カーマへの達人のクチコミ
【カーマ】 ※wikipediaより抜粋
ヒンドゥー教における愛の神。
事前調査の段階で興味を引かれました。店主が無愛想だとか、チキンカレーかキーマカレー以外のメニューを注文しようとしても注文できないとか。しかしそのチキンカレーの美味しさに関しては概ね高評価だとか。こういうお店はレビューするパッションが沸くというものです。
店の近くまで歩いて行くと写真の看板が。チキンカレーとキーマカレーしか書いて無くって、やはり…。と思ってしまいました。もっと面白かったのは店内のメニュー表記。片面カラー印刷でサイズはA4くらいの1枚物なのですが、野菜カレーとザブジの写真のサイズが、チキンカレーやキーマカレーの写真のサイズの4分の1だったのです。しかも野菜カレーの説明書きには「肉が苦手な人専用のカレー」と。専用って言葉、飲食店であんまり見かけないよな。専用と言われると赤いのとか通常の3倍とかが連想されますが、値段は同じで写真サイズは4分の1ですから誤解なさいませんよう☆
で、私は元々チキンカレーが好きなのでチキンカレーを注文。5分もせずに提供されました。他のレビュアーさんが掲載している写真の通り、大きな2個のジャガイモが目を引きました。ルーはサラサラで、スパイシー。スパイシーだが、スパイスは前面に出てくる感じではなくルーに封じ込められている感じ。なるほど、確かに旨い…
と思って食べていたところ、1組のカップルが入店してきてテーブル席に座りました。僕も一応ン十年生きてきたので、分かってしまいました。波乱の匂いを。
「キーマカレーとザブジお願いします」
瞬間、店主が息を呑んだのです。いや、何かを言いかけた。カウンターで耳をそばだてていた僕には分かりました。始まるのか、始まってしまうのか、この店で幾度と無く繰り広げられてきた闘争が…?
しかし店主。結局何も口出しの無いまま、カレーを作り始めたのです。ホッとしたような、残念なような。もしかしたらザブジを注文したのが女の子の方だったからかな?それとも最近は丸くなった、という事なのか…。
ともかく僕には分かりました。チキンカレーとキーマカレーに対する狂おしいまでの愛情と、お客さんの意向を尊重しなければという思いとがぶつかり合い、店主が激しく葛藤していた事が。退店時に女の子が食べているのが少し目に入っただけでしたが、ザブジ、美味しそうに見えましたよ。
ちなみに店主は「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」も言ってくれました。愛の神の名を冠するこの店、愛があるか無いかの二択で言ったら、私は「ある」と答えます。たとえそれが偏愛であろうとも、愛は愛なのです。
ヒンドゥー教における愛の神。
事前調査の段階で興味を引かれました。店主が無愛想だとか、チキンカレーかキーマカレー以外のメニューを注文しようとしても注文できないとか。しかしそのチキンカレーの美味しさに関しては概ね高評価だとか。こういうお店はレビューするパッションが沸くというものです。
店の近くまで歩いて行くと写真の看板が。チキンカレーとキーマカレーしか書いて無くって、やはり…。と思ってしまいました。もっと面白かったのは店内のメニュー表記。片面カラー印刷でサイズはA4くらいの1枚物なのですが、野菜カレーとザブジの写真のサイズが、チキンカレーやキーマカレーの写真のサイズの4分の1だったのです。しかも野菜カレーの説明書きには「肉が苦手な人専用のカレー」と。専用って言葉、飲食店であんまり見かけないよな。専用と言われると赤いのとか通常の3倍とかが連想されますが、値段は同じで写真サイズは4分の1ですから誤解なさいませんよう☆
で、私は元々チキンカレーが好きなのでチキンカレーを注文。5分もせずに提供されました。他のレビュアーさんが掲載している写真の通り、大きな2個のジャガイモが目を引きました。ルーはサラサラで、スパイシー。スパイシーだが、スパイスは前面に出てくる感じではなくルーに封じ込められている感じ。なるほど、確かに旨い…
と思って食べていたところ、1組のカップルが入店してきてテーブル席に座りました。僕も一応ン十年生きてきたので、分かってしまいました。波乱の匂いを。
「キーマカレーとザブジお願いします」
瞬間、店主が息を呑んだのです。いや、何かを言いかけた。カウンターで耳をそばだてていた僕には分かりました。始まるのか、始まってしまうのか、この店で幾度と無く繰り広げられてきた闘争が…?
しかし店主。結局何も口出しの無いまま、カレーを作り始めたのです。ホッとしたような、残念なような。もしかしたらザブジを注文したのが女の子の方だったからかな?それとも最近は丸くなった、という事なのか…。
ともかく僕には分かりました。チキンカレーとキーマカレーに対する狂おしいまでの愛情と、お客さんの意向を尊重しなければという思いとがぶつかり合い、店主が激しく葛藤していた事が。退店時に女の子が食べているのが少し目に入っただけでしたが、ザブジ、美味しそうに見えましたよ。
ちなみに店主は「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」も言ってくれました。愛の神の名を冠するこの店、愛があるか無いかの二択で言ったら、私は「ある」と答えます。たとえそれが偏愛であろうとも、愛は愛なのです。