前川への達人のクチコミ
●07-03-04訪問
(写真上)熱と鰻作 全景(写真中)う巻 全景、肝焼き 全景、鰻重中 全景(写真下)鰻作 拡大、う巻 拡大、肝焼き 拡大、鰻重中 拡大
★全写真と店舗写真はブログに掲載★
前日の色川に続いて、この日曜日は駒形橋西詰めの前川を訪れた。
このブログを始める前に一度訪れているのだが、ブログを始めてからは初めての訪問となる。
2階座敷からは駒形橋、隅田川が良く見え、窓際席に座れば眺望が良いので、勿論、窓際席に座る。
座卓は全て4人掛けなので、1人、あるいは2人で訪れれば、ゆったりと座る事が出来る。
ご存知の通りこの店では坂東太郎という銘柄の養殖鰻を用いる。
ちと、脱線すると…。
坂東太郎とは、鎌倉時代以前から呼び習わされた利根川の名称である。
日本史を学んだ方ならご存知であろう、利根川は年中氾濫を繰り返し、その度に流れを変える暴れ川であった。
このため、坂東の地(関東平野)にあって暴れ者の太郎、と呼ばれるようになった訳である。
源平盛衰記、義経記、平家物語といった古の書物に、「八幡太郎義信」の様に「太郎」という愛称を与えられている武将達が出てくるが、この太郎は、暴れ者、つまり兵(つわもの)=強い者、歴戦の勇者に与えられた尊称であった。
これと同様に、利根川は、人間の力ではどうしようもない自然の猛威を振るう暴れん坊であった訳である。
閑話休題。
そんな事はどうでも良いのだが、この養殖鰻の坂東太郎、極めて天然鰻に近い風味に育てられており、数の少ない極めて高価な養殖鰻である。
これを使う前川の鰻料理は、当然ながら値が張る。
(因みに、5月から11月までなら、予約をすれば天然鰻を食べる事が出来る。)
しかし天然鰻の風味、つまり川の匂い…悪く言えば泥臭さ…を美味いと思えなければ、鰻の風味を損ねぬ様に、あっさりとしたタレで焼く前川の鰻はただ高いだけの鰻、という事になってしまう。
さて、この日食べた物は。
熱燗 : 630円
鰻作 : 1050円
う巻 : 1050円
肝焼き: 1050円
鰻重中: 3990円
鰻重は他に、小3465円、大4725円がある。
改めて食べてみて思った事は、鰻作はやはり鰻が少なく、ちと、寂しい。
やはり八重洲橋本の鰻作の豪快な鰻作の様な満足感を得る事は出来ない。
う巻きは自信の料理だけあって、流石に蕩ける美味さ。
また、前日の色川に続いての食事だっただけに気になったのが、鰻重の小骨の多さ。
鰻自体は香りも良く、甘ささえ感じる物。
ご飯が軟らかいところが惜しい。
〆て7770円也。
これをどう捉えるかは、人それぞれであろうが、ゆったりと寛いで日本料理を食べる料理屋と考えれば、全て単品で頼んでこの値段なら、決して高くはない。
(写真上)熱と鰻作 全景(写真中)う巻 全景、肝焼き 全景、鰻重中 全景(写真下)鰻作 拡大、う巻 拡大、肝焼き 拡大、鰻重中 拡大
★全写真と店舗写真はブログに掲載★
前日の色川に続いて、この日曜日は駒形橋西詰めの前川を訪れた。
このブログを始める前に一度訪れているのだが、ブログを始めてからは初めての訪問となる。
2階座敷からは駒形橋、隅田川が良く見え、窓際席に座れば眺望が良いので、勿論、窓際席に座る。
座卓は全て4人掛けなので、1人、あるいは2人で訪れれば、ゆったりと座る事が出来る。
ご存知の通りこの店では坂東太郎という銘柄の養殖鰻を用いる。
ちと、脱線すると…。
坂東太郎とは、鎌倉時代以前から呼び習わされた利根川の名称である。
日本史を学んだ方ならご存知であろう、利根川は年中氾濫を繰り返し、その度に流れを変える暴れ川であった。
このため、坂東の地(関東平野)にあって暴れ者の太郎、と呼ばれるようになった訳である。
源平盛衰記、義経記、平家物語といった古の書物に、「八幡太郎義信」の様に「太郎」という愛称を与えられている武将達が出てくるが、この太郎は、暴れ者、つまり兵(つわもの)=強い者、歴戦の勇者に与えられた尊称であった。
これと同様に、利根川は、人間の力ではどうしようもない自然の猛威を振るう暴れん坊であった訳である。
閑話休題。
そんな事はどうでも良いのだが、この養殖鰻の坂東太郎、極めて天然鰻に近い風味に育てられており、数の少ない極めて高価な養殖鰻である。
これを使う前川の鰻料理は、当然ながら値が張る。
(因みに、5月から11月までなら、予約をすれば天然鰻を食べる事が出来る。)
しかし天然鰻の風味、つまり川の匂い…悪く言えば泥臭さ…を美味いと思えなければ、鰻の風味を損ねぬ様に、あっさりとしたタレで焼く前川の鰻はただ高いだけの鰻、という事になってしまう。
さて、この日食べた物は。
熱燗 : 630円
鰻作 : 1050円
う巻 : 1050円
肝焼き: 1050円
鰻重中: 3990円
鰻重は他に、小3465円、大4725円がある。
改めて食べてみて思った事は、鰻作はやはり鰻が少なく、ちと、寂しい。
やはり八重洲橋本の鰻作の豪快な鰻作の様な満足感を得る事は出来ない。
う巻きは自信の料理だけあって、流石に蕩ける美味さ。
また、前日の色川に続いての食事だっただけに気になったのが、鰻重の小骨の多さ。
鰻自体は香りも良く、甘ささえ感じる物。
ご飯が軟らかいところが惜しい。
〆て7770円也。
これをどう捉えるかは、人それぞれであろうが、ゆったりと寛いで日本料理を食べる料理屋と考えれば、全て単品で頼んでこの値段なら、決して高くはない。