが味がはっきりしています。パンナコッタというかプリンですね。添えられているのはキャラメルがかかったナッツ、ショコラが添えられた苺とフランボワーズ。
●アラカルトのデセール“ミルフイユ”:こちらでイチオシのデセールをアラカルトでオーダーしてみました。鳥の巣みたいなのはカダイフという生地で、パリパリしています。表面には粉砂糖とピスタッシュをトッピング。ソースはフランボワーズで、生地の間にはフランボワーズとヴァニラビーンズ入りクレーム・ムースリーヌが挟まっています。添えてあるのはブルーベリーとグラスヴァニーユ。
このハリハリすぎるカダイフの食感はちょっと揚げ蕎麦みたいで、油ぽさもあります。中のクレームが結構軽めなのにしっかり濃さがあって微妙な味わい。フランボワーズの赤さが血みたいに鮮烈な色合い。立体的かつスタイリッシュな一皿。でも味は二の次かな…と思いました。グラスヴァニーユはヴァニラビーンズたっぷりでサラっとした舌触りでした。
ランチでこれだけ食べて飲むと予算は2名で1万円超える位が目安です。その他お茶やケーキだけの利用もOK。結構ゆったりめの店内なのでベビーカーも入ることができます。
アシエット・デセールをスペシャリテにしているようですが、その割にはちょっと味が弱いかなと思いました。むしろメインのお料理の方が力強く感じました。このくらいガッツリ量があって食べられるのはデパート内では珍しいかもしれません。ロブション的な要素を感じるところはほんの少しですが、気軽に楽しめるお店ではないでしょうか。